こんにちは!沖縄オフィスの呉屋(ごや)です。

沖縄オフィスが発足して早5年以上。
役職者も誕生した沖縄オフィスに、また一つ大きな節目がやってきました。

3年間、沖縄オフィスの成長を支えてくれた福田主任が東京本社に戻ることになったのです。

今回は福田主任と沖縄オフィスの3年間を振り返りつつ、それぞれの節目にゆかりのあるメンバーにインタビューをしていきたいと思います!

福田主任ってどんな人?

福田主任のお顔写真福田 祐太郎
2015年、新卒で全研本社に入社。(早稲田大学 文化構想学部卒)
沖縄オフィス赴任前は、WEBディレクターとしてサイト制作業務を担当。2017年、立ち上げ2年目の沖縄オフィスに赴任後、ライティングやサイト制作の指導、教育体制の整備、チームワークの向上など、あらゆる場面で沖縄オフィスの成長を支える。

1.福田主任のお顔写真

福田 祐太郎
2015年、新卒で全研本社に入社。
(早稲田大学 文化構想学部卒)
沖縄オフィス赴任前は、WEBディレクターとしてサイト制作業務を担当。2017年、立ち上げ2年目の沖縄オフィスに赴任後、ライティングやサイト制作の指導、教育体制の整備、チームワークの向上など、あらゆる場面で沖縄オフィスの成長を支える。

第1章:「綺麗な文章」から「読まれる文章」へ!
意識が変わったライティング

福田主任が沖縄オフィスに赴任してきたのは3年前のこと。
当時の沖縄オフィスの主な業務は、WEBサイトの記事を執筆する「ライティング」でした。

ライティングスキルを向上させるため、メンバー同士で自主的に正しい文章の書き方や言葉の使い方の研修を行ない、お互いにスキルアップを図りながら業務に取り組んでいました。

そんな沖縄オフィスにやってきたのが、福田主任でした。

WEBアナリスト(前:WEBライター)・
新垣さんにインタビュー!

新垣さんのお顔写真新垣さん
WEBライターからスタートし、現在はサイト分析・運用を担当しています。沖縄オフィスのサイト運用の要となるメンバーの一人で、担当サイトへの愛の大きさなら右に出るメンバーはいません!

新垣さんのお顔写真

新垣さん
WEBライターからスタートし、現在はサイト分析・運用を担当しています。沖縄オフィスのサイト運用の要となるメンバーの一人で、担当サイトへの愛の大きさなら右に出るメンバーはいません!

――福田主任から教わったことで印象に残っていることは何ですか?

原稿のチェックをしてもらった時、OKをいただくまでに5往復したことですね。
その時は振袖に関する記事を執筆していたのですが、ターゲットである20歳未満の女性に向けた文体や言葉がうまく書けなくて……。

「日本語は綺麗だけど、このサイトを見ている年代はこういった言葉は使わないし、刺さらない」
と言われ、何度も修正が入りました。

その時の私は綺麗な文章を書くことばかりに意識が向いていて、ターゲットをリアルに思い浮かべることができていなかったんです。
ご指摘をいただいてからは、ライティングの時にはどんな人に向けた記事を書くのか、ターゲットを強く意識するようになりましたね。

――具体的にどんなことをしましたか?

例えば振袖関係ならインスタや雑誌を見て、その年代ではどんなトレンドが注目されていて、どんな言葉が流行っているのかをチェックしました。

それまでは、「綺麗な日本語で書けば読んでもらえる」とばかり思っていましたが、実際は違うんですよね。
ターゲットに寄り添うことの大切さに気付きました。

――そこから業務への取り組み方も変わりましたか?

ターゲットのことを知った後は、クライアントのことをより深く知りたいと思うようになりました。
例えば友だちにおすすめのカフェを紹介する時、そのカフェについて詳しく知らなかったら紹介なんてできないじゃないですか。

それと同じで、「私がこのクライアントのことを一番よく知ってる!」と自信を持てるくらい、多くのことを調べました。それもライティングを始めたころとは違うところですね。
まず私がクライアントの一番のファンになることをモットーに、業務に取り組んでいます!

3.校正している新垣さん

――新垣さんは原稿をチェックする側にもなりましたが、その時に意識していることはありますか?

自分がライティングする時と同じく、「正しい文章」ではなく「マーケティングとしての文章になっているか」に意識を向けてチェックしています。
このサイトのターゲットは誰なのか、クライアントの魅力を引き出せているかといった点を意識しています。

また、ライティングでも原稿のチェックでも、「福田主任だったらどう考えるかな?」と常に「仮想福田主任」を頭に置くようになりました。

以前の私は「美しい日本語こそ正義」だと思っていたんですけど、WEBマーケティングってそうじゃない。
伝えたいことを並べるだけじゃなくて、届けたい相手に伝わるように創意工夫することが大事なんだ、と福田主任から教わりました。

これからは私が福田主任の教えをみんなに伝えていきたいと思っています。

第2章:さらなるスキルアップのために!
次の1歩はオフィスの仕組みづくり

ライティング力強化の一方で、もう一つの課題となっていたのが「オフィスの仕組みづくり」です。
IT・WEB業界の経験者が少ないうえに、オフィスは立ち上げてからまだ2年程度。

この頃は、メンバーの評価制度や沖縄オフィス全体の目標設定、新入社員の教育方法など仕組みづくりを整えることが課題でした。
そこで福田主任と伊波リーダーが中心となって、制度や仕組みを整えるためにさまざまな取り組みが行なわれました。

伊波リーダーにインタビュー!

神沼道-自己紹介伊波リーダー
沖縄オフィス初の役職者。オフィスに「ワクワク」を生み出す達人です。日々オフィスの活性化に燃えています!

――3年前のオフィスはどんな状況でしたか?

福田主任がいらっしゃった頃は、沖縄オフィスで任せていただけるお仕事が徐々に増えてきて、オフィスの人数もどんどん増えていっている時期でした。

それまでは、人数に合わせてできるぶんを確実に対応する、という仕事の仕方をしていたのですが、沖縄オフィスの価値をさらに高めるために、目標を明確に定めるようになりました。

少し背伸びをしないと届かない目標になったことで、課題である「オフィスの仕組みづくり」を本格的に解決していく必要が出てきました。

――具体的にどのような課題があって、どう乗り越えたんですか?

業務の拡大に伴い、毎月新しいメンバーが仲間入りしていたのですが、教育体制の整備が追い付いていませんでした。
先輩社員がサポートする制度はありましたが、業務のスキルを向上させるための仕組みが発展途上だったんです。

新人がいち早く活躍できるような仕組みがつくれたら、目標に早く近づけるんじゃないかと考えて、福田主任と相談しながら教育体制を整えていきました。

小さな課題から取り組んで、成功したら横展開して、思うようにいかなければ原因を探って改善して……。
そうした積み重ねが、今に繋がっていると思います。

5.福田主任と伊波リーダーの2ショット写真jpg

――壁にぶつかったことはありますか?

私は人に頼るのが下手で、一人で進めてしまうことが多かったんですが、実際やるとなったらみんなの協力が必要不可欠なんですよね。

以前、「絶対にみんなのためになる!」と自信をもって始めたスキルアップの取り組みがあったんですが、事前に誰かに意見を聞いたり、目的をちゃんと共有していなくて……。
みんなに疑問を持たせたまま進めてしまったことがありました。

そんな時、「反対意見を伝えてくれるメンバーとこそ話したほうがいいよ」と福田主任からアドバイスをいただいたんです。

私がなぜこの取り組みをしたいのか、何を実現したいのか。
目的をちゃんと伝えてからは、協力者がどんどん増えていきました。

仕組みづくりを通して、私に多くのチャレンジをさせてくれた福田主任には感謝しかありません!

――これからどんなチームを目指していきたいですか?

目標をクリアし続けるには、課題に向き合わなければなりません。

うまくいかないことを失敗と捉えるんじゃなくて、チャレンジした結果の学びとして捉える。
そんな風に、目標をクリアした先の喜びを想像しながら、向かっている過程も楽しむチームにしたいです。

第3章:新しい業務がやってきた!
制作とサイト分析

ライティングをメインに行っていた沖縄オフィスですが、ついに別の業務も任されるようになりました。
それがサイト制作とサイト分析です。

サイト制作は、サイトの内容をイチから企画して作っていく仕事です。
決まった指示に従って記事を執筆するライティング業務とは違い、サイト全体の構成やクライアントの魅力をどう伝えるかを考え、ライターさんやデザイナーさんと協力して作り上げます。

東京オフィスで制作業務をしていた福田主任にメンバー全員で教わりながら進めていきました。

サイト分析は、世に送り出されたサイトの成果を分析して、「検索結果で上位を狙うにはどうしたら良いか」「サイトで成果を得るにはどうしたら良いか」を考え、改修を行う業務です。
サイト分析をスタートしたことで、SEOの知識も必要不可欠になりました。

どんなキーワードでユーザーがサイトに来ているのか、そのデータをもとにどんな施策を練れば良いのか。
慣れない業務に四苦八苦しながらも、沖縄オフィスの新たな成長のチャンスが生まれた瞬間でした。

WEB編集者・神沼さんにインタビュー!

神沼道-自己紹介神沼さん
2016年に新卒で入社。サイト制作をする前はWEBライティングに携わっていました。どの業務でも自分のポジションを確立するオールラウンダーです。

――サイト制作に携わるようになったきっかけはなんですか?

福田主任が企画をしたサイトのライティングに関わらせていただいたことがきっかけです。
そこから、福田主任の助手としてサイトの企画立案にも携わるようになり、その時に「サイトをイチから作ってみないか」と声をかけていただきました。

――サイト制作で難しかった点はどこですか?

0から1を生み出すのは非常に難しく、何が正解なんだろう……とすでに公開されているサイトをお手本として、型にはまったサイトの企画を提出してしまいました。

その時、福田主任に言われたのが、「すでに世の中にあるサイトを作るのでは意味がない。神沼さんが作るサイトにしかない独自のコンテンツや表現方法を取ることで、このサイトに価値が生まれるんだよ」ということです。
そこから「私が作るからこその価値」を意識するようになりました。

――具体的にどんなことを意識しましたか?

まだまだ勉強中ではあるんですが、サイトに訪れるユーザーの考えや気持ちを出来るだけリアルに想像するようにしています。

以前、住宅関連のメディア制作を担当した際、ユーザーの中には外見重視で家を建ててしまい、あとから家事動線に困ったり、光熱費が予想より多くかかって後悔する人がいると知りました。

検索からサイトを訪れるユーザーには必ず悩みがあって、その悩みを解決するための方法を探しています。
しかし中には、実はベストな選択ができてない人がいるのではないかと考えました。

ユーザーを後悔させないために、「他にこんな選択肢もあるんだよ」と伝えて、その人にとってより幸せな選択を取ってほしい。
この気持ちを持っていたら、サイトの見せ方・伝え方も変わってくると思います。

すでにあるサイトをマネして作った場合、ユーザーの悩みや気持ちを深く想像しなくともサイトの形を作ることはできます。
しかし、それでは「家を建てる時は見た目より機能を選ぶべき」と、ただ私が言いたいことを言うだけのサイトになってしまいます。

自分でリアルな声を集めてユーザーの気持ちを理解すれば、「機能で選べばこんな幸せが待ってるよ」と本当にユーザーが幸せになる方法を探して提案できます。
それが、私がサイトをイチから作る価値になると思っています。

7.サイト制作する神沼さんの様子

――今までの学びを経て、今後も大事にしていきたいことや目標はありますか?

「神沼さんだからこそできたサイトだね」と言われるような、私が作るからこそ価値を感じるサイトを追求したいです。

ユーザーだけでなく、サイト制作に関わる方たちにもそのサイトの価値が伝わるようにしたい。
制作当初から「どんなサイトができるんだろう」「ユーザーはどんな反応をしてくれるだろう」と完成した時のことをイメージし、ワクワクしながら作っていきたいです。

戦略通りにサイトを作るのではなく、「ユーザーにこんなことを知ってもらって、幸せになってもらいたい」という想いをメンバーに共有し、共感してもらった上で一緒にサイトを作り上げていく。
この姿勢を忘れずにサイトを作り続けていきたいです。

WEBアナリスト・岸本さんにインタビュー!

神沼道-自己紹介岸本さん
SEO、マーケティングの知識が豊富な沖縄オフィスの歩く用語辞典。サイト分析が初めての人にも、さまざまなアプローチ方法から仕事の楽しさと面白さを教えてくれます。

――サイト分析の仕事が始まった頃のチームはどんな様子でしたか?

サイト分析を始めたころは、分析した内容に対して本社の方からたくさんの指摘をもらっていたのですが、何がダメなのか、どこをどう直したら良いのか理解が追い付かずに苦しんでいるメンバーが多かったんです。
僕は東京本社でサイト分析を学んでいたので、「こうしたらいいよ」とメンバーに理解してもらえるようにかみ砕いて説明していました。

沖縄オフィス内でも研修を1ヶ月間みっちり行ってからは、徐々にサイト分析に関する理解が深まっていったように思っています。

――今はどのようなスタンスで業務に取り組んでいますか?

サイト分析を通して「マーケティングの視点を広げることが必要だ」と感じたので、今はオフィス全体でマーケティングの理解を深めることに力を入れています。

サイト分析が始まった当初は自分の仕事がどこに向かっているのかハッキリと見えず、目の前のことで精いっぱいでした。
しかし今では、マーケティングの理解に力を入れたり、福田主任とサイト分析について話をする機会が増えて、仕事がより楽しく思えるようになりました。

例えば、お菓子のブラックサンダーはバレンタインの時期になると義理チョコとしての人気が高まります。
しかし、あの価格帯で、コンビニで買える手軽さがあって、一目で義理だと分かるお菓子なら、必ずしもブラックサンダーである必要はないわけです。もしかしたら、チョコでなくてもいいかもしれない。

こんな風に、「ユーザーのニーズを考えたら、こんな市場も狙えるよね」といったことを福田主任と話しているのが楽しいですね。

9.福田主任と談笑している岸本さん

――福田主任のサイト分析への向き合い方を間近で見て、何か感じるところはありますか?

福田主任は、サイトのコンセプトを「光の当て方」と表現しています。

1つの物事にどう光を当てるかで、物事の見方、視点が変わるという考え方ですね。
どんなコンセプトにするのかで市場のスポットライトの当て方が変わってきますし、それによって「このユーザーも幸せにできないだろうか」といったように目線も変わってきます。

さらにもう1つ、「ユーザーに商材を売るのではなくて、ライフスタイルを提案しているんだ」という言葉が印象に残っています。

「この商品を欲しいと思う人は誰だろう?」ではなく、「この商品を手にすることで、幸せになれる人はどんな人だろう?」という考え方です。
この商品を届けることで人生がもっとハッピーになる人は誰か、どんなふうに商品を受け取ったら幸せな結末を迎えられるだろうかと、もっと先のことまで考えています。

商材を通して、ユーザーのライフスタイルの提案までを考えているのが福田主任の素敵なところだと思っています。

――サイト分析の業務を通して、今後どのようになっていきたいですか?

僕はサイト分析だけに限らず、福田主任の仕事への向き合い方、取り組み方が好きなんです。
とくにビジネス思考の話やマーケティングの話などをしている福田主任がとても楽しそうで(笑)

僕もサイト分析を通して、周りに仕事の楽しさを伝えられるようになりたいと思っています。

第4章:オフィスの責任者が交代に!沖縄オフィスの一番の成長期

福田主任が赴任してからの2年のうちで、沖縄オフィスは仕事の幅も人数も大きく成長してきました。
そんな沖縄オフィスで起きた一番の出来事が、オフィスの責任者の交代です。

立ち上げ当初から責任者を務めていた、神戸シニアマネージャー(以下、神戸M)が東京本社に戻ることになり、代わって責任者となったのが豊口シニアマネージャー(以下、豊口M)。
神戸Mの体制がスキルを磨いた期間だとしたら、豊口Mの体制では、チームワークを高める期間でした。

メンバーがどんなことを意識して仕事をしているのか、どんな目標を持っているのか。
自分自身の成長だけでなく、オフィス全体の成長を意識した時期です。

そして、その豊口Mも東京本社に戻ることになり、次に責任者となったのが福田主任でした。

WEBアナリスト・又吉さん、千佳さん、宮内さんにインタビュー!

神沼道-自己紹介又吉さん
沖縄オフィス立ち上げ当初からのメンバーです。これまでWEBライター、サイト分析、営業コンサルとさまざまな業務を経験。常に「オフィスの成長のために」と先頭を走り続ける、オフィスの盛り上げ隊長です!

神沼道-自己紹介千佳さん
サイト分析を担当しています。コミュニケーション力の高さは沖縄オフィスでダントツ!メンバーを表からも裏からもスマートにサポートしてくれます。

神沼道-自己紹介宮内さん
東京オフィスからやってきたメンバー。サイト分析で思いついたことはすぐにやってみる、提案力と行動力の高い方です。業務の楽しさを、時にはユーモアをまじえながら伝えてくれます。

――神戸M、豊口M、福田主任とオフィスの責任者の交代が続いた時期がありましたが、この時期の前後でオフィスが変わったなと感じることはありましたか?

又吉:神戸Mが東京本社に戻ると聞いてからしばらくは「1つのピースが抜けてしまった」と感じていました。

宮内:私は東京本社から来たのですが、後から沖縄オフィスの様子を見ていた側としては、責任者が変わったことでやっと「どうにかしなきゃ」とメンバー自身で思えるようになったのかなと感じました。

神戸Mが長く在籍してくれたから、「ずっとこの状態が続いてくれるだろう」と無意識のうちの甘えがあったのだと思います。
責任者が変わることで、「今の環境が当たり前ではないのだ」と全員が実感した瞬間だったと感じました。

又吉:確かに、それだけ神戸Mの穴は大きかったんだなと、その時になってやっとわかった感じですね。
ずいぶんと甘えていたんだなということも実感できました。
おそらく、私以外のメンバーも同じように感じていたのではないでしょうか。

それからですね。自分も、オフィスのメンバーも変わっていったのは。
個人的な変化で言えば、上司への報告や相談などが増えました。

それまでは神戸Mにも福田主任にも報告、ましてや相談もほとんどしてこなかったんです。
自分の中で「どうにかしなきゃ」って思考がぐるぐるしていて……。

13.呉屋さんが又吉さんから話を聞いている様子

又吉:でも、責任者が豊口Mに変わったことでコミュニケーションの大事さを感じるようになり、だんだん上司への相談も増えていきました。

沖縄オフィスでは「いろんな人の脳みそを借りる」「脳みそを近づける」という言い方をよくするのですが、それを強く意識するようになっていきましたね。

学んだことを自分の中だけに留めず、メンバーに横展開していくことが増えました。
上司との縦のつながりだけでなく、メンバー同士の横のつながりを強くすることにも繋がっていったのではないかと思っています。

千佳:私は豊口Mが責任者を務めていた時期に入社したのですが、神戸Mについては「前任の責任者だった」という事しか知らなくて。

入社した当初は、変化への対応が早いオフィスだなという印象がありました。
オフィスで起きた変化に対して柔軟に対応しているなと思ったんです。

後から聞いた話ですが、豊口Mも福田主任も新卒だということを知り、非常に驚きました。
特に福田主任は、マネージャー職と比べると権限が限られていたはずなのにオフィスの責任者を任されていたのが凄いです。

でもお二人の姿を見ていると、沖縄オフィスでも福田主任や豊口Mのように「新卒が責任者になる」という可能性を感じられます。

――これからの沖縄オフィスのさらなる成長に向けて、どんな意識や行動が必要だと思いますか?

宮内:新卒に限らず、契約社員でも沖縄オフィスから役職者や責任者が出てくるような環境にしていきたいですね。
私は福田主任が本社に戻ることになっても、それを「寂しい」で終わらせてしまってはダメだと思います。

自分たちが次に繋げるんだ」という気持ちは常に絶やさないようにしていきたいです。

千佳:沖縄オフィスはチーム異動が多いので、いつどんなチームに異動しても「了解!」と快諾して動ける、フレキシブルさが必要だと思います。

だって、ずっと同じ仕事をするよりも常に変化し続ける、動き続けるチームの方が楽しいじゃないですか。

又吉:私も変化のある組織の方が楽しいなと思います。

変化を受け入れ、時代を追いかけるより「こちらが追い越してやるぞ!」というくらい(笑)

全研本社はビジョンとして「そこにない未来を創る」と掲げていますが、沖縄オフィスでも「そこにない未来」をどんどん創っていきたいですし、ワクワクしながら楽しんで仕事ができるオフィスにしていきたいです。

第5章:変化にワクワク!
沖縄オフィスの成長は止まらない

福田主任が責任者を務めていたのは、2ヶ月間でした。

スキルアップの神戸シニアマネージャーに、コミュニケーションの豊口マネージャー。
そして福田主任はこの2か月間で沖縄オフィスに「一致団結」する力と、オフィスの先頭に立つことの意味と大変さ、それでも前向きに立ち向かう大切さを教えてくれました。

ですがそれはこの2ヶ月だけではなく、沖縄オフィスに赴任した時から3年間、教え続けていたこと、気付かせてくれようとしていたことです。

沖縄オフィスは福田主任が赴任してからの3年間でたくさんの仲間が増えました。業務も増えました。
これまで起きた多くの変化を「楽しみだ」とワクワクできたのは、福田主任がこの3年間のさまざまな場所に、前進しかしない足跡を残してくれたからではないかと思っています。

未経験者だらけの沖縄オフィスメンバーに、前向きに取り組む姿勢を、業務に取り組む楽しさを見せ続けてくれた福田主任の教えを胸に、沖縄オフィスはこれからも一丸となって頑張っていきます。

14.沖縄オフィス全員で「おー!」と団結している様子