こんにちは、瓦版編集部のノリスケです。

瓦版は、働き方と天職を考えるwebマガジンとして創刊しました。
過渡期を迎える働き方にフォーカスし、最前線からその変化やアクションをキャッチ。変革する働き方が、職場にどんな影響を与えるのかをいち早く感じてもらい、スムーズにそしてスマートにこのトレンドに乗れるヒントを与えることを目的としています。

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今回はなぜ、瓦版が働き方に着目しているのかをお話ししたいと思います。

瓦版が伝えたいこと

瓦版では労働時間の短縮や、休みを取りやすくすることを推奨するために情報発信しているわけではありません。

働き方改革の背景にあることが、企業の存亡にも重要で、そこを押さえておかないと、ピント外れの働き方改革になるばかりか、取り返しのつかないことになりかねないからです。

情報発信の変化

キーワードは「デジタルトランスフォーメーション(DX)」。簡単にいえば、デジタルテクノロジーによる社会や産業構造の変革のことを指します。

Amazon.comがEコーマスで既存の流通に革命をおこしたのが分かりやすい事例といえるでしょう。民泊施設の予約サイトであるAirbnb(エアビーアンドビー)や配車依頼ができるUberもそうですね。

もう少しかみ砕いていえば、インターネットの浸透で情報の流通が全方位になったことで、新規ビジネスが頭角を現し、既存のビジネスモデルでは利益を上げづらくなったということです。

働き方改革を徒労に終わらせないために知っておくべき「DX」とは02

もう少しズームしましょう。
インターネットが普及したことで、誰もが情報発信でき、いつでもどこでも情報にコンタクトできるようになりました。それにより、企業と消費者の関係は対等になったといっても過言ではありません。

しつこい営業やマズい接客をすれば、SNSで悪評を流され、その逆に神対応をすれば、絶賛されます。こうした状況にいかに適応するか。そこに知恵を絞らなければ、ルールの違う競技で戦っていることになり、頑張っても相応には報われづらいのです。

いわゆるルーティンワークのほとんどは現状の技術でも代用できるといわれています。
ですが決して機械が仕事を奪うということではありません。
いち早く、こうしたテクノロジーを有効活用し、業務を効率化すること。そして浮いた労力をデジタルトランスフォーメーションへのシフトに伴う新しい業務に回す必要があるのです。

働き方改革を徒労に終わらせないために知っておくべき「DX」とは03

現在のニーズにあわせた有用な情報発信

瓦版が伝えたいのは、こうした働き方改革の本質の部分です。

企業の取り組み事例や働き方関連の最新情報を随時発信していますが、どの記事にも大きな変化の中でそれにどんな意味があり、どう関連するのかをにじませています。

在宅勤務や週休3日、残業ゼロ、ルールなし…など、旧来の「24時間働けますか」的なモーレツ型からの脱却というのはあくまで表面的な変化でしかありません。

本当に重要なことは、社会や産業を変革させるデジタルトランスフォーメーションにいかに企業が合わせていくのか
そうしなければ、頑張りが十分に報われない悲しい結末しか待ち受けていないという現実です。

この辺りを意識しながら瓦版の記事を読んでもらえば、これまでの10倍は腹落ちし、働き方の改善のヒントをすくいとれると思います。
大事なことは当事者意識です。ぜひ新しい視点で、瓦版を覗いてみてください!

働き方と天職を考えるウェブマガジン『瓦版』

以上、編集部のノリスケでした。