こんにちは!PRマーケティング事業部(以下、PRマーケ)の動画ディレクターの磯部です。
私が前回担当したブログでは、様々な経歴を持ったプロフェッショナルな3人にインタビューしました。

君たちはどう働くか?PRマーケの『チームおじさま』に迫る!

今回は、3名と関わりの深い社員の皆さんにお話を聞いてみました。
皆さんは大先輩たちからどんな事を学び、何を得ているのでしょうか。インタビューの中から探っていきましょう!

このメンバーにインタビューしました!

浅井さん
★浅井さん1

●現在の業務内容
浅井さん:フロントエンジニアとして、サイト制作に携わっています。
自社サービスの「入門ネット」「ステップアップ」マリモリ」の管理などが現在の主な業務です。
中でも、「WordPress」というCMSに関する仕事を多く担当しています。

また最近では、チームマネジメントも任せていただくようになりました。

●入社当時のスキル
浅井さん:全研に入社した当初は、プログラミングの経験はほとんど0と言っていいものでした。
趣味でjavascriptを使ってサイトを制作したことはありましたが、仕事で使用したことはない…というのが当時のスキルです。

●浅井さんの大先輩

松本係長浅井さん:松本係長です。松本係長は全研社員がITを活用して仕事をするための管理や、知的財産権の仕事をしている方です。
例えば、社内で活用している各種情報系システムのアカウント管理やトラブル対応や個人情報保護委員会の窓口業務、全研の商標出願の窓口業務など…多岐に渡ります。
また、メディア運営ではポータルサイト「マリモリ」のシステムを担当されています。

大石さん
★大石さん

●現在の業務内容
大石さん:英会話教室「リンゲージ」のオウンドメディアのデザイン制作、運営、改修が主な業務です。

●入社当時のスキル
大石さん:ずっとWeb制作の会社でデザイナーとして働いてみたいと思っていましたが、経験もなかったですし、Web制作系のスクールに通っていたわけでもありませんでした。職業訓練校で少しPhotoshopやillustratorの使い方を学んだくらい。
そういった状況で、Webデザイナーにはいきなりなれるものじゃない、とは思っていたので、少しでも知見を広めようと、独学でコーディングについて勉強したり、自分でサイトを作ったりしていました。
ですので、お仕事としてWEB制作をするのは、全研がはじめてです。

●大石さんの大先輩

前須リーダー大石さん:前須リーダーです。
DTP、ウェブデザイン、ロゴマークのデザインなど特定の媒体・分野に関わらず、幅広いデザイン業務を担当されています。

加藤さん
加藤さん

●現在の業務内容
加藤さん:主な業務は、婚活イベントのポータルサイト「マリモリ」で告知記事のコピーや婚活レポートを編集したり、オウンドメディアのコラム案をまとめたりしています。

●入社当時のスキル
加藤さん:ライティングのスキルについては、学生時代、ウェブライターとしてアルバイトで4カ月ほどの経験があった程度です。
全研に入社してから、本格的にライターの仕事をはじめました。

●加藤さんの大先輩

高澤主任加藤さん:高澤主任です。
サイト制作における企画、テキストライティング&編集、およびディレクションと幅広い業務をされている方です。

社員たちを常に刺激し続ける大先輩たち

磯部:早速ですが、皆さんの大先輩はどんな方ですか?

加藤さん:私と高澤主任の関係は、個人的には「上司と部下」であり、「魔法使いの師匠と弟子」の関係だと思っています。

高澤主任は、言葉のセンスがとにかくすごいです。
少し読んだだけで、私の書いた文章の問題点を把握し、すぐにご指導して下さいます。
その文章は、私がうんうん悩んで生み出した苦節の一文だったりするのですが、高澤主任にお見せすると、本当に一瞬でさらに良い文章になって返ってきます。
それに、いいものを書いた時はしっかりと褒めてくださるので、何が良い文章で、どのような言葉や表現が必要かということが理解できて、とても勉強になります。

★高澤主任&加藤さん700PX版

加藤さん:高澤主任って、本当に何でも『ぱぱぱ』っと一瞬でやってのけてしまうんですよね。
どんな仕事もスピーディーにこなされていますし、何よりコピーライティングのスピードとクオリティが本当に高く、圧倒されます。

磯部:なるほど、本当に魔法使いみたいですね!

加藤さん:そうなんです。だから今は、まだちょっと遠い存在です(笑)
さしずめ私は「魔法使い」が言葉の魔法を使っている様子を、一番近くで見ることができる「魔法使いの弟子」といった感じですね。
私もいつか言葉の魔法を自在に操れるように、日々精進です!

磯部:師匠を追いかける弟子…なんだか素敵な関係ですね!大石さんはどうですか?

大石さん:前須リーダーは「厳しい」方です。
ダメなものはダメだと、ズバッと言ってくれますし、なぜダメなのか、最後まで正面から向き合って指導し続けてくださいます。本当に最後まで。

弱気になってデザインした部分は、確実に見抜かれます。
正直に言うと、図星をつかれて、へこむときもあります(笑)

でも、誰かに本気で向き合うのって、とても体力がいるし、大変なことだと思うんですよね。
前須リーダーだってご自分の仕事があるわけですから、僕に指導する分だけ、ご自分の時間が奪われているわけです。
今は時間がないからとか、いくらでも適当に片付けることもできるのに、どんな時も僕に真剣に向き合ってくださいます。

★前須L&大石さん700PX版

大石さん:どんなときもちゃんと指導し続けてくれる、それだけ僕の成長に期待して、信じてくれている。だから、「厳しい」のと同じくらい、とても「やさしい」方だと思っています。

前須リーダーは、本当に色々なことを与えてくださるんです。
デザインのことはもちろん、デザイナーとしてあるべき心構えを教えていただいたり、業務に役立つ本をたくさん貸していただいたり。
なんというか、僕にとっての「メンター」的な方ですね。

磯部:大石さんは前須リーダーのことをデザイナーとして、そして先輩としてとても尊敬しているんですね。メンターがいつも近くにいるって学ぶことばかりで魅力的な環境だと思います。浅井さんはいかがでしょう?

浅井さん:松本係長は、いつもは優しくて、相談しやすい雰囲気の方ですが、厳しい一面もあります。
ここぞというときは、問題点をストレートに伝えてくださるんです。
濁さずハッキリ伝えていただけるおかげで、すぐに原因に向き合うことができますし、ダメなところはちゃんとダメと言ってもらえることは、実はとても尊いことだと思うんです。

松本係長は裏表のない方で、だからこそとても信頼できます。
チームに対して愛があるからこそ、言うべきことをハッキリと言うことができる。
そんなチームに対しての愛情あふれた、父親的な存在です。

★松本係長&浅井L700PX版

磯部:なんだか想像できます。松本係長は包み込んでくれる方ですよね。皆さん、素敵なお話をありがとうございます!
普段からたくさんのことを先輩からご指導いただいていると思いますが、特に印象に残っていることはありますか?

加藤さん:私がいつもご指導いただくのは、「文章は常に、読者の頭の中に『?』がうかばないように、わかりやすく書くことを意識しなさい」ということです。
高澤主任はこの姿勢を徹底していて、読者がわかりやすく読めるようにいつも緻密に、念入りに、かつスピーディーに情報収集し、文章を作成されています。
どんなときも、読者のことを思いやる配慮を徹底しているんです。その姿にいつも刺激を受けています。

大石さん:僕が前須リーダーから教えていただいたことも、高澤主任のお話と通じるところがありますね。
前須リーダーからは常々、「ユーザーがページにアクセスして、見たいと思っているものがまず目に入るか、それを見てどう感じるのか。例えばちゃんと第一印象が気持ちのいいものになっているかどうか、見極めること」とご指導いただいています。
「ユーザーの気持ちになって徹底的に考える」という部分は、どんな業務であっても共通しているんですよね。

加えて、「デザインは考えたあとで、感じる」ことの大切さも教えていただきました。
制作途中の段階だと、客観的な目線が難しいことが多いです。自分が制作したものに対して、少なからず愛着がわいてしまっているので…。
なので、一旦制作者側の気持ちはお休みして、自分がそのデザインを初めて見るユーザーとして、自分の考えたものをもう一度見てみる。
そこで感じた「フィーリング」が、たくさんの発見を生みます。

あとは、思い込みで仕事をせず徹底的に調べて、常にそのことを考え続けること。
デザインをする上で、なぜそのデザインにしたのか、理由が重要です。
デザインの要素に含まれる1つ1つのパーツにさえ、目的意識を持ってデザインをしなければいけません。
そこまでの意識をしなければ、本当にユーザーに刺さるサイトは作れないんだと教えていただきました。

磯部:加藤さんも大石さんも、プロとしての考え方を先輩から学んだのですね。浅井さんが印象に残っていることも教えてください!

浅井さん:僕の場合は、お二人のように直接言われたことではないのですが、松本係長の「僕の成長を最後まで信じてくれている」ところがとても印象的だと感じています。

この春から、チームリーダーとしての役割をいただき、今まで経験のなかったチームのマネジメントを担うことになりました。
最初は本当に右も左も分からない状態でした。そんな僕に、松本係長は親身になって相談の時間をつくってくださって。

松本係長はとても心強いアドバイザーです。そして何より、僕の成長を望んでくださる方です。本当にありがたいといつも思っています。
僕がどんなチームをつくりたいのか、松本係長自身の考えを押し付けるのではなく、一緒に考えてくださいます。
あくまで「相談役」という立場を徹底されて、僕が悩んだ時に悩みを聞いてくれて、それに対するアドバイスをしてくださいますが、最後には僕自身に手綱を持たせて考えさせ、答えを出すまで付き合ってくださる。そんなところに松本係長の懐の広さを感じています。

磯部:指導の内容も三者三様といった様子ですね。先輩たちがどんな言葉や行動であれ後輩のことを思って行動し、アドバイスしていくださっているのが伝わります。そこまで後輩のために親身になって指導してくれるからこそ、こちらも結果で返そうという気持ちがわいてきますよね。とても素敵な関係性だと思います。

先輩のフォローが成長に繋がっている

磯部:今まで、大先輩に教えていただいたことをたくさん話していただきましたが、それが仕事の中で成果として現れた、と感じた瞬間はありますか?

加藤さん:先日、高澤主任が、私の作ったマリモリの記事を見て「加藤さん、コピーを書いたね」と一言。
最初は何のことか分からなかったのですが、私の書いた告知記事の見出しの「幸せな結婚はおいしい食卓から♪」という一文が、企画内容を魅力的に見せる上で「コピーになっている」ということだったんです。
本当に自分にもいいコピー書けるようになるのか、自分にそのセンスが備わっているのかと悩んでいた時期だったので、とても嬉しかったです。それが少し、自分のライティングへの自信にもつながりました。

磯部:師匠から褒められると、また一段と嬉しいですね。

加藤さん2

大石さん:僕自身が一番変わったと思うことは、「受け取った人がどう感じるか」を自然と考えられるようになったことです。
サイト制作に関わらず、チームメンバーに向けて作った資料や文章でも同じで。
入社するまでの自分は、今思うと「自分の考えをどうやってアウトプットするか」ということばかりに力を入れていて、それを見てくれる人のことをあまり考えていませんでした。

でも、ユーザーのためにサイトを作っている以上、一番大切なのは、「ユーザーがどう感じるか」ということ。自分の表現したいことをアウトプットするだけの場ではないんですよね。
その意識を持てたのは、間違いなく前須リーダーのご指導のおかげです。
まだまだ一人前になるには修行が必要ですが、デザイナーとして一歩ずつ前に進んでいると感じています。

磯部:デザイナーの大先輩である前須リーダーから直接指導してもらえるって羨ましいです。大石さんがデザイナーの道を進むうえで、前須リーダーから教わったことはこれからも指標になっていくはずです。浅井さんはどうですか?

★113A2351

浅井さん:一番は、やっぱりマネジメントに関してだと思います。
僕はもともとプレーヤー思考の強い人間で、お恥ずかしながら今までマネジメントについてはあまり興味がありませんでした。
なので、最初は何をすれば良いのかまったく分からない状態で…。
そんなとき、松本係長は僕と意見を言い合える場をつくってくださったことがあります。そこで自分の考えるチームとは何か?を議論するうちに、少しずつ自分なりの「チーム像」が見え始めたように思います。
また、自分以外のチームメンバーの成長に対しても、目を向けられるようになりました。
松本係長がいつも僕と向き合って、考えてくださったからこそです。

これからは、プレーヤーとしてはもちろん、チームマネージャーとしても皆さんのお役に立てる存在でいたいと思っています。

★113A2016

今後の目標を教えてください

磯部:先輩たちとの素敵なエピソードを話していただき、ありがとうございます!ご自身の今後の目標をぜひ教えていただきたいです。

加藤さん:当面の目標は、いいコピーが書けるようになることです。
高澤主任とは段違いの実力差があるので追いかけるのは大変なのですが、コピーの力を磨いて、少しでもその距離を縮められるように頑張ります!
また、コピーライター養成講座に通っているので、そこで学んだことを業務に活かしたいです。
あと個人的には、チームには「マネタイズ」で貢献できればと思っています。

大石さん:僕は、すごく当たり前のことなんですけど、「売上を上げられるサイトをつくり続ける」ことです。
そのために必要なのは、やっぱりユーザーの気持ちにとことん寄り添って、それぞれの課題をどうやってサイトで解決できるかを考えることです。誰よりも受け手の気持ちを考えられる、デザインもできるディレクターになりたいです。

また、最近では新しい方がチームにジョインする機会も増え、自分が教える立場になることも出てきました。
ですので、新しい方の成長にもコミットしていきたいです。
本当にたくさんのことを先輩方から教えていただいて、今の僕があるという感謝の気持ちが強いので、それを僕が責任を持って次の世代にしっかり伝えていきたいと思っています。

浅井さん:今一番の目標は、チームメンバーの成長です。
僕のチームには、タイ出身で日本にきて働いている17卒のジュラヤーさんがいます。
「なんでも吸収しよう」というモチベーションの高さが素晴らしい一方で、語学の壁に阻まれて実力が発揮できない場面も多々あります。そんなジュラヤーさんの強みが発揮できないのはとても惜しいと思いますし、その部分の不足を、僕が全力でサポートして、もっと自分らしく、のびのびと仕事をしてほしいなと願っています。
せっかくはるばる日本にまで来ているわけですしね。
松本係長がしてくださっているように、僕も本気で向き合ってジュラヤーさんが自分の力を発揮できるようにマネジメントしていきます。

磯部:加藤さん、大石さん、浅井さん、ありがとうございました!

編集後記

別々の分野で仕事をしている3名ですが、皆さんが先輩から学んだことを活かしてスキルを磨いて、成長につなげたいと心から思っていることが伝わってきました。
そして、3名のお話から改めて、PRマーケのプロフェッショナルたちがご自身の経験を周りの若手社員に伝えていこうと取り組まれているのかがわかります。

何より感じたのが、先輩社員への「感謝の気持ち」と、それを今度は自分が次の世代に受け継いでいこうという良いループが生まれていることです。
先輩は後輩の成長を信じ、後輩のことを真剣に考えているからこそとことん指導をすることができ、後輩はそんな先輩の気持ちに心から感謝をしているからこそ、業務で結果を出して感謝を返そうとする。そして、受け継いだ技術や知識を次の世代にも伝えよう、という気持ちが生まれるんです。

信頼と感謝で繋がった良い関係がそれぞれできているからこそ、良いループが生まれ続ける。これも全研ならではのマインドだと思います。

以上、PRマーケの磯部でした。