皆さんこんにちは!22卒の藤森です。

前回の新卒ブログを執筆してから1年が経ちました。
今回のブログでは、現状の自分にもどかしさや後ろめたさを感じていた私が、
周りのまっすぐな助けによって変わることができたお話をしていきます。
最近イケてないな・・と思ったそこのあなたに少しでも勇気を与えられたら嬉しいです。

新卒で一番遅い初受注。でも、努力した時間は無駄じゃなかった。

最初に、新卒1年目の振り返りを簡単にお話します。

新卒1年目、なかなか成果をあげられず、私は新卒の誰よりも初受注が遅い人間でした。
しかし、当時の上司である小坂シニアマネージャーの言葉を信じ、行動し続けた結果、営業に来て半年でようやく受注を上げることができました!(当時は、私の初受注がゴールテープとなって、個人・チーム・営業部全体の売り上げ達成ができた月となり、私にとってZenken人生の中でも忘れられない瞬間となりました)

そこから、私はなんと、9月、10月、12月と個人達成をするようになります。


▲2022年10月度MVPにも選んでいただきました!


▲2022年10月度MVP発表 上司からのメッセージ

私が、安定して売り上げを出せるようになった要因の一つに「リスト」があります。

リストとは、新規営業で私たちが営業をかける「企業リスト」のことを指します。ただ、むやみやたらに会社に営業をかければいいという訳ではなく、Zenkenの商材がお役立ちできそうな企業様を探し出して営業をかける必要があります。

「リスト」が受注の8割を決めると言っても過言ではないぐらい重要だと社内では言われています。
私は、初受注までかなり時間はかかりましたが、その分自分が作った「リスト」と向き合って、どんな企業リストを作れば受注に繋がりやすくなるかを考え、コツコツ行動し続けた結果、成果に繋がるようになりました。

ちょうど、受注が取れるようになった頃から「藤森はリストを見極める力がある」と周りの方から言っていただけることが多くなりました。
そこから結果も出るようになり、偶然ではなく自分の「強み」として認識するようにもなりました。

そして、個人達成も果たし、月間MVPをいただいた2022年12月、転機が訪れます。
「藤森さんにはチームを異動してもらいます」
私はそれまでずっと小坂シニアマネージャーチームのもとにいました。

人間として、社会人として、営業として大切なことを教えてくれたこのチームは大好きでした。また、来月もこのチームで頑張るつもりでいたところの異動発表で、正直かなり驚きました。

「藤森さんには、来月から新設される、新しいチームに行ってもらいます。」
この言葉とともに、私の2年目がスタートしました。

新規チームの創立メンバーに!強みを活かす場所に

わたしの異動先である新設チームは「探客研究チーム」と言い、簡単に言うと新規アポの獲得をするインサイドセールスのチームです。

Zenkenの営業マンは、「リスト作り→営業アタック→提案相談→商談」という流れで仕事を進めていくのですが、営業マンはこの工程の中でも
「リスト作り」にかなり工数を取られ、提案を考える時間を十分に確保することが難しいという課題がありました。
「営業が提案準備に集中できる世界」をつくるために、この探客研究チームが発足したのです。

「藤森さんは、市場の選定、リスト作りが得意だからこそ、探客研究チームの創設メンバーとして是非参画してほしい」
小坂シニアマネージャーから、有難くこのお言葉をいただき、「自分の強みをもっと組織のために活かせるチャンスをいただけた!」ととても嬉しく思いました。

入社をしたばかりのころは、自信もなく、やりたいこともなかった私でしたが、
ようやく自分がこの会社にいる価値を少し見出すことができた瞬間でした。
そして、私は新しいチームで新たなスタートを切ることになります。

何もかもが手探りでのスタート・・変わらない自分

「日本一楽しいインサイドセールスをつくる」

このテーマのもと、彩リーダーが主導で営業の金山さん、私、セールスオペレーションの中嶋さん、東山さんの計5人でこのチームが発足しました。

何もかもが手探りでのスタートです。

前のチームとガラッと環境が変わり、大きく感じたことは、
「自分達で正解にしていかなければならない」ということです。

一年目の私は、とにかく「言われたことをやり切る」ことに必死で、それが正解だと信じてやり続けていました。チームの指針があり、それに従って仕事をする。
一年目は、そのおかげで考え方などの基礎が固められ、成果もでるようにもなりました。

ところが、今回のチームはそれではうまくいきませんでした。
誰も正解がわからない。正攻法もない。自分達で切り開いていくしかなかったのです。
そんな中、私はずっと「受け身」の姿勢で仕事をしていました。

まず、チームに与えられたKPIを達成する。その数を毎日追っていく。
それだけを考え、戦略もアイデアも、新しい動きも何もせずに1年目の営業をしている時と何も変わらない動きをしばらくしていました。

そして、私はとある事件を起こしてしまいます・・・

周りの信頼をゼロにさせてしまった大事件

チームを異動してから4か月がたったころ、私は仕事をただ「やる」ものとしてこなしている状況になっていました。
そんな中、松島取締役からご飯にお誘いいただく機会がありました。

そこで私は、当時の自分の状況を環境や周りのせいだとごまかして、「仕事に身が入らないんです」と吐露しました。

すると松島取締役から「そういうごまかしや嘘をつくような態度は見たくない。帰ってください。」とお叱りをいただき、本当に途中で帰ることになってしまいました。

帰りの道中は頭が真っ白になり、上司である彩リーダーに電話でご報告をしました。
当時は、どうしてこうなってしまったのか自分でよくわからず、混乱をした状態で翌日を迎えましたが、この後事の大きさを痛感することになります。

本当にその当時、自分は最悪でした。
色んな方から期待をかけていただいてこのチームに入ったにも関わらず、「仕事に身が入ってない」という状況を自分で作ってしまったこと。その理由をごまかして他責にしている姿勢。自分を信じて育ててきてくれた方への裏切りとも言える言動でした。

探客研究チームの責任者である豊口次長と、この件について後に面談をさせていただいたとき、私は自分がしてしまったことの大きさについて思い知りました。
その時、豊口次長は「プロとして”仕事に身が入ってない”は許されない。そんな状況を藤森さんに続けさせてしまっていたなんて、気づけなくてごめん。本当にごめん。」と涙ながらに話されました。

豊口次長や、一緒に働く彩リーダーをこんなにガッカリさせて、裏切ってしまった自分が本当に情けなくて、情けなくて仕方なかったです。

あんなに「自分に自信をもって働きたい」と言っていたにも関わらず、嘘をつきながら働いていたこと。それがいかに周りへ・そして自分への裏切りだったかということを思い知りました。

そして、最後、豊口次長がメッセージをくださいました。

「なにができなくても、なにがわからなくても、どれだけ迷惑をかけようとも、”取り組む姿勢”でだけはガッカリさせない。今日からまた一から始めましょう。」

私は、この言葉を胸に、何としてでも失ってしまった信頼を取り戻さなくてはいけない、まずは姿勢で信頼を取り戻そうと本気で思いました。

毎日が失敗の連続!それでも何度でも起き上がる!

それを機に、私は色んな挑戦をするようになります。

例えば、一週間毎日100アクションをするチャレンジをしてみたり、チームメンバーにZenkenが作ったサイトのすごさを知ってもらうために毎朝成果共有をしたり、そこでわかりやすい発表になるように工夫をしたり・・・
チームの成果のために、なにができるだろう?を考え、行動するようになりました。

すると、これまでの自分と仕事に対する向き合い方が180度変わり、仕事に対して”楽しい”と思えるようになりました。
一番嬉しかったのは、自分がこのような取り組みをする姿を見て周りが
「自分も頑張ろうという気持ちになり、勇気をもらいました」と日報に書いてくださったり、声をかけてくださるようになったことです。

毎日失敗の方ばかりでうまくいかないことの方が多いのですが、それでも改善しようという姿勢を見せ続けることで、周りに勇気を与えられることに気が付きました。

受け身ではなく、自分から波を作りに行くことで得られる楽しさを今感じています。

私が現状維持のままでいいと考えていた時、ずっとこのチームで一緒に仕事をしている彩リーダーからこんな言葉をいただきました。

「波もない静かな湖で満足しようとしているなら、どんなに努力してオールを漕いでも、前に進める距離は目に見えてるし、なんなら沈んでいくんじゃないかなとすら思います。周りからの期待というこの波に乗るか乗らないかは、自分で決めてみてほしい。自分にいい意味でプレッシャーをかけながら走り続ける1年間にぜひしてみてほしい。藤森さんの人生にとって、貴重な宝物みたいな時間になるはずです。」

この言葉をいただいて、今の自分に満足をしてはいけないと思うようになりました。

「自分に自信をもって仕事をする」という入社理由に嘘をつかないためにも、私が今のチームにいる意味を正解にするためにも、私は挑戦をすることをやめません。

今、私のいるチームは「探客研究チーム」から「セールスイノベーション」に名前が変わり、
5名だったチームが今では30人以上の大所帯のチームとなりました。
それだけ期待をされているチームです。

私は、まずは自分が安定的に成果を出し、組織としての成果もけん引できるような人材になることが目標です。

そのためにも、自分で波を作り続けます!
もし、今の自分に満足できていない・少しでも後ろめたさがある人は昨日とは違う変化を起こしてみてください。きっと胸を張れる自分に近づくはずです。

以上、22卒の藤森でした!