こんにちは。PPチーム編集部の塚原です。

これまでのブログでは、主にサイト制作の内容をお伝えしてきました。
そして今回ご紹介するのは、
私たち編集部がサイト制作と同じくらい重要視している「分析・改修」についてです。

WEB媒体の大きな特徴として、校了(公開)後も、常に修正・改修ができる点が挙げられます。
雑誌や書籍といった紙の媒体は、一度世に送り出してしまえば、その原稿に修正を加えるということは不可能です。
期待する反響が起こらず、クライアントの満足を勝ち取れなかった場合、それを挽回する機会はなかなか与えられません。

その点、WEB媒体は、自社で運営をしている限り、何度でも手を入れることが可能です。
なかなか結果に結びつかなかったサイトも、改修を行ったことで、
CV数(クライアントの望む行動を起こした回数)が3倍になった、
CVR(サイト流入数とCV数の割合)が5倍になった
なんて例も、少なくありません。

またWEB媒体は、リアルタイムかつ詳細なデータが得られるという特徴もあります。
今現在、グーグル・Yahoo!などの検索エンジン上で、どういったキーワードでどの程度の順位にあるのか。それにより、流入するユーザーの属性や、必要とされるコンテンツが、大きく変わってきます。

●ユーザーが検索したキーワード
●サイト内でのユーザーの動き
●閲覧数が多い、閲覧時間が長いなど、人気のあるコンテンツ
●ユーザーを逃してしまっているコンテンツ

…といったデータを細かくチェックすることで、サイトの良い点・悪い点が、明確になるのです。

具体的にどのような改修を行っているのか。残念ながら企業ヒミツのためお伝えできません。ただ、SEO対策の関係上、内容をガラリと変えてしまうことは少ないです。
ですが、ほぼ同じテキスト内容であったとしても、
見せ方や構成、流れを少し変えてあげるだけで、
ユーザーとマッチしたサイトに変化させることは可能
です。

基本的には、各編集者が自分の担当をしたサイトの分析・改修を行っています。サイト作成中には気付かなかったクライアントの魅力や、ユーザーが求めるものが、公開後、一歩引いた目線に戻ることで見えることも多いです。

とはいえ、1人の編集者の視点では、どうしてもフラットな目線になりきれないのも事実です。そういった場合には、チームミーティングの議題として、サイト分析を提案することができます。
編集部のメンバー全員が、各々分析・改修案を持ち寄り、
意見をぶつけ合うことで、より精度の高いサイトへと生まれ変わらせる
のです。

心血を注いで制作したサイトに結果が表れないからといって、一喜一憂する必要はありません。
一度公開したら完了ではなく、
じっくりと時間をかけてサイトを育てていく。
それがPP編集部の醍醐味
だといえます。

以上、PPチーム編集部の塚原でした。