こんにちは。
私、バリューイノベーション事業部CSの山野と申します。

今ではこんな風に、先輩社員としてブログを執筆させていただいておりますが、
なんと就活時代の私は働きたくなさすぎて、面接を担当してくださっていた松島取締役に「手に負えないよ」と言われたような人間でした。

そんな「働きたくない」「定時で帰りたい」と発言していた私ですが、
松島取締役から「『新卒』というカードを使えるのは今のうち。」と聞いて、

「大学を出て1~2年しか使えない、『新卒』というカードを捨てるのはもったいない」
「理想の生活を手に入れたいなら、がんばるのは今しかない」と感じ、入社を決めました。

現在はCS(カスタマーサクセス)というチームの中のオフィシャルチームへ配属され、クライアント様が保有する公式サイトのコンサルティングさせていただいております。

そんな大役を拝命した私は、
現在 目の前の業務に日々向き合い、定時でも退社できるようになりました。

– 手に負えないような人間がなぜ定時で帰れるのか?
– 手に負えないほど”変わっている”から定時で帰らされているのか?

気になる方はぜひ最後まで読んでいただければと思います。

深夜ラジオへのメール投稿と筋トレしかしていなかった大学生時代

「将来のこと、全く考えられていない!」
自分の大学4年間を振り返った時の率直な感想です。

深夜ラジオと筋トレに夢中になっていた私は、毎日200通近くのメールをラジオ局に送り、それが終わればトレーニングをする、そんな4年間を過ごしていました。


▲ 大学時代の自分です

ただ、ボディービルダーや放送作家になりたいわけではなかったため
「趣味の時間を確保できる会社員」という目標を掲げて、私は社会人生活をスタートしていきます。

爪痕を残せ!「定時で帰りたい」と宣言する仮配属期間前期

「目標は定時で帰ることです!」
これは5月に配属されたCSの皆さんの前で自己紹介をした時に言った最初の一言です。

なぜこういった発言をしたのかというと
「さっさと定時で帰って趣味の時間を確保したい」という本心と、
「自己紹介では何か印象に残るようなことを言いたい」という思いがあったからです。

そうです、仕事をナメていたのです…。

そんな私は案の定、社会人の初っ端から大苦戦することになります。

まず苦戦したのは、「社会人として結果を出す」ということです。

仮配属されたCSでの業務を簡単に説明すると、
全研が制作したポジショニングメディアのコンテンツ内容やデザインに改善を加えることでクライアント様の成果を最大化するということを行っております。

仮配属後、早速案件を1件任せていただいた当時の私は
「担当案件で成果を生まなければ」という責任感にかなり悩まされ、不安と焦りで夢の中でも仕事のことを考えているほどでした。

そんな不安だらけの私がなんとかこの困難を乗り越えられたのは、上長とメンターの支えがあったからです。


▲ メンターの金原さんとのお写真

「自分ではどうにもできないことを悩んでも仕方ないでしょう」
「そんなに不安なら、不安を忘れるくらい筋トレしたら?」

この言葉のお陰で、あらゆることに不安がってしまう時期を乗り越えられ、
次の日から嘘みたいに爆睡することができました。

なので、これからこの会社に入社される方には「不安や悩みは溜め込まず相談すること」を強くオススメします。

そして肝心の「定時退社」に関しては、結論、仮配属期間中に一度も実現できませんでした。
当時の私は、決めた時間内にタスクを終わらせることが全くできず、当たり前のように定時を超えてしまっていました。
今振り返ると、「新人はみんなそんなものだろう」と勝手に判断し、新人という立場に甘えていた期間だったなと思います。

目標達成しなければ!自らの「定時で帰りたい」宣言を忘れる仮配属期間の終盤戦

「目標達成!だけども何か肝心なことを忘れているような…」
仮配属期間最終日の私の率直な感想です。

不安でいっぱいだった仮配属期間の前半を乗り越えた私は、担当案件に対する業務に慣れ始め
少しずつ仕事のコツを掴んでいくようになりました。

「クライアント様への成果は後からついてくるはずだから、自分ができることはやりきろう!」
という考えのもと、圧倒的な量にこだわりはじめ
「担当案件に対して100個の改善案を行う」
という当時の私にとっては途方もなくレベルの高い目標を立てました。

しかし、元々毎日200通もラジオ局にメール投稿をしていたような人間ですから、
「量をこなす」ということに対しての抵抗は殆どなく、最終日ギリギリではありましたが目標を見事達成することができ、なんと実際にクライアント様に利益をもたらすこともできました。


▲ 上長、メンター、担当ディレクターの皆さんのお陰で、見事目標達成することができました!

ありきたりの表現にはなってしまいますが、この期間に色々とお力添えいただいたCSの皆様、
特に「100個の改善案を行う」という目標達成のために、300個以上もの改善案を丁寧に添削してくださった
上長、メンター、担当ディレクターの皆さんには感謝してもしきれません。

そんな達成感溢れる仮配属期間でしたが、肝心なことを1つ忘れていたのです。

そう、「定時で帰る」ということです。

目標達成に夢中で定時で一度も帰れていなかったどころか、自分で宣言した「定時で帰りたいです」という宣言を完全に失念してしまっていたのです。

それに、あろうことか「定時を過ぎても仕事をしていること」をかっこいいとすら思っているような時期でもありました。

ついに「私、定時で帰れています!」な本配属期間

「必ず定時で帰って下さい」

本配属の部署がCSに決まり、オフィシャルチームに配属された私が配属初日に上長から指示された最初のタスクがこれです。

「定時で帰る…?今まで1回もできていない…」

そう不安に感じたと共に、
「そういえば、定時で帰りたいと言ったのは僕じゃないか!」
と自分自身に驚いたのを今でも覚えています。

そして緊張の中迎えた配属初日、私はなんとしてでも定時で帰るために、次の2つを徹底しました。

– スケジュールにバッファー(空白)を設けること
– 決めた時間内にタスクを絶対に終わらせること

ほぼ気合によって定時退社を達成した本配属初日でしたが、なんと今もなお継続して定時で帰ることができております!

では、なぜ継続して定時内に仕事を終わらせられるようになったのか?
もちろん気合ではありません。むしろ必要ありません。

達成の理由は「徹底したスケジュール管理」「隙間時間の捻出」について指導を受け、意識的に取り組んだからです。

徹底したスケジュール管理とは「スケジュールを立てるだけでなく、イレギュラーにも柔軟に対応できるように予定を組み換えられるようにすること」で、隙間時間の捻出とは「予定時間よりも早くタスクを完了させ、スケジュールに余裕を持たせること」です。

これらのスキルを身につけるために
「それぞれのタスクに対して、自分はどのくらいの時間が必要なのか」
「今自分が優先的に行うべきものは何か」
を意識しながら業務をこなしていった結果、なんとか定時で帰ることができるようになったのです。

ただ、今の私には自分一人で定時内に仕事を終わらせられるようにタイムマネジメントをする能力はなく、上長やメンターにスケジュールを管理していただいて、なんとか時間内に作業を完了させられているという状況です。

また、「成果」という面に関してもまだまだ貢献できておりません。
学生時代のようにただタスクをこなせば良いのではなく、クライアント様の利益に貢献できなければそれは「成果」とは言えないのです。


▲ チームでミーティングをしている様子

「セルフマネジメントをして時間内に仕事を完了させること」
「新商品を提案するなどしてクライアント様の利益に貢献すること」
新卒1年目を終えるまでには、達成できるよう精進して参ります。

このブログを通して就活生の方にお伝えしたいこと

私がこのブログを通して就活生の皆様にお伝えしたいことは
「時間内に成果を出すことこそが現代の社会人に求められるスキルである」
ということです。

当たり前ですがタスクを終わらせて、成果を出さなければ帰れないわけなので、
定時にこだわろうとすると自然に成果にもこだわれるようになれるのです。
「時間が来たから帰りましょう」ということは当然ないのです。

また「必要な残業」というのももちろん存在します。
業務の性質上、イレギュラー対応、緊急対応というものも稀に発生します。
イレギュラーが発生した時は少し残業して対応するということはもちろんあります。

だからこそ、予定していたタスクを時間内に終わらせていつでもイレギュラーに対応できるように
しておく必要があると私は考えます。

最後になりますが、この半年間を振り返ると
「とにかく早く帰って趣味の時間を確保したかった」社会人初期、
「成果を出すことに夢中で定時の存在を忘れてしまった」仮配属期間、
「成果を意識しながらも定時退社にこだわっている」現在、
と様々な時期を経て色々な失敗をしてきました。

まだまだ課題は山積みですが、皆さんと一緒に成果を出して定時で一緒に帰れることを
楽しみにしております。

以上、22卒の山野でした!!