こんにちは!PRマーケティング事業部(以下:PRマーケ)の磯部です。
私が所属しているPRマーケでは、全研本社のグループ事業のWebマーケティング業務全般(公式サイトの運営・改善から広告制作・出稿業務など)を担当しています。

サイトディレクション、デザイン、コーディング、ライティング、インタビュー、スチル撮影、動画制作などなど・・・

とにかく業務の幅が広い!

そのような多岐に渡るミッションを遂行するため、PRマーケには、様々な分野のクリエイターの方が所属しています。
その中でも、今回は新米Webデザイナーの方々にお話しを聞いてみました!

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■ メンバー紹介

橋本さん

橋本さんデザイナー歴:8ヵ月
全研ブログ2回目の登場!
子育てをしながらWebデザインにも挑戦中の新米デザイナー。
☆橋本さんが登場した全研ブログはコチラ→PRマーケ 働く『ママ』インタビュー

市川さん

市川さんデザイナー歴:1年半
2016年新卒入社。
デザインだけではなく広告の運用も担当していらっしゃり、イラストが得意な入社2年目のデザイナー。
☆新卒1年目の日常はコチラ→「入社4ヶ月目、イベントの担当になって」

三原さん

三原さんデザイナー歴:3年半
2014年新卒入社。
「社歴だと4年目ですが、デザイナーとしてはまだまだです」と謙虚な三原さん。
☆三原さんが執筆した全研ブログはコチラ→全研ブログ 記事一覧

松本さん

松本さんデザイナー歴:7年
松本さんはグラフィックデザインの経験はなんと7年!でも、Webのデザインはまだ浅いのでと特別に参加してくださいました!!

今日はデザイナーの皆さんにWebデザインの魅力について語っていただきましょう(*^▽^*)

■ Q1.皆さんは、どんな業務を担当なさっていますか?

橋本さん

橋本
私は、画像の加工と、Webサイトのデザインをしています。

松本さん松本
私は自社サービスのオウンドメディアリニューアルのディレクションや公式サイトの改修作業でデザインなどを担当しています。

三原さん三原
僕は、基本的に広告媒体の制作指導を行っています。
ランディングページや広告バナーの制作指示や、制作していただいたクリエイティブのチェック作業を行っています。

市川さん市川
私も、三原さんと同じく広告出稿の担当をしていて、広告バナーを作成したり、サイト用の画像を制作したりしています。
また、たまにバナーやサイトの記事に使用するイラストを描かせていただくこともあります。

磯部磯部
同じ部署のデザイナーでも、やっているお仕事は様々ですね!

市川さん市川
そうなんです!私達の仕事は「つくること」ではなく、「お客様を集めること」なので、必要であればバナーでもWebサイトでもパンフレットでも動画でもなんでも作ります。
それはデザインだけに限ったものではなく、記事の校正をしたり、メルマガのテキストを作ることも。職種にこだわらずチャレンジできるのはとっても楽しいんですよね~!

リンゲージスクールサイトキャプチャ
▲当社の事業である「英会話教室リンゲージ」の公式サイトも、PRマーケのメンバーが制作しました。

■ Q2.なぜ、皆さんはデザイナーになろうと思ったのですか?

橋本さん橋本
大学の時からWebデザインには興味がありましたが、通っていたのは普通の大学だったので、当時はどういう風にしたらWebデザイナーになれるのか分からず、大学を卒業して、とりあえず銀行に就職しました。
しかし、働いてみると、「やっぱり興味のあることで働きたい」という気持ちが強くなって…。就職して3年目で、銀行で働きながらデザインスクールに通い始めました。
しばらくして結婚することになり、子どもも生まれて、暫くは働きに出るのはお休みしていたんです。
子どもが保育園に通い出してから、全研本社でWebデザイナーとして働き始めた、という感じです。

松本さん松本
私は、服飾デザインに興味があり、大学も服飾デザインが学べる大学を選びました。でも実際に勉強してみると、お洋服を好きなことと、お洋服を作ることが好きなことは別物だなって。(笑)
大学2年目くらいで、別の道を模索し始めていました。
ありがたいことに、私が通っていた大学では3年生になる時にコースを変更できたので、グラフィックデザインを学べるコースに変更しました。
勉強していくうちに、こちらの方が自分に向いているし、楽しいな、と思うようになって、大学を卒業した後は、広告業界に就職しました。

三原さん三原
僕は、高校の時から絵を描くのが好きで、大学は美大に行きたいと思っていました。オープンキャンパスでデザイナーの講演を聞いて、「デザインってかっこいい!」と感銘を受け、デザイナーになりたいと思うようになりました。

市川さん市川
私の場合は、高校受験の時は「経営学科」に興味がありました。
けれど、その通りに進んでいいのか迷っている気持ちもあって、そんな時に友達の付き添いで美大受験の予備校の見学に行くことになり、そこで《デザインとは何か?》という講義を聞きました。
そのお話を聞いて、もともと興味のあった経営学と繋がる考えがあって、デザインなら、経営学でやりたかったことも、デザインの勉強もできる!と思い、デザイン学科に進学したことがデザイナーになったきっかけです。

磯部磯部
なるほど。今、同じ会社、同じ部署、同じデザイナーとして働いている皆さんですが、デザインに興味を持ったキッカケはいろいろなんですね!

橋本さん橋本
きっかけは何であれ、「デザインをやりたい」という気持ちを大切にしていきたいなって思っています!

■ Q3.デザインを仕事された今でも勉強の日々だと思いますが、何か気を付けていることはありますか?

市川さん市川
私は貰ったチラシをコレクションするのが昔から好きで、それを自分のデザインの引き出しとして役立てています。あとは、Webサイトのデザインを沢山見て、研究をしています。

三原さん三原
デザインは真似して学べ!とよく言われるんですが、同時に、真似したことを分析することも、とっても大事だと思うんです。

たとえば自分が『かわいい』と思ったデザインがあって、なぜ自分が『かわいい』と感じたのかを分析することが必要だと思います。「色がピンクだから?」「あしらいの形が?」「キャラクターが?」とか。
何が自分をそう思わせているのかを正しく理解することが大切です。間違ったところを真似しても意味がないですからね。

あとは、デザイナーとしての『コミュニケーション能力』についても気を遣っています。
依頼者からデザインの指示いただいたとき、「言葉」だけで理解するのではなく、もっと深い部分で、「意味」の理解をしなければいけないと思います。

相手からの「青くして」という言葉には、(涼しさをイメージさせたいから)という隠れたメッセージがあるかもしれません。
依頼者の頭の中で何が起こっているのかを想像して、自分の頭の中のイメージとすり合わせていく。相手の言いたいことの本質を汲み取ろうとすることが大切だと思います。

ところで・・・
僕も、松本さんに質問したいことがあるのですが・・・

松本さん松本
はい、何でしょう?

Q4.三原さん松本さんは、前職で紙の方のデザインをされていたとのことですが、Webデザインと、紙のデザインで違いはありますか?

ランチ

松本さん松本
感じた違いはいくつかありましたが、まずはレイアウトやデザインの考え方が違うなと思いました。
例えば目の導線の考え方ですが、紙の場合は一番目立つ部分から見られるので、タイトルを置く場所も真ん中や一番下、斜めでもどこでもOKなのでレイアウトはかなり自由です。しかし、Webの場合は上からスクロールして見ていくのが一般的なので、タイトルは上の方に置くなど、レイアウトにある程度ルールがあります。
Webの場合はページを遷移させたり、アクションを起こしてもらうきっかけをつくらなければならないので、デザインをする上でよりロジカルな考え方が必要だと感じました。
写真やテキストの扱いも、紙は写真をたくさん使用したり変わったフォントを多用してもOKなのに対し、Webの場合はSEOが絡んでくるので、バランスを見てCSSでできるデザインを考えたり、デバイスフォントにすることを考えながら制作するのも大きく違う点だと思います。

また、紙の場合は自分が入稿したものがそのまま印刷、納品されるのに対し、Webはデザインしてから実装、デバッグとあらゆる工程を経て納品(公開)されるので、ひとつのサイトができるまでの工程が多いのも紙とは違います。

Webは、納品したら終わりではなく、そのサイトを育てていける点も魅力ですよね。効果測定でリアルに数字が出ますし、だからこそ、それを踏まえて改善していけるのがWebの良い部分だと思いました!

磯部磯部
掲載する媒体によって、同じデザインでも考え方は全然違うんですね。
やはり、自分の関わっている媒体の特性をきちんと理解することって、とても大事だと思いました。

■インタビューしてみて

幅広い業域を担当しているPRマーケだからこそ、様々なデザインのお仕事に関われるのが魅力ですね!
言われた通りに仕事をするのではなく、皆さんデザイナーとしてのプライドとクライアントへの愛を持って仕事に取り組まれていると感じました。

私はデザイナーではありませんが、なにかを生み出す仕事は楽しいことばかりではなくて、上手く形にできなかったり、自分のスキル不足に悩んだり、たくさんの壁もあります。
でも皆さんのお話を聞いて、デザインが好きで、クライアントのことを本気で思っているからこそ、そういった葛藤を推進力に変えていけるのだと感じました。
私も自分の分野だけに囚われず、もっと広い目線で仕事をしていこうと思いました。

皆さん、貴重なお話をありがとうございました!

いかがでしたでしょうか?
PRマーケのデザイナーがどんなことを考えながらお仕事をしているのか、少しでも伝わっていれば幸いです。

以上、PRマーケの磯部でした!