はじめまして!22卒の石垣麗衣と申します。

現在は、バリューイノベーション事業部(以下VI事業部)の新規事業である”エリアポータル”チームで営業をしています。

1年前、全研ブログを通して全研で働く魅力を感じ、ワクワクしていたのを覚えています。
当時の私はこれといって特にやりたいことがあったわけではなく、1年が経った今、新規事業チームで0から1を作る大変さ&楽しさに日々奮闘して働いているとは、想像もできませんでした。

このブログでは、私がそうであったように、「まだやりたいことが見つからない・・・」「どんな会社が自分に合っているか分からない・・・」という就活生にとって、少しでもワクワクしながら働ける環境を見つけるヒントになれば嬉しいです!

自分の人生に迷走した就活時代と、全研との出会い

大学時代は外国語学部にて、英語と韓国語、それから国際関係のことを学んでいました。
ニューヨークへの留学を経験したり、とにかく海外の人と関わったり、外国語を学んだり話すことが好きで、将来についても「絶対に海外と関わる仕事をするんだ!」と漠然とした想いを持っていました。


▲ 留学時代、毎日通っていた大好きな図書館からの景色。お気に入りの一枚。

実際に就活の時期になると、「あれ、自分は何がしたいんだっけ・・・」と迷子になり、様々な業界の面接を受けては全敗し、自信も無くし、何がやりたいのか分からない、自分に合う会社はないのだろうか、、、と、超ネガティブだめだめ就活生でした(笑)

そんな中、誰かのサポートをすることが好きな私は、自身の留学経験も活かすことができる”留学カウンセラー”になりたいと思い立ちます。
そうして、留学の支援事業を行なっている全研と出会いました。

当時は、コロナの関係で留学支援事業には応募できなかったのですが、ITとマーケティングの部門もあると紹介していただきます。
PCやマーケティングなどのスキル&知識は全くもってゼロでしたが、なんだか面白そうと興味本位で説明会を受けてみました。

(当時、人事の橋本マネージャーからいただいた丁寧なメールも、選考に進んでみようと思ったきっかけです。
アドバイスや温かい文章はお祈りメールしかもらっていなかった私には感動的でした。笑)

説明会や、その先の面接を受けてみるとびっくり!!Σ(゚Д゚)
会社の魅力はもちろん、きつ~いところまで赤裸々に話してくださったんです!

私は就活の軸として、仕事上ももちろん、人間性の面でも尊敬できる人が沢山いる会社で働きたいと決めていました。
そのため、厳しい環境だということも理解した上で、「嘘をつかない」「努力すること」をとても大事している社風と、先輩方のブログを通じて前向きで努力家な方々がいると知り、ここでなら成長できる環境が整っていると感じ、ここだ!!!!と入社を決めました。

入社してからの最初の壁

入社後の研修が終わると、VI事業部 営業の、代理店開拓チームで仮配属をむかえます。
そこで一番最初の壁にぶつかりました。

テレアポロープレテスト(TRT)です。
このテストに合格できないと、実際に企業様に架電ができません。
私はこのテストになかなか合格できずにいて、お先真っ暗状態でした。

しかし、私がどんなにできなくても、メンターは最後まで手を放さず何回もロープレに付き合ってくださり、弱音を吐いてばかりの私に真剣に向き合ってくださいました。

その中で、「できないのは悪いことじゃない。できなくても諦めずに、”できるようになるための努力”を前向きにすることが大切」なんだと学びました。

それまで、できないことにだけ目を向けて落ち込んでばかりいた自分が恥ずかしくもなり、同時に救われる気づきでもありました。


▲ テーブルいっぱいの、TRTの練習で学んだことのメモ

制作部の中の営業チーム? 新規事業エリアポータルチームで行っていること

その後、100点満点で合格とはいきませんでしたが、努力や前向きな姿勢を見ていただいて実際に架電をスタートします。そうして日々お電話先の企業さまと向き合っていた、仮配属中の5月末。

なんと翌月から制作部へ異動になると知らされます!!
しかもまさかの新規事業の営業チームに!!

新人でまだ何も成果も出せていない自分が新規事業・・??!?Σ(゚Д゚)
それでも、不安より、自分にはどんなことができるんだろうか?ととてもワクワクが大きかったことを覚えています。

新規事業のエリアポータルチームでは、テーマ特化型の専門ポータルサイトを立ち上げています。

VI事業部のメイン商材であるポジショニングメディアは、クライアントの課題にあわせてオーダーメイドで専門サイトを立ち上げるのに対し、エリアポータルサイトは、テーマ特化型の全国版ポータルサイトを先に立ち上げ、各エリアごとの特集枠をご案内しています。

最初は、商材を理解するのにすごく時間がかかり苦労しました。
他のポータルサイトとの違いや、我々の商材だからこそお客様に提供できる価値など、このサービスの良さをまずは私たちが理解しなければ、お客様の力にはなれません。

新しいチームで、右も左も分からず、とにかく何が正解か効果検証してみないと誰にも分からないのでとにかく必死でした。
そんな中、一番苦労したことが「報連相」でした。

時間内にタスクが終わらない・・・!目標にコミットできない・・・!そんな日々が続く中、日々の目標をコミットするために、報連相は欠かせませんでした。

「できませんでした。はプロとして、大失格」とメンターの奥野リーダーに何度もご指摘をいただきました。
何度も奥野リーダーをがっかりさせ、悔しい思いをしました。

私はとにかく根性論で何とかしようとする悪い癖があるのですが、
「できないのがダメなのではなく、時間内にできるようにするために、物事を好転するための相談をしてやり遂げることがプロとして当たり前のこと」なんだと学びました。

エリアポータルチームでついに!初受注!

なかなか成果が出せず、弱音を吐いて奥野リーダーを沢山困らせてしまっていた私ですが、悪いことだけではありません。

ある朝、私はまたしても奥野リーダーに弱音を吐いていました。
その後制作部の責任者である黒田次長にも呼ばれ、何か深刻そうな雰囲気だったので「何かまずいことをしてしまったか…。弱音を吐いてばかりいるから怒られるのだろうか…」と構えていました。

お話をしていると奥野リーダーもいらっしゃり、お二人が急に制作部全体に向かって

「皆さん注目~!なんと営業の石垣さんが初受注を達成しましたぁー!!」

と、大々的に発表をしてくださったんです!
なんとお二人は私にばれないようにタッグを組んで、嬉しい受注報告をサプライズでプレゼントしてくださいました。涙


▲ 初受注!上長の奥野リーダーがサプライズで発表してくださったのは忘れられません

仮配属中に学んだこと

初受注という一つ目の目標を達成して、さらに成果を上げて本配属もエリアポータルチームにいたいと思うようになりました。

けれど「エリアポータルチームには石垣が必要だ!」と思ってもらうためには、成果を上げ続ける必要があります。
そう思った私は、仮配属中に ①個人目標初達成②フロントで受注を上げるという2つの目標を立て、そのために何をすべきか?というKPIに沿って、取り組みました。

例えば、自分で、マーケター視点で戦略立案ができるようになるため、リストの選定(どの企業様に弊社のどの媒体をご提案するべきなのか)や、戦略立案のトレーニング(どんな戦略でご提案すれば一番その企業様にとってプラスになるのか)を日々行いました。これらは現在も行なっていて、私の中で今一番楽しいトレーニングです!

長期のゴールに向かって計画的に進めるということは、想像以上に大変で日々奮闘!でした。

大きな目標を立てたら、逆算思考で小さな目標を立てる。
その小さな目標を毎日達成するように取り組めば、必ず成長できると学びました。
これだけ頑張って、もし本配属が別のチームだったとしても、後悔しない、やりきった!と思えるくらいに努力した自信があります!

結果として、仮配属中に2つの目標を完璧に達成!…はできませんでしたが、決めた目標に向かって取り組み、挑戦する姿勢をみていただき、本配属でもエリアポータルチームに引き続き所属となりました。

新卒で、新規事業に携わらせていただけているのは本当にラッキーだと思います!
だからこそ、チームでもビジョンとして掲げているメイン商材と肩を並べるくらいにまで事業を成長させ、誰もがあのチームで働きたい!と思うチームにしていきたいです。

そして、個人的な目標として、「提案先の企業様の解決策はこれです!私が一番よく知っています!」と自信を持って戦略を立て、提案をできるマーケターになりたいです。

まだやりたいことが見つかっていない就活生へ~全研だからできること

全研には、頑張っていることを認めて応援、祝福してくださるのはもちろん、
どんなに諦めそうになっても、私よりも私のことを考え、手を離さないでいてくれる方が沢山いらっしゃいます。
だからこそ、自分自信も前を向いて走り続けることができます。

成果が出ず、苦しい時もありますが、前向きに”なりたい自分”を探し求め、自分の為の努力をし続けることが、いつしかチームのため、そしてこの新規事業エリアポータルチームのためになると考えています。

全研の「何でもできる。何にでもなれる。」という言葉が私は好きです。

会社が事業として何を行なっているかも勿論すごく大切なのですが、どんな方が働いているのか?など環境を良く知り、どんな自分になれるだろうかという観点で会社を選ぶことも、自分のためになる選択の一つだと思います!

この記事を読んで、少しでも全研の魅力を感じたり、興味を持ってくださればとても嬉しいです。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
以上、22卒の石垣でした!

~ 後日談 ~

このブログを執筆した後、美容業界に特化した求人メディア”美プロ”を手掛けるHRビジネスパートナー事業部への異動の辞令がおりました。

先述の通り、本配属でもエリアポータルチームになるために努力し、その目標を叶え、「エリアポータルチームを大きな組織にしていくために、これからもっと貢献するんだ!」と意気込んでいたタイミングだったので、突然の辞令には驚きましたし、正直とても残念です。

ただ、これからまた別の事業部で別の商材を扱い、営業マンとして成長できる機会をいただけるのはチャンスだとも思っています。
入社前は、あれほど「営業向いていない、絶対嫌だ・・」と思っていた私も、営業というお仕事を経験することができて本当によかったと心から思います。
自分の可能性を諦めてしまうことなくぶつかっていけたのは、私を諦めず、前を向かせてくれた人たちがいたからでした。

新卒でありながら、新規事業の立ち上げに携わることができた経験は一生の宝物になりますし、『VI出身』という肩書きだけで終わらないよう、新しい事業部でも営業として精進してまいります!