皆さん、初めまして。4月に入社しました、スウェーデンから参りましたボストロム・オスカーといいます(オスカーと呼んでください!)。
11月からダイバーシティ事業部にてインターンシップをしています。

本日は皆さんにご紹介したいことが3つあります!
私が今までやってきたこと、全研との出会い、ダイバーシティ事業部で学んだことです。そして、最後には全研本社の中で私が目指したいことを伝えようと思います!
よろしくお願いします^^

内定者_オスカーさん

とにかく仕事しなさい!な国でした

まずは私が日本に来る前にやっていたことをご紹介させて頂きます。
私は高校を卒業したときに、営業マンとして企業に就職しました。スウェーデンではこれが一般的で、18歳で進学する人はわずか13%です。
なぜかというと、「その若さで何がやりたいかはまだわからないので、とにかく仕事して社会を知る」という文化があるからです。

そのとき行っていたのは個人向けの飛び込み営業という厳しい仕事でしたが、スウェーデンを一周して様々な方と会うことができて沢山の学びがありました。
一番大きな学びは、「謙虚」の重要性について気付けたことです。これが社会人として最も大事なことであると思い知らされました。
他人の話をよく聴き、理解しようとすると快適な交流ができます。

営業の仕事の次にITの企業にも入って、合計3年間の社会人生活を送りました。全部が私の大切な経験です。

スウェーデンの別荘

日本という素敵な国

なぜ今日本にいるのかとよく聞かれますが、22歳のときに、1年間日本に留学していたのがきっかけです。
私は当時日本のドラマにハマっていたこともあって、日本への興味が強く、「東京は自然の多いスウェーデンとは真逆で、楽しそう」と思っていました。また、日本に留学している友達も何人かいたことや、留学は若いうちにしかできないことだと感じていたのもあって、日本への留学を決めたのです。

日本来日時
▲日本に初めて来たとき。

留学を開始してから時間が経つにつれて、少しずつ東京の生活に慣れていきました。そして、段々と都市の秩序と日本人の熱心さが好きになっていったのです。

「日本人が熱心?」と疑う人がいるかもしれませんが、私はそう思います。
日本人の方はどんな些細なことでも完璧を求めます。そのために細かく、徹底的にやります。新幹線の掃除から、料理人の調理まで、日本人が一生懸命やっている姿を見て感動しました。
西洋とは全く違います。西洋では効率がすべてです。だから最後の1%を追いかける時間はもったいないという風潮があります。確かに効率も大事ですが、その最後の1%がどれほどの力を持つかは日本へ来てわかりました。

その1年間の留学経験を経て、いったん帰国して大学に進学しました。
でも日本のことが忘れられませんでした。なぜなら、日本とその国の人達が好きだからです。ルールとマナーをしっかり身に着けて私も日本人のように熱心に仕事がしたいと思いました。

アッという間に終わった大学生活

あ、大学はちゃんと卒業しましたよ(笑)
一度は社会に出て営業をしていた私ですが、社会人生活と留学の経験を経て、やりたいことが見えてきました。

通っていた大学
▲大学生活を過ごした、カールスタード大学。

そのため、大学はやはり行ったほうがいいと思い、進学したのです。スウェーデンのカールスタード大学の政治学部で経済学を学び、卒業後は日本での就職を心に決めて、2018年の10月にまた来日しました。

心を掴まれた、就活イベント

全研本社と出会ったのは、飯田橋で行われた就活イベントに参加したときでした。

日本でただ仕事をするだけではなく、本当に熱心にできる、やりがいのある仕事を見つけるのが目的でスタートした就活。
就職エージェントに登録したり、イベントにいったり、「ここだ」という会社を探して活動を続けました。

ある日なんとなく参加した飯田橋のイベント。そこは明らかに日本人の新卒向けで、外国人は一人もいませんでした。
それでも、せっかく来たし、話を聞きたいと思ったので何社かの説明会に参加しました。ホールをまわって帰ろうとしたときに、緑色のブースの女性と目があいました。
「お話聞いていきませんか?」と声をかけられ、何気なく入ったのが全研のブースだったんです。
時間にして約10分。すごい笑顔で、ハキハキと会社のことを話す彼女を見て、いつの間にか私も笑顔になっていました。

何でもできる、何にでもなれる。その採用スローガンの言葉に惹かれ、説明会が終わった後も残り、彼女に色々と質問をしました。その方こそ、人事採用担当である橋本歩惟リーダーだったのです。

説明会で特に気になったのは、立ち上げて間もない事業部のことでした。
世界の優秀な人材を日本企業で採用できるように支援するスキームで、これからの日本の未来を創るといっても過言ではないビジネスを行う事業部です。
話を聞いて「そういう仕事がしたい」と私は思いました。そのときはまだ事業部の名すら知らなかったのですが、後に私がインターンシップをすることになるダイバーシティ事業部のことでした。

そのインターンシップを通して、私は「この会社でなら熱心に仕事ができる」と確信しています。

ダイバーシティでの思いがけない学び

インターンシップが始まるとダイバーシティ事業部の営業チームに加わりました。

DSの皆さん

でも初めは、ちょっと勘違いしていました。
私はスウェーデンの「当たり前と常識」が日本でも一緒なのだと思っていました。
当たり前というのは、当たり前だから考えないということです。当たり前のように、早く利益を上げることが私に求められていること。そう信じていたのですが、インターンシップが開始すると、先輩に「営業のトークを自分で考えてみましょう」と言われました。
私は敬語も得意ではないし、どんな言葉を使っていいかもわからないし、教えてくれたほうが明らかに早いのに…そう思いながら作ったものは、もちろん却下。
何度も作りなおしますが、その度に却下でした。事業部の皆さんが私のロールプレイに付き合ってくださって、色々なフィードバックをくださいました。何通りもの営業トークを想定して、皆さんの力も借りながら少しずつ良くなりましたが、合格できず…。悔しくて、先輩に相談しました。

「私は早く成果を出して、利益を上げるのが目的ではないですか?」

すると、こう言われました。

オスカーさんには自分で考えて、長期的に成長してほしいんです

会社や先輩が社員の成長をこんなに熱心に考えてくれるのは、自分にとっては信じられないことでした。私の当たり前は、当たり前ではなかったです。今も信じがたいです。でも周りの先輩の話を聞いて、そういうことだとわかりました。
先輩は私が営業トークを自分のものにできるように、自ら思考して、ブラッシュアップして成長していくことを望んでくださっていたのです。

全研本社には、何でもできると信じて行動する人を応援してくれる先輩がたくさんいます。
「何でもできる、何にでもなれる。」
それは嘘ではありません。

先ほど私は日本人が熱心だと言いました。そんな日本人の中でも、全研本社の社員が一番熱心だと思います。目標を掲げて、達成するために一生懸命頑張るのです。
その熱心な姿勢に負けず、私も学び続けるつもりです。

そして、この会社で上を目指したいですし、皆さんと是非一緒に働きたいと思います。
そのために、ルールとマナー、営業力を上げるための勉強や働き方など、私はすべてを身につけます。

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。オスカーでした。