皆さん、こんにちは!R&D事業部(以下R&D)の菅野です。

R&Dにはサーバーサイド、フロントエンド問わず多くのWEBエンジニアが在籍しています。
皆さんは、この「WEBエンジニア」という職種に対して、どのようなイメージを思い浮かべますか?例えば、フロントエンドエンジニアと聞けば、「HTML+CSS+Javascript」というようなイメージを持つ方が多いのではないかと思います。

今回は、昨年4月にR&Dに中途入社でジョインしたフロントエンドエンジニアの坂下さんにご登場いただき、R&Dで働く「フロントエンドエンジニア像」についてご紹介します。

R&D坂下さん紹介1
(ひゅー、イケメン!by菅野)

フロントエンドエンジニア=HTML+CSS+Javascriptの考え方はもう古い!?R&Dで活躍するエンジニアの実状について知りたい方、必見です!

それでは、坂下さんよろしくお願いいたします!

こんにちは、坂下です。ここからは、フロントエンドエンジニアとしての仕事や、全研と出会うまでをお話していきます。よろしくお願いいたします!

全研との出会い

全研と出会ったのは、前職を辞めて転職活動をしていた頃。たまたま転職エージェントに紹介されたのがきっかけです。
当時は全研という会社について、はっきり言うと存在を知りませんでした。しかし、エージェントに紹介された後にコーポレートサイトや採用サイト、全研ブログを閲覧し、私にとって刺激になるような社員が多く在籍していることが分かったのです。この環境は私にとって成長できる場だと感じ、次第に全研に興味が出て応募に至りました。

R&Dのフロントエンドエンジニアポイント1
決定打は全研オフィシャルWEB

WEB業界に入ったきっかけ

フロントエンドエンジニア像を語る前に、この業界に入ったきっかけを少しだけお話しします。
私は少し変わった経歴となるのですが、大学在学中にファッション系のECサイトを個人で立ち上げ、運営をしていました。
ECサイトの運営では、サイトの制作・更新や取引先の開拓、商品の仕入れ、広告の出稿、在庫管理、お客様とのやり取りなどを経験。
当時はWEBに関する知識が全くない状態で、手探りでサイト運用をせざるを得ませんでした。しかし、独学で研究し、その経験によりWEBに関する知識やサイト運営のノウハウ、サイト制作スキルなど幅広い知識を学ぶことができたといえます。

大学卒業後も周りが就活をしている中でECサイト運営を続けていましたが、その中でページの制作や更新をしているうちにWEB制作という分野に興味が湧き、WEB業界に入ることに決めました。

R&D坂下さん紹介2

R&Dのフロントエンドエンジニアポイント2
源流はECサイト運営

坂下さんが考える「フロントエンドエンジニア」

私の中でのフロントエンドエンジニアとは、WEBコーダーの発展形のような位置づけで、HTML・CSSに加えてJavascriptを難なく使える、技術よりのポジションだと考えていました。
(読者の皆様もこのような認識だったのではないでしょうかby菅野)

しかし、全研に入社してR&Dに配属されてから気付くことが数多くありました。フロントエンドエンジニアとは前述のHTML・CSS・Javascript等の技術に加え、開発環境の構築ができ、最低限のサーバーサイドに関する知見やUI・UXの知見も必要なのだと痛感したのです。

入社してからこれまでの間、いくつかのプロジェクトを経験しましたが、一番最初に参加したプロジェクトではHTML・CSSのコーディングを担当しました。

その中で、CSSのメタ言語である「SASS(SCSS)」や、タスクランナーの「Gulp」等を使用。私がこれらに触れるのは初めてのことで、WEBページを作るというプロセスの中にこのような言語やツールがあることは目からウロコでした。
SCSSはCSSをネスト構造にしてコーディングや視覚化を楽にしてくれますし、値の変数化や共通パーツの実装も自由自在。
GulpはそのSCSSのコンパイルだけでなく、WEB開発に関する多くのタスクを実行することができます。また、Gitなどのバージョン管理システムを使ったプロジェクト管理手法も、新たな領域でした。

バージョン管理システムについては、前回のブログを参照してください。
開発に欠かせない「バージョン管理システム」とは

R&D坂下さん紹介3

R&Dのフロントエンドエンジニアポイント3
様々なツールを導入

これらの開発環境は、フロントエンドというよりもまさにサーバーサイドライクなものであるといえます。この開発環境の構築にはサーバーサイドの知識が少なくとも必要になるためです。

実は開発環境の世界も日進月歩で、業務効率化や最新の開発に対応するためのツールや考え方が世界中で編み出され続けています。
R&Dは「技術ファースト」の部署。そのため、部署全体でこのような世界を常にマークしなければいけません。
その中でR&Dのメンバーは、どのような技術が業務に適用できるのかを常に考えながら業務に臨むことが求められます。

この体験から、「フロントエンドエンジニア=HTML+CSS+Javascript」の考えが「フロントエンドエンジニア∋HTML+CSS+Javascript」になっていき、今に至ります。

また、現在担当しているプロジェクトではバックエンド(PHP)での実装にも携わっています。SCSSやGulpでの開発経験を元に、徐々にサーバーサイドの開発を行うことで、総合的に技術力がレベルアップしていると実感できました。

フロントエンドエンジニアという存在でありながらも、私自身がそれ以外の領域の開発にも着手できていること。これが、R&Dの「フロントエンドエンジニア像」が今までのイメージの範疇に収まらないものであることの何よりの証明になると思います。

R&D坂下さん紹介4

さいごに

ここまでの内容で、私のR&D内でのポジションをある程度お分かりいただけたのではないでしょうか。
入社から多くの技術に触れてきましたが、まだまだ学びたいと考えていますし、新しいことにどんどんチャレンジしていきたいです。

全研にはとにかく学習意欲の高い方が多く、私も負けてられません。
特にR&Dは「教えてもらう」ことよりも「自ら発見・追求し、研鑽する」文化が強い部署です。
上司や先輩から教えてもらうこと、道を示してもらうことを待っているだけでは、あっという間に周りから後れをとってしまいます。
私の社歴はまだ浅いですが、周りの方に負けないよう倍速で学んでいきます!
今回の記事で、色々と感じ取っていただけることがあれば幸いです。

坂下さん、ありがとうございました。

いかがでしたでしょうか。坂下さんは歩んできた経歴の中で固まった「フロントエンドエンジニア像」があったとのことですが、実際には「フロント」よりも広く開発に携わっているのがお分かりになったことだと思います。

R&D、いや今日のWEB業界のフロントエンドエンジニア像とは、フロントに特化した技術や知識を持っただけでなく、坂下さんのようにそれらの環境を自ら構築することができ、より広く開発に携われるエンジニアなのです。
是非、今回の記事を読んだ皆さんも、自身の領域を広めることにチャレンジしてみてください!

R&Dでは技術系の記事だけでなく、これからもメンバーにフォーカスを当てた情報を発信してまいります。次回もお楽しみに!