こんにちは。コンテンツマーケティング事業部(以下Cマーケ)の土居です。
私は全研に入社するまでフルマラソンの経験は無かったのですが、お誘いを受けて、2017年12月に沖縄オフィスのメンバーとともに、那覇で初めてフルマラソンに挑戦

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そこで仲間と走ることの醍醐味に魅了され、2018年3月18日、今度は全研グループメンバーとともに、板橋Cityマラソンに参加しました。

実は全研にとって、板橋Cityマラソンは2015年・16年・17年に続いて4回目の参加となり、もはや恒例といってよいチャレンジイベント。
しかも今回は、総勢76名と過去最多の参加人数に!
フルマラソン46名、5kmマラソン30名が当日各々のベストをつくしました。

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▲気合い十分!な男性社員たち

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▲女子社員も余裕の笑顔です

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▲沖縄オフィスからもランナーが参戦

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那覇マラソンを一緒に走った沖縄オフィスのメンバーからも3名が参加したほか、普段仕事に家庭に忙しく、まったく走る習慣のないマネージャー陣も、部下の熱意に感化されてエントリー。
まさに全研の2018年スローガンである「コミットメント」を体現すべく、チャレンジャーとして初めての42.195kmに挑んだのです。

今回は、普段の仕事とは打って変わって、半ば部下に巻き込まれる形で(?)初フルマラソンに挑戦することになった、マネージャー2名へのインタビューエピソードなどを通して、私たち全研という組織における等身大の姿を、少しでも伝えられればと思います。

▼これまでの板橋CITYマラソン参加の様子はこちら!
2015年・・・板橋CityマラソンにJO部(ジョギング部)総勢37名で参加してきました!
2016年・・・板橋Cityマラソン~応援団ブログ~
2017年・・・フルマラソンに挑戦!板橋Cityマラソンに参加してまいりました

初のフルマラソン参加!eマーケの名物マネージャーお2人はこんな人

小柳部長小柳部長
PRマーケティング事業部 部長

データに強い小柳部長。
フルマラソンも徹底的に分析して、データ戦で挑むのでしょうか…?

本村部長本村部長
コンテンツマーケティング事業部 部長

「現状維持は衰退だ!」が口癖の本村部長。
初挑戦のフルマラソンで、新たな前進なるか?

土居:フルマラソンは、未経験者がいきなり走れる距離ではないので、日々の計画的な練習が必要になります。そこで私たちは、1週間ごとに目標走行距離を設定し、メンバー同士で進捗を共有して、切磋琢磨しながら練習に取り組んでいました。そこに、部下・上司の差はありません。
おふたりが、練習で印象に残ったエピソードはありますか?

ランナー仲間でもある部下から、誕生日プレゼントのリクエスト。実は…?

小柳部長インタビュー小柳部長:ちょうど練習期間中に、木下君(編集注:小柳部長率いるPRマーケの20代社員)が誕生日を迎えたんですね。そこで「プレゼントをください」と言われたので「何がいいの?」と聞いたら、「週間の走行距離で1位をとってください」と言われて。

実はそのとき、「リタイアしたい」と思っていたくらい、私には練習がきつかったのですが、そう言われて死ぬ気で走りました。今思えば、木下君は、私がフルマラソンを走りきれるように叱咤するつもりで、そう言ってくれたのだと思います。最後まで走りきれたのは彼のおかげですね。(編集注:小柳部長は2/1~2/11の練習で112kmを達成。結果、見事走行距離トップに!)

小柳部長
▲練習にも気合いが入りました

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▲PRマーケの男性ランナーたち。右が小柳部長の背中を押した、木下さん

土居:では、本村部長はいかがでしょうか?

夜な夜な部下に並走を乞う部長?!部署内ランナーもだんだん様子が…

本村部長インタビュー本村部長:土日は家族優先ですが、時間がないことを言い訳にしたくないので、買い物に出る際に走ったり、子供と遊ぶときは、私から鬼ごっこをせがんでトレーニング代わりにしたりするなど、工夫しました。

平日は、同じくフルマラソンにエントリーしている部下と走って帰ったりしましたね。ミーティングも兼ねられて、一石二鳥でした。
(編集注:本村部長率いるCマーケでは、業後に部長がフロアを徘徊?して、RUNナンパする姿が恒例に。。。)

また、スピードでは体力的に余裕がある若いメンバーに敵いませんが、ウォーキングも含めた行動量の勝負では負けたくありませんでした。これまでスマートウォッチを愛用していたのですが、加えて歩数を計るためにランニングウォッチも買ったので、結果的に両腕に時計をつけることになりましたね。

本村部長時計

土居:そんな本村部長の「圧倒的なコミットメント力」に感化されて、事業部内では、ほぼスポーツウェアみたいな服装になったり、ズボンの下にランニングスパッツを着込んでくるメンバーが出始めるなど、次第に様子がおかしくなり始めていたのを覚えています。

ここで、同じくフルマラソン初参加となる、Cマーケの2017年卒・麻生さんから見た、マネージャーの姿について話を聞きました。

麻生さんインタビュー麻生さん:練習では、上司だから、部下だからということは関係なし。毎週のノルマは全員同じです。私よりも忙しいはずの上司がコツコツ走っている記録を見て、頑張らないわけはありません。
部長のどこにそんな走る余裕があるのだろう…と思いながら、自分の頑張るきっかけにさせていただきました。

麻生さん

土居:麻生さんのコメントにもある通り、業務に家族サービスに多忙な中、練習を積み重ねた2人の部長。その集大成となる、マラソン本番でのエピソードもお聞きしたいです!

パワーの源は、メンバーの声援と、35km過ぎからの●●チャージ!

小柳部長インタビュー小柳部長:20kmを過ぎたあたりから、脚がつらい、苦しいし歩きたい、と思ったけれど、応援に駆けつけてくれたメンバーの声援があってふんばりました。「あと数km先に、応援してくれるメンバーがいるはずだから、もう少し走ろう」、そんな気持ちが、ギリギリのところで前に向かうパワー源になりましたね。

パワー源と言えば、35km過ぎで差し入れてもらったコーラの味は忘れられませんね。本当に美味しかった。
さらに数10メートル走ったところで、またコーラの差し入れをもらったんです。このたたみかけるような連続コーラは、最後の気力を奮い立たせてくれました。ちょっとむせましたけどね(笑)

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▲応援に駆け付けた社員たちの声援に支えられました

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▲応援隊の準備もすさまじかったです。業務後に応援うちわ作りをしていたのだとか!

横断幕
▲こんな横断幕も!これには感動しました

土居:あのコーラは沁みましたね~!実際、応援に駆けつけてくれたメンバーの存在は、本当に大きな励みになりました。
沿道で手製の応援うちわを一生懸命振ってくれたり、冷却スプレーを携えて待っていてくれたり、ドリンクやチョコを差し入れてくれたりなどなど…。
午前中には走り終えていた5kmマラソン参加組が、私たちがフルマラソンでゴールするまで帰らずに待っていて、応援し続けてくれたことにも感激しましたね。そして、寄せ書き&横断幕の準備まで!

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なんと、沖縄からも応援団が駆けつけてくれました!そして、本当に大きな大きな横断幕に、ひとつひとつ、熱い想いのたっぷりこもった寄せ書き。沖縄からの元気いっぱいなエネルギーを、確かに受け取って走りましたよー!

当日、会場まで来れなかったけれども、応援メッセージにエールを込めて送ってくれたメンバーがいたことを忘れてはいけませんね。

では、本村部長はいかがでしたか?

仕事同様の緻密な戦略!のはずが…?

本村部長インタビュー本村部長:後半に脚を残す戦略を立てて、当日のペースをシミュレーションして挑んだのですが、結果的に前半飛ばしすぎて、後半がめちゃめちゃキツかったですね。差をつけたつもりの部下に、後ろから次々と追い抜かれていきました。

しかしフルマラソンの瞬間において、上司・部下関係なく、ランナー同士対等な関係性ができたのは、心から素敵だと思いましたね。上司への忖度がない対応をしてくれたからこそ、私にとっては辛い最中の原動力になりました。

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▲社員からの応援に、笑顔でこたえる本村部長

土居:そんな本村部長の姿を見て、麻生さんはどのように感じたのでしょうか?コメントを紹介します。

麻生さんインタビュー麻生さん:部長には、かなり早い段階で差をつけられていましたが、追い付きました。それでも足を動かし続けて、心が折れずに完走された姿は、すごくかっこよかったです。

土居:声援のパワーを踏み出す一歩に代えて、連続コーラにめげず最後までふんばった小柳部長。部下に次々と追い抜かれながら、いちランナーとして完走にコミットし、脚を動かし続けた本村部長。その後姿は本当にかっこいいと、私も心から思います。

いち全研ランナーとして、ただひたすら脚を前に。ゴールへのコミットメントは…?

フルマラソン完走。そんな目標にコミットして、上司・部下の隔たりなく、全員で向き合った42.195km。そんな私たちの成果は……?

全研本社参加ランナー、見事全員完走!しかも自己ベスト多数!!

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▲サブ4(3時間台でフルマラソンを走りきること)達成メンバーがなんと8名も!

もちろん初マラソン参加者である小柳部長や、本村部長、麻生さん、そして土居も見事完走できました!

今回ブログに登場いただいた3名に、走りきった後に見えたもの・得たことを伺いましたので、紹介します。

小柳部長インタビュー小柳部長
練習で麻生さんと30kmを走ったとき、絶対完走できないだろうと思ったけれど、立派に完走したのを見て感動しました。同時に「継続は力なり」を改めて実感しています。
思えば部下にのせられ、走らせてもらった42.195kmでした。

本村部長インタビュー本村部長
仕事では、なかなか点(成果や結果)でしか見れないところも、フルマラソンに向けた練習の過程を通して見ることで、意外に負けず嫌いだったり、目立たないが継続力があるといった、その人となりがより分かります。一緒に走ってみることで、確実にメンバーとの距離が縮まったと感じますね。

麻生さんインタビュー麻生さん
マラソンの練習を始める前、私は「42kmは人間の走る距離じゃない」と思っていました。
しかし、3ヶ月間コツコツ前を向き続けて練習をしたら、完走することができました。「絶対にできない」と思っていることも、「まずは3ヶ月」やってみること。「なんでもなれる、なんにでもなれる」自分に、一歩近づけたと思います。

ありがとうございました。
セクションや入社年数、役職は違えど、同じ志をもって当日まで走り続けた日々は、全員の心に残る素敵なものでしたね。
皆さん、ナイスラン&お疲れ様でした!

フル
5km

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▲大会後は、打ち上げへ!このときの乾杯は、最高の瞬間でした

最後に

私が今回マラソンを走り終えて実感したことのひとつは、部下の頑張りに伴走し、コミットしたからには圧倒的な推進力でやり抜く全研のマネージャーは、やっぱりすごい!ということ。

そして、たとえ普段の仕事ではセクションが別で、関わりがほとんどないメンバーであったとしても、ひとたび集まれば、たちどころに同じ目標に向かって取り組む仲間(チーム)になれるということです。上司と部下が、隔たりなく共通の目標に対して一丸となって取り組む力が、私たち全研の強みであると、マラソンへのチャレンジを通じて改めて感じました。

今回のブログから、そんな全研の姿を、少しでもお伝えできていれば幸いです。