こんにちは!
バリューイノベーション事業部(以下VI)営業の園部です。

全研本社に入社してから、もう半年以上が経ちました。
今回は私の全研との出会いと、入社してから学んだことをご紹介させて頂きます。

園部さんメインサムネイル

大学卒業後から全研本社との出会い

実は私、20卒としての入社ではありますが、大学を卒業したのは2018年です。
大学卒業後は、1年オーストラリアに留学していました。

学生時代は教員志望だったのですが、大学4年次に友人と将来の話をする中で、「自分には教員以外にも選択肢もあるんじゃないのかな?」と、大学の同期が就活している状況になって初めて思い始めました。
そのタイミングで憧れだった留学のチャンスを頂き、自分の将来を考え直す時間にもなると思い、留学を決意しました。

留学中は教育学や言語学を学びつつ、現地の専門学校でのインターンシップを経験。
この経験から、漠然と「ビジネスとして、教育に関わってみたいなあ」と思うようになりました。

帰国後すぐに就活を開始し、教科書の出版社や英会話スクールなどにエントリーしていたのですが、なかなか結果に繋がらず悔しい思いをしていました……。
そんな厳しい状況の中、就職イベントで偶然見つけたのが全研本社でした。

教育とIT?変わった会社だなあ。でも、なんか気になる!」が最初の印象でした。

つい自分を大きく見せてしまう傾向がある私でしたが、不思議なことに全研の選考過程では嘘をつかずに等身大の自分を見せることができました。
嘘をつかない」という文化のある全研だったら、自分らしく居られると思ったのが、入社の決め手です。

「何もできない!」インターン時のショックと決意

入社をする1ヵ月前から、インターンアルバイトとして働き始めていたのですが、
その時の業務はVI事業部の営業アシスタント(現:セールスオペレーション)での資料作でした。

営業アシスタントの資料作成は、ただの資料作成ではありません!
ただ契約を頂くことをゴールにして作成するのではなく、提案先を勝たせるために、徹底的に思考し、作り込むのがVI営業アシスタントの資料作成です。

営業アシスタント在籍時の上司だった豊口シニアマネージャーは、「資料は、提案先に見せる全研の初めてのクリエイティブだ!」とよくおっしゃっていました。

一般的に、営業アシスタントと聞くとルーティンワークのようなイメージがありますが、VI事業部においては「参謀」と呼ばれるほど、VI営業の要になっている職種です。
先方を勝たせるための妥協しない資料を作るために、徹底的に思考する営業アシスタントの仕事に毎日充実感を感じていました。

しかし、同時に毎日感じていたことは、「何もできない」でした。

「エクセルも上手く使えないし、マーケティングのことも全然わからない。
なのに、報連相もできなくて、誰かに助けてと声を上げることもできない」

そんな八方ふさがりな状態でした。

でも、「とにかくがむしゃらにやるしかない」とだけは感じていたので、4月からのスタートを順調に切る為にも、今吸収できることはいくらでも吸収し切ろうと思いながら1ヵ月の業務に勤めました。

順調に見えた社会人駆け出し

待ちに待った4月!やっと正社員として入社しました。

4月に入っても営業アシスタントとしての業務は続き、入社1ヶ月という立場ながら、営業部に中途入社された方々にリモートで資料作成の方法を研修するという役割を担いました。

入社1ヶ月ばかりの新卒社員に、他の新人の方への研修を経験させてくださる会社は全研以外ないと思います(笑)

この役割は正直に言うとプレッシャーでしかありませんでした。

「社会人としては先輩の中途入社の皆さんに間違ったことを教えてしまったら、どうしよう。しかも、リモートだから上手く意思疎通が図れない」

そう思いながら、拙い説明でも資料作成の方法を伝授するという役割を全うしようと必死でした。

ですが、「教える」という経験を通して、自分が理解出来ていないことが明確になったり、どう伝えれば相手に伝わりやすいのかを考えたり、「教わる」側以上に「教える」側の方が学びが多かったのではないかと思います。

そして4月に入り、2週間が経ったころ、仮配属先としてお世話になることが決まったのはVIの営業でした。
業務内容はアシスタントの業務からテレアポに変わりました。

けれども、いきなりテレアポの業務に入れたわけではありません。
実際にテレアポを行うためには、TRT(テレアポロープレテスト)という試練を潜り抜けなければいけませんでした。

HPの読み取り方からフックトークの伝え方、初めての経験に戸惑いながらも、
メンターの染谷さんや君崎リーダーにロープレをお付き合い頂き、1週間ほどでTRTに合格できました。
そして、TRT合格の翌日に初アポも頂きました。

インターンとして1ヵ月先に業務を開始していた分、他の同期よりアドバンテージがあった私に対して、メンターや上司は「初アポも初受注も初達成も全部一番乗りしちゃいましょう!」と、温かく声を掛けて下さいました。

「絶対やってやる!」

そんな思いで、時には厳しいお言葉も頂きながら、毎日メンターや上司に営業ロープレをお願いしました。
私ために快く時間を割いてくださったメンター・上司のおかげで、仮配属から1ヵ月半ほどで初受注を頂くことができました!

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▲ 初受注の時の写真です!
(※チームでの集合写真も撮った記憶があるのですが、見つかりませんでした……泣)

私が受注をいただいたことをまるで自分のことのように喜んで下さる先輩方、上司に囲まれ、感謝の気持ちと共に、「このまま突っ走ろう!」と思っていました。

しかし、現実はそんなに甘くありませんでした。

中途半端な自分との戦い

初受注を達成し、次は初達成という次の目標に向かう中で、メンターの染谷さんは毎日、

「園部さんは何かで1番にならないといけない。
初達成でも、IT用語テストの結果でもなんでもいいから、
1番にならないといけないんですよ。」

とおっしゃってくださいました。

上司の大嶋シニアマネージャーからは、私がバスケをやっていたこともあり、「桜木になれ!」と激励の言葉をかけていただきました。

某人気バスケ漫画の主人公のように、「愚直に、奢らず、とにかく誰よりも行動することが大事だ」と。

スラムダンク
▲ 出典:「スラムダンク」コミックス第31巻
(常に桜木を意識できるように、PCのデスクトップはこの画像です!)

今振り返ってみると、上司やメンターの皆様は早い段階で“そこそこな結果でも満足してしまう”という、私の性格を見抜いてらっしゃったのでしょう。

その他、「園部さんは4位の男だよ」とお言葉を頂いたこともありました。

「園部さんは、そこそこな結果は残せるけど、圧倒的な結果は残せない。
1位になることもできず、表彰台にも上がれない4位の男だ」

その言葉通り、IT用語テストの結果は5位。
初達成もまだできていません。
上司から頂いた言葉が現実になりました。

メンターや上司から日々頂いた言葉から、「中途半端な自分」の存在を自覚しました。

脱「4位の男」!中途半端から桜木へ

「何かで1位にならないといけない。」という言葉の意味、今ならわかります。
「日本一高い山は?」と聞かれたら、多くの人が「富士山」とすぐに回答できるでしょう。

しかし、「2番目は?」と聞かれ、すぐ答えられる人は多くないと思います。
1位になることは人の記憶に残ること、仕事において必要とされる社員になることにも繋がり、
そして1位を目指すこと自体が自分の成長に大きく貢献するのだと今ならわかります。

「自分は4位の男なんだ。」と自覚したとき、これまで満足していた自分の生き方を本当に後悔しました。

例えば、高校時代の成績は真ん中よりも、ちょっと高いくらい。
部活での肩書は”Bチームのキャプテン”、いわば補欠のエースです。

中途半端でしかありません!

過去の自分がこの言葉を頂いていたら、あの瞬間自分はどうしていただろうと考えたこともありました。

けれども、過去は過去。
「4位の男」はこれからでも脱することはできると思っています。

「桜木になれ!」をモットーに、愚直に行動し続けること。
そして、自分が1位になれる何かを探すことを絶対に行っていきたいと思います。

後悔のない社会人一年目を過ごしていくために、全力で行動していきます!

園部さん02

▲ 写真は最近ではありませんが、しばらくやっていなかったバスケをついに再開しました。
こちらでもしっかり桜木になれるように頑張ります!