●新卒1年目の日常_エディ

はじめまして!
16卒、コンテンツマーケティング事業部 営業のエディ アブラヒムと申します。

2016年9月に入社した、入社時期も国籍も少し周りの方々と異なる者です。

就職活動をしていた頃は「自分が将来どうなりたいか、どのような仕事をしたいか」というのがさっぱり分からず、チャンスを与えてもらえて、たくさんの経験ができる環境が欲しいとずっと思っており、全研への入社を希望しました。
今思うと、かなり受け身の姿勢で情けないです。

ビザの関係で、同期の16卒の皆さんよりも5ヶ月遅れて入社したため、4月の新人研修などに参加しておらず、「入社後に自分は同期や上司と親しくなれないのではないか」と、とても不安でした。

入社後すぐに分かることですが、これは全く悩む必要がなかった心配事です。

他の16卒と違うタイミングで入社しても、周りの方はとても温かく、入社初日から、「困ったこと、分からないことがあったらいつでも教える」と仰ってくださいました。

■ 分からないことだらけ。むしろ、分からないことしかなかった

最初は本当に分からないことばかりで、15分に一度のペースで先輩に質問をする始末…

「会社の電話番号の、03で始まる番号と、0120で始まる番号は何が違いますか?」
「会社の営業時間が過ぎてしまったら、もう電話は控えた方がいいですか?」
「先方と話すとき、敬称は〜様がいいですか?〜さんがいいですか?」

このような、調べてみればすぐにわかるような質問ばかりで、考えてみると私はすごい面倒くさい部下だなと思います。

君崎さんとエディ

そのような面倒くさい部下相手でも、チームメンバーは一度も嫌な顔をせず指導してくださり、自分の言語のハンディキャップを一緒に乗り越えようと、サポートをしてくださっています。

例えば、営業の仕事に不可欠な「テレアポ」ですが、自分の言いたいことをなかなか電話で伝えられず、アポを全く取れない時期がありました。

■ 毎日の「15分」特別研修

そこで先輩が「エディの15分研修」というものを作ってくださいました。
自分が練習したいトークや、知りたいことがあったら、研修の時間を使って教えていただいています。

s_エディテレアポ

この15分研修では、今まで間違って覚えていた日本語の使い方や、話していて「ちょっと変だな」と思う日本語の癖を丁寧に直していただけるので、とても大切な15分になっています。

私がなおさなければならない口癖が、「けれども」です。

例えば、
「弊社のマーケティング戦略で、効率よくWebを使ってお客様を獲得できます」と言いたいとき、
「弊社のマーケティング戦略ですけれども、効率よくWebを使ってお客様を獲得できるんですけれども という風に言ってしまいます。

この口癖も、15分研修の際にご指摘いただいて意識し始めたことの一つです。

業界や市場規模によって、集客の課題は異なります。
どんなフレーズがどの業界に刺さるのか、実績をどう伝えれば先方にWow!と思わせられるのか、今までとは異なった視点でニュースの読んだり、日本語の勉強をしており、毎日に新しい発見があります!

この「知りたいことがあったら教えてくれる」「自分が気づかないことを指摘してくれる」時間があることで、自分のトーク力などを更にレベルアップさせたくなります。
研修を繰り返すことで、アポが取れないと悩んでいた私も日に日に力をつけ、ついに初受注をいただくことができました!

■ 初受注の嬉しさ

初めて先輩に同行させていただいたのは、入社してまだ間もない頃でした。
まだ会社の雰囲気だったり、「自分はプロでいなければならない」という感覚に慣れていませんでしたが、お客様を目の前にした瞬間に、「自分は会社の代表としてここにいる」、という意識がとても強くなったのを覚えています。

その時は、これまで学んできた日本のビジネスマナーを思い出すために、脳をフル稼働させました!!!
味わったことがない程に緊張していましたが、自分が用意した資料を見せながら提案をして、「すごい!」と先方がおっしゃったときには、今まで経験したことがない楽しさ、嬉しさを感じました。

実は私の初受注は、ご提案後にすぐに契約になったわけではありません。
チームリーダーに訪問していただいてから2ヶ月後に、先方から改めてお電話をいただき、「最初は断ったけれど、やっぱり話をもう一度聞きたい」ということで改めてご提案をお持ちし、受注になりました。

入社してから3ヶ月間、ずっと売上ゼロだった私ですが、そのときまでやってきたことは間違っていなかったんだと実感しました。

エディ

■ 最後に

将来、何をしたいかが分からないまま全研に入社した私ですが、
今の目標は、「この人に任せたら大丈夫」と思っていただけるようなコンサル営業になることです。

研修や先輩への同行など、チャンスを与えていただける環境ではありますが、それを自分の成長に繋げられるかどうかは自分の努力次第です。

もちろん、今もまだ分からないことが多く、毎日が勉強の日々ですが、周りの方に支えていただきながら、毎日着実に成長していけるよう頑張ります!

以上、16卒のエディでした。