お疲れ様です!
バリューイノベーション事業部(以下VI)営業 20卒の中尾です。

昨年度は新卒1年目として、ブログを書かせていただく機会を頂きましたが、もうあれから1年が経ち、もう社会人3年目を迎えるなんて正直驚きです。

しかし、時の流れが速く感じるのは充実している証拠でもあると思っています!(笑)
今回はそんな1年間を振り返り、どんな2年目を過ごしたかを共有させていただきたいと思います!

1年目から2年目への変化

まず、1年目と2年目で変化したこととしては、大きく2つあります。

それは、
1. 教える側としての役割を与えていただいたこと
2. 量から質への変化

です!

メンターへの挑戦

まず、教える側としての役割を与えていただいことについてですが、具体的にはこの1年間で2度、メンターとしての役割を与えていただきました。

結論を申し上げると、お伝えしたいのは、人の成長に携わるのは難しいけど楽しい!ということです。

初めてメンターを担当させていただいたのは、昨年4月から入社してきた元気いっぱいの新卒でした。

私が所属している新規営業の部署では、お客様に直接提案をしても良いかを判断するためのテストがあります。
名付けてTRT(テレアポ ロープレ テスト)です!
このテストに私は1年前、大苦戦しました(笑)

そして、このTRTに合格させるのがメンターである私にとってのファーストミッションでした。
そこで、メンティーとはこれを新卒最速で合格しよう!という目標を立てました。

結果として、メンティーはものすごく努力をしてくれて、新卒最速でのTRT合格を達成することができました!

この経験から、人を成長させること、一緒に目標を達成できることの喜びを知りました。
そして、すごい優秀な新卒だ!もっと成長させたい!と一人で舞い上がっていました。
しかし、ここから私の反省が始まります…。

結論、課題はコミュニケーション不足でした。
具体的には、私がメンティーのことを知らなさ過ぎたのです。

もちろん、毎日のようにメンティーとは会話をしていましたが、それは仕事の話をするのみのコミュニケーションでした。
さらには、このように成長させたい!こんな目標を達成させたい!という私視点の想いしか入っていない、一方的なやりとりでした。

結果として起きてしまったことは、メンティーに“仕事がつらい”と思わせてしまったことです。
これを勇気を出して私に伝えてくださったのが、私にとっての唯一の救いでした。

しかし、そこまで追い込まれる状態になってしまうまで、私に相談できる状況を作れなかったことが本当に反省すべき点です。

報連相をしなければ、なぜしなかったのだと怒られるのが一般的だと思いますが、私は“相談”においては、相談をされなかった側に問題があると考えています。

今回の出来事に関しては相談をしないのではなく、私が相談ができない状況を作っていたのです。

例えば、営業という仕事においては、メンターである私のほうが経験があるので毎日のように相談をしてくれました。

しかし、メンターが一方的に掲げている目標と自分の目標が違ったときに、それを相談するのは勇気がいることです。

しかし、内容を採用されるか否かは別として、意見をしっかり聞いてくれる人で、採用できない場合も解決策を一緒に考えてくれる人だという信頼があれば、比較的相談をしやすくなるのではないかと考えています。

私は、そんな信頼できるメンターになれていませんでした。
そこから私は、メンティーをもっと知らなければならないし、私のことも知ってもらわなければならないと思い、コミュニケーションの取り方を変えていきました。

↓ そんなメンティーである新卒の菊地さんがTRTに合格した時の様子です!
菊地さんのブログでも同じ写真を載せてくださっています!)

2度目のメンターとしての機会を頂いたのは、中途でご入社された年上の社員さんでした!

初めは年上の方に教えることもそうですが、指摘なんてできるのだろうかと不安もありました。

しかし、実際にご一緒させていただくと、そのようなことで不安になっている場合ではなく、どうやったら成果を出せるかを考える日々がスタートしました。

2回目のメンターを経験させていただいての学びとしては、人によってコミュニケーションの取り方も、指導の方法も変えないといけないということです。

当初、私は自分がメンターに教えていただく立場だった時のやり方や、新卒の菊地さんへの指導方法と同じように接していました。

しかし、そのような日々を過ごしている中で、このメンティーの長所を活かしたり、成功体験を積んでもらうには今のやり方ではダメだと気づきました。

そこで、私は指導において注力する箇所を変えていきました。
絶対に改善していただきたいと思ったことは耳が痛くなるほど何度も指摘させていただいたこともありますし、逆に一人で考えてもらうだけだったものを、どうやって他の業務に応用させるかを一緒に考えることもありました。

↓ そんなメンティーである中途社員の飯野さんが初受注を上げた時にチームメンバーの皆さんに囲まれている時の様子です!

メンターという経験を通して、もちろん人を成長させるという点について多くを学びましたが、いつも私の面倒を見ていただいている上司がどんな想いでご指導をしてくださっているのか、なぜ報連相が大切なのかも学ばせていただくことができました!

仕事を量から質へ!

そして、次に私がお話したいことは、量から質への変化についてです。

まだまだ伸び代しかないという前提でのお話になりますが、この1年間で仕事への考え方、仕事の質が大きく変わりました。

具体的には、生産性を高めるにはどうするかという思考です。
つまり、いかに無駄をなくすかということです。

1年前の私の働き方としては、とにかく多くの営業先を見つけて、多くの行動をしていました。
しかし、時間もかけているのに成果が出ないという日々が続いていました。
ここでいう成果とは、ご契約につながらないということです。

アポイントという意味では、ある程度取ることができていたと思います。
しかし、仕事における成果とは、どれだけ行動して、営業機会を作れても、それが売上につながらなければ、厳しいですが“何もしていない”のと同じです。

少し話は変わりますが、私たちはポジショニングメディアという商材をお客様に提供しています。

これはどのようなサービスかと簡単に説明すると、とある市場について日本一詳しい専門サイトをWEB上に作っています。
ユーザーにとっては自分に本当にあった商品やサービスを判断しやすくなる場所であり、クライアントにとっては自社の特徴をもとにその市場でのポジションを確立できる場所です。

結果として、クライアントには、問い合わせが来ても契約にならないリードではなく、クライアントではないといけない理由を理解したユーザーからの熱い問い合わせを獲得できる施策としてお喜びいただいています。

逆にいえば、どの市場でも各社にはそれぞれの特徴があり、ユーザーにとってもそれぞれ必要としている会社が違うということです。

どんなユーザーに対しても万能なサービスというのは、世の中にはごくわずかしかないと考えています。

それでは、量と質の話に戻ります。
1年前に私が行なっていた仕事は、どんなユーザーに対しても自社のサービスは万能だという誤った考えのもと、営業先のお客様の現状を把握しないまま、とにかく手当たり次第営業先を見つけ、とにかくアポイントを取るということでした。

結果として、ご提案先のお客様から貴重なお時間を頂いても、そもそも課題感が強くないから必要ない、課題解決にはつながるかもしれないがそれだけの投資はできない、現状のタイミングでは検討することができない、という理由でのお断りが多発しました。

私が営業先のお客様に伝えていたことを、私自身が自分の仕事に落とし込むことができていなかったのです。

そこで気づいたことは、私自身も私たちの商材の特徴にマッチする営業先を見つけ、その限られた営業先にのみアプローチをすることで、お客様の時間を必要以上に奪うこともなく、私の仕事の生産性も上げることができるということでした。

ただ、この仕事の質を上げるということは、言葉だけだと簡単なように聞こえますが、それまで量だけで仕事をしていた私にとっては、大きな壁となりました。

まず、自分たちの商材はどんな市場にあれば役に立てるのか、どんな会社様であれば喜んでいただけるのか、つまり営業先の選定をすることに苦戦をしました。

時には、上司に営業先を確認していただいた際に、この市場で役に立てる根拠は?この会社になぜ必要だと思ったのか?という質問に答えることができず、「今日は営業をしないでいいので、営業先を見つけ直してください」とご指導を頂いたこともありました。

当時は地獄でしたが、そんなトレーニングに毎日付き合ってくださり、何度でも甘やかすことなく本気で突き返してくださった上司がいたからこそ、私たちが役に立てる市場や会社様を見つける目を養うことができました。

そして今はまた質のレベルが上がり、「その会社様にはどのような戦略を提供すれば成果を提供できるか?」を追求しています。

レベルが上がるたびに壁を乗り越えるのは容易なことではありませんが、毎日同じことを繰り返すだけではなく、新しいことに挑戦し、成長を実感することができるのが仕事の楽しいところでもあります!

3年目の目標!

そんないろいろな経験をさせていただきながら2年間を過ごしてきた私ですが、社会人3年目では、“人の成長”にもっと携わりたいと考えています。

この1年間で2度もメンターとしての役割を与えていただき、私にも多くの大きな壁が立ちはだかりました。

しかし、同時に人が成長することを間近で感じることができたり、成長に喜びを感じている姿を見ることがなにより嬉しかったです。

ただ、この1年間のメンティーの成長は決して私の力ではなく、本人たちの努力や、私の上司のサポートがあってこその結果でした。

だからこそ、次に機会を頂けることがあれば今よりもっと役に立ちたいと考えています。
そのためにも、私自身が手本となれるよう、仕事の質を上げ、もっと成長していきます!

以上、20卒の中尾でした!
ここまで読んでいただき、ありがとうございます!