●コニー

初めまして、コニーと申します。17卒として、今年4月に全研に入社しました。
私は台湾で育ち、高校卒業後にアメリカのシアトルにあるワシントン大学に入学しました。

研究に没頭した大学時代

大学では経済学と情報学について勉強しました。
経済学部では、金融理論や資産運用、企業金融、リスク管理技術などを学びました。卒業論文は東アジアの国際貿易について研究しました。

情報学部に関しては、これまでの私の人生に深く関わっている分野なので、より詳しく紹介させていただきます。
情報学部では、コンピュータプログラミングやHCI (マンマシンインタフェース) 、ウェブセキュリティ、システムインフラなどを学びました。
卒業作品では Leap Motionとthree.jsなどの技術を利用し、人体3D透視図を表すことができるホログラム作品を製作しました。

その作品を製作しようと考えたきっかけは、大学で行われていた医学教育に貢献したいと思ったからです。
解剖学で使う遺骸はとても高く、医学部の学生は頻繁に利用することができません。そこで、このプロジェクトでは、医学の勉強に役立たせることを目標に、1年かけてホログラム作品を完成させました。

この作品は学校と業界に認められ、多くの高い評価をいただくことができました。
このことがきっかけで、私はITを利用して世の中の様々な問題を解決したいと思うようになりました。

blogPic2
▲Minimum viable productの様子

blogPic3
▲ハイライト機能を連携させました。

blogPic1
▲オーディエンスチョイス賞を受賞しました!

実は、社会人経験があるんです!

大学を卒業してから、アメリカでITコンサルティング会社に入社しました。
前職ではクライアントとの信頼関係を大切にし、問題や要望を丁寧に聞きました。
そして、チームで協力し、よりよいソリューションを提供しました。

具体的な業務内容は、クライアントによって異なりました。
前職では、エンジニアとしてECプラットフォームのデータベースデザインと開発を行ったり、ビジネスアナリストとしてクライアントとデザイナーやエンジニアの架け橋として、商品の開発を支えました。毎日たくさん勉強して、充実した時間を過ごしていました。

しかし、私にはやり残したことがありました…。

しかし、私はまだ一つの夢を満たしてなかったのです。
私は子どもの頃からずっと日本の文化に興味を持っており、高校生の時には自分で日本語の教科書を買って日本語を勉強していました。アメリカの生活は楽しかったのですが、いつか日本に行きたいとずっと思っていました。

人生は短いですから、やりたい事を早くやらなければとあっという間におばあちゃんになるかもしれないと思いました。
そして、まだ若いうちに、もっと自分の未来にチャレンジしたいと思ったので、去年やっと決心を固めて仕事を辞め、慶応義塾大学の日本語別科に入学しました。

そして、同時に日本の企業への就職活動も行っていました。
その中で、CFNジョブフェア(合同企業説明会)に参加した際に出会ったのが全研本社です。

イベントには数多くの企業が出展していましたが、その中で全研の何が私を引け付けたのでしょうか。
私が全研を選んだ理由は3つあります。

1.ZERO

1つ目は新規事業企画提案会である【ZERO】です。
全研では、全社員(新卒までも)に新規事業の計画と発表の機会があります。今までも様々な社員のアイディアが認められ、全研の資金を利用し、実現されてきました。
年齢と立場に関わらず、良いアイデアがあればチャンスをつかむことができます。
これを考えると、新しいアイデアが次々浮かび、ワクワクが止まりません!

2.SEOとSEM

2つ目は全研のSEOとSEMの業務です。
大学時代からSEOに興味を持っていましたが、使う機会はほとんどありませんでした。全研はSEOを重視し、自社メディアと外部クライアントのサイトを最優化しています。
これは、伝統的なメディア広告よりも、検索結果の順位の方がよりクライアントに対して影響力があると考えられます。
そのため、私はSEOとSEMの業務に携わり、サイトの顧客流量に直接に関与したいと思っています。

3.健康美容EXPO

そして、3つ目は健康美容EXPOhttps://www.e-expo.net/)に参加したいと思ったからです。
従来のB2Bプラットフォームのサイト数はとても少なく、大手企業が市場を独占しています。
しかし、健康美容EXPOは売り手と買い手の両方にとって役に立っており、老舗の卸売業者や工場にITを利用させ、斬新な手段で顧客を惹きつけさせている、素晴らしいWebサイトだと思います。

・・・

全研は40年以上続く会社ですが、ベンチャーのようなチャレンジ精神が根付いており、説明会が終わった後、私はすぐこの会社で働きたいと思いました。

入社して、やりたいこと

これから全研でやりたい事はたくさんあります。
私は大学時代から今まで、ECとデータ構造に関する分野で働いてきました。
全研の業務は私が今までやってきた仕事と全く異なり、毎日様々な新しいチャレンジがあり、毎日ワクワクしています。

いまの自分では足りないものがまだたくさんあります。日本語能力もまだまだ足りないです。こんな私を受け取ってくださった全研で、思い切り頑張りたいと思います。
そして、もし機会があれば営業や企画など、これまでにチャレンジしたことのない業務にも挑戦したいと思います。

日本とアメリカは大きな文化差異がありますが、私はまず日本のやり方を学び、自分の今までの経験を活かし会社に貢献したいと思います。