初めまして!
沖縄オフィス22卒、searchチームに所属している比嘉毬乃です。
新卒として入社に至るまでと、入社してから4ヶ月経つ私が経験し感じたことを書いていこうと思います。

ITという未知の世界へ

入社前の私は、ゲーム系の専門学校に通っていました。
イラストを描くことが好きで、「ゲーム・CG、アニメーションなどデザイン系や、イラストを描いたり、動かしたりができるゲーム会社に行きたい!」と考えていましたので、就活ではゲームだけにフォーカスしていました。


▲ 専門学校時代描いていたイラストです

そんな私に、専門学校の先生が「就活の幅をひろげるのはどうか」とアドバイスしてくださり、Webサイト系の会社を何社か紹介していただきました。
そのうちの1社が全研本社でした。

当時サイト制作の知識が無かったので、IT系の会社のイメージがわかず、「PCの前でずっと作業しているのかな?」と、わからないことが多かったです。
どんな所かを調べるために、沖縄オフィスの採用サイトを見て、紹介記事にWebコーダーという職種を見つけました。

『WASHITA Works』(全研本社沖縄オフィス採用サイト)
https://zenken-okinawa.com/
※”わした”というのは、沖縄の方言で「私たち」という意味です♪

“コード=プログラマー”というイメージがあり、むずかしそう…と思いましたが、
IT未経験から活躍しておられる方が多く、わからなくても教えていただけるメンター制度があるということを知り、「未経験でも入社ができる、すごい!」と思い、
その記事を見たことをきっかけに、会社説明会に参加しました。

沖縄オフィスではデザインのお仕事はほとんど無い、と言われましたが、
HTMLを使用してサイトを作ることは、形は違えど私がやりたかったモノづくりができると考え、全研の採用選考に挑戦しました。
その後、選考からテストまで突っ走った結果、無事内定をいただくことができました!

第一の壁:報連相

そうして入社した2022年4月。
社会人として頑張るぞ!と、思ったのも束の間でした。
入社後、私が最初にぶつかった壁が「報連相」です。

目の前のお仕事や自分のことで手一杯になり、報告は失敗の連続でした。

私は自分が考えていることや、思っていることを言語化するのが苦手で、
誰かに伝えたいこと、報告したいことなどがあるときは、文章を考えすぎるクセがあります。
そのため、業務の進捗報告をするときも
「何をどう伝えたらいいか、どう言ったら相手の方に伝わるだろうか」と考えすぎてしまい、何度も文章を書いては消すことを繰り返していました。

そうこうしているうちにどんどん時間は過ぎ、やっと報告できたときには
「もうこんな時間!?あとこれだけ業務が残っているのに、時間がない!」と焦る日々。

進捗報告をすることを忘れ、わからないことを周りに相談するということを、「忙しい」を言い訳に全然できていませんでした。

ある時、納期前日に業務が間に合わず、1人ではどうにもできない事態に…。
その時、メンターの比嘉さんが周りの方へ状況を説明して、ヘルプに入っていただける方がいないかお声掛けをしてくださり、
一部の方々が当日急遽残業として、引き受けてくださいました。

皆さんのフォローのおかげで無事納期までに間に合いましたが、
私がきちんと自分の進捗を把握して報告・相談をしていれば、早い段階でリカバリー案を見つけられたはずです。
そうすれば、周りの方々にご迷惑をかけずに済んだかもしれません。

「報告用の文言を考えるのに時間がかかるし、その分業務の時間が削られてしまう。
それは嫌だから、自分でどうにかしたらいいや」と、今まで自分ができていないことを放置した結果でした。

その時にメンターの比嘉さんから「チームで仕事をする意味」を教えていただきました。

報連相の重要性と、周りを頼ることは悪いことではないことをアドバイスいただき、
「報連相」は自分自身も、一緒に働くチームの皆さんも助けるということに気づけました。


▲ 左がメンターの比嘉さんです。報連相について振り返りをしてもらっています

次々と直面する壁

報連相の壁を打開する気づきをいただいてからも、まだまだ目の前にはたくさんの壁が立ちはだかります。

次にぶつかった壁が業務でした。
「仕事を覚える」「業界を理解する」「求められていることに応える」の3つについて、
目指すところは分かったとしても、できていないことばかり…。

それに加え、新卒にはIT用語テストというものがあり、300用語、650語を勉強しました。
業務中は新しいことを学びながら手を動かし、業務後は毎日IT用語の勉強をし…と覚えることが多く、
2つを同時にこなすことが上手くいかず毎日もやもやしていました。

そんな中、比嘉さんが毎日業務後に時間を設けてくださり
目標に対して進捗の振り返りをしたり、「自身が成長するために行なった方が良いこと」のアドバイスをしてくださりました。

しかし、IT用語テストは合格点に達せず、悔いの残る結果に…。
上司の高沢リーダーからは「悔しい思いは業務で返しましょう」と激励をいただきました。

searchチームの業務の一つに、公開予定のサイトの内容が法規的に問題ないか確認する「関連法規チェック」というものがあります。この関連法規チェックという業務は、全研本社のクリエイティブのクオリティを守るためにとても重要で責任が伴う業務です。

法規のジャンルは全部で11ジャンルあり、はじめのうちは「自分がチェックした内容が合っているか」を先輩に確認していただくWチェック制度が設けられています。
しかし、いずれはWチェックを卒業しなければ一人前にはなれません。

そこでIT用語テスト後の次なる私の目標として掲げたのが、
「今年の12月までに全ジャンルの法規Wチェック卒業」でした。
初めて比嘉さんからその目標を提案されたとき、正直「まだ1つも卒業できていない私には無理だ…」と思っていました。

そんな私に、「たしかにこの目標は難易度が高いと思います。でも毬乃さんが頑張るなら、
私もまだ卒業できていない残り8ジャンルを年内に卒業することを目指します!いっしょに頑張りませんか?」と仰ってくださいました。

一緒に目指そう!と仰ってもらえたことが嬉しかったです。
今、卒業のために業務後自習を行い、周りの方々が自習内容をチェックしてくれています。


▲ 法規を一つ卒業するとお花を咲かせることができます!皆で満開に!

壁と向き合い続けて気づいた「本当になりたい自分」

入社時は自分の苦手とする「コミュニケーション力」のある社会人になりたいという目標を掲げていましたが、
4ヵ月経ち、日々壁にぶつかりながらも新しい経験をさせて頂く中で、私には新しい目標ができました。

いまの私の目標は、「自分で課題を解決できる人」になることです。

自分自身の課題を見つけ、成長し続けるために課題を解決することができる人になりたいと考えています。

私の目指す「課題解決ができる人」とは、
・与えられた課題を解決できる
・自分で課題に気づいて解決できる
・まわりに相談できる人
 です。

今はまだ、課題に気づけなかったり、うまく対処できなかったり、
それを周り伝えることができていない時もありますが、全部含めて解決に導ける人になりたいです。

まずは与えられた課題に対して解決できる人を目指すために、
自身の業務を1人でこなし、周りに教えられるくらい業務を覚えることを目指します。

たくさんの壁にぶつかってばかりの私ですが、目標の”自分で課題を解決できる人”になれるようこれからもがんばります!!

以上、沖縄オフィス 22卒の毬乃でした!


▲ 上の紙は報連相シートで、その日の報連相を振り返り、評価していただいています。右上に行くほど良いです
 下のノートは、業務に関するメモ用と、自分自身の振り返り用ノートです。