こんにちは。
ダイバーシティ事業部の高嶋です。

過去に何度かブログの執筆を担当させていただきましたが、今回は我々のチーム、ダイバーシティ事業部(以下DS事業部)が事業展開しているインドについて魅力含めてお話をしたく、またやって参りました!

ダイバーシティ事業部とは

DS事業部って何をやっているの?という方に簡単にご説明いたしますと、2018年にスタートした海外IT人材の採用支援サービスを行なっている事業部です。

人生の中で、仕事をしている期間は決して短くありません。
だからこそ、各自に最もマッチしている職に就いて欲しい、そしてそのマッチングは国籍や居場所などに制限されず行いたい、という強い想いを胸に、マッチングプラットフォームや中途紹介、インドの新卒エンジニアの採用サポートなどを通じて、ミッションを果たそうとしている事業部です。

インドの新卒エンジニア支援から始まった我々のチームですが、木村部長と志穂マネージャーは立ち上げ当時10カ国も周り、事業部立ち上げに一番適している国を探した結果、インド・ベンガルールに辿り着きました。


▲ インド・ベンガルールのZENKEN INDIAメンバー(一部)と♪

本当に素晴らしいチームメンバーたちが、いつも現地ベンガルールから力を与えてくださっています。
(私がお金持ちだったら、インドメンバー全員を日本にご招待したいです!)

そんなインドですが、今ニュースなどでも頻繁に取り上げられています。
人口も世界1位になり、色々な面で成長が期待されている国です。

なぜいまインドなのか、ここからはDS視点からのインドの魅力TOP3をお伝えいたします!

【魅力1】とにかく人が多い!

2023年に入って約4年ぶりにベンガルールへ出張する機会をいただきました。

最後に訪問したのは、コロナ前の2019年。
4年近く経ってしまったので、「私が知っているインドからガラッと変わってしまったのでは?」と思っていた部分もありました。

初めて乗った成田空港からベンガルールへの直行便。
到着して目にした風景は、4年前と全く変わっていませんでした。

到着したのは深夜1時過ぎでしたが、人が溢れかえっているいつものインドがウェルカムしてくれました。
日本だったら深夜の空港はガラガラで静まっている様子をイメージされると思いますが、さすがインド!


▲ 到着後の空港の様子です

活気あふれて、こんな時間に空港で何をしているのだろう?と疑問に思うほど人がいました。
外に出ると、何百台もの車のクラクションが鳴り止まず、色鮮やかなサリーや服を着た人で、目の奥が刺激されました。

「インドは人口が多い」とよく聞くと思いますが、その数は身をもって感じると迫力が違います。
どこを見ても人!人!人!
この人数、そして若い人の多さ。インドの国力は計り知れません!!

ここ数年日本から出られなかったからこそ、数から伝わってくる可能性を改めて強く感じられた新鮮な感覚でした。

そして、数多くのエンジニア学生が日本で働きたいと思ってくださっています。
目をキラキラさせて、期待しかない学生たちをしっかりと指導し、より多くを日本企業に就職していただけるよう、日々努力しています!


▲ 大学校内のバイク置き場

【魅力2】学生の熱量・本気度が半端ない!

魅力その1から直結する話なのですが、インドの魅力その2は我々が提携している大学の学生たちの熱量と本気度が本当に半端ないことです。

最近になり少しずつ渡航も再開してきていますが、コロナ禍で、国外に出向いて新卒としてキャリアの第一歩を踏み出していくことは学生にとっても大きなチャレンジです。

また、インドでは、ご両親のご意見が学生の人生に大きく影響します。
日本で働く許可が得られるのかわからない学生、未知の世界に自分の子供を送り出すのが不安なご両親。

このような状況下でDSメンバーは日本で働く可能性や魅力を大学経由でより多くの学生に知らせ、サポートを続けています。
その壁を乗り越えることができた学生こそ、モチベーション高く日本企業の応募にチャレンジしてくれています。積極的にDSメンバーにアプローチをかけ、たくさんの質問をしてくれます。

「履歴書はどのように書いたら良いか?」
「エントリーシートはどのように書いたら良いか?」
「日本企業との面接の時に、どのようなポイントに気を付けなければいけないのか?」
「面接の練習を実施してもらえないか?」

真剣に向き合って、自分たちの未来を切り拓こうとしている学生たちに日々胸を打たれています。


▲ 大学校内の様子。よーく見ると、野犬とともに、勉強している学生の姿も写っています!

「社会貢献をしたい」
「不平等さで苦しんでいる人々の人生を改善したい」
「家族に恩返しをしたい」

様々な強い想いを持った学生たちが、インドにはたくさんいます。
ぜひ、より多くの企業に学生たちに会っていただきたい、一緒に働くことによって起きる新たな化学反応を体験してほしい限りです。

グローバル採用をしていない会社は本当に大きな変化をもたらす機会を逃していますよ!

【魅力3】日本とインド、実は共通点がたくさんあって面白い!

インドといえば、何が思い浮かびますか?
カレー?ヨガ?ボリウッド映画?


▲ ZENKEN INDIAが入っているシェアオフィスの食堂ランチ!南インドではお米良く食べるようです!

我々が知っている日本の文化からかけ離れた部分もあるのですが、以外と共通点が多いことをご存じでしょうか。

私も、この事業部に入る前は全くインドのことを知らなかったですし、最初から「インドと関連する仕事をしたい!」と思って入社したわけではありません。
そして、正直「インドの学生が日本で就職することは定着面でハードルが高いのではないか」と疑っていた時もありました。

ただ、学生とのやり取りを重ねていく中で、思った以上に日本とインドの共通点があることを理解でき、学生たちも日本でやっていけると安心したことも覚えています。
大きな共通点をあげると、以下の2点です。

共通点① 文化の歴史、現代への影響力

日本もインドも、代々から受け継がれてきた習慣、伝統、信念が今でも強く根付いていて、大切にされています。
宗教からきたスピリチュアルな考え方、儀式、お祭りなどの行事も共通する部分が数多くあります。

共通点② 礼儀に対しての考え方

日本もインドも、礼儀正しさや年上の方への敬意を非常に大切にしています。
インドの学生は特に大学の先生やご両親に対しての言葉遣いをものすごく気を遣っています。

遠く離れ、文化は違えど、物事への向き合い方や”気質”の部分で似通っている部分があることを感じていただけましたでしょうか。

最後に

DSメンバーあるあるですが、この事業部にいると日に日にインドに染まって、気づけば手でインド料理を食べるのが得意になり、都内の本場インド料理を知り尽くし、インド特有の首の振り方もマスターできるようになっていきます!笑

私たちがこの事業を通して実現したい未来は、出身国や国籍、居場所に関係なく、一人一人が一番マッチした職に就けて、企業側も求職者側もハッピーな状態で仕事をすること。
インド愛が一般の人より激しいDSチームですが、忘れていけないのはここです。

最終的にはインド一カ国に限定せず、この未来に近づけていきたいです。

ただ間違いなく、インドが世界に与えていく存在感や影響はこれから増していきます。
みなさんも一つでもインドの魅力を理解いただき、興味を持っていただければ幸いです!

以上、ダイバーシティ事業部の高嶋でした。


▲ ベンガルール Vidhana Soudhaの風景