はじめまして!

バリューイノベーション事業部(以下、VI)、制作の土井ひかりと申します。
今回のブログでは「人生の中で1番自分の感情や意思に変化があったと思えた私の1年」をお伝えさせていただきます!

学生時代の私

学生時代は、様々なデザインを学んでいました。
例えば、未来の課題を解決するための新しいプロダクト・サービスの提案をしたり、情報を分かりやすく整理してビジュアライズしたり、卒業制作としてアニメーションを作成したり…結構自由にデザインをしていました。

なので、就職活動の際はどういったデザインがしたいのか私自身も分からず、とても悩んだのですが…デザインの中でも「情報の伝え方を設計する」ことに興味を持ち、情報の整理の仕方や見せ方をユーザーに合わせて設計することで、情報をわかりやすく伝えるデザイナーになりたいと思い就職活動をしていました。

入社までの道~何度も挑戦したタイピングテスト~

色々な企業の説明会を受ける中で、全研の説明会は独特でした。

企業説明会なのに採用サイトに記載されている内容とは違う、今の日本についてのお話を聞き…まるで大学の特別授業を受けているような感覚が面白かったです(笑)

また、選考に進み面接をさせていただいた際も、よくある面接のように私が一方的に話すのでなく、私が「全研のことを理解する場」として事業や社風について教えてくださったのが印象的でした。

その他、ここだけの話ですが実は私、面接時のタイピングテストに5回ほど落ちています…(小声)
ですが、何度もテストで失敗しても見捨てず、挑戦する機会を与えていただき、無事内定を獲得することができました。

面接では、合格できなかったことではなく、「前と比べてできるようになったこと」を聞いてくださりました。
そんな諦めずに私の課題に向き合ってくださった全研で頑張りたいと思ったことを今でも覚えています。

ミス続きから始まった仮配属

仮配属では、VI制作編集チームに配属されました。

実は仮配属初日から、仕事の仕方をお聞きせずに自分で判断したためミスをしてしまい…そこから毎日失敗だらけの日々が続きました。

できないところばかり目に付き、落ち込んでしまう私に、メンターの尾上さんは「土井さんは報連相する相手を間違えずに報告はできています、結論ファーストやわかりやすい伝え方が課題ですね」とできるところにも目を向けたアドバイスをしてくださいました。

自分の課題を把握するためには、「できること」にも目を向けないと分からないと知った瞬間でした。

そして、課題解決のためにどういった方法が私に合っているのかを、尾上さんが何度も提案してくださったことで、今ではミスをしても「次はこうやってみます」と気持ちを切り替えて宣言できるようになりました。

また、もう本当にこの頃の自分はいつも暗そうにしていたので、思い出すと恥ずかしいのですがもう1つエピソードを紹介させてください!(笑)

自分が編集したサイトを上司に発表する機会があり、その発表のリハの際、上司の土居主任から、「折角の自分が編集したサイトの魅力を発表する機会ですから、明るく話したほうがいいですよ」とアドバイスをいただきました。

実際に意識して明るく発表をしてみると「土井さん、いいですね!」と笑顔で言ってくださいました。
一見当たり前のことですが、この時の暗い私には衝撃でした。

いつも落ち込んでいて暗い私より「明るく振る舞うことができる私の方が好きだな」と強く感じた瞬間でした。
そこからは、明るい人の真似をしてみたり、ハキハキと笑顔で振る舞うことで、明るく話すことができるようになりました。

新人であっても「元気に振る舞う」ことで周りの雰囲気を明るくすることができる。
自分ができることを一つ見つけることができました。

仮配属では失敗続きの私でしたが、とっても嬉しいこともありました。
それはなんと…初めて編集を任せていただいたサイトのテキストをフロントディレクターの森さんに褒めていただけたことです!!!

サイトをどう構成するか戦略を練ったり、情報の見せ方をデザイナーの方とすり合わせたり、テキストを編集したり…どの過程とっても初めての編集担当はうまくいかないことが多く、沢山ご迷惑をおかけしましたが周りの方に支えていただき無事完成できました。

失敗しても泣きそう…で堪えていた私が嬉しすぎてつい泣いてしまったいい思い出です(笑)

▲ 上司の皆様からいただいたご指摘やアドバイスをまとめたメモ帳です!

気持ちを行動に移せるようになった本配属

本配属では、VI制作デザインチームに配属されました。

デザインチーム配属になることは事前に黒田次長からお話をいただきました。
その際に「土井さんはどこか本気になれないよね」というお言葉をいただきました。

実は学生時代から自分でも自覚していたことでした。
本配属になっても、まるで仮配属の時から成長出来ていない自分が嫌で…。
でも自分ではどう行動したら本気になれるかもわからず悩んでいました。

ある時、上司の松本マネージャーから「新卒ができることをとことんしてみるといい」とアドバイスをいただきました。
なんでも「自分がやります」と挑戦してみたり、日常的に電話対応、ゴミ袋を変えたり、書類のスキャンをしたり…新卒でもできることを実行してみました。

このように日常の中で自分の積極性を見せることで、お仕事に挑戦をする機会をいただくことができるようになりました。(最近ではイラストを描くお仕事をいくつかいただけるように!)

今では、なんでも挑戦する私になることで「本気になれていない自分」の殻を少し破ることができたように感じます。

最後に

振り返ると、こんなにも人生の中で周りの方の言葉が自分の成長の一歩に繋がった一年はありませんでした。

全研には自分の成長に自分以上に向き合ってくださる上司がいます。
成長のためのアドバイスをしてくださる上司がいます。

新卒1年目、いただいた言葉はこれからの社会人人生の糧になります。
これからも、周りの方の力を借りて、一歩一歩成長できるように…。
そして今度は自分が周りの方を支える言葉をお伝えできるように、前進あるのみ!!
頑張ります!

以上、VI制作デザインチームの土井でした!