こんにちは!
CMS事業部の武藤です。

今回のブログは、私が担当・経験してきた業務の中で身に付けることができた2つの「力」について紹介したいと思います。

それは「言語化力」「傾聴力」の2つです!
この2つの力は、動画コンテンツを制作する上で欠かせない「インタビュー」対応から培うことができたと感じています。

私自身、これらの力を早く身に付けたいと強く願っていましたし、実際に仕事と私生活の両面において非常に役に立っているな……と実感する場面が多々あります。

今回のブログは「インタビュー業務」に沿って、
・「言語化力」と「傾聴力」はなぜ必要なのか
・仕事や私生活にどう活かせるのか

この2点について紹介いたします!

っと、その前に!!
最初に当部署について改めて紹介させてください!!

CMS事業部ってどんな事業部?

過去のブログでも紹介しましたが、CMS事業部がどのような事業展開しているのかまたまた説明させていただきます!

アイコン 前回のブログ「CMS事業部の今に迫る!」をあわせて読む

CMS事業部では 【街コン事業】【某団体職員向け研修サイトの運営】の2本柱で事業展開をしています。

街コン事業では、街コンを開催したい方(主催者様)が企画したイベントを掲載するポータルサイトの運営や、参加者からのお問い合わせ対応、イベントの掲載、主催者様のサポート等を業務として行っています。

最近はコロナウイルス感染症に対する意識も落ち着き、多くの方が旅行やお出かけ、レジャーなど積極的に外出するようになりましたね!

噂によると合コンや街コンの人気が増加しつつある…?!という話をちらほら聞きますが、全盛期にはまだまだ程遠い状態なんです……泣

周りに出会いがない……出会いが欲しい……。
そんな方は、是非とも街コンポータルをご覧ください!皆様の参加をお待ちしております!!!(宣伝)


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一方、もう一つの柱である某団体職員向け研修サイトの運営では、団体に所属する新人さんから中堅・ベテランの方まで、約1.5万人にご利用いただいています!
研修サイトで習得した専門知識を支援現場で発揮いただけるよう、常に多様なニーズに対応したコンテンツづくりを心がけています。

研修サイトには、国家資格レベルの基礎知識を習得できる講座や、経営支援を本業とする講師陣の講義をeラーニングで聴講できるような動画など、様々なコンテンツを設けています。
動画コンテンツは、セミナー形式や発表会の動画を含めると年間約80本制作しています。

そもそもインタビューって?

インタビューがどのようなものかはすでに皆さんご存じだと思いますが、今話題のChatGPTに改めて聞いてみましたのでご覧ください。

▼ ChatGPTからの回答

インタビューとは、人に質問をして情報を得ることです。

インタビューは、新聞や雑誌、テレビなどのメディアで、有名人や専門家などの意見や感想を聞くために行われることが多いです。
インタビューは、対話形式、一人称形式、レポート形式などの書き起こし方法があります。

インタビューは、インタビュアー(質問する人)とインタビュイー(質問される人)の関係や目的によって、内容や雰囲気が変わります。
インタビューは、コミュニケーションの一つの形です。

皆様もドキュメンタリー番組やYoutubeなどで有名人、著名人が話をしている様子を目にしたことがあるかと思います。

当部署では全国各地の団体職員様に支援事例紹介という形で取材させていただき、WEB研修サイト上に動画を掲載しています。

ピックアップした事例を深く理解するために、オンラインでの事前インタビュー、さらに撮影のため現地に赴いてのインタビューを実施しています。


▲ こちらはオンラインインタビュー中の様子です

インタビューと聞くと、
「用意した質問をそのまま聞くもの」
「簡単そう」
「誰でもすぐできる」
と難易度の低い業務だと思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
(恥ずかしながらこの業務を担当する前の私はこのように考えておりました…)

実は、インタビューをされる方の考えや感情、価値観や様々な経緯などをうまく引き出せるかどうかで動画コンテンツの深みや質を左右するため、想像以上に難しく、そして非常に重要な工程なんです。

この背景を踏まえて、冒頭にお伝えした「言語化力」「傾聴力」がどのように必要なのかを紹介させていただきます。

「言語化力」の必要性

インタビューにおける「質問」は、インタビューを円滑に進めるとともに、お話を相手からストレスなく引き出すためのレールのようなものだと考えています。

質問を考えるときに必要になるのが、「言語化力」だと私は考えています。

イメージしにくいと思うので、私の業務に絡めて例を出してみますね!

改めて私の業務について紹介すると、当部署では某団体職員様向けに研修用の「支援事例動画」を制作しています。
支援事例動画では、実際に支援活動をされた本人に支援活動をした背景や経緯などを取材して動画にしています。

例えば、支援事例動画のインタビューで、
「今回の支援についてお聞かせください」
と質問するとします。

一見、何の変哲もない質問に思えますよね?

でも、インタビューを受ける側としては、次のことが頭によぎるのではないでしょうか?


・この質問は自分の感想を伝えればいいのか?
・支援が成功だったか、失敗だったかを話せばいいのか
・支援先にとってどんな支援だったのかを話せばいいのか…etc

インタビューを受ける側としては、何を答えればいいか難しい質問になってしまいます。

このように、相手が迷うのをなるべく減らすために必要なのが「言語化力」だと感じています。
今回の例で言えば「自分が聞きたいことを正確に聞き出す質問を言語化する力」となるかと思います。

今回のインタビューように「支援」について聞きたいのであれば、支援の中の「何」について聞きたいのか言語化できなければ、自分が意図していたことはおろか、スムーズに良いお話をいただけない可能性もあります。

また、用意した質問だけではなく、話を進めながら自らの考えや感情をその場で「言語化」して質問することも非常に重要になります。

そうすることで会話のすれ違いによる話のズレはなくなりますし、的確に質問ができていれば、気持ちよくインタビューを進めることができると考えています。

過去には、事前に共有されていなかった内容をお話していただけたこともあったので、非常に重要な力だと感じています。

「傾聴力」の必要性

インタビューにおいて非常に重要になのは、相手に興味を持ち、共感する事です。
いわゆる「傾聴力」が必要になります。

急ですが、このブログを見てくださっている皆さんに質問です。
あなたの周りに人の話を聞かない方はいませんか?

恥ずかしい話ですが、以前の私は相手の話の腰を折らず、最後まで注意深く聞くことが苦手な、いわゆる「傾聴力」が低い人間でした。
(※小学生の頃は特に「人の話を聞け!」とよく𠮟られていました笑)

「傾聴力」が低い人……これをインタビューに置き換えると「相手の話に興味を持たずに自分の用意した質問だけをぶつける人」になるのではないでしょうか?

インタビューを受ける側はそのような人には話をしたいと思いませんし、「自分の考えを話しても無駄だな……」とマイナスな感情すら抱いてしまう可能性が高いですよね……。

こうならないためにも必要になるのが「傾聴力」だと感じています。

相手に興味を持って耳を傾けることで、相手が話す言葉だけでなく、声のトーンや表情から、裏に隠れた意味や感情を読み取ることができるようになります。

言葉にするとわかりづらいですが、好きなアーティスト、尊敬する方の話を聞くときには、自然とこの姿勢になっている方が多いのではないでしょうか?

私がインタビューを始めたばかりときは、インタビューすることに精一杯で相手に対して「傾聴」できず、自分が用意した質問を慌てながらただ投げかけるだけ……。
まるで「尋問」のようなインタビューになってしまうことが多々ありました……。

しかし、あきらめず何度も挑戦を続けていくうちに、徐々に傾聴力が培われていき、現在では、短時間のインタビューでも良好な関係を築くことができるようになりました。
(ここだけの話や、テーマに関するさらに深いお話をお伺いできる機会が増えていきました!)

まとめ

今回はインタビュー業務を通じて培った「言語化力」と「傾聴力」について紹介しましたが、イメージできましたでしょうか?

私の経験にはなりますが、「言語化力」と「傾聴力」を活用することで、仕事・私生活どちらにおいても無駄な衝突や認識のズレを減らすことができ、円滑なコミュニケーションに繋がっています。

たとえ、衝突があったとしても、「言語化力」と「傾聴力」を身に付ける前と比べると衝突する内容の質が「認識のズレ」や「言いたいことのぶつけ合い」ではなく、「原因を解決するための話し合い」に変わったような気がしています……!!

この「言語化力」と「傾聴力」はインタビュー業務の中で身に付いたものですが、実は意識を変えるだけで身に付けられるものだと思っております。

質問が苦手な方、人の話を聞くのが苦手な方は、

・自分が思っていることを聞き出すためにはどうやって質問をしたらいいだろう?
・今日は言いたいことを少し抑えて話を全部聞いてみよう!

この2点を意識する回数を少しずつ増やしていきながら、ぜひ「言語化力」と「傾聴力」を伸ばしてみてください!

以上、CMS事業部の武藤でした!

貴重なお時間を使って読んでいただきありがとうございます!
仕事や私生活で少しでもプラスになっていただければと幸いです。