こんにちは!バリューイノベーション事業部(以下VI)制作の桒久保です。
みなさん大変お待たせしました!
2年以上ぶりに全研JOG部の活動を届ける機会がやってまいりました~!!(待ってないって言わないでっ)

新型コロナウイルスの影響で部活が全くできない日々が続き、JOG部メンバーはずーっと走りたくてうずうずしていました(笑)。
新メンバーも続々と増え、やっとやっと少しずつ以前のように活動できるようになり、次々とマラソン大会に参加!

VI事業部、HRビジネスパートナー事業部、人事部、そしてグループ会社サイシードからもメンバーが集い、所属の枠を超えてみんなで参加してきましたよ~っ!!

そんな活気あふれる全研JOG部の活動をお届けします!

「言わずと知れた!?富士五湖ウルトラマラソン」「2チーム対抗ガチンコ勝負!国立競技場リレーマラソン」の豪華2本立てです!

と、その前に…

全研の全研による全研のためのTシャツ!をご紹介します。

なんと今回、VI事業部制作責任者の黒田次長がディレクション、デザインチーム責任者の松本mgrがデザインを担当し、全研JOG部のためにTシャツを作ってくださいました!
お店で売っているようなおしゃれなランニングTシャツにテンション爆上がりです✨しかもよくみると、「zenken」との文字が⁉


▲ よくみると、「zone(ゾーン)」「endurance(耐久)」「negative split(後半追い上げるレース戦略)」「keep(維持)」「effort(努力)」「new record(新記録)」の文字が。制作者のこだわりが感じられますね。

全研トップクリエイターのお二人による、まさにクリエイティブの無駄遣いですね🤣
何事にも全力投球なところが全研らしくて大好きです!
そんなおしゃれ全研Tシャツを着て、2つの大会に参加してきました!

シリーズ1:言わずと知れた!?富士五湖マラソン

過去にもたくさんの全研ランナーが参加した、富士五湖ウルトラマラソン。
富士山を眺めながら富士五湖周辺を走る、優雅なマラソン…かと思いきや、その距離なんと100km!フルマラソンの2倍以上ですね…。

富士五湖ウルトラマラソンには、118km、100km、63kmの3つのコースがあり、今回11人の運動大好き全研ランナーは100kmと63kmのチームに分かれ、それぞれ好きなコースを選んで挑戦をしました!


▼過去の大会(2019)の様子はこちら
『感動のその先へ…ウルトラマラソン参加レポート!!』


▲ 100kmは富士五胡のうち4つの湖を、63kmは3つの湖を周るコースです
※画像引用元:チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン大会事務局HP(https://www.r-wellness.com/fuji5/2020/about/course.html)

練習から全力投球!大会までの道のり

その始まりは2月中旬。上司からのお誘いで私も63kmを走ることに(マラソンハラスメントではありません!)。
未知の距離にビビっていましたが、やるからには何としても完走するために、一緒に走る仲間とともに練習に励みました。

毎週、その週に走る目標距離をチームLINEで宣言。
走る距離を毎週3kmずつ伸ばし、仕事前や仕事終わり、休日を使って、みんなでひいひい言いながら目標距離をクリアしていきました。
最終的には1週間に51kmも走ることに…!仕事も遊びも全力の全研JOG部です(笑)。

コロナ禍のため、毎回合同練習とはいきませんでしたが、誰かが練習すれば声をかけあってモチベーションをあげるようにしていました。


▲ 時には集合して、楽しく練習を重ねました!真ん中の黒田次長と私の写真、お気に入りです!(笑)

いざ富士五湖へレッツゴー!!

大会前日にバスタ新宿に集合。
今回は全研JOG部の専属カメラマン、21卒のVI制作動画チームの佐野さんも同行してくれました。

到着すると、宿の目の前には絶景が!美しい富士山と満開の桜とスイレンが広がっていました。
思わず女子+黒田次長で写真撮影大会に(笑)。

はるばる山梨まで来たので、富士山を楽しまないわけにはいかないですよね!

夕飯は山梨名物のほうとう!次の日マラソンだろうが関係ない!というメンバーはビールも飲んで、前夜祭を楽しみました😋

20名で富士五湖ウルトラマラソンに挑む

午前5時、真っ暗闇で小雨が降る中、100km出場の3名がスタート!
午前7時には63km組もスタートし、ランナー11人の挑戦が始まりました。


▲ まだ真っ暗の午前3時に出発する100km組3人と撮影担当の佐野さん


▲ 収まりきらないほど、スタート前はものすごい人で溢れていました!


▲ 撮影担当の佐野さんに意気込みを聞かれるスタート前の63km組。なんだか眠そうですね(笑)。

ん?人数が合いませんね?
実はこの大会、ランナー11人とともに戦ってくれたメンバーがいました。

上司や同僚9名が、応援のため山梨まで駆けつけてくれたのです!選手たちを鼓舞するために、先回りをして声援を送ってくれたり、アイシングで選手のサポートをしてくれたりと、ランナーが走りやすいように動いてくれました。その応援ぶりは大会関係者やほかのランナーが2度見をするほど!本当に心強い存在でした。

こうして11人のランナーと、強力な応援部隊9名の合計20名による戦いが始まったのです!

さて、ここからは見事に100kmを完走したVI制作に所属する菅野主任にお話を聞きながら大会当日の様子をお届けします。

本当に辛いとき、背中を押してくれると気付いた「応援のちから」

kanno
-はじめに、100kmという過酷なマラソンに参加するきっかけを教えてください。

実は3年前にも同じ大会の100kmに挑戦しました。その時は、160kmのレースもある、トレイルラン(登山道や林道といった舗装されていない道を走るスポーツ)を本格的に始めたいと思っていて、その通過点として参加しました。けれど結果は無念のリタイア…。今回はそのリベンジを果たすべく、挑戦を決めました。
あと、100km走ったら単純に自慢できるかなぁ…と(笑)。

▼菅野主任の前回の挑戦の詳細はこちら
『感動のその先へ…ウルトラマラソン参加レポート!!』

-100km完走したら間違いなく一生モノの自慢になりますね!スタートは緊張しましたか?

「よし、今回は楽しんでやるぞ!」という気持ちが強かったですね。ハーフマラソンやフルマラソンのレースだとタイムアタックになってしまうこともあって、いつも緊張しているのですが、今回は目標を”完走”に置いていたので緊張はなかったです。

ただ、大会の1ヶ月半ほど前にコロナに罹患してしまい、満足のいく練習ができず…。そういった意味で、自分の足と心肺は持つのだろうかという不安がありました。

そんな楽しみ半分、不安半分でのスタートでした。

-不安もある中のレースだったとのことですが、100kmに挑戦をして、どんなことが大変でしたか?

90km地点前後から足が動かなくなり、走ることができなくなってしまったことです。
いわゆるハンガーノック状態(低血糖で身体が動かなくなること)となり、歩いてゴールを目指すことを余儀なくされました。

70km地点辺りまではランのペース配分もエネルギー接種もかなり順調だったのですが、
この辺りから胃が疲れてきて食べ物を受け付けなくなり、結果としてエネルギー不足を招いてしまったことが致命的でした。


▲100km組と63km組がちょうど会うことができた瞬間!100km組はこの時既に70km!

実は、こうならないためにも胃腸薬を何袋も携行して、中盤以降10kmおきに接種していたのですが、某漢方薬では力不足でした。持久系の競技では、胃腸の強さも試されますね。

-身体が動かなくなるまで追い込んでいたのですね…。相当きついレースだったかと思いますが、どうやってそれを乗り越えて完走できたのでしょうか?

スタートからゴールまでランを共にした黒田次長、そして雨の中沿道から励ましの声を掛けてくださった皆さんの応援のおかげです。特にご自身のレースプランを崩しながらも付き添ってくださった黒田次長には感謝しかありません。道中、何度「先に行ってください」と黒田次長にお話ししたことか…。

実は、マラソンを始める前までは「応援なんて本当に力になるのかな…」などとプロ野球のお立ち台を見る度に懐疑的に思ってました(笑)。
しかし、実際に何度かフルマラソンのレースに参加してみて、その考えは根本から覆されました。本当に苦しいとき、次の一歩のエネルギーになるのは間違いなく周囲からの応援です。


▲ いつだって元気な黒田次長!

-応援の力って偉大ですよね。一人で練習しているときと大会で声援を受けながら走るレースでは全く出せる力が違います。ゴールした瞬間はどんな気持ちだったのでしょうか?

「ようやくこれで終わったんだ!」とホッとしました笑
個人的にはもっと達成感があると想像していたのですが、それ以上に「ようやく終わった!」という気持ちでいっぱいでした(笑)。朝5時にスタートし、13時間以上も座らずに走り歩き続けていたのですから当然かもしれません。ただ、ゴールした後にもらった完走者に贈られるメダルを手にしたときに、とてつもない充実感が湧いてきました。


▲ 13時間以上走った、ゴール直前の黒田次長と菅野主任!

-じわじわと達成感が湧いてくる気持ち、わかります!(笑)では最後に、この大会全体を通して、特に印象的だったことを教えてください。

久々にこのような大人数のレースに参加したのですが、やはりこれだけ多くの方々と一緒にゴールを目指せるようなイベントはとても楽しいなと、心底思いました。道中余力があるときは、何度かランナーズハイになって走るのが楽しくなっていましたが、それも周りとの「ゴールを目指す」という一体感の中で走れていたからだと思います。


▲ ゴール後は温かい豚汁をいただきました!

-私もランナーズハイになりましたが、ともに走るランナー・応援部隊がいてくれたからこそだったのだと思います。菅野主任、ありがとうございました!そしてお疲れ様でした!

仲間とともに、一つのゴールを目指すことはとても楽しく面白いことですよね。
その楽しさがあるからこそ、どんなに辛くても、また挑戦したいと思ってしまうのですよね(笑)。

これはマラソンだけではなく仕事でも同じことがいえると思います。共に同じゴールを目指す仲間がいるから、辛いことも乗り越えられる。全研にはこのようにお互いに刺激しあえる仲間がたくさんいます。
私も次は100kmに挑戦しちゃおうかな!(笑)

そしてもう一人、応援部隊としてウルトラマラソンに参戦してくれた、VI制作21卒の白戸さんにも、大会に参加した感想をうかがいました!

応援部隊になって目の当たりにした全研の“本気の応援”

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富士五湖!富士山!信玄餅!と小旅行気分で応援に駆けつけました!…が、現地に着くやいなや、応援部隊の本気の応援に圧倒されました。

マラソンは個人プレーですが、マラソンの応援部隊はガチなチームプレーです。
手分けをしてランナーを追いかけエイドに回り、位置情報アプリでランナーの位置を把握しながら、各関門の制限時間に間に合いそうかチェック。
プロフェッショナルな先輩応援部員の動きに、”小旅行”と見くびっていた自分を恥じました(笑)。


▲ 応援部隊が持ってきてくれた食料やアイシングスプレー。これでどれだけ助けられたことか…!

70km地点の黒田次長にコーンスープを届けた時、本っ当に幸せそうに飲んでいる姿を見て、
「この一杯を届けるためだけにでも、来てよかった~」と、うるうるしてしまいました。

白戸さん、ありがとうございます☺

応援部隊の連携プレー、私も驚きました!
関門の制限時間から逆算して「このままじゃギリギリです。もっとペース上げてください!」と声をかけてくれたり、時にはランナーに伴走して励ましてくれたり。
こんな環境で走らせていただいたことに感謝しかありません!本当に応援部隊の方々、寒い中ありがとうございました。


▲ 冷却スプレーをかけてくれているところを撮影する佐野さん

目標を達成し、完走できたメンバー、達成できなく悔しい思いをしたメンバー、結果はそれぞれありますが、全員がいつも以上の力を出し切ることができました。それは「チーム全研」だからこそ。

頑張る仲間がいるから自分も頑張れる。全力で応援してくれる仲間がいるからいつも以上の力がでる。

全研のチーム力の強さを私自身、強く体感するウルトラマラソンとなりました。

大会の翌日は月曜日。全身筋肉痛で仕事に挑みましたが、そんな疲れは絶対に見せないと、まさにやせ我慢で1週間を乗り切りました。さすがプロ意識の強い全研JOG部です!

シリーズ2:2チーム対抗ガチンコ勝負!国立競技場リレーマラソン

無事にウルトラマラソンを終えた全研JOG部ですが、まだまだエネルギーが有り余っているメンバーの挑戦は続きますよ~!

今回は初めて”リレーマラソン”という競技に参加。
新しく生まれ変わった、あの国立競技場を走れるということで、総勢17名が名乗りを上げ、2チーム対抗で参加することとなりました。

そもそもリレーマラソンとは?

全研JOG部が参加したのは、2人~10人のチーム全員で21.095kmを走り、タイムを競う「国立競技場EKIDEN&リレーフェスティバル ハーフマラソンの部」
周回数や走順は自由!1人1周(約1.4km)以上走り、次走者にタスキリレーをする競技です。

当日はYouTubeでもライブ配信されるほど、本格的な大会でした!


▲ 画像参照元:runnet(https://runnet-ekiden.jp/corporate/tokyo/)

勝負はチーム分けから始まっている!?

その戦いは、大会2ヶ月前のドラフト会議からはじまりました。
VI制作黒田次長率いるAチーム、VI営業君崎リーダー率いるBチームに別れて、じゃんけんで勝ったチームから順にメンバーを指名。

Aチーム8名、Bチーム9名でチームを組み、本番までそれぞれのチームで練習報告をしあったり、走順の戦略を立てたりして、準備をしていきました。チーム決めから全力です!(笑)


▲ 大会当日にお互いのチームの走順を発表!スタート前からバチバチした雰囲気です!(笑)

歴史に残る!?誰も予想しない大接戦に

国立競技場に踏み入れると、そこにはテレビで見ていたあの景色が…!
初めて足を踏み入れるわくわくした気持ちと、リレーマラソンへの緊張を感じながら、2チーム対抗のガチンコ勝負がスタートしました!

ハーフマラソンという距離があるにもかかわらず、試合は抜きつ抜かれつのデッドヒート!ここまで接戦になるとは誰も予想をしていない展開でした。


▲ 倒れこむほど力を出し切るメンバーが続出!

結果は、君崎リーダー率いるBチームが勝利!私はAチームだったのでとても悔しかった~~(笑)。ですがBチーム、強かった!!

これまでにたくさんの試合に出てきた経験者も、はじめてマラソン大会に参加する初心者ランナーも関係なく、みんながチームのために全力を出したリレーマラソン。
ここからはマラソン大会経験者のVI営業の園部さん、初心者ランナーのVI制作の山根さんの感想をお届けします。

フルマラソン完走経験あり!VI営業、園部さん

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とにかく興奮した、の一言に尽きます!国内外のトップ選手が競技する会場で走れたことはもちろん、Bチームとの勝敗を競っている時はまるで高校の体育祭のリレーの時のような気分でした!(笑)
個人戦のフルマラソンと違い、リレーマラソンはチーム戦なので、「何としてもいい形でタスキを繋ぎたい。」という思いが背中を押してくれて、走り終えた後、つい倒れ込んでしまうほどの全力を出し切ることができました。

フルマラソンにもリレーマラソンにも共通して思うことは、「応援の力は絶大」ということです。
表情を歪ませ、足が止まりそうになっている時に応援の声が聞こえると自然とペースが上がります。
国立競技場で、チームで達成感を味わえる貴重な経験になりました!


▲ レース前の待機中での一枚。普段仕事ではなかなか話すことのできないメンバーともこうして一緒にイベントに参加できるのは嬉しいですね!

園部さん、ありがとうございます!トラックに足を踏み入れた時はとても興奮しましたよね!有名選手たちはこんな景色を見ていたんだなぁと。
私も園部さんと同じAチームでしたが、園部さんの走りはいつに増して力強く、速かった印象があります。それはチームのために、という強い思いがあったからこそなのですね。
また一緒に走りましょう!そして次こそはBチームに勝ちましょう!(笑)

今年からランニングの虜に!?VI制作、山根さん

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マラソン大会は、ハーフマラソンに次いで2回目の参加でした!

マラソン初心者すぎる私は正直「国立競技場で走る」価値を全くわかっておらず、「ただ楽しそう!」という気持ちで参加したのですが(;^_^)…
結果、予想の100倍ぐらい臨場感があって楽しかったです!!

正直1.5km全力疾走、地獄かと思うぐらいきつかったのですが、ルート途中でチームメンバーから声援をもらったときは心から嬉しかったですね。
私はフルマラソン経験者であるVI営業の園部さんとの勝負だったのですが、結果はボロ負け…かなり差を開けてしまった状態でタスキを渡す形になりました。
ですが、そこからBチームのメンバーが怒涛の追い上げ!最後見事Aチームに勝利できた時は、心の底から嬉しかったです!
大げさじゃなく、「チームで何かを成し遂げるってここまで楽しかったっけ」という気持ちでいっぱいでした(^^)


▲ 女子ランナーでの一枚!みんなやり切った顔してますね!

マラソンって何が楽しいの?と言い続けていた私がここまでハマるなんて。
私にランニングのきっかけをくれた桒久保さんに感謝です♪

山根さん、ありがとうございます!ランチの際に、山根さんをマラソンにお誘いしてよかったです!

「チームで何かを成し遂げる」って、本当に楽しいことですよね。ついつい私も力が入って、高校時代の部活の大会のように全力で応援していました(笑)

コツコツ練習して着実に力をつけている山根さん。次はフルマラソンに挑戦するのだとか。私も負けずに練習を継続したいと思います!

走り終わった後は、ビールで乾杯!この時間が最高に楽しいんですよね🥰
レースを振り返りつつ、次のレースの話もしちゃう、超前のめり集団ですね(笑)。
ワイワイ楽しみながら、今シーズンのレースを締めくくりました。


▲ 最高に良い顔してますね!また参加しましょう!!

2つの大会を終えて

コロナ禍で仕事がリモートワークとなったように、マラソンも、単独での練習が増えていたここ数年。
そんな背景もあり、大会で仲間とともに走る喜びはひとしおでした。

当たり前のことが当たり前ではなくなった今だからこそ、チームの応援や仲間の頑張りが、自分の力となることを改めて実感する、とても素敵な大会となりました。

これからも超前のめり集団、全研JOG部の活動はまだまだ続きます。次回の更新もお楽しみに!