初めまして。
コミュニケーションプロダクツ事業部のブログを担当することになりました。中西です。

2015年の新卒として全研本社に入社し今年で9年目です。
新卒からコミュニケーションプロダクツ事業部で営業職として働いています。
よろしくお願いします!
(以下、コミュニケーションプロダクツ事業部はCPとします)

全研には複数の部署が存在していますが、普段部署の細かい部分をお伝えする機会があまりないため、今回は改めて「CPとは?」をご紹介していきます。

💡Check!💡

先日、コミュニケーションプロダクツ事業部の紹介サイトをオープンしました!
私たちが日々大切にしている考えが込められています。こちらもぜひご覧ください!
https://communication-products.jp/

部署の成りたち

CPは、企業のSEO(検索エンジン最適化)を行う部署として約13年ほど前に立ち上がりました。

SEO対策という表現をする方もいますが、私たちが行っているのはGoogleを敵対視し攻略するような”対策”ではなく、あくまでもユーザーに最適な情報を届けるための施策です。

「SEO施策」よりも「SEO対策」のほうがネットでの検索ボリュームが多いので、検索に引っかからせるためなど意図があり敢えて使っている人もいますが、何も考えずにSEO対策と言っている方を見ると「おお……」と思ってしまいます。

細かすぎるでしょ……と思うかもしれませんが言葉選び1つでニュアンスや相手に与える印象が大きく変わります。

私たちは企業様のサイトに対してご進言をしている以上、ちょっとしたニュアンスの違いから齟齬が生まれ、意図していなかった内容がサイトに反映されると企業様の売上に直結してしまうこともあります。
そのため、言葉選びはとても大切しています!
 
横道に逸れてしまったので本題に戻ります。

約12年前はAI、自動学習なんて時代でもなかったので基礎的な内部施策などをご進言していました。
企業サイトのSEOをご支援していく中でGoogleの動向、企業様から求められることもドンドン変わってきました。
その都度、常に先を見ながらコンテンツ作成を始めたり、コンバージョン(成果達成)率改善に関するコンサルテーションを開始したり、ここ12年で大きく変わりました。

特に最近は、Chat GPTBard(※)など、データを学習し自らコンテンツを生み出すことができるジェネレーティブAIも多く出てきていますので、コンテンツ事業のヒントとして一部活用しています。

(※)参考記事:Bard日本始動
情報元:ふわふわビジネスブログ

下図は5月11日に日本リリースされたGoogleのBardです。

SEO=Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)だった時代から、SEO=Search Experience Optimization(検索体験の最適化)へ移行してきたあたりから、ただ検索エンジンからの流入を求めるのではなく、流入後の売上にいかに繋げていくかというCRO(=Conversion Rate Optimization/コンバージョン率最適化)の領域のご提案・ご進言も行っています。

モットー&スローガン

事業部長である清野部長が常々おっしゃっているCPのモットーと3つのスローガンを紹介します。
お客様と施策を進めるにあたり伝承されている大事な考えです。
 

モットー:創意工夫

お客様とのやりとり、部署内でのコミュニケーション、日々の業務に、部署や自分自身の成長……全てにおいて大事になるのが創意工夫です。

目の前のタスクを単なる作業としてこなすのか、「もっと」「より」「さらに」を考えながら走るのかではお客様にもたらす成果が大きく変わります。

スローガン01:全研社員としての姿勢

どんな立場でも状況でも、会社の看板を背負って振る舞う意識です。
これは私が入社した8年前からずっと教えられ、私も後輩に教えてきたことです。

たとえ、入社1日でも10年でもお客様からすると「全研本社の社員」には変わりはない。
社会人になったからには「新人なんで……」では許されない。
だからこそ会社の看板を背負って表に出ていることの自覚と責任を常に忘れないように。

こういうちょっとした意識が、お客様からの問い合わせに対応する時、ご案内する時、社内でお客様とすれ違った時などに表れますね。

スローガン02:効果納品主義

お客様のサイトを良くすることだけを考えご進言する。
諸先輩方が溜めてきたノウハウをお客様に提供する。
効果を出すことが何より大事。

「また全研にお願いしたい」と思っていただけるよう、日々の情報収集はもちろん業界の動向やお客様とのコミュニケーションも常に改善をしています。

全研は2020年に「成果主義」というスローガンを掲げていましたが、私はそのスローガンがとても好きでした。
なぜなら、どこを見て仕事をするかで毎日の行動が変わってくるからです。
私たちはお客様に効果を納品するという意識で取り組んでいます。

スローガン03:業務効率

「同じ仕事を3時間かかる人と1時間で終わる人」。
お客様はどちらの人と仕事がしたいか、を考えれば簡単ですよね。
お客様からお打ち合わせの際に何か宿題をいただいたとして、どれだけ早くご提案ができるかお客様の課題が解決できるか……こちらが早く方向性を示せれば、その分お客様も早くサイトを改善できます。

業務効率というと、どうしても社内でのタスクと考えがちですが、結局は業務効率でさえも、お客様の役に立てることなのでは……と思っています。

コンサルテーションは目に見えにくいからこそ信頼関係がとても大切だと考えています。
なので、ちょっとしたコミュニケーションの積み重ねが重要だと日々感じます。
当たり前ですが非常に大切な考えです。

ここまで読んでいただいた中でお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、私たちが大事にしているのは「お客様にとってどうか?」という考え方です。常にこれです。

「常に外を見る」こと。
競合の動きはどうなっているのか、お客様の業界はどうなっているのか?
業界の動向は?他社の営業は?他社のコンテンツは?他社のSEOは?……キリがないですが常に外を意識することでインプットもその先のアウトプットも変わってきます!

お客様あってこそ私たちは存在できているので、
「今の行動は正しいのか?」
「インプットやアウトプットは適切か?」
「コミュニケーションは?」
の判断基準は全てお客様です。
 
クレドにも記載がありますね(^^♪

Zenken CREDO【MIND】04 お客様を想う

愛する家族やかけがえのない友人を想うように、
お客様の願望やニーズに耳を傾け、課題や不安に真摯に寄り添い、
その成功と幸せのために、ありったけのエネルギーを注ごう。

全研の新たなクレドについてはこちらの記事でも触れていますので是非ご覧ください!
アイコン「CPのチーム朝礼で行っているクレド共有会をレポート」

部署の構成

営業グループと制作グループから成り立っています。
営業グループは基本的には新規のお客様にアプローチをする部隊、制作グループは既存のお客様にコンサルテーションや成果物納品を行う部隊です。

特にこの1年でCPのメンバーや体制が大きく変わりました。
「営業だから」「制作だから」ではなく、それぞれの仕事を理解しながら、お客様に最大の効果と最大の品質で成果物を納品するために日々協力しています。

部署のメンバー

現在のCPを支えてくれている3名を紹介します!

エンジニアチーム:鶴田リーダー

-10年ほど部署に在籍している鶴田リーダー目線でCPを一言で表すと?

「GIVER(誰かのために何かをする人)」と「TAKER(誰かに何かをしてもらおうとする人)」でいうところの「GIVER」の人が多いと思います。

例えば、情報共有の点だけ見ても、最新のSEOやマーケティングに関する最新情報から、各案件に対して行った施策の成功・失敗事例までそれぞれが積極的に発信し、共有する文化があります。

お客様のサイトをよくするためはどうすればいいかを常に考えているので、情報に対する価値観が高く、自然とこういった動きが自らできているのではないかと思っています。

-今後の業務に対する考えを教えてください

現在は、のちほど詳しく説明しますPAGE Deliveryの運用に紐づく各種ツールの開発業務に携わっています。

どうすればコンバージョン改善が分析するためのデータの見せ方はなにか、その施策をお客様が迷いなく実行してもらうにはどういうインターフェースにすればよいか、を常に追求して考えています。

将来的には、ChatGPTに代表される対話型AIを活用した機能やビッグデータに基づいてコンバージョンされやすい設計が自動的に出力できるような機能も想定しております。

管理チーム:石黒リーダー

-管理チームから見たCPはどんな感じ?

日々さまざまなことで皆さんに対応を依頼したり協力を求めたりしていますが、皆さん快く積極的に協力してくださっています。
他部署の方からも「CPはいつも返答が早いから安心です」とコメントをいただいたこともあり、これもひとえに当事者意識の高さとご尽力からだと思っています。

-CPへの想いを語ってください!

日々皆さまのご協力のもと、仕事をさせていただいています。
せっかく同じ部署になった皆さんに、私自身がそうであったように、良い意味で居心地が良い、仕事がしやすい状況を作りたいと考えています。
円滑に業務に取り組んでいただけるよう管理チームとしてサポートしていけるように今後も対応してまいります。

オペレーションチーム:南リーダー

-1年前に転職してきましたが、当時の印象と今の印象は?

入社初日を振り返ると、皆さんがひたすらパソコンの画面を見ながらキーボードを叩いていて、各々の業務を黙々とこなしているシーンが鮮明に思い出されます。
それまで私はWeb業界での経験や知識が無く、皆さんの仕事内容を横で見ても何をやっているのか分からない状態だったので、一気に不安に襲われたことは今でも忘れられません。笑

当時は、チームとしての動きが私には見えていなかったので、勝手に、個人で完結させる業務が多いと思っていました。
今は各チームの役割や、それぞれの業務がどのように繋がっていくのかが分かり、むしろ、チーム内では完結できないことが大半であることを学びました。
任された業務を全うする姿が、入社当初の私には黙々と作業しているように映っていたんだなぁと今は納得しています。

-今後成し遂げたいことは?

成し遂げたいこと……正直、入社した頃からずっと考えているのですが、「これ!」といった答えがまだ出せずにいます。
有難いことに、日々沢山の業務に携わらせていただいています。
それは、個人単位のタスクからCP全体で取り組んでいくことまで本当に幅広いものです。

事業部として、
・どんな目標を定めそこに向かっていくか
・私たち1人ひとりが出来ることは何か

を毎日真剣に考えるような経験は、本当に貴重なものだと感じています。

そこから、チームの垣根を越えて、”今私たちが取り組んでいる事業を発展させていくために、やれることは全てやる”と思える組織であること、そして、”お互いを気にせずにはいられないちょっとお節介と感じるぐらいが丁度いい”と思える組織にしていきたいと考えるようになりました。

成し遂げたいことというよりかは、「こんな事業部にしたい!」というおこがましい宣言になってしまいましたが……そのように考えています。

以上、様々な方面からCPを支えてくれているメンバーの紹介でした!

今後の事業

冒頭でCPの事業はSEOから始まったと紹介しましたが、今はコンバージョン率改善施策であるPAGE Delivery(ページデリバリー)という事業に注力しています。

PAGE Deliveryとは、サイトのコンバージョン率を向上させるサービスです。

仕組みとしては、企業サイトの中で、ユーザーの流入数が多かったり、直帰率が高いページ(※ユーザーがそのページだけ見た後に他のサイトへ離脱してしまったページのこと)に弊社作成のバナーを設置いただきます。

バナーの先に専用のページ(ブリッジページと呼んでいます)を作成&配信し、申込ページへの橋渡しをします。

これにより、直接申込ページへの導線を作る流れとは別のアプローチと導線を実現し、コンバージョンの追加向上を達成します。

仕掛けとして、従来のWebサイトでは、サービス訴求することを中心に見据え、潜在顧客のニーズを喚起してそのメリットや機能、仕様を紹介するプロセスを踏みますが、それとは異なる角度でアプローチ(例:ペルソナのドキュメンタリー物語に沿ってサービスを訴求する等)をし、コンバージョンの増加を図ります。

✨サービスサイトはこちらから✨
PAGE Delivery(ページデリバリー)

最後に

なかなかCPの内情をお伝えすることもないので、改めて過去から現在に至るまでを振り返ってみました。
最後に、部署の忘年会の写真とともに締めくくりたいと思います。


▲ CPでの忘年会はチーム対抗ダーツ大会をしました。
事前にチームを組み、景品をかけて4チームで戦いました♪

今後も部署内のこと、業界の動向など随時お伝えしていきますので、よろしくお願いします(*^_^*)