こんにちは!バリューイノベーション事業部(以下VI)営業の柏原です。
前回、ブログを書いてから早くも6ヶ月が経ちました。

インターンから正社員になったタイミングで所属部署が変わり、それに伴う大きな心境の変化がありました。

今回のブログでは私の心境の変化を、学びと共に記したいと思います。

柏原さん_メイン

何にもできない。自分は何がしたいのだろう

まず、私は仮配属でVIの営業に配属になりました。

私がやりたいことではない。何をやっているのだろう

正直にお話すると、これが私の最初の心境でした。

※私のインターン時代と全研との出会いはこちらの記事を参照ください。
アイコン 全研って面白い!インドが繋げた運命の会社

「インドと日本の架け橋になるべく全研に入ったはずなのに……」
最初は、そう思っていました。

そして、「いつか以前の部署に戻れるだろう。そのためにも今は耐えよう」とばかり考えていました。

この腰掛けで仕事をする意識が抜けなかった私は、営業での成果はもちろん、仕事の楽しさを見失いました。

今まで、「楽しい!すごい!」と思っていた時間はどこへ行ってしまったのだろう。
目の前の仕事に集中しきれていないまま働いていては、何事も悪い方にしか進みませんでした。

仕事の目的も目標も分からなくなった私は、誰にも相談せずにその問題を抱えていました。

「これが仕事か〜、60歳まで続くのか〜」なんて思ったこともありましたw
しかし、ここで転機を迎えます。

それは、突然の体調不良です。

仮配属直後、私は高熱を出しました。
ちょうどコロナが流行っており、心配ではありましたが、おかげさまで結果は陰性でした。
多分、全研で1番早くPCR検査を受けたのは私ではないでしょうか。

それはさておき、この高熱騒動の際、部署の皆さんから多くの温かいお言葉をいただきました。

その時、私は気付きました。

自分は何をしているんだ

部署の皆さんがこれ以上ないほど手厚くサポートしてくださっているのに、私は何も貢献できていない。
そう強く感じました。

貢献出来ていないのは、営業数字だけではありません。
本当の私を皆に伝え、真のコミュニケーションが取れていませんでした。

この気付きをきっかけに、「一人でできないことはたくさんあるが、一人でやっていたらいつまで経っても成長しない」と理解しました。

個人ではなく、チームで達成する

最初に私が配属されたのは、VI営業3課でした。
VI営業3課は、営業部で一番お洒落で音楽好きな平松マネージャーが率いるチームです。
内容はヒ・ミ・ツですが、私は初めて弱音を吐きました。

のちに出てきますが、この弱音はできない自分を隠すための弱音(言い訳)に過ぎません。
ここで私が一番伝えたいことは、「成果を出すためにはメンバーと協力するべきだ」ということです。

私は勝手なイメージから、営業は1人でとにかく頑張って数字を追うものだと思っていました。
しかし、チームの支えとチーム間での共有があってこその成長ができるし、成果を出せるのだと気付きました。

全研には、社内に誰かを頼れない雰囲気は一切ありません。
ただ、私が頼らなかっただけでした。

なんでも一人でできるとカッコつけていたのだと思います(笑)
今思うと「バカだな〜もっと早く頼っておけば」と後悔しています。

兎に角、チームでしっかり考え助け合える環境が全研にはあると強く認識しました。

柏原さんお写真1

▲初めて私が受注を取ったときのチーム写真です。

ちなみに私の隣でバンザイをしているのが、平松マネージャーです!
上司とチームみんながここまで私1人の受注に対して喜んでくれる組織なんて、そう滅多にないですよね(笑)

後悔・本当の自分と向き合う強さ

正直にお話すると、私はカッコつけていました。
全てのことが出来るわけがないのにもかかわらず、出来る様に振る舞い、その結果として成果が出ない。
意味のない行動ばかりしていました。

私がこのような振る舞いをしてしまったのは、過去に自分が得意なフィールドにいたことが原因だと思っています。
新しいことに挑戦するって、そう多くありませんよね?
特に仕事は、20歳を過ぎてからの一番大きな挑戦だと今感じています。

新しいことにチャレンジした時、昔の自分と比較したり、未来のことを考えたりします。

今回私は、昔の自分と比較し、今の「出来ない自分」を恥ずかしく思い、出来ないことを隠すことによって補っていました。

しかし!
仕事はそんな甘くありません。

どんなに隠したとしても、必ず出来ない自分は表に出てしまいます。

実際、出来ない自分を隠したことをかなり後悔しました。
もしかしたら、人生で一番後悔したかもしれません。
それは、なんで早く出来ない自分を見せなかったのだろうという後悔です。

出来る自分を演じるより、出来ない自分を見せた方が絶対に成長するからです。

これだけ聞けば非常に単純で誰でもわかる話。
しかし、実際はそう簡単ではありませんでした。

いまだに、良いことばかり共有し、出来ない自分を100%見せられていません。

ただ、確実に自分と向き合えていることだけは断言できます。

今までの人生を振り返っても、自分とここまで向き合ったことはありません。
後悔から自分と向き合う機会が生まれたことは、非常に貴重な経験です。

営業は人生の鏡

見出しにもあるように、営業をする中で人間性と人生について考えました。

私の中での営業とは、「商品を売る」というイメージでした。
しかし、実際は全く違います。

営業は、相手を思って本当にお勧めできるものを共有する。
親にも売れる商品を売る、ということです。

嘘や、偽りはもちろん存在しません。
だって嘘や偽りがあったら、親には絶対売れませんよね。

本当に信頼できる営業マンだからこそ、一緒にやっていきたい。
そこには、強い信頼関係があります。
人生も、嘘をつかず、自分を偽らない、信頼できる人と一緒にいたいはずです。

営業と人間性は全く違うものだと思っていましたが、全研の営業マンの話を聞けば聴くほど熱く楽しく、誰かの人生を変えることが出来る職種だと実感しています。

営業も人生も、突き詰めれば人と人のつながりです。
上っ面ではなく、本当の信頼関係とコミュニケーションが大切になるわけです。

私は営業と人生につながりを持たせ、仕事を通して人として成長したいと思います。

学びが絶えない、絶やさない

待ちに待った、本配属。
私はVI営業に残ることになり、営業3課から4課へと異動しました。
現在は、テレアポだけでなく、商談にも参加しています。

良い意味で学ぶことが多すぎる!
毎日が学びの連続です。
その学びをいかに咀嚼し、アウトプットするかが私の現在の課題です。

学びは、自分から取りに行くものだと思っています。
なぜなら、学びは報連相をした時に起こるものだからです。
一人で仕事をしていても、誰もアドバイスはくれませんよね?
けれど、ある出来事を報連相することで、誰かから必ずフィードバックをもらえる。

これが、学びを絶やさないということです。
新卒なので、何を言っても許されると考えて報連相をするべきだと私は強く思います。

とはいえ、私自身、報連相を100%出来ているとは言えません。
多分10%くらいです。

報連相は誰かのためでなく、実は自分の成長に関係していると学びました。
情報は自分から取りに行く。関係は自分から作りに行く。
非常に大切なことだと思います。

これからも、報連相と学びは第一に意識したいポイントです!!

柏原さんお写真2

これからの自分へ

はっきり言って、仮配属中の6ヶ月間は理想ともかけ離れ、成果も成長も思ったほどではありませんでした。
それは、今回ブログの中でお伝えしたとおり、目の前の仕事に集中せず、出来ない自分を隠していたからです。

私が今、本気で取り組まなくてはいけないことは、嘘をつかない信頼できる人間になること。

人は悪いことやできないことを恥ずかしく隠してしまいます。
そうやって私は20年間以上生きてきた気がします。
もしかしたら、営業としてこの仮配属期間を過ごさなければ、一生気づかなかったかもしれません。

最初の頃は「行動しても無駄かも」とばかり思いましたが、実は全て繋がっていて、最後はなりたい姿につながると今は信じています。

どんなに辛いことも、難しいことも必ず乗り越えるという精神力と一人でできなければ周りの力を借りるという巻き込み力を強化している最中です。

この後の人生は、どの様に変化し、何が待っているか検討もつきません。
しかし、今は明るい未来が遠くに見えます。

それは、後悔し自分と向き合えたから感じることです。
今後も自分を信じ、周りを信じて本当にかっこいい漢を目指します。
本当は、もっと多くの学びや後悔があるのですが。

次にブログを書く頃、私が成長していればさらに面白い記事が書ける事でしょう(笑)

長い文章を最後まで読んでくださり有難う御座いました。

ここで柏原に興味を持ち、話したいという方がおりましたらご連絡ください。
待っています!!

柏原さんお写真3

▲前回に続き今回はトライアスロンに参加。新しい挑戦はまだまだ終わりません。

以上、2020年度新卒の柏原がお送りいたしました。