こんにちは、CMS事業部の佐々木です。
前回のブログでは入社までの経緯や新卒1年目で学んだこと、そして業務について執筆させていただきました。

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『イチから挑戦し続けることで見えた「なりたい自分」~新卒1年目の日常~』

入社1年目は様々な部署の業務を経験させていただき、現在はCMS事業部に所属しています。部署の変更により、環境や仕事へのアプローチが大きく変わったように感じます。

今回は、現在CMS事業部で行っている業務や仕事に対するアプローチについてお伝えしてまいります。

CMS事業部への異動と仕事の向き合い方への変化

私は入社後の仮配属期間から9ヶ月ほど、現在のメディアクリエイション事業部のメディアクリエイト課に所属していました。メディアクリエイト課では動画の制作や自社メディアの記事ライティングを主に行っていました(※詳細は前回のブログをご確認ください)。
その後、新卒1年目が終わる直前の2月にCMS事業部へ異動となりました。

ここで改めてCMS事業部について説明したいと思います。
CMSは街コンや婚活パーティなどの集客サイトの運営と、某団体職員向け研修サイト運営の2つの柱で事業を展開している部署です。
私は主に街コン事業と新たに立ち上げようとしている新規事業開発を行っています。

自分自身、CMSへの異動により、心境や仕事に対する姿勢が変わったと感じています。
1年目に所属していたメディアクリエイト課は人員も多く、先輩メンターの支援を受けながら業務を進めていました。その時は業務を学びながら進めていくスタンスであり、受動的な姿勢でした。そのため、自発的に新しい仕事を模索するよりも、単に仕事をこなすことに集中していたと思います。

しかし、CMSに異動した際、このやり方ではいけないと感じました。
CMSは人数が少なく、自分で考えながら、そして、メンバーとのコミュニケーションを重視しながら業務を遂行する必要があります。部署内を初めて見渡した際、誰もが自ら積極的に業務に取り組んでいる姿を目にし、私も主体的に業務を引き受ける姿勢が必要だと受け止めました。
この時、私は「新人ではなく事業部の一員としての貢献を目指しながら業務に臨もう」と、自分の中の意識が変わったことを覚えています。

姿勢の変化により、現在は一つ一つの業務に責任を持ち、そして部署内のメンバーとコミュニケーションを取りながら業務を行っています。
こうした仕事への向き合い方を変えたことで、仕事へのモチベーションも上がり、楽しみながら仕事を行うことができるようになりました。

1年前は受け身な姿勢でしたが、今では自分が「事業部をリードする存在になりたい」と考えるようになったことも大きな変化だと思います。

新規事業の立ち上げと新たな挑戦

CMSに異動してからしばらく経ったある日、林部長から新しい取り組みに関する興味深い提案を受けました。
それは新規事業としてWebサイトを立ち上げるというもの。

これまで私は企画の立案やデータの収集、ミーティングの調整などを担当してきましたが、この新たな挑戦にはコーディングスキルが必要でした。
コーディングの経験は少しだけありましたが、本格的なWebサイトの構築経験はまだありませんでした。そのため、コーディングスキルを向上させるため積極的に勉強を開始。HTMLやCSSなどの基礎から始めて、サイトの土台となるWordPressやPHPにも深く踏み込みました。

そして本格的な開発がスタートし、学んだことを実践しながらサイトの開発を進めました。時間はかかりましたし、何度も困難に直面しましたが、私は一貫して「諦めずに最後まで成し遂げる」という信念を持ち続けました。

私が諦めなかったのは、自分のスキル向上や事業の成功に直結すると感じたからです。
調査や試行錯誤を重ねながら構築を進めた結果、自分で学び取ることの重要性を改めて実感しました。挑戦しなければスキルは伸びず、新たな知識を得る機会も失われます。
また、この経験を通じて、自分の実力や限界を見極めることができました。成功を目指す際には計画を練り、実践しながら進むことの大切さを強く感じる出来事でした。

現在も引き続き、このサイトの構築は続いています。これまでの取り組みから得た知識や経験を活かし、また、新しいアイデアや改善点を取り入れながら、完成に向けて着実に進めています。

このプロジェクトは単なるサイト構築だけでなく、新たなアプローチやマーケティング戦略の構築など、多岐にわたる学びがあります。
終着点である完成に向けて、私は情熱を持って引き続き、取り組んでいきたいと思います。また利用者に新たな価値を提供し、最高のウェブサイトを創り上げることが今の目標です。

過去の経験がチャンスと成長に

前回のブログでも紹介させていただきましたが、私は、新卒1年目のころ自社メディア”キャククル”の記事を執筆していました。
当時はライティングが未経験ということもあり、教えていただきながら技術を身につけていました。CMSに異動して以降は記事の執筆を行っておらず、もう業務の中で記事を執筆する機会はないのかなと思っていました。

しかし、ライティングスキルが活かされる機会が訪れます。
それは新たに入ってきた原稿作成の案件。内容はインタビューの録画データを聞いて記事化するというもの。
当初、私はこの案件のメンバーではありませんでしたが、過去にライティング経験のある私にこの記事を書いてもらえないかと声がかかりました。

過去に複数のWebサイトを調査して記事を執筆したことはありましたが、音声を聞いて記事化するのは初めての試みであったため、最初は不安でした。不安ながらに原稿作成に着手し、構成を決め、実際に執筆を行いました。その後、書きあがった初稿を提出すると、林部長を含む部内のメンバーから、音声を聞きながらここまで記事化できることが素晴らしいと高い評価をいただきました。

また、この案件はスタートしてからすぐに記事をまとめて提出するという、スピード感も重要な案件でした。
”スケジューリング”は、このプロジェクトの成功にとって非常に重要なカギとなります。なぜなら、初期段階での記事化の正確なフローを確立することが、後の作業の基盤となるからです。

案件のお声がけをいただいた際、記事化のフローが確立されておらず、あいまいな状態でした。しかし、記事化業務に参画させていただいたことで、一部ではありますがプロジェクトの基盤を築けたことも嬉しかったです。

私はこのプロジェクトを通じ、初期段階でのフロー確立の重要性を再認識すると同時に、初めの段階で正確なプロセスを築くことは、後の段階のスムーズな進行やタイムリーな納品に繋がり、プロジェクト全体の成功に不可欠な要素だということを学びました。

また、この経験は挑戦が自己成長やチャンスにつながるということを改めて教えてくれたと思います。
1年前、キャククルで未経験の領域に足を踏み入れることに不安を抱えながらライティングを始めました。何回も記事を執筆する中で悩み、壁にぶつかることもありましたが、それを1つ1つ乗り越えることで今のスキルが身につきました。
この経験があったからこそ、今回チャンスをいただくことに繋がったのではないかと思います。今回も音声から記事化をすることは初めてでしたが、とりあえずやってみることで自分が知らなかったスキルを身につける機会が得られました。

こうした新しいスキルを習得する機会をいただけたこと、そしてその過程で私を支えてくださった環境に、深く感謝しています。

これからも新しいことに果敢に挑戦し、自己成長を続けていきたいと考えています。過去の経験と新たなスキルの習得で、積極的に未知の領域に飛び込んで行きたいです。

■公開された記事はこちらからご覧いただけます
https://www.jcci.or.jp/sme/intellectual-property/chizai/backstage.html
https://www.tokyo-cci.or.jp/seisaku/topics/chizai/backstage/

事業部内唯一のポジションの確立へ

CMSへの異動のお話をいただいたときは、正直不安と期待が入り混じった気持ちでした。
スキルも経験もなく、自分が部内でどんな役割を果たせるのか不安でしたが、あるきっかけが私に自信を持たせることとなりました。

それは、某団体向けのWebサイトのライブ配信業務。急な依頼が入り、初めてライブ配信に参加することとなりました。当初、ライブ配信については趣味程度の勉強はしていましたが、実際の現場経験は一度もありませんでした。

実際、現場に足を踏み入れると、自分の中に蓄積された知識が初めて活かされました。
意外なほど、持っていた知識や理解が役立ち、ライブ配信を円滑に運用できることができたのです。周囲からもその貢献が認められ、今ではライブ配信における重要な存在としての地位を築いています。

思いがけない場面で自分が行ってきたことが意義を持ち、役立ったことには驚きました。
私の経験から言えることは、時には趣味や特定の活動から得たスキルが、仕事上、意外な形で役立つことがあるということです。趣味と仕事の間には、予期せぬつながりが存在する可能性があります。そのため、興味や趣味に費やす時間は無駄ではなく、むしろ将来的に仕事や活動にプラスになると考えることも必要だとこの時、感じました。

私がポジションを確立できたことは大きかったですが、それ以上に自分のこれまでの行動から、自分自身の可能性を広げられたことがとても大きなことだったと思います。

事業部を引っ張る人材に向けて

この一年間で、様々な挑戦や経験を通じて成長する機会に恵まれました。
新たなスキルを身につけることができ、それが事業部内での自分の役割をより確固たるものにしました。ただ、この成長は私にとって始まりに過ぎず、これからも積極的に成長を続けたいと考えています。

現在のスキルセットをさらに充実させるために、新たなスキルや知識を身につける努力を継続すると同時に、新規事業の立ち上げや推進に貢献できるよう努めていきたいと考えています。

そして、既存の事業においても、より主導的な役割を果たしていく覚悟です。
事業部全体をリードし、新しいイニシアチブを立ち上げることで、チーム全体の成長に貢献したいと思っています。

私がここまで成長できたのは、周囲の方々からの指導や助言があったからこそです。
これからも皆さんからの学びに感謝し続け、同時に自分自身も周囲の方々に何かしらの示唆や影響を与えられる存在でありたいと思っています。

お互いが共に成長し合える環境を作り出すことが、私が今、考えている目標です。