こんにちは!
今年から全研ブロガーに就任しました、バリューイノベーション事業部(以下VI)制作部の山根です。

コロナが流行してから早3年、ついに感染症法上第五類への移行が進められ、色んなことが緩和されるようになりましたね。
当たり前にできていたことが制限されるとここまで辛いのか!と痛感した半面、新しい働き方としてリモートワークが当たり前になるなど、時代の変化ってすごいなと実感しました。

全研本社でも、緊急事態宣言の間はリモートワークが導入されましたが、あの頃は突然の勤務体制の変化にバタバタしながらも、リモートワークならではの新鮮な過ごし方を仲間同士で模索しあったものです(^^)

※2年前のテレワーク事情の記事はこちら(『VI事業部CSのテレワーク事情』)

あれから3年、今VI制作部を中心に、新たな働き方に挑戦しています!

その名も「2CycleRemotework」(ツーサイクルリモートワーク)。

横文字たっぷりの名前ですが、楽しく自由に働くための施策がいっぱいなのです。
今回は、そんな2CycleRemoteworkの魅力を紹介します。

2CycleRemoteworkとは


▲「2CycleRemoteWork」導入時に制作したロゴ。制作者はデザイナーの土井さん♪

2CycleRemoteworkとは、2サイクルというその名の通り、制作部をAチーム・Bチームの2グループに分け、2週間ごとに出社とリモートワークを繰り返す働き方です。
Aチームが出社のときはBチームがリモートワーク、AチームがリモートワークのときはBチームが出社という形で、常に2週間ごとに勤務形態を変えるサイクルです。

勤務中は、その日リモートワークで勤務している制作メンバー全員が入室できるGoogle Meetに接続。
直接顔を合わせられなくても、制作部内で全体朝礼を定期的に行ったり、各課にて毎日定例ミーティングを行ったりと、チーム同士のコミュニケーションは欠かさず取っています。


▲ リモートワーク者用のGoogle Meet

なぜ2Cycle制を採用しているのか

制作部は現在100名を超える大所帯の部署(2023年2月時点)。

企業規模拡大とともに社員数を増やし続けている制作部ですが、社員数が増えてもオフィスのキャパシティに捉われることなく、生産性を上げ続けるために導入されたのが「2CycleRemotework」です。

フルリモートや不定期での出社が必要な勤務形態とは違い、出社にて社員同士で顔を合わせる機会もしっかりあれば、自宅で集中して作業できる機会もあります。
コミュニケーションの質を落とさないまま働き方の自由度を広げるという、まさにいいとこどりな勤務体制です!

「いや、フルリモートで働いてみたいんだけど…」と思ったそこのあなた!ちょっと待ってください!

実は私もフルリモートにちょっぴり憧れていました。
でもいざリモートワークに入ってみると、毎日誰とも顔を合わせることなく一人で仕事し続けるって、本当に(もう本当に)孤独なんです。

特に制作部は、メディア制作を通してクリエイティブを追求する部署。
ミッションである「クリエイティブを通してお客様に感動を提供する」ことを達成するためには、チームメンバーとコミュニケーションを取りながらブラッシュアップする機会がとても重要です。

その点でいえば、自宅で集中して作業できる環境と、職場で意見交換ができる環境が両方あることはすごく良い環境なのです(^^)
チームメンバーをランチに誘ったり、仕事帰りに飲みに誘ってリフレッシュする機会も大事ですしね♪

とはいえ、入社したばかりの頃は先輩が近くにいないと不安ですよね。
一人前になるまでは先輩が近くで指導&フォローするのでご安心を◎
一人で仕事ができるようになれば、社歴や経験に関係なく2CycleRemoteworkをスタートできます!

実際この働き方はどう?社員に聞いてみました!

VI制作部で共に働く金子さん、槲田(くにぎだ)さんに、2CycleRemoteworkの感想を聞いてみました。

入社歴1年 金子さんの場合

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1人目は、入社歴1年のWebディレクター金子さん。
私と同じ制作1課にて勤務しています。
日々仕事をこなしながらも趣味もしっかり楽しむ金子さん、ぜひお話を聞かせてください!

山根:これまで原則出社だった勤務形態からリモートワークが導入されることになり、率直にどう思いましたか?

金子さん:家が大好きなので、率直に嬉しかったです(笑)!
通勤時間が短縮されるだけで、本当に楽になりますしね。

山根:素直ですね(笑)でも満員電車の辛さは私も大嫌いなので、その気持ちはとてもわかります。
テレワークに対する不安はなかったですか?

金子さん:もちろんありました。
前職でもリモートワークは導入されていたのですが、全研本社でリモートワークが導入された当初は、周りにたくさん相談しながらサイト制作を進めていたので、気軽に相談できなくなることが不安でした。
ですが、毎日15時に実施しているチーム定例ミーティングで案件の相談ができたり、上長がいつでもオンライン会議を繋いで相談に乗ってくださったり、リモートワークでも仕事ができているのは本当に皆さんのおかげだと思います!

山根:働き方が変わっても、チーム内でコミュニケーションが取りやすいような体制にしてくれているのは、とてもありがたいですよね!
2週間ごとに出社・テレワークができるメリットはどんなところだと思いますか?

金子さん:家では、一人で集中したいタスクを重点的に取り組むことができて、出社のときは、周りの意見を聞いたり相談しながら進めたいタスクに重点的に取り組めることですね。
戦略設計から編集までディレクターが対応するので、黙々とサイトを作るよりも周りの意見を取り入れた方が各段に良いものになるので、みんなと顔を合わせられる機会があるのは嬉しいです。
逆にリモートワークのときは通勤がない分、始業前に読書やSEO関連の情報収集に充てられています。終業後も、ゆっくり湯船につかったり、凝った料理を作ったり、出社していた頃よりもずっとプライベートが充実したと思います(^^)

山根:2CycleRemoteworkの良さを存分に活用しながら、空いた時間は自己研鑽に勤しんだり、プライベートも存分に楽しんでいますね♪
金子さん、ありがとうございました!

入社歴2年 槲田さんの場合

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二人目は、入社歴2年のWebディレクター槲田さん。
制作2課にて、5人チームのユニットリーダーを勤めています。いつもスマートに仕事をこなされる槲田さん、新しい働き方の感想を聞かせてください!

山根:槲田さんは緊急事態宣言中もリモートでお仕事されていましたよね。
あの頃は不定期に出社することもありましたが、あの頃と比べて今の働き方はどうですか?

槲田さん:緊急事態宣言中は週1出社だったのですが、その度にノートPCや資料を持ち運びしていました。その度に「PC大丈夫?壊れてない?」という考えが常によぎるので、それが2週間に1回でよくなったのはありがたいです!あと、PCって重い(笑)

山根:槲田さんは普段身軽な恰好で出社していますもんね。私も徒歩通勤で歩く距離が長いので、特に雨の日はPCの生存状態をいつも気にしています。
リモートワークのとき、集中力が切れそうになったときの対処法はありますか?
私はついお菓子を食べる手が止まらなくなっちゃって・・・。

槲田さん:あまり誘惑とか気にならないタイプなのですが(^ ^;)
でも、リモートワークメンバーがオンラインミーティング部屋(Google meet)に入ってるので、ふとメンバーの顔を見たら「みんな頑張ってるな」と思えます。最初は見られている感覚があってそわそわしてたんですが、今は慣れました!

山根:みんな自宅なのにオフィスと変わらず仕事をしている姿、当たり前なんですが不思議な感じがしますよね!私も疲れた時はオンラインミーティングの皆さんの顔を見て元気をもらっています!
ユニットリーダーとして、チームメンバーとのコミュニケーションはどのように工夫されていますか?

槲田さん:チームメンバーの中には社歴が浅くてフル出社の人もいるので、離れている時は、まめにチャット入れてみたり、ちょっとしたやり取りでもチャットで終わらせるのではなくオンラインで話すことを心がけています。
出社したときは、これまで顔を合わせていなかった分たくさん話すようにしています!
2CycleRemoteworkが導入されてから顔を合わせる機会が貴重になりましたが、逆にこれまでよりもコミュニケーションを意識するようになって、密なやり取りができています。

山根:出社日数が少なくなったことで、逆にコミュニケーションを意識できるようになったということですね。素晴らしいです!!槲田さん、ありがとうございました。

お2人とも勤務形態に合わせて工夫しながら、出社・リモートワーク両方の良さを存分に活用されているようですね!

私も同じ働き方をしていますが、フル出社していた頃よりもチームメンバーをランチや晩ご飯にお誘いする機会が増えました。
メンバーと直接顔を合わせる機会が半分になったことで、その期間のコミュニケーションをより大切にしようという意識が芽生えました(^^)

チームのコミュニケーションは仕事の要!各課の取り組みとは?

2CycleRemoteworkでチーム全員で顔を合わせる機会は減りますが、そんなことを感じさせないよう、各課でコミュニケーション活性化のための取り組みが行われています。
その取り組みの一例をちょこっと聞いてみました!

制作5課(デザイナーチーム)の場合

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教えてくれたのは、萌リーダーです。

制作5課では、2つの取り組みを行っています。

①ユニットザッソウタイム
ザッソウ(雑草)ではなく、雑談・相談です!
今制作5課は5つのユニットに分かれているのですが、ユニットごとに週1回など定期的に
オンラインミーティングでの雑談・相談(ザッソウ)の時間を設けるようにしました。
仕事のちょっとした悩み相談や雑談の機会を設けることで、リモート下のコミュニケーションの取りづらさを解消し、むしろ今までより円滑な交流ができるようになりました。

②チームメンバーが発信しやすい環境づくり
リモートワークに入っていると、どうしても上長の勤務状況が分からず、報連相のタイミングに気を遣います。そのようなことで大事な報連相が遅れてしまわないような取り組みを行っています!
一部ユニットでは、リモート下での連絡の促進のため「リーダーへの連絡ファースト」の掟を設け、「リーダーの時間を気にせずにいつでも連絡をする」ことを呼びかけています。

また他のユニットでは、メンバーの進捗を拾いやすくするため、終業前にチャットで進捗状況を聞く呼びかけなどを行っています。
チームリーダーから積極的な呼びかけを行うことで、メンバーからの自発的な連絡相談の量を増やすことで、円滑なコミュニケーションの一助となっています!

制作6課(エンジニアチーム)の場合

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答えてくれたのは、今浦さんです。

制作6課では、以下の2つの取り組みを行っています!

①「分報部屋」というチャット部屋でのやり取り
分報とは、その場その場でいまの状況や感想、雑談などを記載してチームに共有する取り組みのことです。
今対応している案件や、困っていることなどをなんでもつぶやくチャット部屋を作成して、自由につぶやいています。
今何につまづいているのかがわかったり、対応方法が分かる人がすぐにアクションしてくれるので、出社時とほぼ変わらないスピード感で悩みを解決できる優れモノです!
ほかにも他愛のない話や、昼休憩の報告など、自由にやり取りしています。

②「ブレイクアウトセッション」で話題を創出!
その日のお題を朝礼で発表し、夕方頃に分報用チャット部屋でやり取りするということをしています。
プライベートのことでもOK!好きなケーキは?など、最近ハマっているものやメンバーの意外な趣味を知ることができたり、共通の話題が増えたりしてコミュニケーションのきっかけになるので、出社で顔を合わせたときの話のネタがどんどん増えています!
最近は新しく入った方も多くなったのですが、リモートワーク中でもしっかりコミュニケーションが取れているように感じます。

まとめ

全研本社の新しい働き方、いかがでしたか?
今回は、制作部の「2CycleRemotework」について紹介しました!
この働き方は、リアルタイムのコミュニケーションを大事にしている全研本社ならではだなと感じます。

そんな自由な環境で働ける全研本社のVI制作部。
興味がある方はぜひ他の記事もチェックしてみてください!

以上、制作の山根でした!