皆さんこんにちは!R&D事業部の菅野です。

秋口とはいえまだまだ暑い日が続きますね。
外気温と室温の差が大きくなる季節ですので、体調管理には十分気をつけてください。
(私はエアコンでノドを痛めてしまい、ずっと治っていません…)

さて、今回のブログでは女性のITエンジニアに注目してお伝えしたいと思います。
まず、ITエンジニアと聞いて皆さんどんなイメージをお持ちでしょうか?

男ばかりで汗臭そう、女性には肩身が狭そう、暗そう…

なんてイメージをお持ちではないでしょうか?

実際に、日本国内でITエンジニアとして働く人の男女比率は下記の図のようになっています。

国内ITエンジニア男女比

このグラフを見ると、どれだけ男性が多い職業なのかがよく分かりますね。
この統計を見る限りでは、上述のようなイメージを持たれてしまうことも少なくないと思います。

ですが、近年では女性エンジニアの活躍をよく耳にするようになってきました。
大手メディアやキュレーションサイトでは女性エンジニアの特集が組まれることもしばしばで、そのような特集で紹介される女性エンジニアの仕事っぷりから学ぶことが多々あります。

そんな中、全研本社でも多くの女性が活躍されており、エンジニア集団のR&D事業部も例外ではありません。
実際、私達R&D事業部では、なんとメンバーの半数近くが女性なのです!

そこで今回は、そんなR&D事業部ではどんな女性エンジニアが活躍されているのか、またその女性エンジニアに全研で働いていることの良さ、エンジニアとして工夫していることなどを聞いてみました!

ご紹介させていただくのは、清水さんとスンヨンさんのお2人です!

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Q.エンジニアになったきっかけは?

A.大学では文学部でしたが、たまたま自由科目として他学部のプログラミングの授業に参加した際に 面白さを感じたことがきっかけです。 手に職をつけたいという考えが元々あったことと、 就活当時はインターネットが普及し始めた頃でこれからはITだぞという時代でしたので、 新卒未経験でもプログラマ職での募集が沢山ありまして、その波に乗ってみようと思いました。

Q.清水さんは一児のママ!どのように仕事と子育てを両立しているのでしょうか。

A.両立出来ているかは分かりませんが、子育てしながら働く為には 周りの理解と協力が絶対に必要だと思いますので、それぞれへの感謝の気持ちはやはり忘れないようにしています。 私のようにフルタイムで働く場合は子供との時間が少ないことが最も気がかりになると思いますが、 このような働き方が悪いことをしている訳ではないということには自信を持って、 どのように楽しく自分の人生を送るのかという私の考え方が、なるべく子供に伝わるように、心がけています。

Q.プログラマとして工夫していることは?

A.残業が出来ないので、やはり作業効率について最も注意しています。
しかし、プログラマの仕事では、1つの予期せぬ問題が発生しただけでその解決策の調査や修正対応の為に予定の何倍もの作業時間があっという間に奪われます。
なので、設計やプログラミングの判断は常に慎重に行う必要もあります。

時間を意識して調査をすること、有識者への相談、またプロジェクトメンバーが判断しやすいように、情報を分かりやすく整理してメンバーへ共有してある程度の方向性や選択肢を提案することなど「仕事の進め方」が問題ないかを私は特に意識しています。
こんな風に、質を落とさずに効率的な作業をする方法を、いつも思考しています。

Q.全研で働いていて、いいと思うところは?

A.全研は社長含め幹部の皆さんが、働く母親を応援することは当たり前という考え方でいらっしゃると感じます。 残業が出来ないことや急なお休みでご迷惑をおかけする際にも、上司から温かい言葉をかけて頂いたり、 同僚の皆が当然のように業務のフォローをしてくれたりするこの社風は、 本当にどの会社でも当たり前というものではないと思います。ですので、とても働きやすいですし、その環境で働けることに日々感謝しております。

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Q.エンジニアになったきっかけは?

A.周りにプログラマーの人がたくさんいたため、大学でプログラミングを始める前からjavaやc言語については聞いたことがありました。その影響を貰ったこともきっかけといえばきっかけだと思います。また、元々やっていたピアノをやめることになって、将来の進路を決める時に、元ピアニストだったプログラマーの知り合いから、ピアノとプログラミングは考え方が似ているというアドバイスを貰って、その時からプログラミングに興味持つようになりました。

Q.新卒2年目のスンヨンさんがプログラミングの勉強で力を入れていることは?

A.優れたスキルを持っている先輩たちに比べて、私はまだまだ赤ちゃんプログラマーぐらいのレベルなので、すべてのものが勉強の対象です。
私は最近主にコントローラ設計(コントローラについては過去のブログを参照
)を担当していますが、コントローラ設計を通じてSQL(データベース言語の一種)の面白さを感じました。今までSQL文は簡単な操作しかしたことがなかったので、SQLってつまらないものだという認識がありましたが、コントローラ設計を始めてから、トランザクション分離レベル、テーブルロック(詳しくはググッてください!)等、SQLの素晴らしい概念を学び、興味持つようになりました!

Q.普段の業務で工夫していることは?

A.何よりも日本語ですね。
会議や他のメンバーとのコミュニケーションはほぼ聞き取れるので特に問題ありませんが、開発資料を読んだり、CakePHP(PHPのフレームワーク)の公式資料を読んだりするときは、まだまだ読めない漢字が多くて苦戦しています。日本語のために毎日戦争のような日々を過ごしております。

そんな中、最近はビジネス敬語の勉強をしています。
日本に来る前は、敬語の日本語を勉強していましたが、実際に業務の中で使うビジネス敬語は、これまで聞いたことも見たこともない言葉や言い回しが想像以外に多くて、覚えるのが難しいです!でも頑張ります!!

Q.全研で働いていて、いいと思うところは?

A.韓国に興味を持っている社員の方が多くて、私たち韓国出身のメンバーに積極的に話しかけてくださる方が多いです。また、日本に来る前には日本人は開放的だという考えがありましが、日本に来てから感じた日本は思ったよりコンサバティブで、女性に対してもすごく配慮してくれる雰囲気でした。

社内では日本語でコミュニケーションをとっているため、韓国語を話す機会がありませんが、その甲斐もあって私の日本語力は向上したのではないかと思います。ちなみに、オフィスの周辺には韓国料理のお店がとても多くて、故郷の味を感じたい時は愛用しています。ちなみに、全研に限った話ではないですが、日本にはスイーツのお店が多くて、スイーツが好きな女性として天国です。

(スンヨンさんには別記事で新卒2年目としてのブログも執筆していただいています。
ブログはコチラ⇒新卒2年目の日常vol.4~日本で働くエンジニアとして~

いかがでしたでしょうか。
R&Dでは、このお二人をはじめとした女性エンジニアが大勢活躍しています。

その中には、今年の新卒採用で入社してきた社員もいます。

社会の後押しもあり、これから女性エンジニアが活躍する機会はどんどん増えてくるものだと思います。
清水さんのように文系の学部の方も、スンヨンさんのように専門のスキルを身に付けている方も、是非全研の門戸を叩いてみてはいかがでしょうか。

以上、R&Dの菅野がお送りいたしました!次回もお楽しみに!