こんにちは。沖縄オフィスの中村晃子です。

今回のブログでは、沖縄オフィスで開催されている勉強会『オキナワセッション』についてご紹介いたします。

『オキナワセッション』とは
どんな勉強会?

オキナワセッション』とは、ビジネス視点を養うことを目的に開催されている勉強会です。

2020年11月、お互いのチーム(分析業務・search業務など)について理解を深めたり、同じ目標に向かって取り組む仲間の考えや行動を知る場として企画が発足。

その後、沖縄オフィス発信の新しい事業提案もどんどんできるようになっていけたら、とさまざまなテーマで定期的に勉強会が行なわれています。

毎回いくつかのグループに分かれ、2~3週間かけて市場調査や準備をして本番に臨んでいます。
ランチ時間に集まって意見交換をしたり、普段業務では直接やりとりしないメンバーと交流できるのも魅力です♪

これまでに開催された『オキナワセッション』のテーマは、こんな感じ。

アイコン 第1回「You!うちのチームに来ちゃいなyo」(2020年11月)

自分の業務がどのように組織貢献に繋がるか、業務内容や仕事への志について、仲間を魅了するプレゼンを一人ひとりが発表!

普段、業務で深く関わることが少ない仲間の働く姿勢や気持ちを知り、自分の業務にどのように活かせるかを学びました。

ビジネス視点を養いながら、自分の業務に対する自信も増えた会でした。

アイコン 第2回「BtoC業界で安定して収益をあげるには?“ストック型ビジネス”について考えてみよう‼」(2021年1月)

1度契約すれば継続してお金が入ってくるビジネスモデル(ストック型ビジネス)を調査。

ビジネスモデルの収益やコストについて深堀をすることで、テレビや雑誌、交通機関など様々な媒体を見た時、どのように収益や顧客を獲得しているのか思考する力を伸ばす目的で開催しました。

ビジネスの形態を知ることで、お金の動きを意識するきっかけにも繋がっています。

そして、今回2021年3月に行なわれたのが第3回目!

テーマは「世の中の困りごとをビジネスチャンスに変えよう!」です。

世の中の困りごとを見つけ、解決方法を考案、ビジネスチャンスを見つけようという企画。
6つのグループに分かれ、それぞれプレゼンを行ないました。

なんと今回は神戸シニアマネージャーの審査により、NO.1プレゼンの発表も……!!
企画を推進してくださったメンバーや、グループでの活動の模様をお伝えしていきます。

第3回オキナワセッション企画立案・進行役の嘉数さんを直撃!!

画像①:(左から)新垣さん、嘉数さん、清太朗さん

▲(左から)新垣さん、嘉数さん、清太朗さん

オキナワセッションは、毎回異なる進行役2~3名が、ビジネス視点を養う為にどんな課題に取り組むべきか約1ヶ月かけて企画立案しています。

3回目は、新垣さん、嘉数さん、清太朗さんが進行役を務めました。
今回は代表して嘉数さんにお話を伺いました。

画像②:嘉数さん

――イチから企画を考えるのは大変だったのではないでしょうか?
今回はどのように考えていったのですか?

もともと、今後沖縄オフィス発信で新しい商品をつくったり、事業を提案できるようになりたいと考えていて、それを元に企画を考えていきました。

コロナで社会が大きく変化し、今までにはなかった不安や不満、困りごとが生まれているタイミングでもあったので、そこに目を向けてビジネスチャンスに繋げられる視点を養えればなと。

課題解決能力も高まるので、普段の業務にも活かせると思いました。

進行役3人で意見が食い違うことがあったり迷走したりもしましたが、とにかく「何のためにどんな企画をしたいのか」「この会を通して参加者に何をどう感じてほしいのか」をとことんすり合わせましたね。

目指すべきゴール・目標が決まってからは、「やること」と「やらないこと」がハッキリしたので、迷うことがなかったです。

――企画を考える上でとくに苦戦した部分はどこですか?

最初のゴール設定ですかね。

最初は「やりたいこと」がハッキリ見えておらず、「上司が納得してくれる正解はどれだろう?」という考えで動いていたので、迷子になってばかりでした。

ミーティングでやり取りを重ねていく中で、「私たちはこれがやりたいんです!」「実行する上での懸念点を解消にはどうすればいいか」という考えになり、そこからはスムーズに企画が進んでいきました。

――『オキナワセッション』の進行役として何か学びはありましたか?

進行する上でも、会に参加する上でも、一緒に働く仲間が何を考えていて、どういう状態にあるのか知ることが大切だと学びました。

例えば進行役同士でも、「何を考えているのか」をすり合わせる機会を増やせば増やすほど、どういう状態にあるのか知っていることで、「役割分担して各々にまかせっきり」ではなく、「会を成功させるため」の臨機応変な動きができました。

参加者同士でも同じことが言えると思います。すり合わせは本当に大切です!

――今後もオキナワセッション続いていく予定ですが、どんな展開を期待していきますか?

楽しみながら、沖縄発の誰も見たことが無いようなワクワクする商品を生み出したいです!

嘉数さん、『オキナワセッション』の裏話を教えてくださりありがとうございました。

進行役のみなさんが時間をかけて作り上げたテーマ、実際にどんな会につながったのか気になりますね。

当日の様子…のその前に。
グループワークで評判だった安座間さんにもお話を伺いました

2月入社、今回のオキナワセッションが初参加の安座間さん。

セッション後のピックアップメンバーとして「状況を好転させる!ひらめき賞」にも輝き、同じチームのメンバーからも『行動力が素敵だった』との声が多く上がっていました。

どんな気持ちで企画に参加していたのか、インタビューいたしました!

画像③:安座間さんインタビュー画像

――今回が初参加だと思いますがいかがでしたか?不安はありませんでしたか?

どんな勉強会になるのか先が見えていなかったのですが、私のグループは最初から勢いがあったのでそれに便乗して臆せず参加することができました。

別の会社にいた時は、張り切るとコケてしまうことがあったのですが、全研だと皆さんがフォローをしてくださるので、あまり怖がらずに楽しむことができたのだと思います。

――初参加だと大変なこともあったと思いますが、グループワークに参加してみていかがでしたか?

同じグループの人たちも積極的に企画に参加していたので、その波に乗っかりました。
推進力が凄すぎて、すぐに役割分担も決まり、やることが明確だったので進めやすかったです。

意見の収集や資料を作成していく途中、思っていなかった作業がでてくることもありました。
そんな中でも、サポートに手を挙げてくれるメンバーがいて、みんながそれぞれの得意・不得意を把握していたので、うまく連携しながら動けました。

10名と大人数グループだったのでみんなで話し合う時間をとるのは難しかったのですが、チャットワークを利用したりして、時差がありながらもみんな動いていた印象です。
また出ていたアイデアが面白かったので、楽しみながら学べました。

反省点があるとすれば、全体のスケジュールや誰が何を担保して責任をもって完遂させるのか、決められないくらいスピーディーに話しが進んでいき、スケジュール管理が曖昧になってしまったことですかね。

次はスケジュールの課題もスムーズにクリアしながら、本番に臨みたいです。

――安座間さんは「キャンセルを利用した新規サービス」のテーマで発表されていましたよね。
発表はいかがでしたか?

自分が思い切り楽しんで話すことを大事にしながら発表しました。
前に出て発表するということは、みなさんの時間をいただくことになるので緊張もありましたが、自分が楽しそうに話していれば、雰囲気でいろいろカバーできるかなと(笑)

何よりしっかり調べてきたので「このサービスってこんなに面白いんだよ」を伝えたい気持ちが強く、楽しんで発表できました。

――発表者に名乗りをあげたきっかけなどありますか?

全研に入社した時から、やる気は満々だったので!
ただ、何か動けたらいいなと思いつつ、具体的にどう動くかは決められておらず、そんなタイミングでちょうど『オキナワセッション』が開催されました。

このチャンスに全乗っかりしたいと思い、立候補しましたね。
今後もさまざまなことにチャレンジしながら、技術や対応力を高め、稼ぎ頭になりたいと思っています!

向上心があり、経験に臆せず楽しみながら行動している安座間さん、素敵ですね!
そんな活躍をそばで見ていた同グループのメンバーからもコメントが届いています。

宮内さん

宮内さん安座間さんは物怖じをせずご自分の意見を述べられていたので素敵でしたね。
ほかのオキナワセッションの経験者と遜色ないアイデアや提案をされていたので、ちゃんと準備をしてきたんだなという印象でした。

様々な意見があった中で、安座間さんが中心となって意見を出してくださったおかげでテンポよくブラッシュアップでき、本番までに発表をまとまめられたと思います。

積極性は、ぜひこれからも伸ばして欲しいですね。
自発的でありながら、周りの人たちのことも活かせるような積極性だったのでこのまま突き進んでいただきたいです!!

上原さん

上原さん他の人の意見も支持しつつ、さらに自分の意見も加えることができ、場を良い方向に導くことができる積極性で好印象でした!!

発表の際、質疑応答で困ったらメンバーがフォローするよと呼びかけがあった中、終わってみるとそんなフォローは全く必要なく、臆さず自分のポテンシャルを発揮して対応されていたので素敵でした。

オキナワセッションは業務のスキルに関係なく話し合いが行えるテーマで開催されているため、安座間さんのように入社から間もない方の活躍が目立つことも♪
業務でうまく力を発揮できていない方も、自分をアピールする機会になっています。

オキナワセッションを通して、今後どんどん埋もれていた才能が開花していくかもしれません!

各チームが準備を重ねて挑んだ本番!
沖縄オフィスの勉強会『オキナワセッション』で、
NO.1に選ばれたのは??

それでは第3回オキナワセッション当日の様子を見ていきましょう。

2~3週間の準備期間を経て、6グループが世の中の困りごとを解決するビジネスモデルを発表していきました。

▼ 6チームの発表テーマはこちら

画像⑥:グループ①~⑥のPPT画像

グループ1:「人生最大の親孝行」(冠婚葬祭・墓掃除の業界)

グループ2:「沖縄ワーケーションサーチ」(観光業界・飲食業界・レンタルスペース業界)

グループ3:「キャンセルを利用した新規サービス」(飲食業界(食)関係・宿泊業界、観光業界)

グループ4:「モチベーションを維持して継続率をup!」(習い事業界)

グループ5:「捨てられない思い出の断捨離」(リサイクル・リメイク・不用品回収業界)

グループ6:「規格外野菜サブスク事業~おきなわ野菜コンシェルジュ~」(農家・工場・消費者への仲介)

チーム間での打ち合わせはありませんでしたが、被りなくさまざまなテーマが集結。
期待値があまり高くなかった神戸シニアマネージャーも、予想外に面白い企画が多く、審査に迷っておられました。

そんな中、No.1に輝いたのは…

(ドゥルルルル~……ジャーン!)

グループ1、「人生最大の親孝行」(冠婚葬祭・墓掃除の業界)の発表です!

画像⑦:上間さんプレゼン画像

冠婚葬祭(墓掃除の業界)!!
沖縄ならではの、困りごとに注目したグループがNO.1に選ばれました。

・ お墓のお掃除代行
・ 仏花、水、線香のお供え代行
・ オードブルの手配

沖縄のお墓参りの風習やしきたりに注目し、ビジネスチャンスに!
基本的に檀家制度がなく、親族がお墓を管理するスタイルの沖縄。
他の地域よりもお墓が大きく、毎年墓掃除に苦労している沖縄県民は納得のNo.1でした。

身近な困りごとから発想を広げていく視点、勉強になります!
他グループの発表を聞くのも、新たな視野を広げていくキッカケになりますね。
みなさん、発表お疲れ様でした!

まとめ

今回はビジネス視点を養う目的で行なわれている、「オキナワセッション」の第3回をレポートさせていただきました。
自身、多くの人を幸せにできるビジネスチャンスがこんなにもあるのだと視野が広がり、今回も学びの多い勉強会になりました。

今後沖縄オフィスではこの活動を通してさらなるスキルアップを図り、価値向上を目指しています。
実際に参加したメンバーからは「業務の幅が広がった」「未経験からでも活躍できる」「色んなことが学べて視点が広がる」という声も。
楽しみながら、能動的に仕事に取り組むキッカケにしています。

次回のテーマは何になるのでしょう……?今から楽しみですね。
以上、沖縄オフィスの中村晃子でした♪

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