みなさん、こんにちは!
リンゲージ事業部の三浦です。

前回のブログから半年以上が過ぎ、私も入社して約1年が経ちました。
日々の業務に取り組む中で、大小さまざまな壁に阻まれたり、いろいろと悩むことも増えてきました。

今回の記事では、そんな壁に果敢に立ち向かい、リーダーに昇進された、かっこいい先輩方のこれまでの歩み~今後の目標までをインタビュー形式でご紹介します!
まずは前編として、時短で働きながらリーダーになられたお二方にインタビューにご協力いただきました。

では、さっそく参りましょう~

河下リーダー

■ 経歴

他社で営業と営業事務、総務事務等を経験し、2013年、リンゲージ(現Zenken)に入社。
現在は教務のリーダーとして新システムの稼働に尽力。

Q:リーダーに昇格された率直な感想はいかがですか?

驚いたけど驚いていない、というのが正直な感想です。
これまで後輩育成や取りまとめ等を担当してきており、自分の業務に対して「私がやっていることはリーダーの役割なのではないか?」と思うこともありました。

それが具体的にリーダーという名称として付いたかどうかなのではと感じています。
自分の中では、職場の中の役割としては以前と変わっていないと思っています。

これまでも自分の中で、リーダー的な感覚でメンバーをまとめたりしないといけないのではないかと考えていましたが、それは上司が考える「リーダー」と違っていたのではないでしょうか。
それがようやく追いついてきたのではないか?と感じています。

Q:下期の目標を達成するために、どのようなことに意識して取り組んだのですか?

実は全然達成できていないんです……!
システムの入れ替えを計画しており、しっかりとシステム稼働させるという目標があったのですが、1回目が失敗に終わってしまいました。

システム稼働以外にも、立てた目標自体はほぼ未達なんです。
でも、取り組んだことは無駄ではないと思っていて、そこで失敗したことや学んだことを活かしながら現在も取り組んでいます。

学びをしっかり糧にしてできているので、目標は達成できなかったけれども今に繋がっているのだと思います。

Q:目標達成を目指す中で、特に努力したことは何ですか?

脳に汗かいたことです!柄にもなくすごく頭を動かしました。もうとにかく積極的になりました。

内容が曖昧なマニュアルや、業務フローが整っていない部分が多くある中で、それをなんとしても改善したいという思いが強かったです。

どうすれば効率よく効果的にできるかというのを常に考えていました。
ただ、すべてを一人では対応出来ないので、周りに協力してもらうためにはどうすればよいか、といったことも考えていました。

あれは本当に頭を使いました……!

Q:時短という限られた勤務時間の中で、大変なことや苦しいと感じることはなんですか?

朝5時半に起きて子どものお弁当作りをし、7時半すぎには家を出て、子どもを保育園と学校に送った後に出勤しています。

勤務時間は9時半-16時10分という限られた時間になります。
18時までに子どものお迎えに行かないといけないんですけど、仕事でイライラしたことを家に持ち帰ってしまうと大変なので、「今考えても無駄だから明日仕事の時に考えよう」と気持ちを切り替えたり、そもそも仕事でイライラする状況が起きないように努力しています。

例えば、〆切ギリギリで焦ったりするとついイライラしてしまうのでギリギリを目安にせず、少し前倒しで終わらせるようにしています。

他の人に依頼している事も、期日ギリギリにならないよう早めにリマインドしたりするなど時間管理に努めています。

Q:私はやりたいこともやるべきこともたくさんある中で、時間と頭の容量が足りずキャパオーバーになると諦めてしまいそうになります。そんな時、どう乗り越えるかアドバイスが欲しいです!

とにかく周りの力を借りる!

自分一人で考えても解決策が出てこず、時間ばかりが過ぎてしまいます。
私の場合は、考えていても悶々とするだけなので、「もうやっちゃえ!」と行動に移します。

でも、一緒に働く仲間の中には熟考するのが得意な人もいます。
色々な得意を持っている人同士、それぞれの得意不得意をお互いに補い合いながら解決へ導くようにしています。

Q:今後の目標をぜひ聞かせてください!

海外で日本の仕事をしたり、日本で海外の仕事をしたりしたいです!
また、リンゲージの海外拠点をつくりたい!3年以内に、少なくともベースだけでもつくりたいと考えています。

上田リーダー

■ 経歴

入社前はライブレストラン、パン職人、ブライダルレセプションなどを経て2017年、Zenkenに入社。
「英会話スクールリンゲージ 新宿校」に配属。
その後産休・育休を経て2021年4月に復職。
コロナ禍にスクール部門からリンゲージ事業本部営業2課へと異動。
異動直後に”販売管理プロジェクト”のメンバーに抜擢。
現在に至るまで日々プロジェクトの改善に尽力。

Q:リーダーに昇格された率直な感想はいかがですか?

これまでは自分の好きなように仕事をさせて頂いていたところがありますが、今後は自分だけではなくもっと広い視野や深い考えをもって行動しなければならないという、以前とは異なるプレッシャーと責任を感じています。

リーダー昇格の発表がされた時は、正直「自分でいいのか」という、選ばれた嬉しさと不安がありましたが、「自分たちが様々な方向から考えて出した判断に”自分でいいのか“なんて言われたら困る」と上司から叱咤激励(?)されました。

知識・経験・実力のどれをとってもまだまだ未熟ですが、リーダーである事に自分自身で納得し、自信をもって言えるよう日々尽力していきたいです。

Q:下期の目標を達成するために、どのようなことを意識して取り組んだのですか?

現部署に異動してからずっと、“販売管理プロジェクト”のメンバーとして、当事業部のすべての取引先毎にサービス提供の状況を確認し、それにまつわる支払いや請求、システムへの登録情報などを正しく管理するために活動しています。

各企業の取引を把握する事もさることながら、経理的な知識や考え方が必要となってくるため、当初は月の3分の2はくらいはプロジェクト関連の業務に時間を費やしているのではないか?という状況でした。

その分、所属している2課の業務に時間を使えていないことになりますが、そのことをずっと負い目のように感じていました。

「とにかくプロジェクト業務にかける時間を短くしたい」という思いから、業務の自動化やフローの改善などに取り組んできており、現在でも引き続き思考を巡らせています。

また、正確な数字を経理へ報告するという点も当然ながら責務です。
目標は定量的かつ具体的に設定し、毎月データを出して追っています。

下期に設定した目標は、最終的ゴールである「精査の必要をなくすこと」の延長線上、あくまでも通過点です。

そのため、日々の思いや考えを積み重ねた結果が重要だと考えています。
特別なことはしていないが、こうしたらどうか?という考えは常に発信し実践するように意識して取り組んでいます。

Q:目標達成を目指す中で、特に努力したことは何ですか?

疑問があればすぐに担当の方に聞き、何か問題があった時には起きた流れを理解する、根本的な原因はどこかを推測する、改善の余地はないか相談する、という事は割と周りを巻き込んでやってきました。

どの業務でもそうだと思いますが、自分一人では解決できないので、その分野のスペシャリスト(たとえそれが他部署の方であっても)の知識と周りの協力を経てこれまで対応してまいりました。

努力と呼べるかはわからないですが、完遂するために多少走っては来たと自負しています。

Q:時短という限られた時間の中で、大変なことや苦しいと感じることはなんですか?

もっと時間があればいいなと思う事は数多くあります。
残業ができればいいなと思う事も日常茶飯事。

日々のタスクが終えられず先延ばしになり、「今日はできませんでした」と言うのが一番つらいです。
子どもに「お仕事一番じゃないよ。お仕事やめて」と言われたことも。

それでもタスクを終えられるよう自分自身の管理力を上げる事、そういう仕組みを作る事を考えてこれからも臨んでいきたいし、子どもにもそういった姿を見せて、いつか「お母さん頑張ってたな」と思ってもらえたら嬉しいです。

Q:私はやりたいこともやるべきこともたくさんある中で、時間と頭の容量が足りずキャパオーバーになると諦めてしまいそうになります。そんな時、どう乗り越えるかアドバイスが欲しいです!

私にもやりたいけど出来ていないことはたくさんあります!
例えば資格とかも本を買ったまではいいが、全然読み進められていません。

いつも頭に「やらなきゃ」という意識を持ちつつも、そののまま走り続けています。
タイムマネジメントや予定を立てることがすごく苦手なんです。

すべてのことを上手くこなしているというよりは、優先順位を考えて 諦めるところは諦めて、本当に「やりたいこと」や「やるべきこと」に時間をまわすようにしています。
Zenkenにも「諦めることを諦める」というクレドがありますが、こと家事育児に関しては、「諦めも肝心」と思いたいです(笑)

Q:今後の目標をぜひ聞かせてください!

部署の売上を伸ばす!といった目標は、当然ながらありますが、完全に個人的な興味と目標でいうならば、働く環境について考えていきたいなと考えています。

私個人としては、とてもありがたく恵まれている環境で仕事ができていると感じています。

特に上司には本当に感謝をしていて、子どもの状況を理解してくださり、急なお休みや勤務方法の相談にも乗ってくれます。
今でこそ子どもの体調不良の時には在宅勤務をさせていただいていますが 以前はお休みを取るしかありませんでした。
それでも働きたいという私を見て、上司はすぐに在宅勤務ができるよう稟議をあげてくださいました。

そんな上司を筆頭に、周りの方々にも今まで文句を言われたことも、いやな顔をされたこともありません。

またそれとは別に、リンゲージには何か変えたいと思ったり、やりたいと思った時や、私がミスをしたり未熟な時にご意見やアドバイスをくれる方はいても私自身やその考え自体を否定する人はいません。
それってものすごく大きなことだと思います。

例えば私が「こう変えたい。こうやってみたい」 と考えてメンバー伝えたその次の日から、これまでの業務フローを変えられるって他の会社ではそうそう出来ることではないんじゃないでしょうか。

メンバーの皆さんには本当に感謝をしていますし、だからこそ私の様な一部が恩恵を受けるのではなく、全員が働きやすいように、それでいてモチベーション高くより効率的に皆が働ける仕組みづくり・環境づくりがしたいです。

まとめ

今回インタビューをさせて頂いたリーダーのお二人は子育てをされながら、時短勤務という時間制限のある中で日々奮闘されています。
このインタビューを敢行するまでは、その「働く母」や「時短」ということを特にピックアップしてお話を伺おう、と考えていました。

しかし実際にお話を伺ったところ、私が働く上でとても大きな課題だと決めつけていた「働く母」や「時短」なんてものに全く囚われていないお二人を知ることになったのです。

これは、私個人としても「仕事への向き合い方」や「働き方」について価値観をまるっと覆されるような衝撃でした。
この記事を覗きに来てくださった皆さんはいかがでしたでしょうか?

そして、改めて思い出したことは、私が入社する際に「母」であることや「時短」での制限について上司に相談したときに返ってきた「そんなことは何の問題もない」という言葉です。

そうだった、ここはそういうところだった。

「子どもを育てているから」や「時短勤務だから」、はたまた「契約社員だから」。
そんなこと「何の問題でもない」んだ、と。

河下リーダー、上田リーダーのお話からもビシバシと伝わってくるように、ここには“私たち”一人ひとりのやりたいを全力でサポート/バックアップしてくれる環境があります。仲間がいます。

そんな環境で、どんなことをしてやろう!と改めてワクワクを駆り立てられるインタビューとなりました。

おまけ

8月に行われた全納会の際にコーポの東名阪の皆さんが一堂に会した大変貴重なお写真がありますので、この機会にお見せいたします!
(この雰囲気伝わるかな?)

さぁ、次回後編では誰にどんなお話を伺えるのでしょうか?!
後編もお楽しみに♪