こんにちは!バリューイノベーション事業部CSの日置です。
前回ブログを書いてから1年以上経ち、もう3年目が目の前に来ています。
そんな私の、新卒1年目から2年目の業務内容や心境の変化を書いていきたいと思います。

”クリエイター”から”ディレクター”に

まず、私が所属しているCSは、サイトの運用に携わっています。
サイトを公開して運用開始した後、クライアントに成果を届け、継続的なご契約をいただくことを目指しています。

その中で、新卒1年目の頃は、改修内容をサイトに実装する「クリエイターズ」というチームに所属していました。
クリエイターズチームは、運用パートナー(クライアント対応を行うメンバー)と、運用ディレクター(サイト運用の道筋をたてるメンバー)が考えた改修案を、HTMLやCSS、PHPなどの言語を使用してサイトへ反映させる業務を担っています。

はじめは、サイトのデザインを変更する簡単なCSSの改修だけでもスキルが足りず時間がかかったり、周りの助けを借りないと実装できませんでした。
しかしスキルを身に着ければその分だけ自分の行ったことがすぐにサイトに反映され、目に見えるようになることもクリエイターズのやりがいの一つだと思います。

そして新卒1年目が終わろうとしていた2022年3月、私は運用ディレクターチームへ異動になりました。
実装できる内容も言語も当初より増えている段階だったため、率直に「せっかく楽しくなってきたところだったけれど、異動か…!」と思いました(笑)

運用ディレクターの主な業務は、それぞれが担当サイトを持ち、そのサイトの課題を抽出・分析し、施策を立案し実装することです。
そして実装した施策の効果検証を行い、分析・立案・実装を繰り返していきます。

特に私が所属しているチームでは、運用開始から1年未満のサイトを主に担当しており、成果を提供して2年目以降もご契約を継続していただくことを目指しています。

運用ディレクターとして”サイト成果”を担う

運用ディレクターになってもうすぐ1年の私が感じる1年目と2年目の大きな変化は、サイトの成果が良い時も悪い時も、自分の責任だと強く感じるようになったことです。

クリエイターズチームに所属していた頃は、「この部分はこのように実装した方が良い!」など、サイトを良くしようという主体的な提案をできていませんでした。
今振り返ると当時の私は意識が低く、依頼された内容を反映させることしかできていなかったのです。

運用ディレクターになり、担当サイトを持つようになったことがきっかけで、責任感が生まれたと感じています。
とはいえ、ディレクターになって間もない頃は、クライアント対応を行う運用パートナーからの依頼の意味や対応方法がほとんど分からず、全て上司に確認していました。

現在では、施策の目的や根拠を必ずすり合わせるようになり、目的が分かれば自分から別の施策を提案することもできるようになりました。成果を出すための改修案を考えることは自分の役割だと認識できたことで、責任感が生まれたと思っています。

成果のために思考を巡らせるのは、自分たちが担当してるサイトだけに留まりません。
クライアント公式サイトの改善を提案させていただき、そこから成果につなげることができた案件もありました。
サイトの成果が出た時や、こちらから提案した内容に対してクライアントから喜びのお言葉を共有いただいた時が1番嬉しく、やりがいも感じるタイミングです。

現在は運用ディレクターになった当初よりも多くの案件を任せていただいており、クライアントとユーザーどちらにも価値を届けられる運用ディレクターを目指しています!


▲ 淺原マネージャーからいただいた謎のアヒル。
 いつもアドバイスをくださるマネージャーが、毎日私を見守っているようです。

メンターになって分かったこと

運用ディレクターに異動になった他にも、2年目に新しく経験させていただいたことがあります。
それが22卒のメンターです。

私のメンターの暁さんは1年先輩の20卒だったのですが、自分自身が新卒2年目でメンターを任せていただけるとは想像していませんでした。
論理的思考ができなかったり、報連相もままならなかった自分が、メンターをやれるとは思っていなかったからです。
ただ、メンターをやってもらうと伝えられた際に、「必要なのは“覚悟”だけ」という言葉を淺原マネージャーからいただき、あとは心の準備だけでやるしかない…!とスイッチを入れたことをとても覚えています。

このメンター業務も私にたくさんの気付きをくれました。

私の新卒1年目は、メンターの暁さんの言っていることの”意味”が分からず、分からないからやる必要ないのでは…?と、「やるかやらないか迷う」無駄な時間の使い方をしてしまうことがありました。
今振り返ると、この「迷っている時間」こそ、0秒でよかったのに!と本当に思います。

メンターをやってみて初めて、暁さんに言われたことが本当の意味で理解できた、という場面が多くありました。

例えば、目標設定をする場面では、「目標達成のために必要な要素があって、その要素を満たす行動目標を立てる。まずそれを自分で考えてみて」と言われていましたが、「これ以上考えられないし出ないッ!」と本気で思っていました(笑)
それでも暁さんが繰り返しアドバイスくださったことで徐々に自分で思考する癖がついたと思いますし、始めから全部答えをもらっていたら自分のためにならなかったと今では分かります。

また、「業務やその日の学びがそれぞれぶつ切りになっているけれど、他のことにも横展開できるはず」というアドバイスをいただいた時には、「何に横展開できるか思い付かないッ!」という状態でしたが、何度も思考を促してくださったおかげで、
現在は「メンティがアウトプットしてくれたこの学びは、別で動いている△△のプロジェクトにも応用できる共通点があるな」と紐づけ、今度は自分が思考を促す側に立てるようになりました。

1年前に暁さんが私に授けてくださっていたのと同じようなヒントを、いま私がメンティである布施屋さんに伝えるということもあります。
自分がメンターという立場になってはじめて1年前の暁さんの言葉の真意が分かり、自分にとって必要なことだったのだと気づくことができました。


▲ メンティの布施屋さんとのやり取りは、初めての経験ばかりでした!

大切なのは、まず「やる」こと

この経験から私が伝えたいのが、まずやってみることの重要性です!

1年目は、周りがくださるアドバイスを本質的に理解できなくて当たり前です。
ただ、「よく分からないからやらない」という選択肢を取ることはすごくもったいないです。
なぜなら、その時間が戻ってくることはなく、まず実際に手を動かしてみなければ、本質はずっとわからないままになってしまうからです。

ただ、やっている間もまだまだ意味が分からなかったり、やってみたけれどもうまくいかないこともたくさんあります。
以前、すぐ行動してみたけれど思うような結果が得られなかったとき、淺原マネージャーが「なぜうまくいく前提で考えているのか」という言葉をかけてくださったのがとても印象に残っています。
行動してみてもうまくいかないことはたくさんありますが、そこから次の改善につなげることができれば、「うまくいかない」経験も糧になります。

もう1つ重要なのが、行動を始める前に、メンターと目的をすり合わせるということです。
目的を自分の前に置き、それに向かってとにかく頭と手を動かすことで、無思考で“とりあえずやっている”状況を回避することができます。

2022年の年末に、21・22卒の振り返りイベントが開催されたのですが、
その時私は、「過去に戻れるとしたら自分に2文字だけ「や・れ!」と伝える」と発表して締めました。

1年目に周りの方々がくださったアドバイスを実践してみたり継続したことで、今運用ディレクターの業務に活かされていることが沢山あります。
あの時、もし「やらない」という選択肢を取っていたら、現在の業務は行えていないだろうと思います。そのくらい役に立っています!

次は中堅1年目

もうすぐ3年目に突入しますが、新卒3年目ではなく中堅1年目の気持ちでいます。
それは、CSの安藤次長や淺原マネージャーが、私のことは新卒として見ないし、新卒カードはもう切れない、フレッシュ感はもういらないと伝えてくださっているからです。

3年目の目標は2つあります。

①クライアントとユーザーに価値を届け、「日置さんに任せれば安心!」と信頼される運用ディレクターになる
②与えられたチャンスではなく、自分から新しいことにチャレンジする姿勢で、新卒の殻を脱していく


▲ 暁さんとは、AIのコンテンツ生成検証プロジェクトを進めています。
毎日このことを考えています。

自分からチャンスをつくり、【まずやってみる】ことで全体に貢献できるよう、前進あるのみです!

以上、バリューイノベーション事業部CSの日置でした!

(ちなみに…このブログの写真3枚のキャプションは、すべてAIが書いてくれました。皆さんは気付きましたか?)