こんにちは、私は2019年4月に入社したヴェサフェーラレ・ジムリヌスと申します。
スウェーデンから日本に留学し、日本の大学を卒業して入社をしました。
現在はR&D事業部(以下、R&D)でWebエンジニアとして勤めています。

今日は夢を追いかけてエンジニアを目指した私の一年目をお話していきます。

ブログ画像_リヌスさん

「他とは違う」と感じさせてくれた会社

私が全研に出会ったのは2018年のIT業界の合同説明会でした。
全研の会社説明を聞いて、「他のところとは違う」という印象が強かったです。他の会社で見たことのない、感じたことのない雰囲気がありました。
でも「違う」というのは全然悪いことではなく、むしろいいことで、会社に惹かれる理由の一つでした。

選考中に会った先輩たちは魅力的で、それでいて独特な個性を持っている方が多くて、一緒に働けたら非常に面白そうと思いました。

「なんでもできる、なんにでもなれる」
という全研の採用スローガンを本当に実現させられる会社であると思います。
全研はIT・語学の企業であり、事業家でもあります。良いアイデアとそれを実現させるためのやる気さえあれば、何でもできます。

夢を追いかけて

「なんでもできる、なんにでもなれる」というのは事業レベルの話に限っているというわけではありません。

私は高校が理系だったにも関わらず、大学で文系の学部に通いました。
しかし、就職では多くの技術職をみて、やはりエンジニアになりたいと思い至ったのです。自分がチャレンジできる環境、そしてチャレンジによって成長ができる環境を求めて就活をしました。

そんな自分にマッチすると感じたのが全研です。
最初は全研でインターンを経験し、そこで初めて実務でコーディングを行いました。
インターンの前にも自分でプログラミングやコーディングなどについて勉強していたのですが、仕事として実際にやってみることは何より良い勉強になったと思います。
プログラミングは勉強と実践のバランスが必要です。勉強でコンセプトを理解するようになるべきで、実践によってどういう問題や難しさがあるのかが理解できます。

開発のコースが学べるwebサイトを見たり、スマホでもプログラミングが勉強できるアプリを使ってみたりしました。
また、TwitterやInstagramのような機能の簡単なウェブサイトをインターンの課題で作ったこともあります。なかなかうまくいかなかったのですが、しかし実際に触れてみることで非常にスキルが身につきました。環境構築、フレームワークなど、実践に近いものなどを多く知ることにも繋がったと思います。

今は全研でなんと、念願がかなって、エンジニアとしてR&Dという開発をメインとした部署でウェブアプリケーション制作に関わっています。
このように、文系だった自分が勉強をつづけた事や、周りの方がバックアップをしてくれたことによって、エンジニアになることができたのです。

ついに念願のエンジニアへ。成長の実感

私は小さい頃からパソコンなどは好きでしたが、プログラミングに初めて触れたのは入社の少し前です。
入社当時にスキルは皆無だったとは言いませんが、でもまだ初心者レベルでした。
しかし、入社して以降は非常に成長していることを日々実感しています。
コードを初めてみた時には文字化けのようなものかと思いましたが、今は母語のスウェーデン語よりすらすらと読めます(ちょっと盛っていますが…それくらい得意になったということです!)。

スキルを身につけるのには非常に良い環境に囲まれています。
そして当然その環境を最大限利用するのには努力が不可欠です。
IT業界は技術が日々進化しているので、常に勉強をしていく必要があります。自分は成長しているとはいえ、これからまだまだできることを増やし、技術者としてレベルアップしていかなければならないと思います。

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▲1年目…各分野の本を読んで学んでいる最中です

これは本当に仕事ですか?と思わせる『楽しい』が連続の毎日

「仕事」という言葉に対して「つらい」「面倒くさい」「やりたくない」などという言葉はよく耳にしませんか?
仕事が辛いということはきっと、やりたくないことをしているのもあるだろうし、何よりも自分が立ち止まっているように感じているからなのではないのでしょうか。
「仕事したくない」という声が世の中にあふれていることは知っていますが、私は仕事を楽しむことが大切だと思います。自分がやりたいことをできて、そして自分がずっとチャレンジして成長していける仕事でしたら、絶対に楽しいと思いませんか?

私は今やっている仕事が非常に楽しいです。楽というわけではないですが、やりたいことができて、毎日新しいことを学んでいけることが最高です。
そして、仕事で「つらい」と思ったことがありません。同じくめんどくさいと感じたこともなかったです。全てを試練だと思って成長していけばいいんです。

何よりも、パッションを持って仕事できる人はかっこいいと思います。そしてパッションを持つためには楽しまないといけないです。

今の仕事では自分が追いかけているエンジニアの夢を実現できており、仕事が非常に楽しいです。webアプリケーションの構築、チーム開発のやり方、要件定義のやり方、コーディングやプログラミングなど、多くのことを直接体験できて、まさに学びだらけ。
その中で、これは本当に仕事か、と毎日思わされるほど楽しい日常です。

振り返ってみたら再度気付く、開発の魅力

R&Dに入ってから、私はずっととある開発プロジェクトに関わっています。
全研が運用しているサイトの一つのリニューアルというプロジェクトで、非常に学ぶことが多かったのです。

私が入った時からすでに要件定義やサイトの構造のほとんどは決まっていましたが、なんとまだページの中身を作るための「スタイル」と呼ばれるデータの準備などもされていなかった状況でした。
最初は白いワードのようにページの背景は白く、文字が黒。デザインなどがほとんど適用されていませんでした。
未完成であったため、当然とても使いづらかったです。私はそこで、フロントエンドの勉強ついでに、フロントエンドチームと一緒にサイトの見た目の作りこみに着手していきました。

何もない状態を経験して、そこからひとつずつ装飾をつけていくと目に見えて変化が分かり、やってきたことが非常に誇りに思えます。魔法使いみたいに、無から価値のあるものを作りだしたみたいな気持ちです。そこはウェブ開発の大きな魅力の一つだと思います。

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▲こちらが実際に制作したページ。最初は何もない、真っ白な状態でした…

社内はグローバル

全研のミッションは、出会いを創出する。そしてストラテジーとしてあげているのがグローバルインバウンドです。これも全研の非常に良いところだと思います。
就活では様々な企業を見てきましたが、多様化をうたいながら採用している会社が多かったです。でも実際のところは外国人の採用は非常に少ない…なんて会社もあるでしょう。

その一方で、全研で驚いたことは入社時の同期の半分ぐらいは外国人でした。私が働いているR&Dも外国人のエンジニアが多く、技術以外にも他文化に関しても学べる場所です。
これから日本の労働不足から外国人採用がさらに増えると考えられるでしょうが、一歩先をとっているのが全研だと感じました。
そんなところからも溢れる、会社のチャレンジャー精神を心から尊敬しています。ここなら、本当に「なんでもできる、なんにでもなれる」と思えます。

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さいごに

自分が入社して、エンジニアとして望まれた仕事ができるかどうか…心配にも思うところがありましたが、自信を持てたのは先輩方のおかげです。
そしてそんな自分に響いた二つの助言がありました。

一つは、先輩のチャンウクリーダーが言ってくださった「全てのことに勉強をみつける」です。
日常のことでも、仕事のどのような作業でも、そこから学べる事をみつけるのが大切です。ただの作業になってしまうと、成長のチャンスを失ってしまいます。単純作業からでも勉強は見つけられますし、無限に効率化することもできます。

二つ目は、菅野主任が指導してくださったことです。自分が過去の失敗に悩まされた時に、わからないことに対して自分にはできないかもと弱気になっていたら「できないことは悪くない、それでもやらないのが悪い」という名言をいただきました。
非常に納得できるお言葉です。物事はやってみないとわからない、そして失敗も学びなんです。

これらを受けて入社からエンジニアとして進んできた私が言えるのは、「やれば誰でもできる、でもやらないのがほとんど」。
人間は誰だってものすごい力を秘めていると思います。
スキルの少ない新卒も、新しいことに挑戦している人も、ちゃんとやり切れば、必ず何でもできる。
問題は、それでもやらないことばかりだということです。これは私にはできたから偉そうにいっているわけではありません。むしろ自分へのアドバイスでもあります。真剣に着実に向け合って、最後までやり続けられるなら、なんでもできる、なんにでもなれる。
もうすぐやってくる二年目の生活でもこのことを忘れず、全力で取り組んでいきます。