皆さんこんにちは!R&Dの菅野です。

R&D事業部には幾多の修羅場をくぐり抜けてきた経験抱負なベテランプログラマーや、ICT先進国・韓国で技術を学んできた新卒メンバーなど、多様な人材が揃っています。
本日は、そんなR&Dの中でも異色の経歴を持った新米エンジニア・西久保さんにご登場いただき、ご自身の経歴や業務について、また業務から学んだことについてお話しいただこうと思います!
それでは西久保さん、よろしくお願いいたします!

はじめまして、R&Dの西久保です。

nishikubo1

名前
西久保
 
所属
R&D事業部
 
職種
エンジニア
 
特技
テニス
 
最近のマイブーム
美味しいハンバーグ屋探し、ジム通い

<2015年7月入社 入社8ヶ月>

私の経歴

私は大学院で物理を学んだ後、海外での生活にあこがれて単身カナダのバンクーバーへ渡りました。
現地で英語を勉強する中で、物理とは違ったフィールドに身を置きたくなり、IT専門学校でWEBデザインを専攻。
そこでWEBサイト制作の基本を学びました。

専門学校卒業後は現地で就活となるわけですが、バンクーバーでは面接の際、新人募集にしても具体的なWEBの知識を尋ねられます。
難しいことではありませんが、「remとemの違いは?」「HTML5とは?」等のWEBの基本がちゃんと身についているかを入念にチェックされ、その上でユーモアが問われます。

自分なりに工夫して臨みましたが、言語の壁もあり、就活に敢え無く惨敗!
しかし、WEBの基礎をしっかりと学んだこと、流行のプログラミング言語をイチから学んで自分のサイトに取り込んだこと、また緊張しながらも海外での面接に挑み続けたことは、大変大きな糧となりました。

そんなこんなで日本に帰国。留学で実質上何も勝ち得ることのできなかった私でしたが、偶然にも全研に出会い、このカナダでの経験を評価され採用して頂きました。

私の業務について

R&Dでは常にいくつかの開発プロジェクトが並行して稼働しています。私もその中のひとつである、比較的大きなプロジェクトに携わっています。

nishikubo2

これまでの開発では要件定義から類似サービスの調査、打ち合わせ用のドキュメント作成、開発環境の構築など、様々なことを経験してきました。

現在、私が行っている業務は、プロジェクトで採用されているPHPフレームワーク、「CakePHP」のモデル部分を設計することです。

辞書CakePHP

CakePHPとは、複雑になりそうなプログラムを以下の3つの役割に分けることで、分かりやすいコードにしてくれるものです。

①モデル:業務を処理する部分。
②ビュー:ユーザーが目にする部分。
③コントローラ:ユーザーのアクション(リンクをクリックする等)を管理する部分。
ビューとモデルに指示を出す場所。

nishikubo3
(作:西久保)

私はこのCakePHPのモデルで、業務を遂行するためにデータをどう保存し、どう引き出すのかという流れを検討しています。

また、作業効率改善のため、プログラミング規約を少しずつ改善し、修正しています。この業務も私の役目のひとつです。
すでに決められたものに従うだけではなく、自分たちで効率化を考えてルールを形にすることにはとてもやりがいを感じています。
このことができるのも、R&Dの気風のおかげです。

私がR&Dで学んだこと

効率化

入社して間もない頃はとにかく業務の効率化を指導いただき、「ホームポジションじゃない」「アプリ起動にはランチャーを使え」「F5押して」など、自分が無自覚に受け入れていた無駄を徹底的に矯正されました。特にキーボードショートカットに慣れるまでは時間がかかったものの、10個以上覚えたあたりから自分でも作業が早くなったことを実感し、今ではキーボードからマウスに動かす手の動きが勿体無いと思うほどになりました。

プログラミング

プロジェクト上、コーディングはほんの一部であり、実際入社して8ヶ月経った今でも私は機能の実装はほとんど行っていません。
それでも使用する言語やフレームワークの勉強はしておかないと、ミーティングでは知っていることを前提として進んでいくため、置いてきぼりになります。
私は過去のプロジェクトについて先輩に尋ねたり、CakePHPの公式のサンプルコードを見たりといった方法で勉強しました。私が思う最も学習効果が高い勉強方法は、「学んだ内容を元に実際の話し合いの場で意見を出してみること」です。

社会人の常識

28歳に至るまで就労経験のなかった私ですが、全研のおかげで社会人としての振る舞いを学べたように思います。
特に「ホウレンソウ」は社内で最も重要視されているルールのひとつで、「え、そんなことまで言わなきゃいけないの?」と思ったことも少なくありません。
しかしこの「ホウレンソウ」が開発現場ではとても大事なのです。私自身悩みやトラブルを常に即共有する習慣がついたことで、無駄に不安を抱えたまま作業をすることが少なくなりました。

nishikubo4

さいごに

上述の通り、この8ヶ月の間、R&Dで多くのことを学んできました。
このように能力的にも社会人としても成長できたのは、全研の社風や部署のメンバーのおかげです。
社歴の浅い私ではありますが、自分よりも若い新卒メンバーや、活躍されている同年代の山田さんに負けたくないので、これからも倍速で学んでいきたいと思います。
皆さん、社内で見かけましたら「カナダ帰りの男」と呼んでください!

nishikubo5

以上、 R&Dはカナダ帰りの男・西久保でした。

西久保さん、ありがとうございました!
カナダ帰りの男、とてもかっこいいですね!ところでどうしてみかん…?

全研にはこのようにどんな経歴の方でも活躍できる環境があります。もちろん、プログラミング未経験者でもじっくりと学ぶことができます。(ちなみに私も全くの未経験でした)
なので、プログラミングしたことないけど興味はある!という方、全研の門戸をたたいてみてはいかがでしょうか?

今回はR&Dの西久保さんをご紹介いたしました!次回もお楽しみに!