こんにちは。バリューイノベーション事業部(以下VI事業部)の麻生です。

2017年に新卒で入社して丸3年。
スキルゼロ、知識ゼロ、未経験で入社した新卒が3年目で任されている仕事と、VI事業部のディレクターに必要なスキルを紹介していきたいと思います!

●麻生未帆_メイン画像

私の普段の業務は、一言でいうと「Webサイト制作のディレクション」です。

しかし、ただサイトを完成させて終わりではありません。求められているのは「成果の出るWebサイトを作ること」。
全研を信頼してご契約いただいているクライアントの皆様に成果を実感してもらえるWebサイトを作っています。

スキルその1:課題と強みを見つけるヒアリング力

VI事業部のWebサイト制作は、クライアントの企業様が抱える課題を聞き出すところから始まります。

電話や対面でクライアントと話しながら、課題や強みを整理していきます。
限られた時間の中で、サイト制作の鍵となる有益な情報を聞き出すスキルが必要です!

質問内容は事前にまとめておきますが、会話をしながら関連性のある話を広げ、自然に聞き出すのがコツ。
ときには、直接関係のないようなトークもおり混ぜ、リラックスしてもらうことで、本音を聞き出すことができます。

もともと、人と話すことに苦手意識があった私は、社外の方とのコミュニケーションに自信がありませんでした。
しかし、上司や先輩社員の方々が練習に付き合ってくださり、今では一人でクライアントに会いに行くことが当たり前に。

緊張することもありますが、クライアントの想いを直接聞けるので、「絶対にこのサイトで成果を届けるぞ!」という気持ちがより一層強くなります。

電話対応の写真
▲クライアントと電話でお話し中

スキルその2:最適な市場を探るマーケティング力

課題と強みが整理できたら、クライアントの強みがマッチする市場を探します。

マーケティング用語を使って難しく説明することもできますが、簡単に言うと、「クライアントの商材をどんな人に届けたいのか」。これに尽きます。

この段階で選択を間違えてしまうと、その先の制作をどんなに頑張っても成果につながりません。
だからこそ、慎重にデータを集めて調査していきます。

スキルその3:まだ世の中にないコンテンツを提案するクリエイティブ力

市場が決まったら、届けたいターゲットに刺さるコンテンツ案作りです。
一人で作るのではなく、チーム内でアイディアを出し合ったり、ターゲット層に似ている社員に話を聞いたりしながら案を固めていきます。

「クリエイティブ力」というと、常に新しい発想が求められるように見えますが、大切なのは、全研ではおなじみのTTP(徹底的にパクる)!

VI事業部ではこれまで多くの企業様の集客をお手伝いしてきたので、すでに成果を出しているWebサイトがたくさんあります。
「なぜ成果を出しているか」を分析しながら、成功パターンはドンドン真似します!

私たちが求められているのは、「Webサイトで成果を出すこと」。私だけのクリエイティブを世に出すことではないのです。
一案件ずつ、責任を持って成果を届けるためには、すでにある成功パターンを使わない手はありません。

ときには新しい挑戦も必要ですが、そのときも、成果を出すための裏付けを用意しながら慎重にコンテンツを作り出します。

MTGの様子
▲サイトのコンテンツ案を出し合うミーティングの様子

クリエイティブが形になり、シミュレーション通りに成果が出たときは、とてつもない達成感があります。

ちなみに、昨年は私がディレクションしたサイトがVI事業部の中で年間のMVPサイトとして選ばれました!
もちろん、目指すべき方向はクライアントへ成果を届けることですが、MVPという称号がいただけて、ディレクターとして自信につながりました。

バッジ2
▲年間MVPサイトとして表彰されたときにいただいたリワードバッジ

「リワードバッヂ」がきになる方はこちらの記事もチェックしてみてください!
スキルを見える化するリワードバッヂの紹介→強みを見える化!さり気なくドヤれる「リワードバッヂ」とは?

スキルその4:クリエイティブをカタチにする編集力

提案したクリエイティブをサイトに落とし込み、カタチにするのもディレクターの大事な役目。
サイトに訪れるユーザーが読みたくなるキャッチや文章、UIを考えながら編集作業を進めます。

前回のブログでも少し触れましたが、私はもともと1ページの原稿を最高8回チェックしていただいたこともあるくらい、文章の編集が苦手でした。
先輩社員の文章を何度も読み返したり、文章作成の本を読んだり、勉強を続け、今ではチェックはかなり減ってきました。

それでも、今も編集には周りのメンバーより時間がかかってしまいます。
しかし、得意・不得意があるのはしょうがないこと。
人よりも時間がかかることを想定して、編集時間が長く取れるようにタスクを調整しながら取り組んでいます。

スキルその5:サイト公開まで円滑に進めるタスク管理力

編集が終わったら、いよいよサイト公開です!
Webサイトを公開するまでには、これまで紹介した工程以外にも、細かい作業がたくさんあります。
そのため、スケジュール通りに公開するには、抜けもれがおきないタスク管理が必須。

抜けもれを防ぐための方法は、周りに声掛けをしたり、エクセルで予定を管理したり、とたくさんありますが、一番重要なことは「ディレクターとしての責任を持つ」ことです。

一人のディレクターとして、社外でも社内でも信頼してもらえる人になるために責任を持って業務を進めています。

番外:成果を追い、反省して次につなげる成長力

Webサイトは公開して終わり、ではありません。
公開後は、自分でディレクションしたサイトがシミュレーション通りの成果を出しているかをチェックします。

どんなに素晴らしい成果を出したとしても、ディレクターとして反省は尽きません。
制作した当時は、もちろん100%の力を出し切りますが、次のサイトで120%の力を出すためにしっかり振り返ることが大切。

自分史上最高・最強2020
自分史上最高の成果を出し続けるチームに!

これは、今年のVI事業部 制作部のビジョンです。
自分史上最高の成果を出し続けるために、成長し続けることも私たちのミッションの一つなのです。

ちなみに、私も入社してからの3年間で成長し続けている自信があります!
同じ1年間は一度もありませんでした。

1年目、2年目、3年目と上手くいくことばかりではありませんでしたが、できることが増え、クライアントに成果を届けるディレクターになるために学び続けています。
そして、2020年も自分史上最高の成果を出すために、止まることなく成長し続けていきます!!