はじめまして。沖縄オフィス・17卒の渡慶次です。
今から3年前の2017年に新卒として入社しました。
沖縄オフィスの中でも私がいるチームはコンテンツマーケティングに関わっている部署になります。

渡慶次さん_メイン画像

WEB業界に関する知識がゼロ。何も分からなかった私は、3年間でジョブローテーションを繰り返していくうちに、少しずつ知識や経験が増えてきました。今では、数十サイトの運用に携わっています。
未経験の私がここまでやってこれたのは、沖縄オフィスの頼れる先輩社員たちのおかげです。そんな先輩方に感謝の気持ちを込めて、先輩たちのスゴイところ自慢と学んできたことをお伝えします。

仕事に対する意識のプロ:伊波リーダー

先輩画像_いはリダー

新卒で入社した時、私の隣の席は伊波リーダーでした。
入社当時、何も分からない私なりにも理解できたことは、伊波リーダーの画面の動くスピードが他の先輩に比べて早いこと。
マウスを使わずに画面の数字や表示が変わっていくのを見て、私は初めて「ショートカットキー」の存在と「Excelの関数」を知りました。
その仕事ぶりに少しでも近づくため、ショートカットを勉強し、毎日ひとつは必ず使うと決めたのが、私の最初のスタートラインでした。
そんなテクニック的なこともそうですが、伊波リーダーのスゴイところは、仕事の向き合い方。
人よりも早く仕事を終わらせて、先の仕事を取りに行く」というマインドです。

そのために、どうやって仕事を効率化するか?
一秒でも早く目の前の仕事を完了するためにどうすればいいのか?
どうすれば早くできるのか?
を見つけるのがすごく早いです。

ショートカットキーやExcelの関数というテクニックだけではなく、そういった仕事への姿勢やマインドは、今仕事に向き合う時にも私が心がけていることのひとつです。

WEBライティング校正のプロ:岸本さん

先輩画像_岸本

サイトに掲載する文章を書くライティング業務で指導をしてくださったのは、岸本さん。私が書いた原稿の校正を担当してくださいました。

沖縄オフィスでいう「校正」とは…
「ユーザーに分かりやすく言葉を伝えられているのか」
「クライアントの商品やサービスの魅力を伝えられているか」
といった目線で、文章の手直しや指摘をもらうことです。
文章は、読む人によって感じ方が違うということから、チェックする担当者は日によって違います。
私はたくさんのオフィスのメンバーに校正をいただいてきたのですが、私の感じた岸本さんのスゴイところは、「その人の文章や感じたことを活かすような校正」をすることです。

私も今は、ライターさんの書いた文章の校正をしているのですが、結果的に、文章の1文をまるまる書き換えてしまうことが多くあります。しかし、それは、書いたライターさんの文章の色を消してしまいます。
岸本さんは無理に直さない・必要最低限の手直しで指摘してくださいました。
岸本さんの校正には「こうした方がうまく伝わるようになりますよ」というスタンスや軸があるので、校正した文章にも、書き手の感じたこと・考えたこと・伝えたいことがそのまま残ります。自分自身も最小限の工数に留めることもできます。

岸本さんがしてくださった校正のおかげで、私自身も文章の手直しを入れる時には、「その人の持つ文章を活かすためには、どうしたらいいのか?最低限の工数でどんな風に修正するべきなのか?」を一番に考えるようにしています。

成果を導き出すたすための方法論のプロ:古波鮫さん

先輩画像_古波鮫さん

私が所属している分析チームのユニットリーダーの古波鮫さん。
分析チームでは、WEBサイトにアクセスしてきたユーザーの動向やGoogle検索結果画面におけるサイトの順位などを分析し、サイトの改修を行っています。

WEBサイトに行う施策には、たくさんの打ち手がある分、その中から施策を厳選・判断して実行していく必要があります。まさに「時間は有限だけど、施策は無限!」。

私が配属まもなくぶつかった壁は、施策の選択に時間がかかり、その結果起こるのは時間内にやるべきタスクが終わらなくなることでした。
そこで、一番大切なのが「優先順位」だと教えてくれたのが、古波鮫さん。古波鮫さんの仕事の仕方に共通しているのは、「ゴールから逆算し、仕事に優先順位をつける」視点です。
複数の選択肢や施策案の中から、現時点で一番効果が期待できる施策案を選ぶことが重要と、判断の軸や考え方を教えてくれました。

スケジュール管理やタスク管理の書籍に書かれているような、仕事の整理術に関する知識やテクニックもたくさん持っていて、私も多くのアドバイスをいただいています。
優先順位を決めることで、今やるべきことが決まり、サイトに必要な最適解をスピーディに導き出すことができます。
偉そうなことを言っていますが、今でもその課題にぶつかっています。でも、乗り越えられるように頑張り続けられるのは、古波鮫さんが近くにいて、支えてくださっているからです。
目標の時間内に、必要なことを終わらせることができたら、その先にある「プラスアルファ」の仕事を取りに行くのが、今の私の目標です。

あと一歩を踏み出すための「伝え方」のプロ:一貴さん

先輩画像_一貴

もう一つ、仕事への向き合い方のほかにも、私が課題にしていることがあります。それは、周りに伝える言葉の「伝え方」です。

オフィスのメンバーの中でも、一貴さんは私にたくさんの言葉の伝え方を教えてくれます。
私が「この仕事の方法をもっと良くしたい」「改善したい」という想いで声をあげたつもりが、言葉足らずで正しく伝わらなかったり、攻撃的な言い方になってしまったりで、逆に注意を受けることが多い日々を過ごしていました。
そんな状況の中で「渡慶次さんは、本当は何を伝えたいと思っているんですか?」と、真っ先に聞いてくれたのが一貴さんです。
ただ伝えるだけ、ではなくて、本当に大切なのは、相手の気持ちを尊重して、自分の思いを乗せた言葉を尽くすこと。そのことに気付いた時、私が今まで「良くしたい」「改善したい」と思って伝えていた言葉は、相手の気持ちを考えていないただの批判や文句に過ぎなかったんだと、気づかされました。

今では、自分の言葉の一つひとつ、相手にはどういう意図で伝わっているのかを、意識して、伝えることを、もう一つの目標にしています。

沖縄オフィスのメンバーと私のこれから

私は以前、一番尊敬できるオフィスメンバーを教えてくださいという質問を受けたことがあります。その時、迷わずに「沖縄オフィスの皆さんです」と自信を持って答えられたのは、今いるメンバーに恵まれているからこそだと思います。

一貴さんとの仕事中

今回紹介したメンバー以外にも、紹介したい方々はたくさんいますが、また次回!

過去には、メンバーと自分を比べて卑屈になり、やる気を喪失したこともありましたが、そんな中でも頑張ってこれたのは、そんな私にもあきらめず、向き合ってくださった先輩方がいたからです。卑屈になったり、落ち込んだりしたことも、別の視点から見た時には、自分の足りないところを自覚できる環境にいられることが、すごく幸せで、恵まれていると感じています。
これからは、この環境に感謝するだけではなく、沖縄オフィスのメンバーの一員として胸を張っていられるよう、目の前の仕事に向き合っていきます。