お久しぶりです。
全研ブログには一年ぶりの登場のダイバーシティ事業部 菊地です。

今回は、社会人二年目を通して、『私を変えた三つの出来事』をまとめてみました。
ダイバーシティ事業部(以下DS)についてはもちろん、大好きなチームメンバーや尊敬する上長からのとっておきの学びを紹介しますので、ぜひ読んでみてください♪

出来事①:生徒の明るい未来のため!奮闘する日本語教育チームへの異動

一年目のブログを書いた時、私はDSのコンサルチーム(営業)におりましたが、
二年目に入る直前の3月に、日本語教育チーム(以下JET)に異動になりました。
現在は学生に近い立場で、彼らの日本での明るい未来のために日々奮闘しております。

まずは、JETが何をしているのか簡単にご説明させていただきます。
一言で言うと、『インド人エンジニアが来日後、本来のスキルを活かして仕事ができるよう、言語(日本語)の面からサポートする』ということを行っています。

質の高い日本語教育を提供するために必要なことは、一通り私たちが担っています。
カリキュラム作成、生徒の指導、先生のアサイン、個別プラン作成、先生の採用などなど、
挙げたらきりがないほど、タスクは多岐にわたります。。。(笑)

正直、最初は二年目の私にここまで重要なタスクを任せていただいて良いのかと不安になる時も多々ありましたし、
初めてのことだらけのため、毎日少なくとも一回は失敗していました。

しかし、今振り返ってみると、初めてのことを沢山経験したからこそ、自分が身に着けるべき様々なビジネススキルをこの一年で知ることができました。
もし毎日同じタスクだけを行っていたら、自分が成長するために何が必要なのか知ることさえもできなかったですし、現状の自分に満足してしまっていたと思います。

自分の成長に必要なことに気が付けるというのは、本当に貴重なことだと感じます。
二年目をJETで過ごさせて下さった事業部のメンバーに、感謝しております。

また、JETはなんと私以外のメンバーは全員インドで働いています。
そのため、二年目は日本側にいる唯一の存在として、求められる役割も学びました。


▲ 大好きな最高のメンバーたちです!

私の大切な役割の一つは、インドオフィスと日本オフィスの『架け橋』になることです。
まず、文化の違いによるギャップを埋めるためにチーム独自の仕組みづくりを行い、インドと日本間をスムーズにつなぐことができるような環境を作りました。

これからも、日本にいる唯一のJETメンバーとして、インドと日本間のスムーズな連携方法を模索していきます。

出来事②:志穂シニアマネージャーからの学び

私は二年目に入ったばかりのころ、日々の業務の中で失敗や学びを繰り返すことでしか、人は成長できないと思っておりました。

しかし、ある日志穂シニアマネージャーと面談をする機会があり、
「ちゃんと勉強できていますか?仕事外でいかにインプットするかで、仕事内でのアウトプット(成長)スピードは変わりますよ」というお言葉をいただきました。

今となっては当たり前なのですが、当時の私は“成長=仕事内での失敗や学びから得られるもの”だと思っていたため、仕事外の勉強が、仕事での成長に繋がるというお話にハッとしました。

そして、勉強方法として志穂シニアマネージャーがおすすめしてくださったのは、読書でした。
「人が人生をかけて発見したことを、本を読むことで、数時間で学ぶことができるんですよ!!」と本の素晴らしさを熱弁して下さりました。
正直私はそれまで読書に苦手意識を持っていましたが、志穂シニアマネージャーの熱意に飲み込まれ、読書チャレンジを始めました。


▲ 私に読書をするきっかけをくださった志穂シニアマネージャー

まずは、自分が日々の業務で課題に感じていることに関する本から読み始めました。
当時の私は、良好な人間関係を築くメールを書くスキルや、報連相や、チ―ムの連携を強めることに悩んでいたので、それらに関する本を読みました。

本を読んでひたすらインプットをし、それらを業務内で実際にアウトプットするを繰り返しました。
すると、少しずつですが、確実にスキルや状況が改善していることが分かりました。

そして、志穂シニアマネージャーが仰っていた通り、
業務内での失敗や学びからのみ成長するより、事前に沢山インプットをして引き出しを増やした状態で、仕事に挑むほうが断然成長スピードが速いと実感することができました。

この日々のインプットと仕事でのアウトプットの経験を繰り返すことで、すっかり私は読書信者となり、毎日読書をする習慣が付きました。
新しいことを習慣にするのは非常に大変なことなので、自分が読書好きになり、そのうえ習慣にもなったのは、非常に大きな収穫でした。

これからも、日々のインプットと仕事でのアウトプットの考えを基盤にし、仕事で成長できるよう、毎日を大切に過ごしていきます!

出来事③:メンターに初挑戦

二年目の5月。DSにも22卒のメンバーが配属され、初めてメンターを任せていただきました。
新チームに異動をしたばかりで、自分の目の前のタスクを推進することで精いっぱいだった私は、
正直、メンターとしてメンティーをしっかり導けるのかと不安でした。

しかし、メンティーのやる気に満ち溢れキラキラした姿勢を見ると、
これまで私のメンターがそうしてくださったように、
私がしっかりメンターとして社会人人生第一歩目を伴走したい!と強く感じました。

メンターになるにあたり、まずはどのようなメンターを目指すか自分の中で整理しました。
これまで私のメンターになってくださった先輩の行動や、上長からのアドバイスを基に
『一番何でも話しやすい存在』になると決めました。

私の中でメンターとは、業務上の指示を出す存在ではなく、
仕事もプライベートもネガティブなことからポジティブなことまで、
何でも話したくなるような存在というイメージがあります。
そして、社会人一年目という変化が大きい時期を、一緒に悩んで喜んで、
メンティーの成長のために伴走する
のが役割だと思っています。

上記の役割を胸に、メンターとしての日々が始まりました。
社会人一年目というと、それまでの人生で一番大きな環境の変化がある時期と言っても過言ではないと思っています。

山あり谷ありの日々を過ごしながら、どうしたらメンティーが成長できるか、沢山頭を悩ませました。
ひょっとすると、当時は自分のことよりも、メンターをどう成長させるかを考える時間の方が多かった気がします(笑)

自分以外の人の成長のために考えたり、悩んだりする経験はこれが初めてでした。
これまでの試行錯誤を一緒に見てきたメンティーが壁を乗り越え成長していく姿を見ると、
自分が褒められた時以上に本当に嬉しくて、心がジーンとするような感覚でした。

メンターを通して、『自分以外の人のために頑張る』ことの楽しさとやりがいを知り、
自分中心的な一年目から変わって、人のために頑張る心が芽生えた二年目になりました。


▲ メンティーだった岩澤さんが、今では新しくご入社された23卒のメンターに挑戦中!

最後に

以上、今後の私の人生にとって欠かせない、三つの出来事を紹介させていただきました。

三年目は、これまでの経験を活かすとともに、
自分がJETチームを引っ張っていく存在になり、さらにチームを大きくしていきたいです。
そして、一人でも多くのインド人学生の明るい未来を切り開いていきます!

二年目が学びで溢れた年であったように、三年目もまた新たな発見が多い年になる予感がします!
また次のブログで、ぜひ共有させてください。

以上、DSの菊地でした。
それではまた♪