こんにちは、全研本社に2020年卒内定者として入社予定の瀬野と申します。
つい最近までインターン生として、バリューイノベーション事業部で映像制作のお仕事もしていました。
僕がこれまで何をやってきたのか、今どんなことを学んでいるのか、そして4月に正式に入社したあとはどうしていきたいか…ということについて書いていきたいと思います。

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大学でやったこと

僕はサークル活動に力を入れて大学生活を過ごしました。
映像制作に興味があって入会したのですが、このサークルで活動するうちに友人や先輩の影響を受け、結果としてグラフィックデザインやWebデザイン、プログラミング、イラストなど様々な分野の創作に関わることになりました。

ハッカソン(アイディア出しを含めて1~2日と非常に短い時間でアプリケーションを作って発表するイベントのこと)に出場したこともあります。

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▲エンジニアの友人たちと2日間で作った、音楽をシェアするアプリ

創作活動が趣味のひとつになり、2年半ほどで引退を迎えた後も継続してものづくりをしています。もちろん映像制作のスキルも上がりました。
クリエイターと集まって作品を完成させていくことが多いためチームとして制作していく経験ができ、自分も数回企画を立ててプロジェクトマネージャー・制作進行的な役割を果たすこともできました。

また、研究室ではデザインを専攻していました。
ただしグラフィックやプロダクトの具体的なデザイン手法を学ぶことが主ではなく、ユーザーの体験を設計するという勉強です。
サークルで培ったものづくり、クリエイティブのスキル、そして大学で学んだUXデザインの知見を複合的に活かせる仕事ができたら自分にベストだと考えていて、そんな中で出会ったのが全研本社でした。

全研本社との出会いと「嘘をつかない」

全研を知ったのは説明会の緑色のブースで人事の方が……と書いていきたいところですが、僕の場合は説明会で全研と出会ったのではなく、デザイナー向け就活サイトが始まりでした。
元はUXデザインやUIデザインに興味があって就活していたこともあり、以前よりデザイナー学生に特化した就活サイトに登録して、会社にお話を聞きに伺っていました。
プロフィールページで自分のスキルや作品を公開していたところ目に留まり、全研の説明会の案内をいただいたのです。

全研への第一印象は、「あり得ないくらい丁寧にメールをくれる」でした。
連絡をもらった時点で既に9月、就職活動が上手く行っていなかった僕は“御社”というやり取りも正直嫌になってきていました。無機質な定型文とひたすら向き合っていた中「メールの向こう側に人間がいる」と思えるやり取りができたことで、強くこの会社に惹かれました。
大げさに書いているように見えるかも知れませんが、当時の僕は本当にそう思っていました。

説明会で最も印象に残ったのは、「嘘をつかない」ということをルールとして掲げていることです。これを社員の共通認識として持ってくれていることは非常に大きなことです。
人事の方とのメールのやりとりであっても、面接であっても、変に自分を取り繕うこと無くありのまま話すことができました。
実際にインターンで仕事をしていく中でも、成功したこと・失敗したこと全て含めて隠すことなく仲間や上司に伝え、足りない部分はサポートを求めることができます。
建前や言い訳を考えることなく、素直に自分が考えた・行動した結果を話すことができるというのは、想像よりも遥かに働きやすさに繋がるものでした。
自分に与えられた業務が得意分野でも苦手分野でも、そして仮に4月からの配属が今のインターン先とは違う部署であっても、この基本ルールがあると思うだけでかなり不安が軽減されます。

会社員であり、クリエイターであり

インターンを通して、働く上での報連相の大切さを学びました。
サークル活動の時はいくら大きなサークルとは言え全体で100名ほどで、直接関わる人となればもっと少数でした。
しかし会社では自分の仕事が多数の人に関わり、それを取りまとめているリーダーは更にたくさんの人・業務・組織に関わっています。つまりずっと自分のことだけを見ているはずがないのです。

仕事を進める中で、業務の依頼をメンバーからいただくことがありました。
最初はその方と自分とで直接やり取りしつつ業務を進めていたのですが、目の前の作業に気を取られてしまう・相手も他の業務をしているという事情があり、進捗の連絡がうまくできていない…ということが起きていました。
結果的にリーダーから進捗報告を求める連絡をもらってしまい、自分が状況に気づけていなかったことをそこでようやく知ったのです。

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その後、自分・案件をまとめるメンバー・リーダーの3人でチャットのグループを作りました。
ここで自分は定期的に進捗を報告するようになり、それからは作業について相手を不安にさせることのない仕事の進め方を心がけました。

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このように、一緒に業務にあたる仲間や上司に向けて逐一自分は何をしているのか、どこまで仕事の進捗が出ているのか、不明点はないかといったことを報告するようにしました。
これによってそれぞれの作業が把握できて、過不足があれば大事になる前に気づくことができ、実際に作業している自分はもちろんそれをまとめる仲間にとってもプラスになる進め方だと感じています。

また、映像制作者として、己のスキル不足を自覚しました。
僕はこれまでサークル活動や趣味として映像を作ってきて、サークル入会時よりも圧倒的に上手になったという自信はあります。
しかしそれはあくまで自分の作ってきた・作れる範囲およびジャンルでのことでした。これまで自分があまり興味を持ってこなかったジャンル、例えば実写映像についてはほとんど知見がありません。

撮影の現場を見学させていただいたことがあるのですが、その時は自分が想像できなかった機器の多さに驚きました。カメラが複数台あるのは予想していましたが、マイクが天井から下がり、ライトがあり、そしてそれらの機器を見るメンバー、ディレクションをするメンバーが何人もいました。
普段何気なく見ている映像にも沢山の人やものが関わっていることを知り、同時にこれらのことをほとんど知らなかった自分に気づくことができました。

さらにどのような映像が今の流行りか、構図のパターンはどんなものがあるか、カメラにはどのような設定項目があるのか、編集はどういうフローなのかなどなど……。仕事に必要なことであってもこれまで考えていなかった、考えることを思いつけなかったことは沢山あります。
自分の得意分野を伸ばすことはもちろんですが、この不足した知識と技術をとにかくキャッチアップしていく必要があると感じています。

「恐れず行動」を目標に

映像を作っていくスキルを高めたいのはもちろんです。
そして映像チーム強化の中で僕が採用されたなら、その期待に応えたいとも思っています。
他のメンバーとかぶらない、僕だけのスキル・知見を見つけ出し、それを用いて映像チーム、そして全研本社に影響を与えていける人間になっていきたいです。

先ほど自分にスキルや知識が不足していると書いたばかりですが、逆に自分しか知らない・自分がたどった道だからこそ得られたものもあるはずだと信じています。

インターンでお世話になったVI制作8課はまだまだたくさんの可能性を秘めている部署で、これから社内外問わず何ができるのか・どんなものを作れるのかをアピールする必要があります。
そのために自分のこれまでやってきた経験――映像制作、デザイン、その他のどれかひとつでも――を積極的に活かしていきたいと考えています。

たくさん失敗するかも知れません。ですが、そのたびに自分の経験値が貯まり、仲間たちがサポートしてくれると思えば、挑戦していく気持ちが湧きます。

発言や行動をするときに脳内で無駄に失敗をシミュレーションしてしまう性格なので、これからは「挑戦を恐れず、フットワークは軽く」を自分の目標にしたいと思います。

4月からも頑張っていきます。
以上、20卒の瀬野でした。

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