こんにちは、メディアネットワーク事業部コミュニケーション・プロダクツの岩谷です。
瓦版」というメディアの運営をしております。

「瓦版」はようやくスマートフォン化も終わり、いつ誰がどこにいてもサイトの閲覧ができるようになりました。これはメディアにとって大きな一歩といえるでしょう。
「瓦版」ではレスポンシブルデザインというものを使用しており、PCと同じURLをスマートフォンで閲覧しても同等の内容が見られるように作っているのです。

スマートフォン時代の到来

現在、スマートフォンの契約者数は5100万人以上に登ります。移動に電車やバスを利用している人であれば、周り見渡すだけでスマートフォンを利用している人の多さに気が付くでしょう。暇ができるとスマートフォンを触る、という人はとても増えています。

人々はスマートフォンを利用しているとき、どんな画面を見ているのでしょうか。それは人それぞれで違っています。例をあげると、ニュースや天気予報といった情報の閲覧であったり、大人気のゲームをプレイしていたり、メール、チャット、Twitter、LINEなどで他の人と連絡を取り合っていたりしているようです。

そういった多種多様なサイトやサービスが、ほぼ全てスマートフォンに最適化された形で提供されています。
最近は、スマフォファースト、スマフォマターといった形で、PCサイトの構築よりもスマートフォンをまず対策すべきだ、または、スマートフォンを主軸としたサイト構築をすべきだ、という運用方法も出てきているぐらい、スマートフォンサイトが持つパワーは大きくなってきております。

SNSからの情報サイトへという流れ

TwitterやFacebookなどのSNSサービスは、スマートフォンをメインで使用しているユーザーが圧倒的に多くなっております。そういった場で紹介や拡散された情報は、そのままスマートフォンで見られます。スマートフォンから得た情報を、スマートフォンで閲覧するのは当然のことです。

私が作っている「瓦版」のようなメディアは、スマートフォンからの流入数がPCからの流入数を上回っているサイトが非常に多いのです。この流れは今後もっと加速していくことでしょう。キャンペーンへの応募やイベントへの参加なども、スマートフォンがあれば事足ります。わざわざ起動が遅いPCを使って何かをするという時代が終わろうとしています。

スマートフォンでのサイト構築のために最も重要なことは、サイトの見やすさにつきます。どこにどの情報があるのか、どの情報が新しく、どの情報が古いのかがパッと見てわからなければ意味がありません。
この限られた画面の中で、上手にユーザーをガイドしていくのもサイトディレクションの重要な視点といえるでしょう。

しかし、瓦版のトップページではそういったところが、全く配慮されていない造りになっております。今、微調整を行っていますが、この調子ですと大きな変更が必要です。この部分については、現在のデザインを壊さないようにしながら、じっくりと作りこんでいかなければなりません。

最高のコンテンツを最高の状態で提供してこそ、皆様の共感を得られるものとなるのは重々承知しておりますが、今回は自省の念も込めて、スマートフォン化、そしてレスポンシブルデザインについて話をさせて頂きました。