●関沼

全研ブログをご覧の皆様、はじめまして。
2017年4月から全研本社に入社いたしました、関沼加奈子と申します。

本日はこの場をお借りして、私の大学時代のこと、全研を知ったきっかけや入社したいと思った理由、これからの意気込みなどについて書かせていただきたいと思います。

「興味のおもむくままに」過ごした大学時代

まず、大学時代に行なっていたことについてお話させていただきます。
私のいたメディア社会学科では、メディア社会学や社会調査、メディアの内容分析など、広くメディア学や社会学に関する講義が扱われていました。その中で個人の研究としては、ジェンダー(その内、男女の固定概念や同性愛表現など)と絡めて新聞やTVCM、TVドラマの内容分析を行なっていました。

また、他学部と合同でのゼミナールの中で、企業のCSR(社会的責任)についても学び、実際に協力企業の工場へ訪問したりインタビューを行なったりしながら、CSR報告書の作成もしていました。

ゼミナール
▲ゼミナール

サークルや学生団体での活動としては、映像制作団体で大学のオープンキャンパスにて生放送番組を放映したり、漫画研究会で部誌を発行したり、ハーブ育成団体でハーブを育てたりしていました。

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▲生放送のスタジオ

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▲育てていたローズマリー

元々高校生の頃から、大学には知的好奇心を満たすために行こうと思って進学していたので、在学中も特に就職と結び付けて考えることもなく、興味の出るまま、気の向くままに過ごしていました。
就職活動を意識し始めた時点でも、大学の講義やゼミでの研究などを通してメディアや広報、発信することに携わることにぼんやりと興味が出てきていたものの、これといって就きたい職もないという状態でした。

全研本社との出会い

そんな私が全研本社に出会ったのは、9月のことです。
実はそれまでは公務員試験を受けていて、民間企業での就職活動に切り替えたのが9月でした。そして初めて行った合同説明会で、一際印象に残ったのが全研でした。そのときは業務内容をきちんと理解できていた訳ではなかったのですが、幅広いメディアに触れられて楽しそうだと感じていました。

その後会社での説明会に参加させていただいたのですが、その帰り道には全研が第一志望になっていました。
説明会でお話を伺ったり、選考が進む中で、私が全研に魅力を感じた点の内いくつかを挙げさせていただきます。

社員がキラキラしていた

説明会前に拝見していたこの全研ブログや、説明会でのお話や動画から、先輩社員の皆様が全力でいきいきと働いていらっしゃるのが伝わってきて、とてもキラキラして見えました。書いてしまうととても幼稚な響きなのですが、私もキラキラしたい!と、これまで基本的に一歩引いて省エネで生きてきた私は、全力で生きることに憧れてしまったのです。おそらく、働くことに対するイメージを変えて貰えたのだと思います。

社風

“嘘をつかない”という社風がとても好きです。それまでビジネスでは、必要があれば見えないところで汚いこともやらないといけないのだろうとどこかで思っていました。でも、全研はミスをしたらごまかさずに正直に先方に謝るとお聞きして、とても誠実な会社だと感じました。私は自分の性格上、無理に嘘を吐かされたりしたら会社のことを信用できなくなって、嫌いになると思います。また、説明会でも包み隠さず開けっ広げにお話して下さっている印象を受けて、何か隠されている・話をすり替えられているといったことを一度も感じませんでした。だから、全研なら信頼できて、安心して働けるのではないかと考えました。

成長に適した環境

仕事を通して成長するには最高の環境だと思いました。私はボーダー採用で何の知識もスキルもないので、「お仕事キツいよ、特にはじめの1、2年は遊ぶ暇も寝る暇も惜しんで勉強しないといけないよ」と予め言っていただいていました。そうしなければ肩を並べて働けないくらいの方々と一緒に働けるのなら、それはとても素敵なことだと思いました。また、私は自分にできないことができる人を尊敬しています。先輩も同期も含めて全員自分より優れているということは、全員尊敬できるということで、ロールモデルだらけだと言えます。なので、学んでいくには素晴らしい環境で、この環境の中で成長したいと思いました。

実際に感じた魅力は他にもいくつもあるのですが、建前抜きでお話すると、主にこういった点から私は全研に惹かれました。

インターンで感じた”安心して失敗できる環境”

それから、選考の中で、WEBソリューション事業部にてインターンをさせていただきました。
そこで一番に感じたのは、働いている先輩方の人の良さでした。

日々の日報全てにコメントを返して下さったり、業務中でお忙しそうなところに何度ご質問をしても嫌な顔一つせずに丁寧に教えて下さったり、定期的に面談を行なって下さったり…
選考中の一学生に対して、どこまでも真摯に向き合って下さいました。

また、間違えた捉え方をしていた際には、立場や担当も関係なくご指摘をいただけて、変な意味ではないのですが、安心して間違えられる環境であると感じました。
何かをやろうとして間違った方向に行きそうになっても、きっと誰かが必ず見ていてくださり、正しい方向に軌道修正していただける。
実際に入社してからも、きっと安心して進んでいけるのだろうと感じました。

前述したように、私は絶対にこれをやりたい!という明確なやりたいことや目標は持っていませんでした。
それを探すためのアドバイスは多々いただいていたのですが、未だに見つけられてはいません。
しかしそれでも、この人たちと働きたいと、この人たちを追いかけたいと強く思いました。全研や全研の先輩方は、そう思わせてくれる存在でした。

見ようとすること、知ろうとすること

現在私は、PRマーケティング事業部に仮配属していただいて、制作の業務に携わらせていただいています。
バナー広告のデザインや、HTMLやCSSを使ってのサイトの模写、公開するサイトのチェックなどに触れさせていただいて、初めてやることや知らないことが日々たくさんあります。
一つを知って、もっと知りたいと思って調べたり本を読んだりしているうちに、毎日目にしていた広告やサイトの見方や捉え方が変わっていくことを感じています。
そうして見えていなかったものを見ようとすることで、自分の視野や世界が少しずつ広がっていくのはとても面白いです。

こんな私でも、インターンや仮配属先での研修を経て、やれることが着実に増えていることが嬉しいです。
しかし、他の知識やスキルを持って入社した同期とはまだ差があると思います。それでも、その差をそのままにしておくつもりはありません。

将来何がやりたいのかもわからないからこそ、これからはやったことのないこともできないことも何でもやってみたいと考えています。
これまでずっと省エネで生きてきましたが、そんな自分から、全力で生きる自分に変わっていきたいです。
その中で、いずれは自分の武器にできそうな得意分野を作って、こんな風に思わせてくれた全研に貢献していきたいと思っています。