こんにちは!PRマーケティング事業部、動画チームの磯部です。

みなさん、『ディレクター』ってどんなお仕事かご存知ですか?

私は、『ディレクター』と聞くと、「監督みたいな人」「とりあえずえらい人」のような、漠然としたイメージを持っていました。

『ディレクター』という仕事に興味を持っている方は多いと思うのですが、「実際、どういう仕事なの?」というところは、実のところ、答えられない人も多いと思うのです。
(実際、私がそうでした・・・。照)

最近、ディレクターとして案件を任せていただき、自分なりに「ディレクターの仕事って、こういうことなのかな?」と思うことがあったので、今回は、そんな超基本的なことをお話ししたいと思います。

今関わっている案件の紹介

まずは、私が今担当している、全研の新卒採用向け動画についてご紹介します。

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ほぼ未経験の新卒の私がディレクターとして選ばれた理由は、「『新卒の私』だからこそ持てる視点で動画をつくってほしい」ということだと受け止めています。

「学生さんの目線にたった、全研らしさが伝わる動画」

それが私のミッションでした。

▼ 企画の内容はこんな感じ。
『入社2年目の新卒社員が集まって、全研に対して思っていることを、わいわい自由に話している姿を学生の皆さんにご覧いただく。』

・・・なんともざっくりした内容ですが、

等身大の私達を見てもらうことが、何よりも「全研に入社した自分」をイメージしてもらえるのではないか、という考えから、この企画はスタートしました。

就活生が、全研に対して知りたいと思っていることは何だろう?
人事が、就活生に伝えたいことって何だろう?
それがきちんと伝わることが、この動画の最大の目的です。

出演メンバーの紹介

この動画に出演している人は、もちろん全員全研社員、そして1年前に「新卒」として全研に入社したメンバーです。
せっかくなので、ここで個性的な出演メンバーをご紹介致します。

① 鈴木彩羅(すずきさら)さん

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入社二年目の営業
明治大学 経営学部卒業

趣味はカレーを食べることで、
いつも元気な、みんなのムードメーカー的な存在です。

② 福田祐太郎(ふくだゆうたろう)さん

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入社二年目の制作
早稲田大学 文化構想学部卒業

趣味は大相撲観戦、読書、音楽で、とっても物知りで、独特な雰囲気を持っている方です。

③ 堀内厚佑(ほりうちこうすけ)さん

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入社二年目の制作
信州大学 工学部卒業

趣味はダンスとゴルフで、社内ではイケメンと評判ですが、ご本人のお悩みは笑いのセンスがないことらしいです。

④ 染谷彩花(そめやあやか)さん

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入社二年目の営業
早稲田大学 文学部英文学コース卒業

趣味は観劇で、ご自身も演劇やミュージカルの活動をされており、歌唱が得意なのだそうです。私も、一度その美声を聴いてみたいです!

⑤ 磯部彩夏(いそべあやか)※私です!

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入社二年目の制作
武蔵野美術大学 造形学部デザイン情報学科卒業

趣味は映画鑑賞で、最近観たお気に入りの映画は「ファインディングドリー」です。みなさんもぜひご覧ください!(宣伝です)

あなたはどのメンバーに興味を持ちましたか?
気になった方は、ぜひ本編も観てみてくださいね!

上記のメンバーが、新卒として全研で1年間過ごしてみての感想を語り合う内容となっております!

▼ 【新米トーク】第一話

▼ 【新米トーク】第二話

▼ 【新米トーク】第三話

ディレクターが大切にしなければいけないこと

私が、企画~納品までを全て自分で考えて制作していく案件に関わらせて頂くのは、これで2回目になります。

企画から関わってみると、映像制作は本当に広い視野を持たなければいけないものだと再認識し、たまに途方もない気持ちになることもあります・・・。
皆さんにお伝えしたいことは沢山ありますが、今回は中でも私が大事だと感じた「コミュニケーション」についてお伝えしたいと思います。

最初、私が作ったものに対して、クライアント(今回は人事の方)の認識と、自分の認識に大きな差があることが問題になりました。
自分が十分に企画意図を理解出来た「つもり」になっていただけで、実際は全くヒアリングが足りなかったのです。
これは、クライアントとの「コミュニケーション」が圧倒的に足りなかったことが招いた、大きな大きな失敗でした。
今考えてみればとても簡単なことのように思えますが、このように目の前の問題として現れるまで、私は気づくことが出来ませんでした。

しかし、最初から完璧にすべての業務をこなせるディレクターはいないのではないか、と考えています。
クライアントとのコミュニケーションの中で、クライアントとの信頼関係を築いていき、その積み重ねで責任感や、仕事に対する愛情がより深まっていきました。
この気持ちは、「クライアントとコミュニケーションをどれだけ取ったか」に比例すると感じています。回数ではなく、どれだけ内容の濃いやり取りをしたか、という意味です。

お仕事と言えども、「人と人とのやりとり」ということを忘れず、ちゃんと温度のあるコミュニケーションをとること、それがディレクターとして、良い仕事をするための条件ではないかと思いました。

笑顔の磯部さん

結局のところ、『ディレクター』ってどんな仕事?

今回の一件で、「ディレクターは、自分のイメージを形にする仕事」というのはまったく間違った認識だと知りました。

クライアントの沢山の要望を、ユーザーに一番伝わるベストな形を模索して、実現させるのが本来のディレクターの仕事だと考えます。

ですから、まずは沢山の意見を聞くことから始めなければ成立しません。

いろんな人から、ここに行きたい、あそこに行きたい、という希望を聞いて、そこに行くための一番素敵なプランを立てて、導いてくれる人・・・いわば、『クライアント専属の案内役』みたいなものでしょうか。

ディレクターにとって、一番大事な仕事は「どこに行きたいのか聞くこと。」それをおろそかにして、最初からゴールを目指すのは大変危険な行為です。

まとめ

今回の案件は、自分に、コミュニケーションの大切さについて教えてくれました。

ディレクターとしてのプライドを持ち、この学びを、次へ、次へと繋げていき、クライアント、ユーザーに寄り添った仕事をしていきます。

磯部さん

以上、動画チームの磯部でした!