●麻生未帆

はじめまして!
2017年4月に全研本社に入社いたしました、麻生と申します。

このたび、ブログを書かせていただけることになったので、全研に入社して1カ月の視点から大学での生活、就職活動、インターンを振り返り、ありのままを素直に書いていきたいと思います!

「今」だけしか考えていなかった大学時代

大学では建築とデザインを学べる学科で勉強をしていました。建築?? ITとはかけ離れているのでは?と思うかもしれません。私自身もそう思っています!

もともと「模型作ってみたいな」くらいの感覚で学科を選び、大学に入学したのです。
1年生では建築とデザインの基礎を学び、2年生からはデザインを中心に勉強していました。

工学的な視点から、建築分野から始まり、小さなプロダクト、ビジュアルデザインまで幅広く学ぶことができるのが私の学科の特徴です。

図1
▲手書きの建築図面(左上)、ジャスパーモリソンのブライチェアとそれにあう机の制作(右上)、ティッシュのパッケージ提案(左下)、iphone nano 第3世代のリデザイン(右下)

このように実際に大きなものから小さなものまで、手を動かしながら作っていました。

デザインを学ぶことや提案することはとても面白く感じていたのですが、実力や自信はありませんでした。
今思えば、将来のことを現実的に考えることも無意識に避けていたんだと思います。

気がついたら3年生が終わり、周りの仲間たちほど行きたい!と強く思える企業や職種もないまま就職活動が始まりました。

これから頑張ればいいと思えた全研本社

初めて全研本社に出会ったのは、合同企業説明会のブースでした。すごく熱くお話ししてくださる方だなと思ったのが印象的に残っています。それが松島取締役です。

後日行われた会社の説明会にも参加し、私は松島取締役の「嘘はつかない」という言葉にすごく惹かれました。

私が真剣に就職活動に向き合っていなかったせいですが、どこの企業の話を聞いても、いい部分しか伝えてくれていないのではないかと思っていました。面接でのやりとりも、本音ではなく建前なのではないかと不安に思うことばかりでした。

そんなとき、「嘘はつかない、いい面も伝えるし、悪い面も伝える」という言葉が私のもやもやしている心の中に響きました。

そのあとも嘘をつかれることはなく、面接では私の現状を言い当てられ、「就職活動への準備がたりていない」「将来なりたい像がみえていない」「これといった長所がない」という正直な感想をいただきました。

すべて、自分でも承知していたことなので、うなずくしかありませんでしたが、こんな風にはっきりフィードバックしてくれる会社はほかにありませんでした。

このように自分の将来がなにもみえていない私でしたが、これから成長していくという約束と目をみて話ができるという人間力のみで採用していただくことができました。

選考では先輩社員の方々とお話をする機会もいただきました。どの方々も今の仕事の充実さを語ってくださり、はっきりとしたビジョンをもって働いていることと全研本社への愛が伝ってきました。

私も、この会社でなら大変かもしれないけれど、
3年後、5年後になりたい自分をみつけることができるのではないか!と思えたことが私が全研本社を選んだ理由です。

メモ
▲就活当時、全研ブログを読みながらとっていたメモ

入社してから気づいた成長のための心得

私は大学が名古屋だったので、夏休みを利用して1ヶ月間に集中してインターンに参加しました。

インターンでは、WEBソリューション事業部で新規メディアのコンテンツ制作をさせていただきました。はじめは緊張と人見知りであまり積極的に話したりすることができませんでした。
しかし、小さな質問でも丁寧にわかりやすく教えてくださり、席が離れていても席まで来て説明してくださる優しい社員の方に囲まれながら、徐々に慣れていくことができました。

成長した部分もありましたが、今振返るともっともっと積極的に取りくむことができたのではないかなと思い、すこし後悔しています。
インターンをしているときは精一杯やっている気がしていたのですが、緊張と人見知りはする必要がなく、してしまうだけ損だということが今になってわかりました。

インターンでは、今後入社する私たちのために先輩社員の方々が時間をつくって担当についてくださいます。その時間を1分1秒でも無駄にしないためにも、貪欲に学びにいく姿勢が必要だと思います。私は入社してからしかそのことに気がつくことができませんでした。

新しい環境の中で「インターン生だから」と縮こまってしてしまいがちだとは思いますが、そこをなんとかとりはらったほうが圧倒的に成長できると思います。

「なんでもできる!?」入社前にiphoneアプリ制作に挑戦

私は全研の内定者研修も受けさせていただいたのでそのことについてもお話しします!

私は就職活動やインターンシップと並行して、卒業研究を行っていました。
研究テーマは「農業とインターネット」でした。

テーマは自分で決めたことでしたが、農業について何も知らなかった私は、「農業を知る」というところからのスタートでした。
メールを送り、1週間農家に住み込みでインターンさせてもらったり、直売所の方に連絡をして、ボランティアとして参加させてもらったり、私なりにまっすぐに農業とふれあい、情報収集をしました。
最終的には小規模農家の方々が情報発信のツールとして利用できるiphoneアプリの提案をしました。

3枚目
▲実際に自分の提案を発表しているところ

先ほど、iphoneアプリの提案とさらっと書き、発表をしている私も悠々とiphoneを手に持っていますが、iphoneアプリを提案したい!と思ったとき、私はiphoneアプリの作り方についてなにも知りませんでした。

そんな中、どうやってiphoneアプリを作ったかというと、全研の内定者研修の制度を利用してスクールに通わせていただいたのです!
もともと、内定者研修では「WEBサイト制作」のスクールをすすめられていました。スクールのwebサイトを見てみると、「iphoneアプリ制作」という文字が私の目にとまりました。

「私がiphoneアプリを作れるようになるにはこれしかない!」と思い、だめもとで人事の方にお願いしてみたところ、なんと「iphoneアプリ制作」のコースに変更して研修を受けることを承諾していただくことができました。

めでたく、スクールでiphoneアプリの制作技術を学び、アプリの提案から実装まで自分で行うことができたのです。

この卒業研究を通して、
自分が「知りたい!」「やってみたい!」と思った時に、何かしら行動を起こしてみると、行動の分だけ何かが得られる
ということを身をもって体験しました。

全研の内定者研修としてiphoneアプリの技術を得たからには、いつか全研でもこの能力を存分に発揮していきたいなと思っています。

一人前の全研マンになるために

今の私は、3年後、5年後の明確なビジョンがありません。
3年後、5年後にどうなっていたいかを確かにするために、今できることを一生懸命することを心がけています。
ひとつの作業において、どうやって取り組めば、自分が一番成長できるかを考えて、目一杯成長できる方法で一生懸命取りくむようにしています。

早く胸を張って一人前の全研社員ですと言えるよう、これから急成長していきます。

よろしくお願いいたします!