こんにちは、沖縄オフィスの伊藤です。
今回は、夏休みに実施した「イゼナ島ツアー3泊4日の旅」の様子について紹介いたします。

「私をイゼナに連れてって!」という神戸課長の一言をきっかけに企画されたこの旅行。
全研ブログでもおなじみの末吉さんの故郷がイゼナ島ということもあり、スムーズに企画がスタートしました。
7月に東京オフィスから沖縄オフィスへ赴任となった都会人、福田リーダーをはじめタイミングよく集まったメンバー6人で、イゼナ島に出発です。レッツゴー!

参加者

■伊是名(イゼナ)島ってドコ?とりあえず行ってみよう!

沖縄本島の北西部に浮かぶイゼナ島は、国頭郡今帰仁村(くにがみぐんなきじんそん)にある運天港から、船に乗って行く島です。
私たちのオフィスがある那覇から運天港まで、車で1時間半+船に乗って55分と片道2時間半の移動となりました。

沖縄MAP

沖縄本島の周りには多くの島国がありますが、沖縄県民でさえも行く機会はめったにないイゼナ島。
未知の島へ向かうワクワクは、夏休みの幕開を感じさせます。

乗船

運天港に到着すると、琉球王朝2代目尚氏の始祖である「尚円王」をあしらった大きなフェリーが停泊していました。

船

500年以上前、琉球を平和に導いた尚円王は、もとはイゼナ島の百姓だったといいます。
その歴史は、いまでも「尚円王伝説」として語り継がれています。
歴史上の偉大な人物は、イゼナ島からどんな景色をみつめていたのだろう。さらに興味の湧く島です。いよいよ船は出発!!

■さっそく、イゼナ島一周!

イゼナ島に上陸して一番最初に感じたのは、「雑音がない!」ということ。
波の音や自然の音しかきこえない、とても静かなところです。

荷物を宿泊先に置いて、さっそくお出かけだー!と気合の入る私たちのテンションはMAX!
沖縄の日差しはとても強く、無防備な状態で長時間の外出は禁物です。しっかり帽子をかぶって出かけるのが、イゼナ島を楽しむためのポイント。
沖縄の日差しを甘くみて帽子を持っていなかった神戸課長と福田リーダーは、末吉さんのお父さんお手製の笠を借りました。

神戸課長・福田L
▲ほんの少し島人(しまんちゅ)に?イゼナ島になじんできました。

1日目の案内人は、末吉さんのお兄さん。さっそくイゼナ島のパワースポット巡りに出発です。
まずは、島全体を見渡せる島内最高峰の「大野山」(うふやま/別名:チジン山)を目指しました。
秘境レベルが高く、そう簡単には頂上に辿りつけません。

うふやま登山
▲車を降りて、この目で絶景を観るために急な斜面を登ります。

息が少しきれてきた頃、ようやく頂上につきました~!キレイな景色です。

大野山山頂
▲頂上からは、絶景が!

お次は、昔ながらの街並みが残さた集落のあるエリアへ行きました。
国の重要文化財にも指定されている、銘苅家住宅です。

ここでは、展示として開放されている古民家を見学できます。沖縄特有の通り雨が降ってきたので、お庭で綺麗に咲くブーゲンビリアを眺めながら、縁側でひと休みしました。

古民家見学
▲雨のお陰で暑さも和らぎ、ただただゆっ~くりとした時間が流れます。

■激しく盛り上がるイゼナ島の祭り「ウンナー」

1日目の夜には、イゼナ島で毎年開催されている伝統行事「ウンナー」に行ってきました。島の集落ごとで開催している行事ウンナーは、稲の豊作を祈願するお祭りです。
現地に行ってみると、綱引きが始るところで、太く長い綱の周りに大勢の人が集まっていました。

スタートの合図がかかると、綱を引く人たちの気合いや観衆の声!
大迫力の大綱引きでした。

※画像8
▲神戸課長と福田リーダーも参戦!

なんと、手縄制作体験も!

次の日、運よく別の集落のウンナーに使用する手綱の制作に携わらせていただきました。
綱の材料は収穫後の稲を干して乾燥させた大量の藁です。

経験のない私たちは、初級編にチャレンジ。結んだ藁を担当の方に手渡す作業を手伝いました。
普段、手綱制作に関わる機会はないので貴重な体験となりました。

藁を結っている写真
▲木を利用して縄を編んでいきます。

しまんちゅ
▲こちらも仕上がりました。すっかり島人のようです。

■イゼナ島の穴場ビーチ「マッテラの浜」

イゼナ島にあるビーチの中でも地元の人がおすすめする「マッテラの浜」

着いた瞬間に目の前に広がる鮮やかな水色と白い砂浜の景色がとても綺麗で、時間がとまったような気持ちになりました。
シュノーケリングをしたり、砂浜にただ寝そべったり、とても楽しい時間を過ごしましたよ~!

マッテラの浜

マッテラの浜

マッテラの浜

今回のイゼナ島の旅。
島の歴史や伝統行事にふれたり、山や海へ行って大自然を満喫したりと多くの経験ができて充実した旅行となりました!

集合写真
▲港で尚円王のフレームと撮った集合写真

今回、南の島でゆっくりと過ごすことができたのは、たっぷりと休暇をいただけたからです。
心も体もリフレッシュして充電完了。たまったパワーを仕事に活かしますよ!
連休明けは、エンジン全開でスタートです!!