●新卒1年目の日常_神沼道

はじめまして。沖縄オフィスの神沼です。
入社当時は、サイト作りの知識ゼロ。タッチタイピングもできない状況でしたが、入社してこれまででたくさんの学びがありました。

本日はそんな私の軌跡をお伝えします。

はじめはライティングのお仕事から

最初に担当したのは、サイト内のテキスト部分をライティングする仕事でした。
理系女子ですが、現代文だけは昔から好きだったので、ライティングは少しだけ自信あり!

のはずだったのですが…

主部って何?ひらく、とじるって何を?ねじれてるって何が?!
チェックしていただいた原稿は、毎回初めて聞く言葉で真っ赤になっていました。
まだまだ知らない日本語の世界がこんなにあるとは…。

大切なことは、もらった指摘やアドバイスを理解し、同じ指摘をもらわないようにすることです。

赤入れまとめ 2

原稿のチェックでもらった指摘と、勉強会で習ったこと、ライティングに役立つものは、とにかくメモして、それを見ながら作業をしていました。
すると、だんだんと指摘の数も少なめに。今まではただがむしゃらに書いていた文章も、求められている原稿を意識して書けるようになりました。

校正作業は、ためになることばかりでした。

自分の中で、1番苦戦したけど、1番勉強になったと思うのが、校正の仕事です!
ライティングにある程度慣れてきた頃、校正の仕事を任されることが多くなってきました。
私、はじめのころは校正作業が苦手だったんです。できれば任されたくないと思っていました。
自分の文章にも自信を持てていないのに、人の文章に難癖つけるなんてできないよ!!と思っていたんですよね。
なんか読みにくいけど、どこが悪いのかわからない。どう指摘したらいいのかわからない。
自分が確信を持って指摘できていないので、ライターさんにもうまく伝えられず、もやもやした感じになっていました。

そんなときに私を救ってくれたのが先輩からの「私はユーザー目線で読んだときに、自分がどう思うかをそのままライターさんに伝えていますよ」というアドバイスです。

それまで私は、日本語が正しく使われているか、という点にばかり目を向けていました。だからこそ、国語の教師でもないのに、どう指摘すればいいんだ!と迷走。
先輩からのアドバイスを聞いて、いちユーザーとしての意見なら私にも言える!と世界が変わりました。
「私だったら、ここでこんな説明が欲しいな」「これだと大雑把すぎて内容が理解できない」など自分が思うことならさくさく出てきます。
今では校正も、大好きな仕事です。自分が伝えたことをライターさんが理解してくれて、素晴らしい修正が返ってきたときが、たまりません!!!

自分が指摘する側になることで、ライティングのときに気をつけよう、と思える発見も増えました。
また、たくさんのライターさんの文章を見られるので、素敵な言い回しや言葉の使い方、やりとりで良いな!と思った部分はどんどん自分のものに!(笑)
そんなこともあり、入社当時より私のライティングスキルは格段に上がりました。

ついにサイト制作全般に関われるように!

今は企画から構成、編集など、サイト制作のすべてを担うチームに配属され、日々業務を行っています。企画や編集に関わる仕事はほとんどやってこなかったので、レクチャーレクチャーレクチャーの日々。これまでよりもスピードが求められることも多く、毎日奮闘しています。

圧倒的に変わったことは、魅力的なサイトって何なのだろう?そのためには何が必要なのだろう?と常に意識するようになったこと。毎週チームで勉強会が行われ、その考え方を教わっています。難しいなと思うこともありますが、新しい発見も多いので楽しいです。

これまで何気なく見ていたサイトも、(これすごく考えて作りこまれているな)とか、(このサイトちょっと物足りないな)と考えるようになりました。早く力をつけるため、既存サイトをJJM(※)して、工夫されている部分や魅力的な部分をできるだけ多く発見することが、私の日課です。仕事が変わっても、良いところをどんどん真似していくのが大事なのは、変わらないですね。

自分のサイトだと胸を張れるものがつくれるよう、日々たくさんのことを吸収していきたいです。

※JJMとは、全研用語で「じろ(J)じろ(J)見る(M)」という意味

勉強2

教材はまわりにいくらでもある!

入社して9ヵ月以上たち、できることはどんどん増えています。
HTMLも、基本的なものなら、ある程度使えるようになりました。できなかったタッチタイピングもできるようになり、少しずつですが速度も上がっています。

だれでも、やればできるようになるんです。

気になったところへの意見も、自分なりにきちんと伝えられるようになり、前よりも自信がもてるようになりました。これはオフィスのみなさんが、たくさん背中を押してくれたおかげでもあります。

沖縄オフィスはご覧の通り、学べる機会が豊富にあります。

①業務前や業務後に行われる勉強会

経験やスキルのある人が、積極的にその共有をしてくださっています。IT用語勉強会に、超初心者向けHTML講座、タイピング講座など。私もたくさんお世話になっています。

②朝礼での共有

本の共有や記事の共有、業務をする上でのアドバイスなど、毎朝たくさんの共有があります。「拙速は巧遅に勝る」という、私に革命を起こした言葉も、朝礼で共有されたものでした。
毎月お題が変わる1分間スピーチも魅力的で、みなさんの意外な一面を発見できます。

朝礼

業務外での関わりも多く、周りから刺激を受けることは多いです。
前向きなみなさんに負けないよう、私もさらにスキルアップを目指していきます!

以上、沖縄オフィスの神沼でした。