こんにちは!17卒の麻生です。

入社してもうすぐ1年。私がサイト制作に携わって感じたことや、全研に対してどんな思いを抱いているか紹介したいと思います。

●麻生未帆

配属先は、Cマーケ内のミニマムチーム『AS』

私が昨年の6月に配属されたのは、コンテンツマーケティング事業部(以下Cマーケ)のAS。
少人数ながらWEBサイトの運用を一貫して行っているチームです。
すでに公開しているサイトの分析からはじまり、現状の課題に対して改修内容を考え、それに沿った編集・公開をしています。
成果を出すためにはこれらをうまく活用していく必要があり、どれひとつ欠けても運用はうまくいきません。

現状のWEBサイトをもっとよくするために、ユーザー目線に立って構成を再確認したり、Googleで上位表示されるための施策を考えたりしながら日々改修を行っています。

麻生さんブログ1

こちらは、ASのデザイン・コーディング担当・新海さん(13卒)との打ち合わせ風景。
同じ新卒入社の先輩として、ユーザーに伝わりやすいデザインについてはもちろん、社会人としての気配りや心構えも教えていただいています。

WEBサイト運用で「成果を出す」難しさを実感

配属されてすぐ、私は7つのサイトの運用を任されました。
先輩が作ってくれたスケジュールの大枠はありましたが、どのような改修計画を立てるかを決めるのは自分自身です。
とにかくサイトを読み込んで「自分がユーザーだったらどんな情報が欲しいだろうか…」と考えながら分析し、改修案を出しました。

担当サイトのうちの1サイトは、「来月末までに、この施策で成果を出せるといいね」と言われて、必死で改修したことを覚えています。

はじめてのサイト改修で大変だったのは、スピード感のある仕事をしなくてはならないことです。
1カ月で成果を出すためには、月初め、いや前の月から勝負が始まっています。
「今日終わらなかったら明日」という考えは通用しません。

当時自分なりにスピードを意識して改修を行いましたが、1カ月後、見事に惨敗。私の行った改修は直近の成果にはつながらず…。
このことから、改修で成果を出す難しさを身をもって体感しました。

そのあとも私の担当サイトはなかなか成果が出せなかったので、自分の作業に自信が持てず、改修のたびに「2~3カ月後に成果が出なかったらどうしよう…」と不安になっていました。

すると、上司の方から、こんな言葉をかけていただきました。
「不安なのはみんな同じ。表に出していないだけ」

さらに、自信がなくてすぐに方針を変えようとする私に
サイトの方針を決められるのは、ディレクターの麻生さんだけ。担当者がブレたら、サイト全体のコンセプトもブレる
というアドバイスをいただき、ディレクターとしての責任感や覚悟が、自信につながることに気がつきました。

周りの先輩は着実に成果を出し、自信をもって改修をしているように見えますが、それは成果を出すことにこだわっている姿勢から感じられるものだったのです。

まだまだ、成果への自信はありませんが、サイトのディレクターとしてブレない軸を持って改修を進めること。これが今の私の目標です。

ちなみに、私が改修を行ったサイト、最近成果が出始めています。微力ながら私の改修の効果があったのかも?と嬉しい気持ちです!

運用だけじゃない!新規サイトの提案もできる

ここまで、WEBサイトの運用について紹介してきましたが、私が今まで行ってきたことは、運用だけではありません。

私たちASの最終目標は「グループ会社の集客をサポートすること」ですので、サイト改修のほかにも集客につながる新サービスの提案や受け皿となるサイトの企画を立てることも。

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▲チーム内のミーティングの様子。サイトの成果を確認し合うことで、新しい課題や提案が生まれます

実際に、私も新しいサイトを立ち上げるために企画書を作り、部長にプレゼンを行いました。

新しいサイトを立ち上げるときは、
・どんなユーザーに向けて作るのか
・どのくらい成果が出せるのか
・発信する情報は誰に必要とされるのか
など、コンテンツを考えるだけでなく、裏付けとなる情報を探したり、市場を分析したり、様々な準備が必要です。
成功する確信が持てたら、サイトの制作がはじまります。

限られた時間の中での調査や準備は、正直とても大変でした。
ですが、この期間にどれだけ細かく準備を整えるかが、とても重要です。
サイトを作りはじめると目的を見失ってしまうことがありますが、そんなときはこの準備段階に調べた資料に立ち返り、本来の目的を取り戻します。

私が提案したサイトはまだ制作段階ですが、完成すれば集客の幅が広がるので、とても楽しみです。

一人前になるために、苦手なことにも挑戦中

1年でいろいろな業務に取り組みましたが、なかには苦手なこともありました。
ちなみに…私が苦手なのは、「文章の編集」です。

今までの私なら、苦手なことは私には向いていないと決めつけて諦めていましたが、全研に入社したことでチャレンジするきっかけをもらいました。
はじめは「絶対に私にはできない」とさえ思った文章の編集。いざ取り組んでみると、やはり出来栄えはひどいものでしたが、できないことではないと確信しました。

1ページの原稿を最高8回も上司にチェックしていただいたことや、自信をもって提出したものが赤ペンで添削されて真っ赤になって返ってくることもありましたが、今ではチェックも3回ほどに減っています。
どんなに短い文章でも、1回でOKが出たときはとても嬉しいです。

文章の編集を何度か繰り返すうちに、チェックが入る文章にはいくつかの共通点があることに気がつきました。
・伝えたいことが明確になっていない
・端的に書こうとして、当たり障りのないことを書いている
・読み手を想像できていない
・表現が回りくどい

これらのことから、「伝えたいことが十分に伝わるか」「読み手を意識できているか」を第一に考える必要があることがわかってきました。

このように、少しずつコツをつかみながら文章力の強化中です。
周りのサポートを無駄にしないためにも、勉強を重ね、編集力を身につけて一人前のWEBディレクターになりたいと思います。

全研には何にでも挑戦できる環境がある

実は、このようにチャレンジできることが恵まれた環境であると気がついたのは最近のことです。
このブログを書くにあたって、未来の後輩に何を伝えたいか考えているときでした。

入社前は、自分が文章を編集することなんて一度も考えていませんでした。
しかし、このスキルを身につければ、WEBディレクターとしても編集者としてもレベルアップできることがはっきりと分かっている今、挑戦させてもらえることにすごく感謝しています。

全研には、スキルアップのためにチャレンジできる環境があり、本気で向き合って支えてくださる上司や先輩社員が沢山います。
決して、どこにでもある環境ではありません。

成果のために、ASを卒業して次のチームへ

私は、もうすぐほかのチームに移ることが決まっています。
CマーケではWEB業界の流れに対応していくために、常にチームの編成を最適化しているんです。

WEBマーケティングは日々変化するので、今日の戦略や改修が、明日にも効果があるとは限りません。
この「変化に対応する力」が全研の強みであり、私たちにも必要な能力なのです。

私にとっては初めての本格的な異動で、本音をいうと不安もたくさんありますが、やることはどこのチームでも同じです。
WEBサイトで成果を出すこと

残りの期間で、担当しているサイトが私の手を離れても成長していけるように準備したり、私自身が次のチームで成果を出すための編集力を身につけたり、やらなくてはいけないことがてんこ盛りです。
やり残すことのないように、いま目の前にあることに一生懸命取り組んでいきたいと思います!
そして、新しいチームでも、成果を出せるように頑張ります。

以上、17卒の麻生でした!