こんにちは、PP編集部の塚原です。

前回のブログから約3ヶ月の間に、
PP編集部には編集者からサポートメンバーまでどんどんと増え、
ますます活気に溢れた毎日を送っております。

日々の業務とは別に、Web業界の日進月歩な流れに置いて行かれないためにも、
先輩社員と新入社員の知識の溝を埋めるためにも、
知識・技術を高める勉強は、やはり欠かせません。
そんな時、強い味方となってくれるのが書籍の数々です。

PP編集部では、各自が読んだ書籍で、特に役立ったものを共有。
中でも必ず読んでおくべき!と判断された書籍にかんしては、
全員が必ず目を通す推奨書籍として、チーム内で購入しています。

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たとえば、最近の推奨書籍として挙げられたのが
『Webライティング実践講座~ニュースリリースから商品説明まで~』
(アスキー・メディアワークス)。


本書では人に読んでもらうための「ライティング」と、
検索エンジンに読み込ませるための「Webライティング(SEOライティング)」を区別。
優れた文章・広告などを例に挙げ、解説をしながら、
どんなWeb媒体でも通用するライティング力を身につけることを目的としています。
単純な作文方法やSEOライティングに特化した書籍は数多くありますが、
Webで通用するライティングについて掘り下げられた本は、案外珍しいのです。

本書は大きく3つの章で構成されています。
1章は「基礎編:ライティングとWebライティング」。
通常のライティングとWebでのライティングの違いから、
文章の組み立て方・整え方などの基本を学びます。

2章は「実践編:いろいろな文章の型」。
プレスリリースや商品説明、レスポンス広告など、
シーンごとのWebライティングの型が説明されています。

3章は「応用編:ツールを使ったライティング」。
Excelによる商品説明の量産&管理といった技術から、
Google AdWords、アナリティクス、トレンドを使用しての
マーケティングに踏み込んだ内容まで、わかりやすく解説されています。

本書の特徴が、各章にある「補講」。
プロ並みに無駄のない文章を書く、気持ちが高まる文章を書くなど、
テーマに沿った実践問題が収録されています。
各問題は作例を基に細かい解説が加えられており、
優れた点・改善すべき点が浮き彫りとなるのです。
ベテラン編集者でも、知らず知らずの内、
身についてしまったクセに気付く良いキッカケとなります。

単純な作文方法には留まらない、実践的な技術と知識を身につけられる、
はじめてWebの編集・ライティングに携わる方はもちろん、
ベテラン編集者も、日々の業務の中で忘れがちなキホンに立ち戻れる、貴重な一冊です。

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そして推奨書籍化されたわけではないのですが、
PP編集部内でひそかなブームになっている本もあります。
それが『バカ売れキーワード1000』(著:堀田博和/中経出版)。

我が編集部のエース・二宮リーダーが愛用する本として紹介され、人気に火が付きました。

本書は何らかのサービスや商品をアピールするのに必要な「売れるキーワード」が1000キーワード掲載しているというもの。
「特徴」「気付き」「強調」「人気」「感情」「リアル感」という6つの区分から、
特にアピールしたい項目のページを開き、そこに書かれているキーワード案へ文字をあてはめると、
目を引くキャッチコピーができあがる、利便性に優れた本です。

ライティングの考え方などは一切記載されていない潔ささえ感じるこの1冊は、
常に締め切り時間と戦っている編集者の強い強い味方です。

ただし、この本に頼りすぎてしまうと、キャッチコピーをつくる地力が育たないため、
ご利用は計画的に……がオススメです。

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「そこにない未来を創る」ため、クライアントの魅力を最大限に引き出せる、
まったく新しいサイトをつくるため、日夜勉強に励んでいるPP編集部。
皆さんのオススメ書籍がありましたら、コッソリ教えていただけると嬉しいです。

以上、PP編集部の塚原でした。