こんにちは!Zenken India LLPのタラナです。
私は2020年に新卒として全研本社に入社しました。

わたしの新卒1年目・2年目の様子はこちらからご覧ください!
1年目:日本で働く自信がなかった私が全研に入社した理由~新卒1年目の日常~
2年目:日本語教育を担当して学んだこと~新卒2年目の日常~

ダイバーシティ事業部で3年近く働いた後、
2022年にインドに移り、現在はZenken Indiaで日本語教育活動全般を担当しています。

Zenken India LLPって?

まず、いま私が在籍しているZenken Indiaについてご紹介します。

全研本社 ダイバーシティ事業部(以下DS)では、日本での就職を希望するインドの優秀な学生と、エンジニア採用を希望している日本企業の架け橋となり、マッチングさせるサービスを提供しています。

Zenken Indiaは、そのインド側の現地法人として2019年にインドの都市ベンガルールに設立されました。


▲ Zenken Indiaのキャリアセンターです

私は、DSに配属になってから日本企業に内定をいただいた学生の日本語教育に関する業務を担当しており、
2022年からはZenken Indiaに転籍し、現在はインド国内から、学生のサポートを行っています。

バンガロールの大学訪問に関して

Zenken Indiaに移ってからは、大学を訪問したり、学生に直接会う機会が増えました。
インドの学生は「日本に行きたい」という意欲が非常に高いという話を聞いていましたが、実際に学生と会い、日本で働くことを夢としている学生が多くいることを肌で感じることができました。

それと同時に、自分がとても尊い仕事をしていると実感しています。

私たちは、学生たちが社会人になってから様々な問題に直面しないように、一生懸命に日本語を教えています。
学生と直接会って対話することで、さらに日本語教育へのモチベーションが上がりました。

もっと多くの学生が、日本で働くという夢を叶えられるように、さらに力を入れて頑張りたいという気持ちでいっぱいです!


▲ 初めての出張。DSのメンバーでインド赴任中の柏原さんと一緒にマンガロールに行きました。
 マンガロールの内定者はとてもいい生徒たちで、1日ずっと私たちをアシストしてくれました。内定者のことが大好き!

何千人もの学生の前で話す経験

全研本社に新卒で入社することが決まった時、「何千人もの学生の前で話す機会があるかもしれない」と言われていましたが、日本で働いている間は、新型コロナウィルスの影響により、私がインドへ赴く機会はありませんでした。
(正直なところ、私は人前で話すのが苦手なので、ちょっと嬉しかったです!笑)

しかし、ついにその時がやってきました。
初めてのオリエンテーションは、500人ほどの学生の前で話をしましたが、直前までとても緊張しました。


▲ 初めてのオリエンテーションでの写真です

こんなに人数が多いと思っておらず、緊張しすぎておなかが痛かったです。
しかし、壇上に上がると、学生たちは拍手と歓声で私を迎えてくれました。

すぐに打ち解けることができ、スピーチのような感じではなく、彼らと会話をしているような感覚でした。

驚いたことに、その時私はまったく緊張していませんでした。
今ではもう10回以上オリエンテーションを行っていて、私はこのオリエンテーションを含む、学生と対話する時間が大好きです。


▲ 同じテーマのオリエンテーションでも、大学によって学生の反応はユニークで異なります。その反応を観察することがとても楽しいです!

今までやってきた仕事とこれからやりたい仕事

東京にいたときは、チームメンバーが2人しかおらず、すべてのタスクをこなすことで精いっぱいでした。
大小さまざまなタスクがあり、それをすべてこなさなければなりませんでした。
新しいこと、新しい企画を考えることもできず、ただひたすら自分のタスクを改善し、納期に問題なく間に合わせることだけを考えていました。

しかし今、チームには4人のメンバーがいて、それぞれの役割と責任があります。
今でも多くのタスクがあることは変わりませんが、実際に未来に役立つ、中長期的なビジネスもやりたいと考えられるようになってきました。

現在はJCCという、日本での就職を希望する3年生を対象とした日本語学習のプログラムに携わっていますが、就職活動を本格始動する前の大学1、2年生を対象に、日本語でコミュニケーションがとれるような日本語教育の実施等を考えています。

2~3年という長い期間のプロジェクトになるため、学生のモチベーション維持も大きな課題に成り得ます。
しかし、多くの企業が学生たちの日本語力に不安を感じている中で、早い段階から日本語の勉強をスタートしておき、就職面接の際にある程度日本語でコミュニケーションをとれるようにしておくというのは将来的にとても大きな強みになります。
このプロジェクトを成功させることができるように、頑張っていきたいと思います!

日本チーム、インドチームそれぞれへの感謝。

日本チームへ

日本働いた3年間、私は多くのことを学びました。全研本社のチーム全員に対して、とても感謝しています。

全研本社でキャリアをスタートさせて本当によかったと思います。他では、これだけのことを学ぶことはできなかったと思います。
もちろん、簡単なことではありませんでしたし、毎日新しいチャレンジや問題がありました。
しかし、毎日、自分の成長を実感することができました

以前の私は、自分の仕事をコントロールできず、上司に完全に依存していました。
しかし、インドに来てからは、自分の仕事を少しづつ管理できるようになり、チームメンバーをサポートし、指導することもできるようになりました。
インドでキャリアをスタートさせていたら、このような事はできていなかったと思います。

また、大学期間も含め、日本で過ごした7年間は多くのマナーや倫理観を学ぶことができました。
日本で働き、生きていくためには、言葉だけでは不十分で、文化も理解しなければなりません。私が肌で感じた日本の文化は、リアルな経験談として学生たちにもできるだけ伝えるようにしています。


▲ インドオフィスにある私のデスクです。
DSメンバーからいただいたプレゼントをデスクにおいています。みんなが書いてくださった、かわいいコメントが元気の源です。

インドチームへ

私はインドで働いた経験がなかったため、最初はインドのワークカルチャーに不安がありました。
でも、実際に一緒に働いてみると、みんなとても親切で、いつもサポートしてくれます。
日本のワークカルチャーを理解し取り入れようとしてくれていて、心配することは全くありませんでした。

一緒に仕事をすることは本当に楽しいです。
これからもインドと日本両方のワークカルチャーを大切にしながら、成長していきたいと思います。


▲ インドチームのメンバーと♪

以上、Zenken Indiaのタラナでした!