こんにちは!
バリューイノベーション事業部(以下、VI)営業の美谷です。
もうすぐ全研での新卒1年目が終わろうとしています!

「勉強が大変で、新卒2年間は地獄と言われるけどどれくらいしんどいの!?」
「全研社員はどんなモチベーションで働いているのか知りたい!」
と好奇心と不安を感じて全研への入社を迷っている方々に向けて、私の入社経緯と新卒1年目の経験をお伝えします!

「英語教育」に魅せられた大学時代

もともとは理系で理学部志望だった私でしたが、あるとき英語の面白さに惹かれ、大学では英語教育を学びました。

▲ 私の学部は全員が英語で卒論を執筆します!オールイングリッシュなゼミで研究をしていました。

ゼミ長として同期や後輩への指導を任せていただいていました。
ゼミ以外での活動としては塾講師をしたり、教育系NPOや高校でICT(情報通信技術)授業支援をしたり、留学生への日本語チューターやイベント企画をしたり…。
「誰かの成長」に関わることができる「教育」にとても魅力を感じていました。

何よりも「教育」に楽しさを感じていたので、将来は塾講師になるか、院に進んで教授になるか、高校教員になるか、何らかの形で教育に携わりたいと思っていました。

▲ 塾講師のアルバイト中の様子

なんとなく続けていた就活。そこで出会った全研本社

教育が好きだ!と思ってはいたものの、
「どうしてもこれがやりたい!これになりたい!」
という強いビジョンを持てないまま、なんとなーく就活を続けていました。

唯一自分の就活の軸として持っていたのは
【前向きで切磋琢磨できる人たちと一緒に働きたい】
ということでした。

教育業界を中心に会社を探していた中で、
「雰囲気がなんかカッコいいな〜!とりあえず説明会に参加してみよう。」
と思ってHPから直接連絡を取ったことが全研との運命の始まりでした。

なんと初回説明会から取締役が話してくださり、驚きました。
その際の松島取締役の熱意に魅了され、前向きで切磋琢磨できる人しかいない社風に惹かれて入社を決めました。

自分のキャパを壊すために挑戦した
「フロント育成プロジェクト」

入社後、約1ヶ月間の新卒研修を終えて、VI営業に仮配属となりました。
最初はセールスオペレーション(以下、SO)として、営業資料の作成や戦略設計を学びました。

涙を流すほど辛い思いをする同期が数多くいる中、私は同期の中でも資料作成速度が一番早く、大きな挫折もなくサクサクとタスクをこなしていました。

思えば学生時代も苦手なことに無理して挑戦せずに、できることをうまくこなしてきた人生でした。
でもそれは自分のキャパの中で上手くこなしてしまっていただけだったのですが、SO時代も順調だったからこそ、「楽勝だ!」と自分を過信していました。

そんな中、突然告げられた「フロント育成プロジェクト」(以下、フロント研修)
プレゼンテストに合格した新卒には、実際に企業担当者と商談を行うフロント営業の研修を受ける権利を与えられるというプロジェクトでした。

プレゼンが苦手なため正直不安な思いしかありませんでしたが、メンターからの後押しもあり、自分のキャパを壊そう!と挑戦を決めました。

そしてプレゼン当日、私はやらかしました。
ステージに立った瞬間、頭が真っ白になって言葉を失い、我を忘れて台本を席に取りに帰ろうとしてしまう大失態…。
緊張のままなんとかやり切りましたが、自分の弱さを曝け出した最悪のプレゼンでした。

終わった瞬間、練習に付き合っていただいたメンターの元へ行き大号泣。
「ごめんなさい。ダメダメでした…。」と告げて、悔しさから初めて仕事のことで涙を流しました。

そしてその夜、結果発表があり、私はひっくり返るほど驚きました。

結果はなんと【合格】。

正直「なぜ?」という思いでいっぱいでした。
しかし、課題解決型のプレゼンになっていたことを評価していただき、プレゼンのスタンスとしては最悪だったものの、期待値合格を頂けたのでした!

目の前に道が二つあったとき、楽な道を選ぶ。
「美谷=逃げる人」というレッテル

▲ オンライン開催のフロント研修

こうして得られたとても貴重なチャンス…でしたが再び私は事件を起こしました。

「フロント研修を辞退させていただきたいです」

私は突然、自分の成長に寄り添い続けてくださっているメンターや上司を裏切る発言をしました。
同期を押しのけて得たチャンスを自分から手放す決断をしたことは、周囲をざわつかせました。

フロント研修を続けることで、通常業務が疎かになって成果を出せず両立ができていない、IT用語テストの勉強時間が取れない…など言い訳を固めて「逃げる」決断をしました。

結論、私はフロント研修を辞めなかったのですが、それは私以上に諦めずに寄り添い続けてくださったメンターと上司の存在があったからです。

「目の前に道が二つあったとき、美谷さんは挑戦する前に楽な道を選ぶ人です。
道が二つあった時には困難な道を選びなさい。プライドを捨てて、泥臭くやりなさい」

「”美谷拓哉=逃げる人”というレッテルが貼られた。
このレッテルを張り替えるには、1年も2年もかけて、自分の弱さに向き合い続けない限り変えることはできない。
覚悟して臨みなさい」

この時にいただいた鈴木マネージャーからのお言葉です。
楽な道を選ぶ人生を送ってきた自分には、その通りすぎて、私の胸に突き刺さりました。

この言葉が、「苦しくてもやるしかない。変わりたい」と私の原動力になりました。

そしてフロント研修では最後までしっかりやりきり、最終日には合格をいただいて卒業しました!

前を向くワースト1位の大赤字営業マン

さて、ここまでは私の立ち直りエピソードをお伝えしたので、最後は「活躍している私!」と華やかなストーリーで締めたいところです!

▲ 初受注を挙げた時の記念写真!

…でも人生はそんなに甘くありません!(笑)

いま、私は【売上げワースト1位の大赤字営業マン】です。

毎日準備もしているし、真面目に仕事に取り組んでいます。
それでも成果を残せず、売上ゼロのまま月末を迎えるのが悔しくて、ネガティブな感情ももちろんたくさんあります。

それでも私は諦めません!
成果が出なくても、前を向いて走り続けています!

▲ 新人メンバーばかりの小坂マネージャーチームです☆

私の上司である小坂マネージャーは、「新卒だから」と一切妥協することも、甘やかすこともなく、一人の営業マンとして、毎日厳しくご指導をしてくださいます。

営業部門を統括する松島次長や選考からお世話になっている取締役も含めて、私が「大赤字社員」であるにもかかわらず、できない私を責める人は誰もいません。

私がどうすれば1ヶ月後、1年後に活躍することができるのか、
それを一緒になって全力で悩んでくださる方しか、全研にはいません。
これほど素敵な環境は全研にしかないと思います。

「こんなに素敵な方々に恩返しをしたい」という想いで毎日走り続けることができています。

ここで、今後の私の目標を宣言します。

① 「全研の商材に共感して一緒に走ってくれるパートナー企業」に出会うこと
→<5月までに5社、7月までに10社>

② 「失敗しても前を向き続ける仲間」を増やす役職者になること
→<2022年12月の全創会でリーダーに>

私は8ヶ月間新規営業を経験し、今年の3月からはパートナーセールスチームで「新たな仲間を探す旅」をしています!
(詳細は楢原さんのブログ参照:何度でも笑顔で立ち上がれー!!新卒奮闘記!~新卒1年目の日常~
日々新しい出会いがあり、仲間を増やしていく感覚で毎日がワクワクの連続です。

私たちのチームでは、パートナー企業に動いて頂かないとアポに繋がらないので、パートナー企業のメンバーをモチベートする力がとても重要になります。
なので5月までに5社、7月までに10社の一緒に走ってくれるパートナー企業に出会い、モチベートしながら、私自身も一緒に成長し、人にやる気を出させるスキルを身につけていきます。

そして、2022年12月の全創会で私は役職者になりたいです。
私には、取締役や松島次長のようなカリスマ性や、言葉で人を魅了できる力はありません。
ただ、長らく成果が出ずに苦しみ、それでも前を向いて走り続けた経験があります。

小坂マネージャーや次長が私に与えてくださったように、どれだけ成果が出なくても、安心して努力し続けられる居場所を与えられる役職者になります。

そして、私がそうなれたように、上手くいかなくても腐らずに前を向き続けられる仲間を増やします。
自分のチームを持って、自分の部下やその部下に前向きさを派生していくことが私の夢です。

ここで宣言した目標を有言実行できるように、「人生最後の下っ端」、「成長に向けて突っ走る2年間」をやり抜いて、活躍できる未来に向けて前を向き続けます!

私の次のブログでは、大赤字社員からの逆転劇を書く予定なので楽しみにお待ちください!

以上、21卒VI営業の美谷でした。
最後までご精読いただきありがとうございました!