Chào mọi người!! 皆さん、こんにちは!
ベトナムから来た、リンと申します。

ブログ画像_リンさん

バリューイノベーション事業部(以下VI事業部)営業に配属となってから、あっという間に半年以上が経ちました!

日本の大学に行って専門的に日本の文化を勉強しましたが、社会人になってから、そして全研マンになってから、新たに学んだことはたくさんあります。
4年間日本に住んでいても、カルチャーショックを経験したり、文化の違いで困ったり、学生と社会人の違いを目の当たりにしています。

嬉しい時も苦しい時も両方ありましたが、いつでも上司と仲間の愛情に包まれていると感じているので、恐れず前向きに進んでいます!

二事業部で勤めて、求められるスキルに気付けた

仮配属期間の3ヶ月、私は外国人人材紹介事業を行うダイバーシティー事業部(以下DS事業部)に所属していました。DS事業部の事業は外国人エンジニアの人材紹介なので、翻訳などの業務が多くあります。だからこそ、外国人としての語学力や海外経験の強みを活かすことができました。
しかし、それだけでは足りません。同様に必要なのは日本で働く社会人としてのスキルや知識です。日本語や日本の文化の理解だけでなく、コンピューターリテラシーなどのビジネススキルも身に付けることが必要だと気付けました。

仮配属が終わって、本配属では国内向けwebマーケティング事業を行うVI事業部配属になりました。
VI事業部では、営業アシスタントとして、市場調査や、営業資料を作成する業務が多いので、DS事業部にいる時よりも日本のことを学ばなければなりませんでした。

日本の文化の中で学び・成長したこと

日本のビジネス文化は自分にとっては少し特殊で、最初はわかりにくいところがたくさんありました。とはいえ、日本も世界の一部であり、自分も日本で働いているので、日本についての知識は「グローバル人材」になるために不可欠です。日本の価値観を理解できなければ、周りとのコミュニケーションが上手く行かないだけでなく、お客様にも最高のサービスを提供することはできません。

社会人になって自分の中の「グローバル」的な思考も、「人材」としての力も一歩ずつ育ってきていると思います。それはどのような成長なのか、どういった過程があったのか、お話ししていきます。

学んだことの1:配慮

社会人になったばかりの頃、「遠慮」と「配慮」の違いが理解できず、使い分けができていませんでした。そのせいで、他の人を怒らせないように、傷つけないようにと遠慮して、自分の意見を出せなかった時期がありました。

配慮

しかし、やるべきなのは遠慮ではなく配慮でした。
配慮とは、他人のためにすることで、例えば他のメンバーのタイミングに合わせてタスクを調整したり、メッセージをわかりやすく書いたり、メンバーが細かい業務を忘れないようにリマインドしたりすることです。それに対して、遠慮とは他人のためではなくて自分を守るためのことであり、仕事にも悪影響を及ぼすものです。

配慮ができれば、皆さんの仕事がもっとスムーズに行えるだけでなく、チーム内の関係も強くなります。
VI事業部とDS事業部、どちらの部署でも配慮と遠慮の区別がはっきりできていて、チームメンバーが互いをリスペクトし、指摘し合うことができています。成果を一緒に上げていく仲間がたくさんいる環境に、いつもワクワクしています。

繋がりを大事にするVI事業部の中で、上司との関係もうまくいっていると思います!
私の上司は優しい方で、一緒にご飯に行ったり出かけたりする時はとても楽しいですが、私が同じミスを何度もしてしまった時には遠慮なく厳しくご指導くださるので、お母さんのようです(^_^)!

千葉リーダーと
▲誕生日には大好きな上司にベトナム料理をご馳走頂きました!Cảm ơn cô!

学んだことの2:報連相

大学でも色々勉強しましたが、実際に働かなければわからないことがたくさんあります。その中で一番苦しんだのは「報連相」です。

報連相

報連相の定義を勉強するだけなら簡単かもしれませんが、報連相を適切に実践するのは巧妙な技です。どの場面に必要なのか、どの頻度でするべきか、どう話せば相手に伝わるか、どのタイミングや手段で伝えれば良いかを判断することが今でも難しいです。
仕事に限らず、人間関係でも報連相が大切です。

上司が正しいジャッジをできるように自分がまず正しい報連相を心掛ける。それだけで関係性にもプラスな効果があり、自分にとって成長にもなるのです。

学んだことの3:毎日の挑戦=120%成長!!

私が全研本社に入社した理由は、「常に成長したい」という気持ちがあったからです。
元々文系出身で、小さい頃から父にずっと「プログラマーになれ!」と言われていたので、実はITのことがすこし苦手でした。
しかし、今ITの知識がなくてはならない時代が世界中でやってきています。
今こそ挑戦しよう。そう思ったのでITの会社を目指すことにしたのです。

IT=理系というイメージが強くありましたが、社内には文系出身の方も多くいらっしゃって、皆さん当たり前のようにITのことを勉強しています。しかし、勉強し続けているのは理系の方も同様です。
技術は進化します。学びに終わりはありません。

ITのような専門的なことに限らず、普段の業務でも、改善できることに溢れています。例えば、昨日30分で資料を作れたなら今日は25分で作れるように。昨日テレアポを70件架けられたなら次は75件に挑戦してみる。Excelの管理表がわかりにくいなら手を加えて改善する。
一日一日、変えていけることはたくさんあります。課題を見つけ、チャレンジすることに理系も文系も関係ありません。
IT業界は常に発展しているので、今日の自分が昨日の自分と同じだったらついていけないのです!

そんな私は入社してすぐの頃、業界知識を養うためにIT用語テストに参加しました。

テスト勉強中
▲付箋に用語を書いて勉強しました!

新しい学びは挑戦への第一歩。これからも吸収していきたいです。

誕生日にいただいた本
▲その他にも、プレゼントしていただいた本でビジネススキルを磨いています!

学んだことの4:できないことはない!

2019年の忘年会(通称:全創会)で歌を披露する企画がありました。そのコンテンツは新卒である18卒と19卒が同じ曲を歌って、オーディエンスとなる社員の皆さんに投票してもらい、結果を競うというものです。

私は同期の田中さんと一緒に19卒のリーダーを務めましたが、本当に大変でした…。
まず私達19卒のチームには、日本語が話せない外国人と、英語が話せない日本人がいて、互いの言語の壁をなくすために、英語が話せるメンバーが協力しあって通訳しながら練習をすすめました。手間も時間もかかるけど、そうじゃないと、互いが何を話しているのか、わからないままになってしまいます。
これが本当に大変でした。

そして最初、課外活動的に軽く考えていた新卒企画は、私達の成長のために必要なものでした。
その重要性を知るまでの間、参加をリタイアする同期も現れました。一緒に歌えなかった事、本当に悔しかったです。

困難はそれだけではありません。19卒は人前で歌った経験を持っているメンバーが少なく、音痴で楽譜も読めず、リズムが取れない…なんて人もいました。そんな状態で、最終的にステージに立てるレベルにならなければいけませんでした。
本番まで2ヶ月。毎朝・昼・夜と仕事の合間を縫って時間を作り、寝る間も惜しんでとにかく練習していました。

ちなみに、この対決の目標はただ「勝つ」だけではなくて、「感謝を伝える」ことも含まれています。
毎日ご指導下さっている上司と先輩に届ける歌なので、本当に自分が想像する以上のものを作り上げなければ意味がないのです。
生まれてから最も苦しい2ヶ月は、あっという間でした。

本番当日、19卒の全員で会場ビルの8階バルコニーから青空に向けて最終練習をしました。あの時、歌うことが得意ではなかった私たちの声が重なって、空に向かって堂々と歌えるようになっているのを感じて、周りに仲間がいるなら未完全でちっぽけな自分でも大きなことができるという自信がつきました。

新卒対決前

結果は残念ながら、先輩たちの実力には届きませんでしたが、19卒のつながりは最終的にとても強くなりました。
がむしゃらにやった私達だからこそ、「できないことはない」と胸を張って言えます!

これからグローバル人材として貢献し、成長していきます!

就職活動中は、「外国人として活躍できる仕事」を優先して探しました。しかし、当然ながら「外国人であること」だけが強みになる仕事はありません。どこに行っても、どんな仕事をしても、専門的な知識・スキルや文化を常に学んでいかなければならないとわかりました。

「グローバル人材」はバズワードのように最近どこでも聞こえる言葉ですが、グローバル人材とは何か、グローバル人材になるには何が必要なのかをきちんと考えたことがありませんでした。
私の考える「グローバル人材」とは、海外のことも日本のことも理解する多様性を持ち、「グローバル」的な知識に限らず、価値のあるビジネスマンとしてスキルを持ってクライアントと社会に貢献する人材のことです。

グローバル人材

グローバル人材として活躍したい。そう思うものの、まだまだ成長途中。
自分が理想としている人材像には手が届いてはいません。

そんな中、実は2019年の全創会で、私が2月から新しい事業部へ異動することが発表されました。この新しい事業部ではアメリカの大手IT企業に就職できるぐらい優秀な外国人プログラマーの方達と肩を並べて働くことになります。この方達は日本語を勉強する時間がまだまだ短かったので、私は日本人と外国人社員の間に入ってコミュニケーションを促進する役割を担わないといけません。つまり、今まで学んできたことを活かす機会が与えられたんです

リンさん異動2

しかし、今まで学んだことだけでは足りないと認識しています。この頂いた役割を果たすために、日本人の社員と外国人社員の価値観、課題、希望などの両方を理解しなければなりません。そして、今まで表面しか触っていないプログラミングの世界に飛び込むことも必要となっていきます。

時々、勉強しなければならないことが多く感じて圧倒されたこともありました。ですが、今まで歩んでいた道の中でやるべきことを乗り越えることができたので、これからも続けて進んでいけるはずです。できないことが多ければ、一つ一つ改善して、前に進んでいけばいいのです。
立ち止まらず、歩き続けます!