こんにちは!
グローバルニッチトップ事業部(以下GNT)運用部門の山田です。
在籍8年目にして、初めてブログ執筆を担当します!
さて、先日社内では「パパ座談会」なるイベントが開催されました。
5歳の娘🌻のパパである私もイベントに参加させていただいたので、今回のブログでは、イベントの様子や参加した感想についてお伝えします!
これからパパやママになる予定の方には、
「Zenkenの育児サポートってどうなの?」
またチームや身近にパパママ社員がいる方には、
「仕事と育児を両立するために色々と考えてるんだなあ」
など、記事を通して疑問の解消や気付きを与えることができれば幸いです!
パパ座談会が開催された背景
年々、パパママ社員の人数が増えているZenken。
社内でも女性社員はもちろんですが、育休を取得する男性社員が増えています。
※実際に育休を取得した男性社員について取り上げたブログもありますのであわせてご覧ください!
【男性育休】全研パパさんにインタビュー!(前編)
パパさん社員に聞く!沖縄オフィスの【男性育休】事情
しかしながら、男性育休が社会全体に充分に浸透しているとは言えないのが現状です。
社内にも「育休どうしよう……?」と悩んでいる男性社員もいるのではないでしょうか。
(私も自分の子どもが生まれたときは育休を取らなかったのですが、やっぱり取ればよかったな……と後悔したこともあります。非常に悩む問題ですね。)
Zenkenでは、過去にママ向けのイベントは何度か実施されています。
第1回パパママ座談会開催 ~未来の妊娠出産を見据えて、勇気をもらえた会~
自分たちでつくる、家庭も仕事も当たり前に大切にできる会社
ブログでこれらのイベントの様子を見た男性社員から、
「男性向け(パパ向け)のイベントも実施してほしい!」とリクエストがあり、この度、満を持して開催されたのが「パパ座談会」です。
パパ座談会レポート
座談会当日は、事業部を問わず、28名の男性社員が参加しました!
すでに成人を迎えたお子さんがいる大先輩パパ社員から、まだ生まれたばかり、またはこれから誕生予定のパパ社員など、社歴・年齢・パパ歴も様々です。
運営が準備してくれた飲み物を片手に、乾杯でスタートです。
普段の業務ではあまり接点がない方も多かったからか、乾杯当初はなんだか緊張気味ですね(笑)
またスペシャルコメンテーター(?)として、ママ社員2名と、1歳のお子さんも参加してくれました!
座談会プログラム①:事前募集していた質問に対する一問一答
ここからは、実際に座談会で発表された内容に沿ってまとめてまいります。
「育休取得にハードルを感じることはありましたか?」
こちらの質問に対しては、実際に育休を取得した男性社員数名から回答いただきました。
いずれも共通して
「会社に対して育休をお願いすることのハードルは全然なかった。
前例もあったし、会社のサポートやウェルカムな雰囲気がありがたい。」
といった回答でした。
この回答には他の参加者も深くうなずく様子が見られ、育休に限らず、普段から子育て社員に対する周囲の理解があることが感じられました。
一方で、育休取得を悩んだ理由の大きな要因が、育休中の収入減少です。
これから子育てにお金がかかってくる以上、どうしてもこの問題がネックですよねー。。
ただし育休中は、育休手当が出ますし、条件が合えば社会保険料が免除されます。
日本政府も男性育休の取得推進のため、給付金の引き上げを検討しているので、近い将来、収入減少問題をクリアできるのではないかと感じています。
「育児と仕事の両立はどのように工夫していますか?」
こちらは数名の社員から回答いただきました。
子育てをするうえで、子ども関係のことで仕事を休まねばならない場合があります。
子どもの行事参加など事前に把握できる場合もあれば、特に年齢の小さなお子さんの場合は、体調不良など突発的に仕事を休まざるを得ない状況がどうしても増えます。
さすがに子どもの体調不良を予測するのは不可能なので、「休みが急に必要になっても大丈夫なように」と意識を持って常日頃から仕事をコントロールすることが大事である、という回答が多く寄せられました。
・自分が不在でも仕事が回る状態を作る
・家庭の状況をチームメンバーにも共有し、有事の際にはスムーズに理解を得られる環境を作る
つまり、リスク管理ですね。
非常に勉強になります。
「どのタイミングで育休を相談してほしいですか?」
こちらは、男性育休を取得する社員を抱えるマネージャー陣に対しての質問です。
これまでに何人もの育休取得者を送り出してきたベテランマネージャーからは、「育休取得の半年前ぐらいには相談してほしい」との回答がありました。
以下、ベテランマネージャーの言葉を一部抜粋して掲載します。
無事に生まれてくれるのが一番だけど、何が起きるかわからないのが出産。
予定日ぴったりに生まれるというものでもないため、出産予定日の2か月前ぐらいにはいつ育休に入ってもいいように準備を進めていきたい。
なにより育休に入ったら育児に専念してほしい。
育休に入ったのに引継ぎで連絡を取らないといけないのはお互いにとって負担になるため、余裕をもって育休までの準備を進めたい。
育児において、上司の理解があることは非常に安心できますよね。
私も常日頃から非常にありがたいと感じています。
座談会プログラム②:育休スケジュール
実際に男性育休を取得した社員が、育休中どのようなスケジュールで過ごしていたのかを紹介するコーナーです。
その社員の例では、食事作り、洗濯、沐浴など、男性ができる家事は一通り実施するといったスケジュールになっていました。
これには、スペシャルコメンテーターのママ社員からも、お褒めの声が上がっていました(笑)
残念ながら世の中には、育休と言いながらただ家で休んでるだけの「なんちゃって育休」的な男性も一定数存在しますからね……。(実際、私の友人にもいました)
非常に素晴らしい例でした!🎉
座談会プログラム③:フリータイム
ここからはフリータイム!
お酒とつまみを片手に自由に会話をします。
私自身はまだ予定こそないものの、もし2人目が生まれた際には育休取得を検討しているため、育休経験者に詳しくお話を伺いました。
その他、部門を超えて、子どもの年齢が近いパパと、「普段子どもと何して遊んでる?」「習い事何してる?」などプライベートな話で盛り上がりました。
業務時間中に、プライベートなことを話す機会はほとんどないので、職場で見る社員としての顔とはまた違ったパパの顔を見ることができたのが非常に新鮮でした。
育児の上で勉強になったのはもちろん、「あの人、プライベートではこんなパパなんだー」と新たな一面を知ることができ、楽しい時間を過ごせました。
また、パパ座談会が始まる前は、普段の業務での関わりが少ない人同士だと若干のそわそわ感もありましたが、育児・パパという共通点があると自然と会話が広がるのだと気づきがありました。
全体的に非常に活気があり、各所で笑い声が聞こえる温かい雰囲気でした。
本当に子どもの力ってすごいですねー^^
パパ座談会の感想まとめ
一言で言えば、とても有意義な会でした!
男性育休が社会的に増えてきているとはいえ、その絶対数がまだまだ少ない中で、実際に育休を経験された方のお話は非常に勉強になりました。
また、男性育休に対する上司の考えはいざその場面にでもならない限り聞くことができない話なので、今回シミュレーションという形で知ることができたのも良かったです。
どの部門の上司も、男性育休に対してウェルカムな価値観であると理解できたことが、これから育休取得を検討しているパパにとってなによりの収穫だったのではないでしょうか。
以下、参加されたパパ社員の感想も一部紹介します。
「日頃関わることが無い、多くの社員の方々と育児の話ができました。
とても良い機会になりましたし、新しい縁になったので良かったです。」
「Zenkenで育休がこんなに身近にあることに感動しました。
皆さんの家庭と仕事の中での戦いを聞いて、自分ももっと頑張らないとな、と省みました。
皆さんの笑顔がエンゲージメントの高さを物語っていて、そこが最高でした!」
「皆さんが育児に積極的な事に関心させられました。
会社も家族もそれぞれの関わりのある人同士が、相手を思いやり、
適時、適切な方法で寄り添っていく事でそれぞれが居心地の良い環境が出来上がり、その良い環境がさらに周囲に広がっていくのかなと感じました。」
「新米パパであり、第二子も控えていて、育休も検討している立場だったので、皆さまの意見がとても参考になりました!
あとは、普段接点のない先輩方とも接点をもつことができたので、 そういった面もプラスになったと感じています。」
パパ社員からみたZenkenとは
私自身が思う、パパ目線でZenkenの良い点は、
・有休が取得しやすい
・チームで働いているので、業務的な調整がしやすい
・社内にパパママが多いこともあり、周りの理解、サポートが非常にある。嫌な顔をする社員がいない。
・会社全体として、育児に対してウェルカムな雰囲気を感じる
などです。
もちろん事業部や業務内容によって異なる部分もあると思いますが、Zenkenは「女性の育休復帰率が100%」というデータもある通り、非常にサポートが整っている環境だと考えています。
私も子どもが生まれてから、急激に有休取得率が上がりましたが(笑)
休みを取りやすい環境であることや、私の状況を理解し、サポートしてくれる上司部下に囲まれていることにいつも感謝しています。
この場をお借りして感謝を伝えさせてください!本当にありがとうございます!!
男性育休が当たり前の社会へ
自分自身も育児を経験している中での感想として、男性が育休を取得する重要性をとても強く感じています。
特に生まれてからの数年は子どもの成長が非常に早く、それだけに人生においてもかけがえのない貴重な時間です。
我が家の娘は現在5歳で、もちろん今もかわいいのですが、娘がもっと小さかったころの写真を夫婦で見返すことがよくあります^^
どうしても出産や授乳など、女性にしかできないことが育児の上では発生するため、「その他、男性ができることはすべて行う!」ぐらいの動きが、ただでさえ出産直後で安定しない体調のママをサポートするうえでも必須だと思います。
社会全体で男性育休取得がさらに増えてほしいですし、その先頭を切って体現するZenkenでありたいなと改めて思うパパ座談会でした。