寡黙で謙虚な漢！デザインディレクターのキム・ゼホさんに迫る！

こんにちは！バリューイノベーション事業部（以下VI事業部）WEB制作4課の石井です。

今回は、4課イチ寡黙ながらプロフェッショナルな仕事で活躍中のキム・ゼホさんにインタビューしてみました♪

まずはゼホさんのご紹介

それではさっそくインタビュースタート！

ゼホさんは日本に来てどのくらい経ちますか？

12年ほど前に、留学のために来日し、5年間住んでいました。その後、韓国に戻り、2016年に全研に入社するために再来日して、もうすぐ1年5ヶ月です。

今回は2度目の来日なんですね＾＾
日本に行こうと思ったきっかけを教えて下さい！

大学卒業まであと1年というところで、イラストの勉強をするために日本のデザイン専門学校に入学したのが1度目の来日です。
その後、日本のデザイン会社に就職しましたが、1年経った頃に経営上の問題で退職することになり韓国に戻りました。
帰国後は、韓国コスメを日本のECサイトで販売をする個人事業をしたり、海外や韓国のコスメブランド会社で働いたりしていましたが、だんだんIT企業に魅力を感じるようになって。その矢先に妻と「やっぱり日本に住みたい！」と決意したのがきっかけで、改めて来日しました。

あとちょっとで卒業というところで大学を辞めて、技術を磨く道に進んだんですね…。すごい決断力です…！
日本と韓国のどちらの国でも働いたことがあるゼホさんにとって、なにか驚いたことはありますか？

1度目の来日で最も驚いたのはインターネットの遅さとWIFIのデータ制限です。韓国だったらクレームの嵐になるレベルの速度で、使用料金も高く、「どうやってインターネットを使っているんだ…？」と驚きました。
今では見違えるほど回線速度があがっていますが、まだまだ使用制限が厳しい部分があり、これから2020年のオリンピックに向けて、全面的に改善されたらいいなあ…と思っています。
なんだかクレーマーみたいになっちゃいましたね。すみません…（汗）

そんな事実があったなんて…！私は日本にずっといるので、気づきもしませんでした…。
ゼホさんの前職のご経験を詳しくお聞きしたいです！

小さな韓国コスメブランドで、自社ECサイト管理や、オンライン販売を担当していました。
商品開発やプロモーション企画にも参加しながら、売り上げに直接関われる、”オンライン営業”みたいな立ち位置でした。
中でも一番記憶に残っている仕事は、私が提案した日本のオフラインショッピングモールへの企画が通って、日本の地方のコスメ販売店に自社のコスメを出品したことです。当時は久しぶりに日本と関わる仕事ができて嬉しかったですね。良い経験になりました。

常に情報のアンテナを張り巡らせ、自分のやりたい事を見つけて前に進んでいくゼホさん。全研に入社を決めたのも、そんな貪欲な好奇心と向上心から

全研に入社された理由は何だったんですか？

韓国のITというのはシェア率トップの検索サイトNEVERに合わせたものが多いことに気づいたんです。
それがきっかけで、「もっと世界向けの配信ができるようなメディアを手がける環境で働きたい！」と漠然と考えるようになりました。目をつけたのが、世界基準でIT業界が成長していると感じた日本です。
「ITについて学びながらデザインディレクションをしたい」と思い、転職活動をするうちに出会えた全研に入社を決めました。

なるほど！そんなゼホさんの1日の業務内容や、その進め方が知りたいです。

もちろん、良いですよ。
まずは朝礼。締め会（毎月の最終営業日に行われる打ち上げ）の実行委員でもあるので、その告知や、共有事項を伝えたりします。
その後、業務の進捗を確認してから、自分の仕事に入ります。
デザインのディレクションが主な業務で、各案件のサイトデザイン制作、発注したデザインのチェック、コーディングなど…。デザインに関することは色々やりますよ。商品撮影をすることもあって、毎回楽しいです。
1日で終わる仕事はほとんどありません。案件ごとに2～3ヶ月のスパンでスケジュールが組まれているので、適宜進行度を確認しながら進めます。
最近は動画編集にも関わっていて、動画の制作も行いながら1日を過ごします。

業務のほとんどを関係者と連携して行うので、「良いパス」ができるように、常にクオリティを意識しながら進めるようにしています。

ディレクターとして、案件ごとに様々な役割をもっているんですね。その中でも特に好きな工程はどれですか？理由もお聞かせください！

サイトのコンセプトを考えて制作することです。「組み立てる」作業が好きなので、デザインMTGやサイトマップなどで取り入れた情報から最も効果的なデザインを提案し、編集担当者のイメージとぴったりあったものを提示できたときは、最高に嬉しいです！
また、コーディングと動画制作も好きです。全研に入社してから本格的に関わった工程ですが、デザインで表現できる領域を広げてくれるので、色々と試しながら勉強しています。

「仕事はバリバリこなし、定時後や休日は趣味に没頭してリフレッシュ」がゼホさんのモットー

お休みの日は何をしていますか？

土曜日は、妻が行きたいところに連れていかれて買いもの（ほぼ妻のです…泣）するか、流行りのお店に行って食事をします。
この間は、多分妻がテレビで見たであろう「ホテルニューオータニ」で食事をして、「こんなところもあるんだ～」と感心しました。

▲奥様とカフェでリラックス中のゼホさん

基本インドア派で、特に予定がない日には自宅近くのカフェに行ったり、工具やものづくりの素材を見たりするのが好きです。
近所のホームセンターに行って、木材や鉄材などに触れて、何が作れるのか想像しながら過ごします。

ちょっとしたテーブルやキッチン台などで、必要だけど高かったり、自宅のスペースに収まるサイズがないものは、自分で木材を購入して作りますよ。こう見えて、意外とできるんです（笑）

日曜日は、起きて食事して掃除をしてから、来週の食材を買いにスーパーに行くのがおきまりのコースです。

▲ゼホさんが作ったキッチンボード、素敵です！

ところで、ふと気づいたのですが、どうしてそんなにムキムキなんですか？

よく体つきを褒めてもらうのですが、ムキムキではありません。むしろブヨブヨで、いつも妻に叱られていて…。
ただ、昔から肩が悪く、少し動かないとかなり痛みが出てしまうので体を動かすようにはしています。
帰宅して食後1時間くらいはスクワット、 腕立て、コア、腹筋ローラー、バーベルなど、ウエイトトレーニングをしています。

また、時々ですが休日の午前中に一人でボルダリングに行っています。お腹が空くまで登って、午後には帰宅して出来るだけ体力を使わないようにしています（笑）

ちなみにボルダリング仲間は、同じVI事業部の大浦坂さんと堀井さんです！
お二人とはボルダリングがきっかけで仲良くなって、仕事の後で一緒にボルダリングジムに行くこともありますよ。営業に異動した堀井さんが初受注したときは、自分のことのように嬉しく思いました。

人と関わるのが得意ではない性格の私にとって、社内で趣味を共有できる仲間ができたことは奇跡です。
仕事以外の時間も一緒に楽しめるので、いい刺激になっています。

最近、ボルダリングに興味を持って下さる方が増えているので、どんどん仲間を増やしたいです。石井さんもぜひ！

ゼホさんがムキムキなのは筋トレとボルダリングの成果だったのですね！仕事に全力で向き合う職人肌な所だけでなく、自分の時間も大事にしてバランスをとっているゼホさんの一面を知ることができました！
ぜひ今度ボルダリングにご一緒させてください♪今日はありがとうございました！

まとめ

一見クールなゼホさんですが、その内側には、常に成長を追い求めているアツい一面があることがよくわかりました。

また、お仕事させていただいて、ゼホさんに感じるのは常に謙虚であり、即行動するということ。ときにはデザインに対して「もう少しだけここをこうしていただきたい」と無茶な依頼をしても、一緒に悩んで最善策を考えて、そしていつも最後に「ありがとうございます」と言ってくださるんです。
感謝を言うのは私の方なのに…！と、いつもゼホさんに襟を正されます。

常に学び、それを周りにアウトプットしてPDCAを回しているため、デザインもクオリティもいつも素敵です。

編集メンバーから支持されているゼホさん。
全研の制作部には、このような素敵な社員がたくさんいて、良い刺激をもらえる環境ができているんです＾＾

これからも、ブログの中で社員の皆さんを紹介していきます！ぜひ、楽しみにしていてください。

以上、VI事業部の石井でした！