こんにちは!PRマーケティング事業部(以下:PRマーケ)の磯部です。
春真っ只中の今日この頃、みなさんはいかがお過ごしでしょうか?

今回は、年齢の若いメンバーが多いPRマーケの中で、平均年齢をぐぐぐっと押し上げている3名の大先輩、通称「チームおじさま」の3人にスポットを当て、ねほりはほりインタビューをしてまいります!

そして、「チームおじさま」にかかわりの深いメンバーのインタビューも掲載していますので、こちらもぜひチェックしてみてくださいね♪

全研の先輩社員ってどんな人? 若手メンバーにインタビューしてみました!

写真①

大先輩3名に迫る!チームおじさまインタビュー

まずは、貫禄をかもしだす「チームおじさま」をご紹介いたします。

★松本係長&浅井L700PX版
▲エンジニアとしてはもちろん、マネジメントでも頼れる皆の相談役!松本係長(右側)

★高澤主任&加藤さん700PX版
▲普段は優しく、けれどもコピーライティングに対してはいつでも真剣!高澤主任(左側)

★前須L&大石さん700PX版
▲ストイックな仕事ぶりで背中で語る、絶大な信頼を集めるデザインのプロ!前須リーダー(右側)

この3名は、全研が手がける地域密着型婚活メディア「マリモリ」立ち上げの中心メンバーでもあるんです。(この機会にぜひご覧ください♪)

では、さっそくいってみましょ~!

磯部:お三方は、入社して何年目なんですか?

高澤主任:3年目になりました。

松本係長:10年です。

前須リーダー:私は今年で12年目になります。

磯部:松本係長、前須リーダーの全研歴が長い一方で、意外と高澤主任は全研に入社してからの期間が短いのですね。存在感があるので、もっと長く全研にいらっしゃる気がしていました(笑)
ちなみに、現在はどんなお仕事をされているのですか?

高澤主任:基本的に、サイト制作に携わっています。
「ユーザーに態度変容を起こさせることを目的としたコミュニケーション・コンテンツの企画、テキストライティング&編集、およびディレクション」といったところですかね。

松本係長:私は、「全研社員が快適に仕事をするためのサポート」といったところでしょうか。例えば、社員の使うPCに関するトラブル対応や各種申請、社内で活用している情報系システムの管理やセキュリティの強化、商標出願の窓口などを担当しています。
また、メディア運営では地方の公共団体の婚活イベントのポータルサイト「マリモリ」のシステム担当をしています。

前須リーダー:私はデザインを担当しています。もともとはグラフィックデザイナーで、今はWEBでもDTPでもなんでもやります。
最近では、地域婚活支援サイト「マリモリ」の立ち上げや、マッチングアプリ「Weddy」のアイコンなどを手がけました。

磯部:ありがとうございます。みなさんそれぞれの分野で活躍をされている、プロフェッショナルな存在です。そもそも全研に入社しようと思った理由って何だったんでしょう?

高澤主任:デジタル領域でのスキル修得とビジネスチャレンジのため、ですね。
私はコピーライターとして広告制作会社でマスメディア広告の制作実務を担当した後、外資系広告代理店でグローバルな広告コミュニケーションの仕事に携わり、化粧品メーカーの宣伝部に移ってからは広告主側のビジネスロジックを学んできました。が、そうしたキャリアの中であまり触れることの出来なかったデジタル領域の業務に携わりたいと考えて、全研の門を叩きました。

②

▲コピーライターとして第一線で活躍されてきた高澤主任

松本係長:私の場合は、プログラマーとしてキャリアをスタートしまして、その後大規模なWEBサイトの更新管理に関わりました。もっと多種多様なWEBサイトに関わりたいと思い全研に入社したのが10年前。私が入社した頃の全研は、グループとしては大きな会社でしたが、入社した部門は社員30人くらいで今とはまったく別の規模、業態でした。全研がちょうどWEBに力を入れ始めた時期で、その過渡期にディレクター募集枠で入社しました。

磯部:ご自身の転機となった時期と、全研の転機がうまく重なっての出会いだったのですね!なんだか運命的なものを感じます。
前須リーダーはどういった経緯で全研に入社されたのですか?

前須リーダー: 入社当時は健康美容事業での募集でした。社内でパンフレットを作りたいということで、インハウスのデザイナーとして長く仕事をしてきた経験がお役に立てるかと思いまして。
入社後、「健康美容EXPO」のロゴタイプとサイトのデザイン、「美プロ」のサイトデザイン、「まちコン」のサイト立ち上げ、イベントポスターやツールの制作、結婚相談所サンマリエの新聞・雑誌広告、会社案内の制作などを手がけました。いずれも前職での経験を活かすことができています。

磯部:それぞれまったく違う経緯を経て、全研と出会うことになったのですね。
全研に入社する以前にも様々なキャリアを経験されているみなさんですが、入社してからはどんな印象を持ちましたか?

高澤主任:全研は、「身につけたいスキルを身につけられる会社」ですね。とくにIT分野で。
個人を育てることが会社の成長につながる“という考え方から、未経験で入社した人でも、チームの先輩達が寄ってたかって「その人が学びたいこと」を叩き込んでくれる企業文化があると感じています。

磯部: 確かに、それは私自身、身に染みて感じています!
ちなみに高澤主任は、長年のコピーライター経験を生かして、不定期で「コピーライター講座」を実施していて、社内でも人気の研修です。これもまさに全研の文化ですね。
松本係長、前須リーダーはいかがでしょうか?

松本係長:私は、「人が資産の会社」だと思っています。工場設備や特許などを持たないので文字通り人が資産。そのため、人が人を育てることに注力している会社です。各チームメンバーに対して、その人の強みは何なのか、もっと必要な能力な何なのかを常によく見ていて、チーム全体でサポートしていこうという雰囲気がありますね。

③

▲人が資産だからこそ、常に働きやすい環境や雰囲気づくりに気を配っている松本係長

前須リーダー:私は、「成長する会社」という印象です。「成長」という言葉は今期PRマーケティング事業部のテーマでもあるのですが、会社も自分自身も一番成長を感じさせてくれたのが全研本社だと思います。
この10年で、社員が爆発的に増えました。5~6年前から新卒の社員も入ってくるようになって、自分自身が忘れていることをいろいろ思い出させてくれますね(笑)
人は教えながら学ぶもので、私自身が成長しつづけるためにも、若い人といっしょに仕事ができる環境はとてもありがたいと思っています。

磯部:みなさん共通して、「人を成長させる会社」という印象を持たれているようですね。
私は新卒で全研に入社しましたが、先輩方にたくさんのことを教えてもらったり、相談にのってもらった思い出がよみがえってきました。

さてプロフェッショナルとして現場で活躍し続けてきたみなさんですが、常にプロでいるために、大切なこととはなにか、ぜひこの機会にお聞きしたいです!

高澤主任:「コンシューマーのベネフィット」と「会社のプロフィット」を忘れないことですね。
ちなみに、ベネフィットとは企業が提供する製品やサービスを利用することで、消費者が得られる価値のこと。広告宣伝の企画時にはとくに重要とされるチェック項目の1つのことです。そしてプロフィットとは利益、利潤のこと。
…と、こういうマーケティング用語も社内で必要になるので、ぜひ気になる単語は調べてみてくださいね。

また、仕事をしていく上でのモットーとして、「コミュニケーションのプロであること」を心においています。
人の想いをくみ取って、そのうえで人に何かを伝える。しかもただ伝えるだけでなくて、それによってお互いのなにかの関係を変えていく、ということをコピーライターとしてミッションのように思っています。

松本係長:私は、新しい技術やトレンドに対する好奇心を忘れないことだと思います。自分の持っている技術は今は使えても長期的には陳腐化するので、世の中の動向を見て、今すぐに仕事に役立たないものでもキャッチすること。そして、情報を集めるだけでなく、実際にやってみることが大事だと思います。

磯部:なるほど…プロとして価値や利益を意識することも、これからのためにスキルを磨くことも、どちらも大事ですね。前須リーダーはいかがでしょうか?

前須リーダー:何事も好きでなければ続けられませんし、続けていれば好きになってきます。また、やみくもにやっても良い結果は得られませんので、いい循環を繰り返していくのが大切だと考えています。
要するに「理論」と「実践」、そして寝ても覚めてもそのことを考え続ける。それ以外ないと思います。
思い込みや偏見にとらわれずに仕事をするのがプロであって、デザイナーもその仕事のやり方を見習うべきですね。

④

▲デザイナーとして社員から絶大な信頼を集める前須リーダー

磯部:なるほど。理論と実践…どちらも大切ですね。ただがむしゃらにやるのでは意味がなくて、思考が伴ってこそ実践により得られるものが増えていくのは間違いありません。
常に状況が変わり続けるIT業界では、最新の情報にアンテナをはっていることももちろん大切ですが、チャレンジをして自分の力に変えることが重要なポイントですね。
それをし続けられる人が、プロフェッショナルに少しずつ近づいていけるのではないかな、と思いました。

さて、すでに各分野で活躍されているみなさんですが、さらにこれからチャレンジしていきたいことがあれば、教えて頂きたいです。

高澤主任:チームの若手社員のスキル強化。そして自分自身の課題としてGoogle Analytics(※)のフル活用。あと、蒙古タンメン中本「北極」の3倍辛。

※Googleが無料で提供するWebページのアクセス解析サービス。
自身が運営するWebページにどんな人が訪れているか、Webサイト上でどのような行動をしているかなどの高度な解析ができ、自身のWebページの改善に役立てることができる。

磯部:ふむふむ、若手社員の育成とGoogle Analyticsの活用…って、えっ北極??高澤主任、唐突すぎます(笑)
松本係長はいかがですか?

松本係長:IoT分野(※)にチャレンジしたいですね。そのため、電気回路やそれを制御するプログラミングにも興味があります。少年時代はよく電気工作をしていたのですが、今また数十年ぶりに半田ごてを握って半田付けの練習をしてますよ。ゆくゆくは第2種電気工事士の資格も取得したいですね。
あとは、個人で4つのサイトを運営していて、今5つ目のメディアを企画しています。それらの中から1つでも成長させられたらいいなと思っているところです。

※「Internet of Things」の略。PCやスマホといった情報機器に限定せず、家電製品など、様々な「モノ」がインターネットにつながることで、生活やビジネスが様変わりすること。

前須リーダー:私は、デザインの仕事をするためにチャレンジをし続けています。デザイナーはデザインの勉強だけではダメですから、いろいろな知識が役に立ちます。
仕事では、案件ごとにまずリサーチをする(BOOK1stへ走る)のですが、すべてがチャレンジだと思ってます。
下種の後知恵にならぬように事前に準備ができていれば良いのですが、なかなか最初からというのは難しいですね。
素養として西洋哲学の本なども読んでおくと、デザイン制作の役に立つのでおすすめです。海外のデザイナーの考え方で疑問に思っていたことが、分かったりします。脳科学や社会心理学の本も参考になりますが、これらは全て自分の偏見や思い込みを正していくチャレンジですね。
この歳になっても知らないことばかりなので、いろいろなことを知るチャレンジをし続けたいです。

磯部:いくつになっても学ぶことに終わりはないのですね。
私も、今だからできる学びを、精一杯吸収していきたいと思います!
最後に、これからみなさんのようなプロフェッショナルを目指す方々に、何かメッセージをお願いします。

高澤主任:大事なのは、自分の武器になるキャリアを自分の中に蓄積させることです。
「時間を流してしまうのでなく、時間を積み重ねることを忘れない」という言葉を贈らせていただきます。
この言葉は、私の偉大な先輩コピーライターの方が、1991年にサントリーウイスキーの広告のために書いた「時は流れない。それは積み重なる」という名コピーから引用させていただいたものです。いいコピーって、いいでしょ。と、コピーライターとして我田引水させていただきます。

松本係長:私が新入社員の頃はオフィスにPCは一人一台はなく、携帯電話もスマホもなく、WEBページも会社案内のようなものが出始めたばかりという時代でした。それがこの30年間でWEBアプリケーションサービス、クラウド、スマホ、Googleの台頭など、世の中はいろいろな環境の変化、技術トレンドの変化がありました。私が今から30年前にタイムマシンで戻ることができたら、きっと常に先手先手を打って、とてつもない成功を収めることができていたはずです。
みなさんもこれからの未来を見据えて、まずは2,3年先のトレンドをつねに予測して動いてみてはどうでしょうか。これから確実に起こるのは人口減少とAI化ですね。期待しています。

前須リーダー:まず健康に注意してください。そして、キャリアアンカーを持つこと。この二つがあれば、仕事は何とかやっていけます。
キャリアアンカーとは、自分のキャリアを選択する際に、大切な価値観などのことです。
私は絵を描くことしか能がありませんでしたので、それを活かせる仕事を精一杯やっていこうと思っていました。社会人になってからバブルだのリストラだの、いろいろ経験をして、運に左右されるようなこともありましたが、心に芯をしっかりと持っていれば乗り越えていけると思います。
健康についてですが、人が精神的に健康であるための条件は、
・自分を客観的に眺められる能力
・物事を保留(ペンディング)しておける能力
・秘密を持てる能力
・物事には別解があり得ると考える柔軟性
であると本に書かれていました。
私は仕事でテンパってくると、時々この条件を自分が満たしているかを考えるようにしています。みなさんにもストレスで体を壊さないように注意して、よりよい社会人生活を送っていただきたいです。
これからも、お互いに成長していきましょう。

磯部:高澤主任、松本係長、前須リーダー、素敵なお話、ありがとうございました!

後記

いかがだったでしょうか?

今回インタビューした3名の方を見ていると、「若さ」とは年齢ではなく、「いつまでもフレッシュにチャレンジし続けられる気持ち」だということに気づかされます。
それが、周囲の若いメンバーにもいい意味で伝播し、チーム全体がとてもいい雰囲気になっています。

全研は、長い経験とプロフェッショナルな技術を持ちながら、いつまでも新しい自分になるためのチャレンジ精神を忘れない社員が多く在籍している会社です。
そんな先輩社員の方々を見ていると、年齢なんて関係ない、興味さえあれば、いつでも挑戦できるんだ、という勇気をもらえます。
新卒社員にもベテラン社員にも、平等にチャンスがある。だからこそ、先輩社員の背中を追いかけて、若い社員がやりたいことにチャレンジしていく会社なんです。

今回のインタビューを通して、私ももっと頑張らなければと背筋が自然とのびる気持ちがしました。

写真⑧

今回、取材にご協力頂きました松本係長、高澤主任、前須リーダー、本当にありがとうございました!

以上、PRマーケの磯部でした!