こんにちは。ダイバーシティ事業部(以下DS事業部)の高嶋です。
今回のブログでは事業部のことや自分自身のことについて、知っていただけるようにお話していきます!

高嶋ひよりブログ

ABOUT ME!

改めまして…高嶋ひよりと申します!
2019年4月入社の新卒社員なのですが、2018年8月からインターン生として入社し、すでに色々なお仕事をさせていただいています。

インターンの様子はこちらでも語っているので、あわせてご覧ください。
気になる業務をチラ見せ|ω・)インターン本音インタビュー!

仕事についてのお話をする前に、まずは私のバックボーンとなるこれまでの経験や学生時代について知っていただく必要があります。

まずは出身について。私は生まれは日本…なのですが、人生の半分を海外で過ごしました。
6歳まで日本で暮らし、そこから5年間アメリカのカリフォルニアへ。小学校1年から5年生までの間、住んでいた地域の学校に通いました。

カリフォルニア

その後、日本に帰国して、区立の小学校に転入。受験もしたのですが、2年後に再び引っ越して、次はイタリアのミラノで3年間暮らしました。

ミラノ

ミラノの次はイギリスのコバムで1年。そして再び日本に戻り、高校の残りの2年間はインターナショナルスクールに通いました。

日本と海外とを何度も行き来していたのがわかりますね。
高校卒業後に再びアメリカに渡り、ニューヨーク大学(以下NYU)に入学したのですが、大学1年目から留学で1年間イギリスのロンドンに行っています。そして大学2年生でニューヨークに戻り、大学卒業後、日本に帰国しました。

ニューヨーク、ロンドン、マンハッタン

計算してみると、23年間の人生のうち13年は海外で過ごしたことになります。

UNIVERSITY~大学時代学んだこと~

そんな私が日本に帰国する前に大学でどんな勉強をしていたかというと、主に脳科学と精神医学の勉強をしていました。

国際教育についても少し勉強していましたが、メインは医学です。
子供とティーンエイジャーたちの成長真っ最中の発達障害の診断プロセスや治療に携わり、アシスタントとして患者の方と触れ合ったり、実験を行ったり、という大学生活を送っていました。

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▲当時在籍していた研究室がある医科大学。

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▲大学時代の部屋の様子。勉強に没頭する毎日でした

この分野に興味を持った理由は、人は脳や体、感情がそれぞれにあるとしても、遺伝子や性別や環境の影響で表に現れるものが大幅に変わるのが不思議で仕方がなかったからです。なぜ人間はこのように変化してきたのでしょうか、どうしたら一番いい人生を過ごせるのでしょうか。
特に人間の脳について知られている情報は本当に少ないですが、そのギャップがとにかく面白くて!このような好奇心に突き動かされて、熱心に研究に取り組む日々を過ごしていました。

大学卒業後は研究を続けて精神医学者になるために大学院に進もうと考えていました。日本に帰ってくることも、最初は頭になかったです。しかし、今しかできないことが日本にはあるんじゃないかと思い、悩んだ結果、日本に帰国することを決断しました。

卒業式1

卒業式2

大学2

ABOUT ZENKEN~全研と出会って気付けたこと~

そんな医学の道にいた私が全研に入社することになったのは、本当に奇跡だと感じています(笑)
その出会いは、研究の腕を磨くため製薬会社目当てで合同企業説明会に参加したときのこと。会場をあまり目的なく歩き回っているときに声をかけられ、時間があったので何となく説明会を聞いてみようと思い、座ったのが全研のブースでした。
イベントにいた社員の皆さんがものすごく優しくて、強く印象に残っています。

正直なところ、このようなイベントはベストメンバーを前に送り出すのが当然だよね、と半信半疑でした。ですが、実際会社の説明会にも行って、この会社は本当にいい人たちばかりなのかを自分の目で見極めるべきだと思い、選考に参加させていただきました。
もちろん選考の中で本当に社員の皆さんが偽りなく優しい方ばかりだと気づき、さらにDS事業部がこれから行っていく事業のことなどにも触れて、私が全研で働いているのを想像できるようになりました。

業務内容は今まで学んできた分野とは違うかもしれませんが、国際教育について勉強していた時期もあり、「私が日本で貢献できる仕事はこれだ!」と気づくことができました。
ちなみに、企業説明会のときに最初に話しかけてくださったのが、今の上司である木村部長でした。このようなご縁があり、今はDS事業部のメンバーとして一緒にお仕事をさせて頂いているのが本当にラッキーだと思います。

イベント写真
▲全研のイベントブースが私の全ての始まりです。

ABOUT DIVERSITY DIVISION~DS事業部が目指すもの~

こうして全研と出会った私が、今お仕事をしているのがDS事業部です。まだまだその存在を知らない方が多いと思いますので、部署のご紹介をさせていただきます。

DS事業部は2018年に立ち上がった部署で、主に外国人人材採用支援ビジネスをしています。
最近の日本は人口が減少していて、この先も減り続けるだろうと予想される中、優秀なエンジニアたちを探すのが難しくなっている、という状況を皆さんご存知でしょうか。人口減に比例してマンパワーも減っている状況で、いかに人材を増やすか…ということはどの企業にとっても課題だと思います。
この対策として、外国の優秀な人材と日本の企業をマッチングさせるのがDS事業部です。

海外に住んでいたときから「一度は日本に旅行してみたいけど、住むとなるとハードルが高そう」とよく言われていましたし、私自身もそう感じていました。「英語が通用しないので日本での生活に慣れるのが大変そう」という声もあります。
チャンスが有り余っている日本の中で、最初の一歩に対するハードルを解消することで活躍できる外国人がたくさんいるかもしれません。そんな方達をサポートして、最適な環境に就けるように支援をするのが私たちの義務でもあります。

スタートポイントを求めて、立ち上げ当初は数カ国を周り、日本とのマッチングが行える国を探しました。そしてたどり着いたのが、インドです。インドのIT産業は急速に発展し、世界的にイノベーションを巻き起こしています。まさに、これからの日本でおおいに活躍できる人材でした。
今では現地の優秀な大学と提携をしていて、DS事業部は日本とインドの架け橋となっています。

diversity▲始動した、私達のサービス。

私は本当にすごいタイミングでDS事業部に参加させていただきました。
立ち上げ初期の頃から参画して、事業部と一緒に成長できるとは本当に貴重な機会です。滅多に味わえることではありません。
インターンとして入社した頃から人数も仕事も増え、自分たちが頑張っている仕事の成果を実感している最中です。

インド人を採用し、彼らと共に新しい気付きや苦労、喜びを日々味わっています。彼らの成長を間近で見ていて、本当に自分にとっても勉強となっています。

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▲インドでいただいた、歓迎のカレーです。

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▲写真好きが高じて、インドの写真が増えてきました:)

規模が大きくなったことで個々の役割も明確になり、事業部も日々進化しています!勿論まだまだ努力すべき部分はありますので、山場はこれから。
ですが、今まで努力してきたことは絶対報われるので、この先どこまでステージを駆け上がれるかが楽しみです。

A DAY WITH DS ~DS事業部のお仕事~

インドと日本の架け橋の役割を果たしているDS事業部は、インド現地で対応することがたくさんあります。月一回程の頻度で出張に行くメンバーもいますが、もちろん出張先で行う業務がすべてではありません。

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リサーチをしたり、日本で働くインド人と面談を行ったり、ビザ関連の手続きを進めたり…その日によって様々。ときには翻訳・通訳作業や、レポートを作成することもあります。また、インド現地の学生たちとのやり取りにも携わっています。

社内の公用語は日本語ですが、英語でリサーチやインド人との面談をするので、語学的な面でも自分に最適な環境だと思います。

GOALS~これからの目標~

これから向かうべきゴールとしては、人のためになる仕事に取り組むことです。
私はこれまでたくさんの経験をしてきました。自分で掴んだチャンスもありますし、運よくチャンスが巡ってきたこともあります。
機会に恵まれてきたからこそ、全てを活かしてもなおチャンスに恵まれていない、そんな環境で生活する力を持たない人たちのためになるような人間に成長したいです。

スキル面では日本語でのコミュニケーション力を上げていきたいです。
入社当時と比べてみれば、驚くほど日本語力は上達した気がします。自分で言うのも恥ずかしいですが…。もちろんまだまだ上を目指して上達するべきなので、多くの人とコミュニケーションをして周りの皆さんの良いところを真似しながら自分の引き出しを増やしていきたいと思います。

また、DS事業部のゴールとしては、より多くの人材をその人が一番適した企業とマッチングさせることです。
やりがいのある仕事に出会えることは人生を変えるほどの影響力があるので、その機会をなるべく多くの学生に与えたいと思っています。

日本というまだまだたくさんのチャンスがある国で新しい経験を積み、世界で活躍する楽しさと迫力を知ってほしいです。
この事業を通して、一人でも多くの人生を充実させ、世界の変化に繋がる仕事ができるような人材の発掘をしていきたいです。

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▲事業部を引っ張る木村部長。いつも多くのことを学ばせていただいています!

LAST BUT NOT LEAST~私だから伝えられること~

事業部のメンバーとして半年以上働かせていただき、山ほど勉強する機会がありました。毎日やりがいのあるお仕事をさせていただいています。
インターン前の自分と比べると格段に成長していることに気づき、本当に濃い経験をさせていただいていると改めて感じます。

1年後、どのような全研社員になっていて、どのような人間になっているのか自分でも楽しみです。振り返ったときに自分に自信を持てる人間になりたいです。
ここまで周りから信頼していただき、責任重大ですが、これからより成果を上げてDS事業部に貢献できるメンバーになりたいです。絶対になります!

そして就職活動の時期を迎えている学生の皆さんへ。
私自身も就職活動をした身として、そしてインドの学生の就職に関わる人として、皆さんに何が伝えられるだろう…と考えてみました。

就職活動をしている際、なるべく自分らしくいてください。嘘をついて、相手が求めていると思う人材に見せかけても、その嘘はすぐに見抜かれます。嘘が通ったとしても、マッチしていない環境に入ってしまい辛い思いをするはずです。なので、会社と自分の将来を考えて、自分に自信を持つべきです。
そのためには、自分の思っていることをはっきりと発言してください。発言とは今まで各自が生きてきた経験をもとに発する言葉で、堂々とその経験と意見をシェアしたほうがいいと思います。本当の自分を相手に知ってもらうために、言葉は必要不可欠です。

自信を持てるほどの経験をしていないと思ったときは、心配しないでください。経験を積むのはいつでも可能で、最初の一歩を踏み出す勇気を自分で探すことができれば、その後は何でも挑戦できると思います。

自分は何のために生きていて、どのような人生を歩めば後悔の無い人生となるのでしょうか。その答えが出せれば、自分にとってかけがえのない仕事と仕事仲間が見つかるでしょう。じっくり考えて、一番納得する道を信じてください。

以上、高嶋がお届けしました。