こんにちは、「瓦版」の岩谷です。
「瓦版」の運営が始まって1年8ヶ月もの月日が経ちました。そんな中、一人の大学生から「是非、瓦版に寄稿させてください」という熱意のあるメールが届いたので、実際にお会いして話をきき、その結果、瓦版にて記事を掲載していただくことになりました。

ファーストコンタクト ~熱意あふれる大学生~

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——山口佳祐さん。現在、大学2年生。20歳の若者です。

山口さんは、仕事や働き方に対しての興味関心が強く、瓦版が仕事や働き方について詳しい媒体だということは知っていたそうです。そんな彼が瓦版に寄稿したいと考えたきっかけは、自分の経験に基づくものでした。

彼は元々、サッカー選手になりたいという夢を持ち、サッカーに邁進していたのですが、怪我が原因でその夢を絶たれてしまいました。自分が思い描いていた未来の青写真が、そのことにより音を立てて崩れ去ったのです。
しかし、彼はそこで決して腐らず今あった夢が絶たれた以上、次に自分ができることは何だろうかと、考え始めたのです。

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(まっすぐに自分の想いを伝えてくれる山口さん)

——山口さんは言います。
「自分の将来に対する危機感を感じたときに、自分の周りに将来や仕事についてどう考えているか聞いて回ったところ、将来を悲観するあまりかほぼノープランでいる学生の多さに唖然としました。仕事というものについて何をすればいいか、誰もわかっていないんです。今は大学生だからいいですが、大学を卒業したらそのあとはずっと仕事をして働いて行かなければいけません。仕事って人生の大半を占めるじゃないですか。働いている時間が充実していないと、未来に夢とか希望とか持てないんじゃないかと考えました。」

山口さんが書く記事のテーマは
「働き方と生き方を探る旅」
日本中でいろいろな働き方をしている人に会いに行き、人生のターニングポイントや二十歳の頃どんなことを考えていたかなどを記事にしていきます。

彼の旅の目的、それから・・・

Q.なんでこの旅を?
A.今回の旅は自分のための旅ではなく、同世代の人たちの役に立つ旅になればいい(はにかみながら)

Q.叶えるためにどんな行動をした?
A.悩んだり足踏みしている時間がもったいなかったので、今回は手あたり次第会って話が聞きたいという連絡をいたしました。メールや電話、何でも使えるものは使いました。アポイントの勝率は大体5割ぐらいですけれども、僕のような大学生にも会って話をしてくれる人がいるというのは、本当にありがたいことなので、お話をしてくれる人たちの時間を無駄にしないためにも、しっかりとその想いを記事として伝えていきたいです

Q.この旅が終わったらどうする?
A.実は、旅から帰ってきてからのことは考えていないんです。でも、その時になればまた何か見つかっているかなと思っています。今は、この旅のことだけを考えて過ごしてます。人生は夢中の連続ですから、旅が終わったからと行って情熱が途絶えるわけではないので

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山口さんの旅の目的は同世代の人々への問題提起とともに、いろいろなロールモデルを提唱することにあります。このような学生が瓦版の門戸を叩き、記事を書きたいといってきてくれることは、本当にうれしいことです。

最後に山口さんは言いました。
自分がやりたいことに対して一歩踏み出す勇気を持つことができたから、人生の視野が大きく広がった、と。

旅の期間は、8月1日~9月27日まで、その間で彼がどんな人と会い、どんな経験をしてくるのか、そして、どんな記事が届くのか瓦版運営者としても、一個人としても楽しみにしています。
全研本社では一歩踏み出そうとする学生を応援しています。
ぜひ、彼のように“自分の働き方”を考えてみて下さい。
“働き方”について糸口が欲しいという方、「瓦版」をご覧ください。

 
 

働き方と天職を考える【瓦版】

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